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永代供養についてわかりやすく紹介!費用や選び方なども詳しく説明

永代供養についてわかりやすく紹介!費用や選び方なども詳しく説明

「永代供養って普通のお墓とどう違うの?」
「永代供養にかかる費用はどれくらい?」
「永代供養の種類や選び方を知りたい」

 

永代供養は、今の時代のニーズに合うお墓の選び方として、近年注目を集めています。言葉は聞いたことがあるものの詳しい内容がわからず、上記のような疑問を抱いている方もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、永代供養の基礎知識から永代供養の費用選ぶ際のポイント永代供養の種類までわかりやすく紹介しています。

 

本記事を読むことで永代供養についての理解が深まれば、自身のニーズに合ったお墓選びを検討することができるでしょう。
永代供養について詳しく知りたい方は、ぜひ本記事をお読みください。

永代供養の意味とは?

永代供養の意味とは?

単身世帯や核家族化の進む近年では、お墓を管理する後継者がいない方もいます。また、住まいが遠方でなかなかお墓参りができないという方もいるでしょう。

 

永代供養とは、さまざまな理由でお墓参りをすることが難しい遺族に代わって、霊園や寺院が永年に渡ってお墓の維持管理と供養をしてくれる埋葬方法を意味します。

 

注意点として、永代供養では多くの場合、個別安置には期限が設けられていて、一定期間を過ぎると遺骨は合祀されることを覚えておきましょう。

永代供養をわかりやすく考えるポイント

永代供養という言葉は聞いたことがあるけれど、通常の埋葬法とどう違うのかわからないという方もいるでしょう。

 

次からは、永代供養をわかりやすく考えるポイントを解説していきます。
永代供養を知り、理解を深める上で重要な5つのポイントを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

  • 永代使用料との違いを知る
  • 費用の内訳を知る
  • 管理費が必要かどうか知る
  • 個別供養の期間を知る
  • 遺骨は今後どうなるのかを知る

①永代使用料との違いを知る

永代供養をわかりやすく考えるポイント1つ目は、永代使用料との違いを知ることです。
永代供養と似た言葉に、永代使用があります。混同しやすいですが、2つの意味は全く異なります。

 

永代使用は、お墓の土地を後継者がいる限り永代に渡って使用できる権利のことで、永代使用料その土地を使用するための費用のことを指します。

 

一方、永代供養料とは、霊園・寺院に永代に渡って遺骨を供養・管理してもらうためにかかる費用のことです。

 

<永代使用とは?…永代供養と永代使用についての関連記事>
永代供養と永代使用の違いとは?管理費との違いや「墓じまい」についても解説
永代使用料とは何か?価格相場や管理費・永代供養料との違いもあわせて解説
お墓購入の項目「永代使用料」ってなに?永代供養料や管理費とは違うの?

②費用の内訳を知る

永代供養をわかりやすく考えるポイント2つ目は、費用の内訳を知ることです。
永代供養にかかる費用は一般的に50~150万円ほどで、プランや埋葬方法によってかかる金額が変わってきます。

 

永代供養にかかる費用の内訳としては、お墓の維持管理・供養をしてもらうための「永代供養料」、遺骨を納骨する際にお経をあげてもらうための「納骨料」、墓誌や石碑に故人の名前を彫ってもらう時にかかる「刻字料」などとなります。

 

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③管理費が必要かどうか知る

永代供養をわかりやすく考えるポイントとして、管理費が必要かどうかを知ることも大切です。

 

永代供養では、管理費は契約時に支払うか、永代供養料の中に管理費も含まれている場合が多く、一般的には支払う必要はないでしょう。

 

ただし、個別に納骨し、一定期間が経過した後に合祀する「個別供養」にした場合は、個別供養期間中の管理費を支払わなければならない場合もあります。霊園・寺院によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

④個別供養の期間を知る

個別供養の期間を知ることも、永代供養をわかりやすく考えるポイントと言えるでしょう。

 

永代供養では、一定の期間個別に供養する「個別供養」と、骨壺を他の故人と同じスペースに安置する「集合供養」、そして他の故人の遺骨と一緒に埋葬する合祀」があります。

 

永代供養での個別供養の期間は通常33回忌までで、その後は合祀されるのが一般的です。霊園や寺院によっては17回忌・50回忌までというところもあるため、事前に確認するといいでしょう。

⑤遺骨は今後どうなるのかを知る

5つ目の永代供養をわかりやすく考えるポイントは、遺骨は今後どうなるのかを知っておくことです。

 

永代供養をした後の遺骨は、すぐに合祀した場合、また個別安置の期限終了後は、他の故人と一緒に埋葬されます。その際全ての遺骨が混ざるため、個人の識別は不可能となり、後で遺骨を取り出したり他のお墓へ移したりすることはできなくなります

 

後に親族間などで認識の食い違いが出ないよう、あらかじめ確認をしておきましょう。

永代供養の主な種類

永代供養の主な種類

永代供養と一言で言っても、遺骨の安置場所や埋葬方法など、さまざまなタイプがあり、かかる費用も異なります。

 

次からは、永代供養の主な種類を、屋内型・屋外型に分けて紹介していきます。
1人用なのか夫婦用なのか家族用なのか、費用の目安はどれくらいかなど、ニーズに合った永代供養の方法を検討しましょう。

<屋内型>

屋内型は、建物の中に遺骨を安置する施設のことを指し、納骨堂納骨殿とも言われます。
1人用・夫婦用・家族用など収容人数によって選ぶこともでき、また遺骨の他に写真や思い出の品などを預かってくれたり、花や線香を供えられたりするものもあります。

 

屋内型の永代供養墓では、多くの場合、使用期限は契約終了までとなっていて、その後は納骨塔の専用スペースに合祀されるのが一般的です。
ただし、施設によっては更新料を払うことで使用期限を延期できる場合もあるため、気になる方は確認しておくといいでしょう。

まずは屋内型の永代供養を6種類紹介します。

神棚タイプ

国内で行われている葬儀様式の割合としては仏式が多く見られますが、中には神道を信仰している方もいるでしょう。

 

神棚タイプは、神道を信仰している方々のために神社内に建てられた納骨施設で、納骨堂とも言われています。まさに神棚のような形をしていて、上段の棚に骨壺を並べ下段に遺骨を安置するのが一般的です。

 

価格相場は、納骨期間やスペースの広さによって異なりますが、50~200万円ほどです。

仏壇タイプ

仏壇タイプは「霊廟(れいびょう)型」とも言われ、屋内に1区画ごとに仏壇が並べられた形式となっています。

 

通常、上段が仏壇、下段が遺骨の安置棚というように2段になっていることが多いです。仏壇の前でお参りができて、花や線香を手向けたり、収納スペースが広いものではお供えができたりする場合もあります。

 

遺骨の安置スペースは広めで、1人用だけでなく夫婦や家族で使用することも可能です。価格相場は、仏壇の広さやグレードによって30~100万円ほどと幅があります。

ロッカータイプ

ロッカータイプは、ロッカーのような収納スペースの中に個別の遺骨を安置するタイプの納骨堂です。施設によっては、収納スペースに入るものならば、故人の思い出の品や位牌などを一緒に置いてくれる場合もあります。

 

お参りは、ロッカーの前もしくは施設によっては共同の参拝スペースで行います。収納スペースは仏壇タイプより小さめですが、その分価格相場は低めで10~50万円ほどです。

位牌タイプ

位牌タイプは、お内仏の周りやひな壇に位牌を並べるタイプの納骨堂です。施設によって、位牌と遺骨を一緒に置く場合と、遺骨は別の場所に安置する場合があります。
ロッカータイプや仏壇タイプと違って位牌分しかスペースがないため、写真やお供えなどを置くことはできません。

 

一般的に、位牌は永代供養の契約後に納骨堂に戒名を伝えて作ってもらう形になります。価格相場は30万円ほどからと、他のタイプに比べて抑えられる傾向にあるでしょう。

自動搬送タイプ

自動搬送タイプは、コンピューター制御型の納骨堂で、ICカードやタッチパネルを操作するとバックヤードから自動で遺骨が運ばれてきてお参りをする形式です。
自動搬送タイプは都市部に多く、建物全体が納骨堂になっており、マンションのような外観から「マンション型」とも言われています。

 

利便性もよくセキュリティー面でも安心なことから、最近人気のタイプです。価格相場は50~100万円ほどと少し高めの設定です。

 

\快適でお参りしやすい/

合祀・合葬タイプ

合祀・合葬タイプは、永代供養塔の中に遺骨を安置するタイプの納骨堂です。
合祀・合葬タイプでは、個人の遺骨の安置スペースはなく、遺骨は骨壺から出されて他の遺骨と一緒に埋葬されます。

 

個別安置にこだわらず、できるだけ価格を抑えたいという方に向いているタイプです。

<屋外型>

屋外型の永代供養では、屋内型のように個別に安置しお参りできるものは少なくなります。その分費用の面では安く抑えられるのが、メリットと言えるでしょう。

 

では次に、永代供養の屋外型3種類を紹介していきましょう。

合祀タイプ

屋外型の合祀タイプは、前方後円型の墳陵の下に遺骨を埋葬するタイプです。
施設によって、一定期間骨壺のまま安置してくれる場合と、遺骨を骨壺から出して安置する場合とがあります。

納骨塔タイプ

納骨塔タイプは、石材で作られたモニュメントやお釈迦様造などの塔の中に遺骨を安置するタイプです。

納骨塔タイプでは、遺骨は初めからまとめて合祀されることが多くなります。

納骨壇タイプ

納骨壇タイプは、石でできた大きな棚に遺骨を安置するタイプです。
集合型ですが、遺骨は個別に安置することができ、後々分骨が可能な場合もあります。

 

屋外型の永代供養の中では、一般的なタイプと言えるでしょう。

 

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永代供養の選び方

永代供養の選び方

次は、永代供養を選ぶ際に後で失敗したということのないように、押さえておきたいポイントを3つ紹介します。

 

失敗のない永代供養選びをしたい方は、ぜひ参考になさってください。

供養する人数によって決める

永代供養の選び方として、供養する人数によって決めるのがポイントです。

 

永代供養は、一般のお墓と違い、供養する人数によって費用が異なります。そのため、たとえば1人用を決めてしまった後に家族の納骨が必要になった場合、別に新たな永代供養墓を購入することになってしまいます。

 

永代供養を選ぶ際には、1人用なのか夫婦または家族単位なのかを、事前によく確認しておきましょう。

供養のペースや規模を参考にする

永代供養墓を選ぶ際には、供養のペース施設の規模を参考にすることも大切です。

 

場所があまりにも遠方だと、せっかく購入したのになかなかお墓参りに行けないということにもなりかねません。また、公共交通機関を使う場合、路線や乗り換えなど自宅からの行きやすさも考慮に入れましょう。

 

さらに、大きな施設で入り口からお墓までが遠く、たどり着くまでが大変な場合もあります。できれば施設内の規模も確認しておくといいでしょう。

 

また、お墓参りには頻繁に行くのか、決まった時期に行くのかなど、どれくらいのペースで行くのかも考えて、通いやすい場所を選ぶようにましょう。

管理費がかからない寺社を選ぶ

通常、永代供養墓は一般のお墓と違って管理費がかからないことや、契約時の費用に全て含まれていることがほとんどです。

 

しかし、寺社によっては別途管理費が必要なところもあるため、事前にきちんと確認しておきましょう。

 

また、遺族が管理費を払い続けることで永代供養墓を継続して使用できるものや、管理費を前納できる寺社もあります。

 

永代供養後の管理をどうするのかもよく考えた上で、永代供養を選ぶようにしましょう。

永代供養について理解を深めよう

今回は、近年注目を浴びている永代供養について、費用や種類、選び方などをわかりやすく紹介しました。

 

現代社会においては、多くの方が「お墓の継承者がいない」「管理が難しい」といった問題を抱えているでしょう。また、「お墓を持たなくてもいい」という考えの方も増えています。永代供養は、このような現代ニーズに適した供養の方法と言えます。

 

永代供養をお考えの方は、本記事で紹介した内容を参考に、永代供養についての理解を深め、失敗のない永代供養選びをしましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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