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大阪で「お墓はいらない」人の遺骨はどうする?その背景と問題を解決する5つの供養方法

大阪で「お墓はいらない」人の遺骨はどうする?その背景と問題を解決する5つの供養方法

現代の大阪では「お墓はいらない」として終活を続ける人も多いですよね。
多くは「子や孫に余計な負担を掛けたくない」などの理由が多いですが、このニーズから現代の大阪ではお墓を持たない葬送の形も増えてきました。
 
特に現代の大阪で人気が高い、お墓がいらない葬送の形と言えば、樹木葬や散骨などです。
 
ただ現代の大阪でこんなにもお墓をいらないと考える人が増えたのでしょうか。
 
今回はなぜ現代の大阪でお墓をいらない人が増えたのか…、その背景を、大阪でお墓をいらないとした場合の選択肢をお伝えしていきます。
 

大阪で「お墓はいらない」人の遺骨はどうする?その背景と問題を解決する5つの供養方法

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お墓をいらない人が増えた背景

お墓をいらない人が増えた背景

最近の大阪では「お墓はいらない」と言う人が増えましたよね。
 
以前は情緒的に「俺の遺骨は海にでも撒いてくれ」などと言う人もいましたが、現代は現実的な問題から、将来的に子や孫に迷惑が掛からぬよう、大阪ではお墓のない葬送を検討する流れが産まれました。
 
ではなぜ、大阪ではお墓がいらない選択が増えたのでしょうか。
それは、社会情勢や時代の価値観が大きく変化し影響しています。
 

<大阪でお墓がいらない人が増えた背景>
・昔の日本 … 一族の名前を引き継ぐことを第一として考え、この世に生きた証を残すために、お墓がありました。
 
・現代の日本 … 一族よりも個人を尊重する意識が高まり、先祖代々墓を継承する価値観が薄れた、もしくは変わった。

 
また少子高齢化の波も大きく影響しています。
墓主がお墓の継承をしないまま高齢化し、墓主としてお墓の維持管理が困難になり、そのまま墓じまいをする事例も増えました。
 
墓じまいをしてしまえば必然的にお墓がありませんので、大阪では生前にお墓がいらない葬送を契約する事例も多いのです。
 

大阪でお墓がいらない葬送を選ぶ理由

大阪でお墓がいらない葬送を選ぶ理由

ただ、いくら大阪でお墓をいらないと考えるようになったとしても、すでにある先祖代々墓を墓じまいすることは、手続きなどの手間暇やパワーも必要になるでしょう。
 
大阪で現実的にお墓がいらない葬送を選択する人々は、具体的にお墓を持つことが不便と考えるようになったためです。
 

<大阪でお墓がいらない葬送が増えた理由>
(1)お墓の継承ができない
(2)負担が大きい

 
以前の大阪では一般的にお墓の継承者はその家の長男でした。
娘や次男以降の子ども達は、独立後に自分達のお墓を建て、その家が本家となって代々続いていきます。
 
けれども現代では、そもそも女系家族であったり、長男が遠方に住んでいるなどの理由で、昔のようにスムーズな継承が難しくなったことが現実です。
 

(1)お墓の継承ができない

大阪でお墓がいらない葬送を選ぶ理由として最も多い内容が、「お墓の継承者がいない」と言うものです。
 

<大阪でお墓がいらない(1)お墓の継承>
・墓主が墓じまいを済ませた
・新しいお墓を建てても継承者がいない
・先祖代々墓に入ると無縁仏にならないか不安
…などなどの声があります。

 
また寺院墓地の場合、現在の墓主が菩提寺(寺院墓地を管理する寺院)のご住職と相性が悪いことが遠因になっている事例も増えました。
 
お墓の継承者問題は日本全体で深刻な問題です。
少子高齢化や女系家族により継承できる人が少ないなか、若者のお墓継承への意識も希薄化しているためです。
 
実際に政府統計の調べでは、下記のような結果が出ています。
 
・平成12年(2000年)改葬件数…66,643件/全国
・令和2年(2020年)改葬件数…117,772件/全国
 
ちなみに「改葬」とは墓じまいしてご遺骨を引っ越すことを差しますが、2000年以降の20年で、さまざまな理由から墓じまいが選ばれていることが分かるでしょう。
 
[出典]
衛生行政報告例 / 平成12年度衛生行政報告例 統計表 年度報|e-Stat 政府統計の総合窓口
衛生行政報告例 / 令和2年度衛生行政報告例 統計表 年度報|e-Stat 政府統計の総合窓口
 

(2)負担が大きい

2020年度に行われた調査では、納骨堂や樹木葬など大阪では「お墓をいらない」葬送とされるものも含めて、お墓選びで重要視した事柄の3位に金額が入っています。
 
昔ながらの一般墓であれば200万円~300万円以上、現代のコンパクトな一般墓でも169.0万円が平均購入価格ですが、<strong建墓費用の希望は>100万円以下とする声が増えました。
 

<大阪でお墓がいらない(2)負担が大きい>
一般墓の平均購入価格…約169万円
樹木葬の平均購入価格…約71.7万円
納骨堂の平均購入価格…約91.2万円

 
一般墓のなかにはさまざまな種類が入りますから、多くの人がイメージする先祖代々墓であれば200万円~300万円、立派なお墓なら600万円のものもあるでしょう。
 
「兄弟で費用を負担し合う」と言う事例もありますが、法的に墓主は一人が継承するので、決定権は一人です。
 
そのため兄弟間で費用を負担し合うとトラブルも起きやすく、メモリアルローンもありますが、結果的に大阪ではお墓がいらない葬送である、樹木葬や納骨堂、合祀墓などの方法を選ぶ人々が増えました。
 
[参考資料]
【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向
 

大阪でお墓がいらない5つの葬送は?

大阪でお墓がいらない5つの葬送は?

それでは実際に大阪でお墓がいらない葬送を選ぶ場合、どのようなものがあるのでしょうか。
現代の大阪でお墓がいらない葬送を選ぶ場合、費用を抑えた方法へのニーズが高いです。
 

<大阪でお墓がいらない5つの葬送>
(1)永代供養
(2)納骨堂
(3)自然葬
(4)手元供養
(5)ゼロ葬

 
ただし大阪でお墓がいらない葬送を選ぶのであれば、子や孫・兄弟や親族など、関係者には必ず相談をして、全員が納得した後で決めなければなりません。
 
大阪でお墓がいらない葬送の多くは、後悔をしても後々ご遺骨が手元に戻らないものが多いためです。
 
「今は建墓費用がないからお墓は建てられないけれど、将来的には考える」と言うのであれば、(2)納骨堂や(4)手元供養など、ご遺骨が残る葬送を選びましょう。
 

(1)永代供養

永代供養の相場は霊園や寺院によって違いますが、約5万円〜150万円程度です。
 
「永代供養」とは、霊園や寺院が亡くなられた方の遺骨を遺族から預かり、ご遺族の代わりに永代に渡って管理・供養してくれることを言います。
 
永代供養はサービスなので、永代供養墓は永代供養が付いたお墓を差し、合祀墓など、さまざまな形で選ぶことが可能です。
 

<大阪でお墓がいらない(1)永代供養>
●メリット
・お墓にかかるコストを削減
・継承者の必要がない
・家族に墓守の負担をかけない

●デメリット
・最終的にはご遺骨を合祀する
・預けたご遺骨は取り出すことができない

 
永代供養を利用することにより、霊園や寺院が遺骨を管理してくれるため、継承する必要がありません。
 
お墓を建てるよりも低コストで供養できるため、現代の大阪でお墓のいらない葬送でもニーズが高まっています。
 

(2)納骨堂

納骨堂の購入費用相場は、約20万円〜150万円程度です。
 
納骨堂は、大阪でお墓がいらない葬送のなかでも、比較的新しい埋葬スタイルです。
建物の一角に遺骨を保管し供養する施設が多く、都心部を中心として発展しています。
 

<大阪でお墓がいらない(2)納骨堂>
●メリット
・交通のアクセスが良い
・悪天候に左右されないお墓参り
・お墓の管理維持を任せられる
・永代供養が付いている納骨堂が多い

●デメリット
・年間管理料が掛かる施設が多い

 
納骨堂は施設管理なので、合祀墓などの永代供養よりも若干費用が高額になる可能性は否めません。
 

(3)自然葬

自然葬にはさまざまな形がありますが、いずれにしても海や土にご遺骨が還元される葬送方法で、こちらも一度埋葬したご遺骨は、取り出すことができません。
 
・海洋散骨
・里山散骨
・樹木葬
 
…などなど自然葬の形は他にもさまざまありますが、現代の大阪でお墓がいらない葬送としては、海洋散骨樹木葬のニーズが高いです。
 
ただし海洋散骨はご遺骨をパウダー状の粉にする粉骨を行い海に撒く葬送なので、ご遺骨の一部のみを分骨し、セレモニーとして行うご遺族が多く、残りはお墓に埋葬するなど、実際の葬送は別に行う事例が多いでしょう。
 
そのため大阪で完全にお墓がいらない葬送としては、樹木葬が多い傾向です。
 

 

(4)手元供養

手元供養とは、自宅の仏壇に骨壷を置いたり、アクセサリーの一部に遺灰を入れたりする供養方法です。
 

<大阪でお墓がいらない(4)手元供養>
●メリット
・ご遺族のグリーフケアになる
・費用を抑えた葬送ができる
・お墓がないので維持管理の負担がない
・お供養が手軽にできる
 
●デメリット
・ご遺骨の管理者が亡くなってからの対処法
・宗教的に反対する親族もいる

 
これも比較的新しい、大阪でお墓がいらない葬送の形ですが、すでに手元供養用の骨壺やステージ(祭壇)も多く出回っています。
仏壇仏具店で約10万円以下~50万円ほどで、ひと通りの祭壇を揃えることができるでしょう。
 

 

(5)ゼロ葬

ゼロ葬は、火葬場で火葬したご遺骨を受け取らずに、そのまま帰る葬送です。
 
大阪でゼロ葬は、お墓がいらない葬送と言うよりは、そもそもご遺骨を受け取らないため、遺骨が手元になく、供養のしようがない状態とも言えます。
 

<大阪でお墓がいらない(5)ゼロ葬>
●メリット
・費用を抑えた葬送
・(ご遺骨がないため)供養行事がない
・葬儀が短時間で終わる
 
●デメリット
・手厚い葬送ができない
・ご遺骨が手元に残らない
・ご遺骨の行く先が分からない

 
費用自体は大幅に抑えることができますが、故人を想い偲ぶご遺族であれば、寂しい葬送になる可能性は高いです。
 
故人を想い偲びたいご遺族であれば、例えば手元供養など、ご遺骨が残る葬送を選ぶことをおすすめします。
 

最後に

今回は、大阪でお墓はいらない葬送へニーズが高まるなか、実際にお墓がない場合にどのような供養方法があるのかを、解説しました。
 
現代の大阪では「お墓はいらない」など、一見故人へ弔う意識が希薄になったように感じ、不安を覚える声も少なくありません。
 
けれども実際にはご遺骨を自宅に安置して、日々お供養を行う手元供養が増えてもいます。
 
そのため現代大阪で起きている「お墓がいらない」現象は、先祖代々墓などお墓を代々血筋として継承する意識は薄らいだものの、故人への想いやお供養への意識は深めているのではないでしょうか。
 
家系や血筋から、故人それぞれへの弔い・お供養へと意識が変遷しているのかもしれません。
 

まとめ

お墓のない5つの葬送とは

(1)永代供養
(2)納骨堂
(3)自然葬
(4)手元供養
(5)ゼロ葬

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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