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田舎の実家のお墓をどうする?お墓を移動した体験談|お墓を移動、墓じまいは良くない?

田舎の実家のお墓をどうする?お墓を移動した体験談|お墓を移動、墓じまいは良くない?

・実家に残されたお墓はどうする?
・お墓の移動、墓じまいは良くない?
・実家のお墓問題を解消した体験談は?

 
田舎にある実家のお墓をどうするか…、放置されたままになっている実家のお墓問題に悩む人は少なくありませんよね。

 
遠方に実家のお墓があり墓主になると、お墓の定期的な掃除や維持管理、菩提寺とのお付き合いなど、経済的・精神的・体力的な負担がのしかかります。

 
本記事を読むことで、実家に残されたお墓をどうするか?墓じまいやお墓の移動をしても良いか?の選択肢や、お母さんが亡くなり、墓主不在になった実家のお墓問題を解消した体験談が分かります。

 

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実家のお墓、移すのは良くない?

実家のお墓、移すのは良くない?

◇お墓を移すことを「改葬」と言います

 
お墓を移すことは法的にも認められており、行政手続き上ではお墓を引っ越し「改葬(かいそう)」と呼ばれているように、悪いことではありません。

 
「お墓を移すと良くない」と心配する声が多いのは、お墓は「故人にとって終の棲家」「故人が帰ってくる故郷」と言う、日本人に古くからある民間信仰によるものです。

 
また仏教では、ご遺骨を埋葬することで故人の魂は成仏するとされるため、改葬にあたり、一度埋葬された遺骨を取り出す過程に、罪悪感を覚える人もいます。

 
けれども無縁墓として放置され、誰にも見向きもされない方が失礼とも言えるでしょう。
そのため2024年現在では、田舎にある実家のお墓を移す「改葬」件数が急増しています。

 

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①実家のお墓を移動する人は増えている?

◇2022年度の改葬件数は、全国で15万1076件でした

 
厚生労働省による「衛星行政報告例」データによると、2022年度に墓石を撤去する墓じまいや改葬が行われた件数は15万1076件、前年度と比べると3万2101件増えています。

 
一方で無縁墓と化して墓主不在のまま放置され、行政による撤去作業が行われたお墓は、全国で3414件にも上りました。
また経済的な理由から、手入れもされないまま放置された無縁墓は数多くあります。

 
実家のお墓を改葬・墓じまいする理由には、お墓が遠方にある、継承者がいない、お墓の維持管理費がかかる、などがありました。

 
そのなかでも改葬が急増した都道府県は、北海道府・東京都、そして大阪府です。
大阪府の2022年度の改葬件数は7934件でした。

 

 

 

②お墓は勝手に移動できる?

◇実家のお墓でも、移すには許可が必要です

 
お墓を移すことに問題はありませんが、例えお墓の名義人である墓主であっても、人の遺骨を扱うため、お墓や遺骨を行政の許可なく、勝手に移動することは違法です。

 
これは昭和23年に制定された「墓地、埋葬に関する法律(墓埋法)」により定められたもので、墓主はお墓がある役所で発行された「改葬許可証」を提出しなければなりません。

 
改葬許可申請の提出がない場合、石材業者も霊園や墓地管理者も、依頼を受け付けてはくれないでしょう。

 

 

③実家のお墓を移す時期は?

◇お墓を移す時期に決まり事はありません

 
実家のお墓を移す際、墓じまいや改葬をする時期は、いつでも可能です。
ただ一般的には供養や法要に日数的に充分な余裕を持たせるため、下記の日程が多い傾向にあります。

 

・春のお彼岸~梅雨入りまで
・秋のお彼岸~年末まで
・お正月明け~春のお彼岸まで

 
ただし墓主である両親が亡くなり、墓主が不在になった実家のお墓に関しては、まずお墓の継承手続きが必要です。

 
お墓の名義人変更の行政手続きを行って、初めて墓主となり、墓主のみが墓じまいや改葬の決定権を持つためです。

 
ただし墓主が独断で実家のお墓の墓じまいや改葬を進めてしまうと、親族間トラブルリスクも高くなるため、まず家族や親族への相談は不可欠になるでしょう。

 

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

実家のお墓から遺骨を取り出すのは?

実家のお墓から遺骨を取り出すのは?

◇墓じまいや改葬では、お墓から遺骨を取り出します

 
実家のお墓を墓じまい・改葬するにあたり、その過程で必ず遺骨は取り出され、新しい納骨先に納骨されなければなりません。

 
「遺骨を取り出すのは良くない」とされるのは、お墓の移動と同様に、古くから日本においてお墓が魂の帰る場所、魂が眠る終の棲家とされるためでしょう。

 
また仏教では遺骨を埋葬することで成仏するとも言われ、成仏した遺骨を掘り出すとして、安らかに眠る故人の魂を揺り起こしてしまうとされるためです。

 
けれども現代では実家のお墓を墓じまい・改葬する件数は多く、遺骨の取り出し・納骨するにあたり、丁寧な供養が行われます。

 

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①取り出した遺骨はどうする?

◇取り出した遺骨は新しい納骨先に納骨されます

 
取り出した遺骨は、刑法190条により勝手な場所に埋葬することはできません
新しい納骨先に納骨され、お墓がなくとも永代に渡って供養していただきます。
お墓のいらない新しい納骨先は、主に樹木葬などの自然葬や永代供養があるでしょう。

 

<新しい納骨先>
①自然葬 ・樹木葬
・散骨(海洋散骨など)
②永代供養 ・永代供養墓(合祀墓)
・納骨堂
・集合墓

 
などがありますが、取り出した遺骨の新しい納骨先を選ぶにあたり、遺骨が個別に残るかどうかは、後々後悔しない改葬の重要なポイントです。

 
多くの自然葬や永代供養墓(合祀墓)は、一度納骨・埋葬すると、再び個別に取り出すことができないため、個別に遺骨を残したい場合は多少費用はかかりますが、納骨堂や集合墓をえらびます。

 

 

 

②遺骨はいつまで自宅に置ける?

◇遺骨を自宅に置くことに期限はありません

 
焼骨した遺骨を自宅で安置することに法的な決まり事はないため、実はいつまでも遺骨を自宅で保管できます

 
近年ではパウダー状に粉骨してコンパクトに納めた遺骨を、自宅安置し、日々家族が供養する「手元供養」も、手厚い供養や安い価格での遺骨供養が実現するため、増加傾向にあります。

 
ただ仏教では「遺骨を土中に埋葬して初めて、故人の魂は成仏する」との考え方もあるため、家族や親族のなかには手元供養に抵抗感を持つ人もいるでしょう。

 

 

③納骨にはお金がかかる?

◇納骨先によって費用幅は広いです

 
実家のお墓を墓じまい・改葬するにあたり、最も費用がかかる項目が新しい納骨先です。
最初から他の遺骨と一緒に合祀埋葬される永代供養墓(合祀墓)などは、約3万円~10万円ほどで済むプランも多いでしょう。

 
けれども一定期間は個別に遺骨を残す永代供養である納骨堂などは、個別安置期間と個別スペースの広さ、施設の状態によって、費用幅は各段に違います。

 

<納骨先の一例>
[納骨先] [費用]
①永代供養墓
(合祀墓)
・約3万円~10万円
②納骨堂 ・約3万円~150万円
(年間管理料の可能性)
③樹木葬 ・約3万円~150万円
(年間管理料の可能性)
④海洋散骨 ・約3万円~60万円
⑤一般墓
(永代供養付き)
・約100万円~350万円
(年間管理料の可能性)

 
納骨堂は施設の立地や遺骨安置のシステム、個別安置期間により費用幅は大きいです。
また樹木葬も、合祀埋葬型は永代供養墓(合祀墓)同様に安い傾向ですが、なかには個別安置期間を設けた樹木葬もあります。

 
海洋散骨の費用幅が広いのは、業務委託では約3万円~5万円ほどの他、他の家族と船をチャーターする合同散骨、船を貸し切りで散骨する個別散骨があるためです。
新しい納骨先について、詳しくは下記コラムをご参照ください。

 

 

 

 

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

実家のお墓を移す手順は?

実家のお墓を移す手順は?

◇まずお墓の内部調査を行い、遺骨の数を数えます

 
先祖代々墓・家墓が多い実家のお墓は、お墓内に納骨された遺骨の数が、約6柱~12柱など複数あることが多いです。

 
取り出した遺骨の新しい納骨先となる永代供養は、1柱ごとの料金システムが多いため、お墓に埋葬された遺骨の数によって、かかる費用も大幅に変わるでしょう。

 

<実家のお墓を移す大まかな手順>
①新しい納骨先を決める
②役所で改葬許可申請を行う
③遺骨を取り出す
④墓石を撤去する
⑤墓地を更地にする
⑥墓地を返還する
⑦新しい納骨先に遺骨を納骨

 
そのためまず、新しく検討している霊園や墓地管理者、石材業者などに相談をして内部調査をしてもらい、お墓内部の状態を確認してもらうことから始めると、その後の計画が明瞭になります。

 
墓じまい・改葬について、詳しい手順や流れは、下記コラムをご参照ください。

 

 

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①実家のお墓を移す手続きは?

◇お墓がある役所に「改葬許可申請」を行います

 
実家のお墓を移す手続きは、お墓が建つ地域の役所で行う「改葬許可申請」です。
改葬許可申請は、今の墓地から「埋葬証明書」を受け取り、新しい納骨先から「受入許可証」を受け取らなければなりません。

 

<実家のお墓を移す行政手続き>
[納骨先] [費用]
①埋葬証明書を受け取る ・遺骨がある墓地管理者
②受け入れ証明書を受け取る
・新しい納骨先の管理者
③改葬許可申請を行う
※遺骨の柱数だけ手続き
・遺骨がある地域の役所
④改葬許可証を受け取る ・遺骨がある地域の役所
⑤改葬許可証を提出する ・改葬する墓地管理者
・納骨する墓地管理者
・依頼する石材業者

 
埋葬証明書や受け入れ証明書は、一般的にそれぞれの墓地管理者から発行してもらいますが、自治体によっては、役所が発行する「改葬許可申請書」に、墓地管理者の署名・捺印を必要とする形式もあります

 
また基本的に改葬許可申請書は、移動する遺骨の柱数だけ申請が必要です。
最初に役所に電話をして、必要書類などを確認すると良いでしょう。
改葬許可申請の行政手続きについては、下記コラムでも詳しく解説しています。

 

 

②実家のお墓を移す費用目安は?

◇実家のお墓を移す費用目安は、約100万円~250万円です

 
先祖代々墓・家墓を閉じる場合、取り出した遺骨の納骨先で大きく費用が異なります
墓石の撤去自体は、お墓の大きさによって約8万円~20万円ほど、それにプラスして遺骨を取り出す費用、墓地の整地費用のみです。

 
けれども取り出した遺骨の新しい納骨先に、永代供養付きのお墓を選べば約150万円~350万円とかかりますし、納骨堂でも施設やシステムによって、費用幅が大きく変わるためです。

 
一連の墓じまい・改葬の費用を明瞭に、かつ、できるだけ安く抑えるには、霊園や墓地、石材業者などが提供する「墓じまいパック」などのサービスを利用すると良いでしょう。

 
墓じまいパック、及び、改葬・墓じまいにかかる費用について、詳しくは下記コラムでも解説していますので、併せてご参照ください。

 

 

 

③実家のお墓を移す時の供養は?

◇一般的に閉眼供養、納骨式を執り行います

 
実家のお墓を移すためご遺骨を取り出して、新しい納骨先に移動しなければなりません。

 
「お墓を移動してはいけない」「遺骨を取り出してはいけない」と言うのは、昔から伝わる民間信仰ではあるものの、やはり丁寧な供養がしたいと思いますよね。

 
仏教では、墓石を撤去するにあたり、お墓から魂を抜く「閉眼供養」を行ってから、遺骨の取り出し作業が行われます。

 

<実家のお墓を移す時の供養>
[供養] [タイミング]
①閉眼供養 ●お墓から魂を抜く
・遺骨の取り出し前
・墓石撤去の前
②納骨式 ・遺骨を納骨する
③開眼供養 ●お墓に魂を込める
・お墓に遺骨を納骨する

 
一方、取り出した遺骨を新しい納骨先に納骨する際には、納骨式が行われるでしょう。
また新しい納骨先が一般墓など、個人が入るお墓の場合、新しいお墓に魂を込める「開眼供養」が執り行われます。

 
僧侶をお呼びして読経供養を行うため、一回の読経供養に付き、僧侶へお布施として約3万円~5万円を目安に包むのが一般的です。

 
神道・キリスト教でもそれに代わる儀式が行われることもあります。
また無宗教の場合は、必ずしも儀式を執り行う必要はありません。

 

 

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

実家のお墓を移動した体験談

実家のお墓を移動した体験談

◇母親が亡くなったことをきっかけに、改葬を検討し始めました

 
墓主だった両親が高齢になり、定期的なお墓の掃除や菩提寺のご住職とのお付き合いなど、負担が大きくなった墓主と、そのご家族の体験談です。

 
田舎にある実家のお墓をどうするかは、定年退職を迎えてから考えていたことですが、年齢を経るごとに、ご夫婦二人の墓じまいは、経済的にも体力的にも、思った以上に負担の大きなものでした。

 

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①運転免許を返納

◇高齢の両親が運転免許を返納し、実家のお墓参りが不便になりました

 
隅田英恵さん(58歳:仮名)は大阪都心部に夫と住み、娘2人はそれぞれ結婚しています。
一方、両親は地方に住み先祖代々墓が建つ菩提寺は車で30分ほどの距離です。

 
車で30分とお墓参りがしやすい地元に住んでいた両親は、これまで英恵さん家族が帰省できない時でも、毎年お彼岸とお盆にはお墓参りをして、墓守をしてきました。

 

<お墓を納骨堂に改葬:お墓参りが不便に>
●けれども両親は高齢になったことを理由に、2人で自動車免許証を返納します。

…「年に数回だからバスを使って行けばいいわ」と母親は言っていましたが、高齢になっていたこともあり、だんだんと歩きでのお墓参りが困難になりました。

 
先祖代々墓が建つ地元に残っている親族は英恵さんの両親のみ、父親の兄弟である伯父や叔母は、英恵さんと同じ大阪の都心部に住んでいます。
そこでいよいよ、英恵さんの両親はお墓参りから遠のくようになりました。

 

②母親が亡くなる

◇2020年に英恵さんの母親が逝去します

 
2017年に英恵さんの両親が自動車運転免許を返納し、以降は親族や英恵さんご家族も含めお墓参りから足が遠のくなか、2020年に英恵さんの母親が逝去します。

 
滞りなく通夜、葬儀、初七日と法要が進み、四十九日に納骨をするだけと言う頃、ふと父親は「菩提寺は山にあるし、納骨したらなかなかお墓参りはできないなぁ」と本音を漏らしました。

 
そんな父親の声を聞いて、ふと英恵さんが思い出したのが、家の新聞紙に挟んであった納骨堂「A御廟」の広告チラシです。

 

<お墓を納骨堂に改葬:納骨堂のチラシ>
・大阪近郊でお墓参りがしやすい
・英恵さんが幼い頃に住んでいた地域が近い

 
実は英恵さんの父親は、母親を亡くして「ひとり暮らしにこの家は広すぎる。管理も掃除も行き届かないし、何より寂しい」と話していました。

 
そこで父親は母親の遺骨をA御廟に納骨し、自分もかつて住んでいて土地勘のあるA御廟の近くに住むことを検討します。

 

③遺骨を自宅に安置

◇四十九日の納骨は取りやめ、納骨先を決めるまで自宅に安置しました

 
菩提寺のご住職は「できれば四十九日法要の後に納骨した方が良い」と話してくれましたが、父親も納骨堂に母親の遺骨を納骨したい想いが強く「妻の遺骨が家から無くなるのは寂しい」と話し、一度自宅に安置することにします。

 

<お墓を納骨堂に改葬:火葬後、自宅に安置>
●ご住職は「四十九日過ぎて遺骨をお墓に埋葬していないと、母親もなかなか成仏できない」と話していました。

 
…また親族には、「自宅に安置するなら、遺骨を粉骨して手元供養の形にした方が良い」とアドバイスをくれる人もいます。

 
けれども父親としては、「母親の遺骨をA御廟に納骨するなら、実家のお墓も納骨堂に改葬して、一緒に供養したい」と考えていました。

 
そのため菩提寺のご住職や親族には気持ちが固まるまで、なかなか本当の気持ちを打ち明けることは難しかったそうです。

 

④A御廟を見学

◇父親と英恵さんで納骨堂「A霊廟」を見学します

 
父親が英恵さんと共にA御廟を見学、必要書類など具体的な説明を受けました。

 
四十九日法要が終わり百か日法要まで過ぎた頃、英恵さんと父親はA御廟の見学をします。
すでにパンフレットも取り寄せていましたが、遺骨はそれぞれ1柱ごとの納骨です。

 
ただ実家のお墓を納骨堂に改葬するにあたり、1柱ずつバラバラに納骨される点が、父親の気掛かりでした。

 

<お墓を納骨堂に改葬:A御廟を見学>
①遺骨は隣り合わせのスペースに収蔵できる
②法要は専用の法要室がある
③提出書類の説明
・改葬許可証が必要

 
A御廟の見学を終え、父親は実家のお墓を納骨堂に改葬する気持ちを固めています。
そこでまず、「お話に伺うべきは菩提寺だ」と、早速菩提寺のご住職にアポイントを取りました。

 

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⑤菩提寺との関係性

◇菩提寺とは外檀家へと関係性を変えます

 
菩提寺との相談では、先祖代々長く続く関係性を断ち切ることのないよう、お墓のみを納骨堂に改葬し、外檀家として関係性を続けることでまとまりました。

 
外檀家」とは、特定の寺院を代々家で信仰する「檀家(だんか)」ではあるものの、菩提寺の境内墓地にお墓を持たない関係性です。

 
墓地にお墓はないものの檀家ではあるので、家の葬儀や法要では読経供養をご住職へ依頼します。

 

<お墓を納骨堂に改葬:外檀家に>
・今後も読経供養はご住職へ依頼する
・離檀費用などはなし

 
世間では、寺院墓地からのお墓の改葬や離檀にあたり、改葬トラブル・離檀トラブルの体験談も多く聞きます。

 

<離檀トラブル例>
・法外な離檀費用を取られる
・墓石業者の立ち入りを禁じる
(遺骨の取り出しや墓石の撤去を邪魔する)
・「埋葬(埋蔵)証明書」の捺印拒否

 
埋葬(埋蔵)証明書」は、改葬許可証の申請に必要な、現段階で遺骨が埋葬されていることを証明する書類で、揃わなければ改葬許可証が交付されません。

 
けれども英恵さんと父親のケースでは、特にトラブルはなく、今後も法事などでお世話になる「外檀家」として落ち着きました。

 

 

 

⑥A御廟の契約

◇菩提寺と相談して5日後、A御廟で契約(購入手続き)を行いました

 
菩提寺との相談後、実家のお墓も納骨堂に改葬するため、伯父や叔母にも相談をするとA御廟が2人の家からも近く、より気軽にお墓参りができることで快く了承をいただきます。

 
そればかりか「それぞれ費用を出す」と申し出てくれたため、今後のお墓の撤去や更地作業の経済的負担も少なくなるだろうと、ホッとしました。

 
お墓の内部調査を墓石業者に依頼したところ、現在お墓に納骨されている遺骨は3柱、英恵さんの母親の遺骨を含めて、4柱の契約をしています。

 

<A御廟で契約>
[費用] ・38万円/1柱
[合計] ・152万円
(38万円/1柱×4柱)

 
A御廟との契約により、新墓地で遺骨を受け入れる証明である「埋葬(埋蔵)受け入れ証明」を発行してもらい、地元の役所へ提出する「改葬許可申請書」の必要書類が整います。

 
その後無事に地元の役所で「改葬許可証」が発行され、正式にA御廟との契約を済ませることができました。

 

 

⑦改葬で予定外の費用が出る

◇改葬の工程で、細かな費用が必要になりました

 
いざ改葬を始めると墓地の更地工事など、思った以上に費用が掛かることに驚きます
全ての手続きを終えていざ改葬を進めると、ひとつひとつの段階で予定外の改葬費用が掛かりました。

 
菩提寺にある実家のお墓は閉眼供養を行った後、石材業者に遺骨の取り出しや墓石の撤去、更地化工事を依頼しますが、その費用はまとめて35万円ほどです。
(閉眼供養のお布施は除く)

 

<改葬にかかった費用>
[工程] [費用]
①実家の古い墓地
●墓じまいパック
・墓地の撤去
・更地化工事
…35万円
・閉眼供養
…3万円
②取り出した遺骨 ●遺骨の洗浄
・遺骨4柱の洗浄
・内、2柱は粉骨
…15万円
③A御廟
(新しい墓地)
・納骨費(遺骨4柱)
…152万円
・墓石あしらい
(納骨堂ネームプレート)
…6万円
④開眼供養 ・お布施(+御車代)
…5万円
・入山料
…3万円
⑤合計 …219万円

 
御車代」とは菩提寺のご住職がA御廟まで出張して読経供養をしてくださったので、交通費としてタクシー代を目安に包むお金、約5千円ほどを包みます。

 
また英恵さんが予想外だった費用が入山料です。
「入山料」とは、A御廟(施設)が契約をしている以外の僧侶に読経供養を依頼した場合などに支払います。

 
葬儀費用を除いても219万円、200万円超えに予想外で驚きましたが、英恵さんの父親の場合、伯父・叔母から費用を出し合うと協力を得ていたため73万円/1人とし、英恵さんの父親ひとりに経済的負担が集中せずに済みました。

 

 

[大阪で遺骨の洗浄を依頼できる業者]
ご遺骨サポートこころ
麗石(れいせき)

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

まとめ:実家のお墓の遺骨は、納骨先の選択肢は多岐に渡ります

まとめ:実家のお墓の遺骨は、納骨先の選択肢は多岐に渡ります

以上が、母親の死をきっかけに父親が実家のお墓ごと納骨堂へ改葬した体験談です。
ただこの他、葬儀費用が掛かっていることも配慮します。

 
葬儀費用は規模の大きさなどで千差万別ではあるものの、戒名料、読経料金は併せて80万円が掛かりました。

 
取り出した遺骨(祖父母/曽祖父母)4柱は洗浄・粉骨の後、菩提寺からA御廟に移送され、母親の遺骨の納骨式で、一緒に納骨されています。

 

[位で違う戒名料の目安]
・大阪の法要でお布施を渡す金額はどれくらい包む?読経の費用や、位で違う戒名料を解説!

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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