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お墓がいらない!家族に負担をかけたくない!終活で選ぶお墓のいらない遺骨供養はある?

お墓がいらない!家族に負担をかけたくない!終活で選ぶお墓のいらない遺骨供養はある?

・終活でお墓がいらない人がすべきことは?
・終活でできるお墓がいらない遺骨供養の方法は?
・お墓がいらない終活の失敗談は?

 
近年では終活を通して、お墓がいらない遺骨供養の生前契約を進める人が増えています。
お墓の維持管理に苦労しきた墓主が、墓じまいをした後、終活でお墓のいらない遺骨供養を探すケースも多いですよね。

 
ただやみくもに終活を進めると、亡き後に思わぬ事態が起きていることもあります。

 
本記事を読むことで、お墓のいらない遺骨供養を終活で進める際に、必ず済ませるべき5つの事柄や、終活で契約できるお墓のいらない遺骨供養の選択肢、注意点が分かります。

 

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終活でお墓がいらない人がすべき、5つの事柄

終活でお墓がいらない人がすべき、5つの事柄

◇お墓のいらない終活は、家族への相談が不可欠です

 
終活では「お墓のない葬送」を希望する人が増えました。
確かに全くのおひとりさま終活であれば、お墓事も自由でしょう。

 
けれども、おひとりさまでも独立した子どもがいたり、兄弟姉妹が健在だった場合、意外と「おひとりさま」でもなかったりします。

 

<終活でお墓がいらない人がすべき、5つの事柄>
①家族の理解を得る
②現存のお墓を墓じまい
③お墓のいらない納骨先を探す
④生前契約
⑤遺言を残す

 
普段は気ままなおひとりさま老後を楽しんでいる人でも、子どもや孫、兄弟姉妹はもちろん、甥っ子姪っ子がいる場合でも、少しでも関わりがあるならば、親族への配慮が必要です。

 

 

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①家族の理解を得る

◇まず、家族の気持ちを確認します

 
終活でお墓のいらない納骨先を選ぶのは本人ですが、納骨後に供養をするのは家族です。
そのため終活をする本人は「供養の時に自分がいない」ことに配慮しましょう。

 
確かに終活でお墓のない葬送を選ぶことで、お墓の継承や維持管理、費用面での子ども達の負担は軽減しますが、大切な家族を失った悲しみ「グリーフ」は、日々の供養やセレモニーを通して癒されていく側面もあります。

 

<本当にお墓はいらない?>
・家族に確認をする
・家族とともに終活を進める
・家族との折衷案も検討する

 
特に終活でお墓のいらない葬送を進めている人は、「家族の反対が心配」として、家族に内緒にしているケースを見受けますが、生前契約の存在を知らないまま、終活も虚しくお墓に納骨される失敗談は多々あります。

 
家族を思うからこそ、家族に負担のないお墓のいらない納骨先を選びますが、家族としては故人を偲ぶ墓標を心の支えに、日々を過ごすこともあるためです。

 

 

②現存のお墓を墓じまい

◇既存のお墓がある、継承者である場合は、墓じまいを行います

 
一般的に先祖代々墓を継承しているなど、納骨されるお墓が現存している場合は、いくら本人が生前に「お墓には入らない」と口約束で話しても、現存のお墓に納骨されるでしょう。

 
特に先祖代々墓がある場合、遺族としては特別な事をしなくても納骨できます。
けれども一方で、相続において継承者トラブルが起きやすいため、墓じまいは有効です。

 

<墓じまいの手順>
①お墓の内部調査
②新しい納骨先を決める(合祀墓など)
③閉眼供養(仏教の場合)
④遺骨の取り出し
⑤墓石の撤去
⑥墓地の整地
⑦墓地の返還
⑧取り出した遺骨の納骨

 
…以上が終活でお墓を墓じまいする場合の一連の流れです。
お墓の内部調査や遺骨の取り出し、墓石の撤去や整地は石材業者に依頼しますが、まずは墓地管理者である霊園に相談すると良いでしょう。

 
霊園では提携する石材業者があり、「墓じまいパック」などの便利なサービスを紹介してくれます。

 

 

③お墓のいらない納骨先を探す

◇お墓ではない納骨先は予算に合わせて選ぶことができます

 
お墓のいらない葬送の選択は、残された遺族には難しいものでしょう。
そのため家族に相談することは必要ですが、最終的には葬送される本人が生前に自ら決めて、生前契約を行ったうえで、遺言などで遺志を示す必要があります。

 
ただ終活で探してみると、お墓以外の納骨先は多種多様にあるため、予算と相談をしながら比較検討して選ぶと良いでしょう。

 

<終活で選ぶお墓のいらない納骨先>
[納骨先] [費用目安/1柱]
①合祀墓 ・約3万円~10万円
②散骨 ・約5万円~30万円
③手元供養 ・約3万円~100万円
④樹木葬 ・約20万円~100万円
⑤納骨堂 ・約20万円~150万円

 
終活で選ぶお墓のいらない納骨先は多岐に渡ります。
予算やご遺骨供養の希望、納骨後の参拝など、条件に合わせて選ぶこともできるでしょう。

 
終活でニーズが高いお墓のいらない納骨先は、主に合祀墓や納骨堂などの「永代供養」、散骨や樹木葬などの「自然葬」、自宅でご遺骨を保管する「手元供養」があります。

 
それぞれ、詳しくは後ほど解説していますので、どうぞ最後までお読みください。
  樹木葬と納骨堂どっち?  

④生前契約

◇終活ではお墓のいらない納骨先の生前契約ができます

 
終活ではお墓のいらない納骨先を決めた後、霊園や墓地と生前契約ができるでしょう。

 
ただ納骨堂など、ご遺骨の個別安置期間を設けた永代供養では、毎年支払う年間管理料が発生する可能性もあるので、この場合は家族に相談をして、生前に一括で支払うかなどの支払い方法を決めます。

 
生前契約をしたら、遺言やエンディングノートに託すこともできますが、より確実に残された家族と連携を取るため、事前に家族に口頭でも伝えることがポイントです。
特に家族からの理解を得ているならば、家族とともに生前契約を行うと良いでしょう。

 

 

⑤遺言を残す

◇遺言で遺志を明瞭に残します

 
特に終活でお墓を持たない葬送を選ぶ場合、残された喪主となる子どもや夫が、親族から非難を浴びることにもなり兼ねません。
また遺言により、より確実に遺志が実行されます。

 

<遺言を残す>
・公正証書遺言など、確実な遺言を残す
・付言事項などで、理由を加える
・エンディングノートなども利用する

 
また遺言書の存在を家族に伝えておくことも大切です。
公正証書遺言は最も確実な方法ですが、自宅で保管する自筆証書遺言であれば、公証役場で保管してもらう制度を利用しても良いでしょう。

 

 

終活でお墓のいらない選択をした、3つの失敗談

終活でお墓のいらない選択をした、3つの失敗談

◇お墓のいらない遺骨供養は、家族と二人三脚で進めると安心です

 
現代の終活では、お墓のいらない葬送ニーズが高い傾向にあります。
「子ども達にお墓を継承したことによる、余計な負担を掛けたくない」との理由が多い傾向ですが、残された子どもにとっては、必ずしも負担ではないこともあるでしょう。

 

<終活でお墓いらない葬送:3つの失敗談>
①家族がお墓に納骨してしまった
②長男が親族から非難を浴びた
③子どもが再びお墓を建てた

 
結果的にはいずれも、親と子のコミュニケーション不足とも言えます。
先回りして終活でお墓のない葬送を選ぶよりも、子ども達と相談をしながら一緒に楽しく終活を進めることで、失敗しないお墓の選択ができるでしょう。

 

 

①家族がお墓に納骨してしまった

◇生前契約の存在を、残された遺族が把握していなかった失敗談です

 
町子さん(仮名)は終活でお墓のない樹木葬の生前契約を交わし、自筆証書遺言にて樹木葬の存在を明記していました。

 
けれども自筆証書遺言は、自宅に保管するタイプの遺言だったため、四十九日法要の納骨後に、遺族の遺品整理により発見されてしまいます。

 
その時、遺族は初七日法要の後、すでに先祖代々墓に納骨していました。
結果的に三回忌法要を目安に遺骨を取り出し、やっと遺言通りの樹木葬を済ませています。

 

 

②長男が親族から非難を浴びた

◇残された家族が非難を受けることもあります

 
故人の遺志を受けた長男が海洋散骨をしたところ、親族より非難の的になった事例です。

 
母親は長男を説得し理解を得て、海洋散骨の生前契約を済ませましたが、その後、母親自身の遺志を遺族に示す遺書を用意しないまま他界してしまいます。

 
そこで兄弟姉妹や叔父叔母から、長男が「遺骨を残さないなんて!」と、後々まで怨恨が残るトラブルが起きてしまいました。

 

・母親と長男だけで散骨の生前契約を進めたこと
・長男が海洋散骨の案内で人数制限をしたこと
(海洋散骨では船をチャーターするため、搭乗人数が制限された)

 
…など、親族の非難の内容はさまざまです。

 
対策として、終活でお墓のない葬送を決める時には、家族親族のひとりだけと決めるのではなく、全員の理解を得ることが、最もスムーズでしょう。
けれども全員へ報告することも困難です。

 
遺言やエンディングノートを通して、遺志をハッキリと残しておくことで、長男を非難から守ることができたかもしれません。

 

 

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③子どもが再びお墓を建てた

◇墓じまいにより納骨先がなくなり、子どもがお墓を建てました

 
墓じまいをすることで継承者問題は解消されますが、今度は子ども達が納骨先に戸惑う相談もあります。

 
先祖代々墓を墓じまいして合祀墓を生前契約した山本さん(仮名)のケースでは、長男がいずれ郷里にUターン帰省して、家族と先祖代々墓に入ろうと思っていました。

 
けれども山本さん亡き後に初めて墓じまいの事実を知り、家族で相談した結果、改めて民間霊園にお墓を建てます。

 
山本さんは「子どもに経済的負担を掛けないように」と墓じまいをしていましたが、結果的にお墓を建てる費用など、負担が大きくなったとも言えるでしょう。

 
終活でお墓事を進める時には、子ども達がどう思っているのか、確認を最初に行うと安心です。

 

 

終活で選ぶお墓のいらないご遺骨の供養方法

終活で選ぶお墓のいらないご遺骨の供養方法

◇お墓のいらない納骨先は、永代供養や自然葬があります

 
終活で生前契約ができるお墓のいらないご遺骨の供養方法は、主に永代供養と自然葬があるでしょう。

 
自然葬では樹木葬がもっともニーズが高く、2024年現在では、一般墓を超えて新しく購入するお墓の40%以上を占める、主流となっています。

 
自然葬の目的はご遺骨を自然に還すこと、そのため一度納骨したらご遺骨は二度と手元には残りません

 
最初に自然葬によるお墓のいらないご遺骨の供養方法をご紹介します。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

①樹木葬

◇樹木のふもとに埋葬され、ご遺骨はゆっくりと土に還ります

 
樹木葬は埋葬方法や樹木葬墓地にさまざまなタイプがあるため、予算や目的に合わせて選ぶことができる点が魅力です。

 
特に個別埋葬型の樹木葬では、個別区画にご遺骨が埋葬されるため、お墓がいらない遺骨供養でありながら、個別区画に向かって参拝ができます。

 

<樹木葬、埋葬方法の種類>
[埋葬方法] [費用目安]
①合祀 ・約5万円~20万円
②個別区画 ・約15万円~60万円
③墓碑あり ・約30万円~80万円

 
樹木葬とひと口にいっても、郊外の辺境にある樹木葬墓地もあれば、都心部の霊園内で提供される樹木葬墓地もあります。

 
埋葬方法も自然葬に近い、山林に埋葬されて納骨場所が分からなくなるものもあれば、個別の墓碑が残されて参拝できるプランもあるでしょう。
詳しくは下記コラムをご参照ください。

 

 

②散骨

◇ご遺骨を自然に撒く供養方法です

 
「散骨」では、ご遺骨を細かなパウダー状に粉骨して海や山林などの自然に撒き、還元する供養方法となり、散骨後は手元にご遺骨を残すことができません。

 
違法ではありませんが自治体によって禁止している場所もあり、ご遺骨は2mm以下まで粉骨するなど、「散骨のガイドライン」を基にして、葬送として節度を持ったが求められるため、散骨業者に依頼すると良いでしょう。

 

<海洋散骨の種類>
[埋葬方法] [費用目安]
①委託散骨
(業者に委託)
・約2万円~10万円
②合同散骨
(複数の家族で散骨)
・約10万円~30万円
③貸切散骨
(一家族で散骨)
・約15万円~50万円以上

 
散骨後もチャーター船が散骨した海域の周辺をクルーズしてくれる業者もあるので、散骨後の参拝や供養方法も想定して、予算とともに選ぶと良いでしょう。
散骨について、詳しくは下記コラムをご参照ください。

 

 

お墓のいらない永代供養:屋内

お墓のいらない永代供養:屋内

◇屋内の永代供養は、スペースの広さ・個別安置期間に費用が比例します

 
納骨堂(納骨殿)が屋内型の永代供養です。
屋内型の永代供養は納骨堂(納骨殿)とも呼ばれ、屋内に個別安置スペースが設けられ、ご遺骨を安置します。

 
個別安置スペースは永久に使用できるのではなく、契約した期間が過ぎると施設内の合祀墓に合祀埋葬されるシステムが一般的です。

 
ただし契約期間内に更新し更新料を払うことで、個別安置期間が延長できるシステムもあります。

 
また、個別安置スペースの広さは施設や契約プランによりさまざまです。
個別用・夫婦用・家族用などがあり、広いほど費用も高くなるでしょう。
ここでは、屋内で永代供養ができるプランをいくつか解説します。

 

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①ロッカー型永代供養

◇ロッカー型の費用相場は、約10万円~50万円です

 
ロッカーに似たスペース内にご遺骨を納める納骨堂となり、スペース内にはご遺骨の他、位牌や思い出の写真などを自由に納めることができる施設もあります。

 
納骨後はロッカーの前スペース、もしくは共同の参拝スペースでお参りができるでしょう。

 
お墓を建てるまで一時的にご遺骨を安置する目的で契約するご遺族も多く、仏壇型やビル型納骨堂と比較すると、簡素で個別スペースも小さいものも多い一方、費用を安く抑えることができます。

 

②位牌型永代供養

◇位牌型の費用相場は、約3万円~20万円です

 
位牌型の永代供養は位牌堂とも呼ばれます。
位牌を棚に並べて、ご遺骨は別の場所に安置されるか、合祀墓に合祀埋葬されるシステムが多いです。

 
ただ最近では粉骨したご遺骨を位牌の中に納め、供養する施設もあります。
ご遺骨の扱いによって、位牌型永代供養の費用も変わるでしょう。

 
位牌型納骨堂は比較的費用を抑えた永代供養の方法ですが、位牌に彫刻する戒名を付ける場合、費用は別途掛かります。

 
寺院で位牌型永代供養を行う場合、ご住職との関係性もあるため、戒名は依頼する寺院で依頼しましょう。

 

[永代供養をする時の戒名]
・永代供養をするとき戒名は必要?戒名にかかる費用は?戒名なし位牌なしで供養はできる?

 

③ビル型永代供養

◇ビル型の費用相場は、約50万円~100万円ほどです

 
ビル型の永代供養は「自動搬送型納骨堂」「マンション型納骨堂」などとも呼ばれ、コンピューター制御により、ご家族がお参りに来ると、自動的に施設内の参拝スペースにご遺骨が搬送されます。

 
日頃は別の場所にご遺骨が安置され、ICカードタッチパネルにより、ご遺骨が呼び出されるシステムが一般的です。

 
近代開発されたビル型の永代供養は、都心部に多く登場しています。
利便性の良さ、そしてコンピューター制御によるお参りの手軽さ、セキュリティー面の信頼性が高い屋内型の永代供養ですが、費用も高め傾向です。

 

④合祀型永代供養

◇合祀型の費用目安は、約3万円~10万円ほどです

 
合祀型の永代供養では、ひとつの供養塔に他のご遺骨と一緒に合祀埋葬されます。
骨袋や骨壺からご遺骨を取り出して合祀埋葬されるため、一度埋葬されると、再び個別に取り出すことはできません。

 
その分、個別スペースや墓石がないため費用を安く抑えたい方々におすすめの永代供養です。
埋葬後の年間管理料も必要ありません

 

⑤神棚型永代供養

◇神棚型の費用目安は、約50万円~100万円です

 
死を穢れとする神道では敷地内に墓地を置く神社はありませんが、日本国内では神道を信仰する方々のため、ご遺骨を安置できる納骨堂を運営する神社もあります。

 
一般的な神棚型の永代供養は「納骨殿」とも呼ばれ、納骨スペースの上に神棚を置き、神棚に向かいお参りをするタイプです。

 
神棚型の永代供養には個別プランだけではなく、家族型・継承型プランも可能な広いスペースが多くありますが、位牌型納骨堂などと比較すると高め傾向と言えるでしょう。

 
また基本的に神棚型納骨堂で永代供養をする方は、神道を信仰する方々であることが条件です。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

お墓のいらない永代供養:屋外

お墓のいらない永代供養:屋外

◇屋外の永代供養でも、個別にご遺骨が安置できるものもあります

 
屋外の永代供養では、ひとつの供養塔に他のご遺骨と一緒に合祀埋葬される「合祀墓(合葬墓)」のイメージがありますよね。

 
けれども屋外型の永代供養でも、ロッカー型納骨堂と同じように、個別にご遺骨を安置できる永代供養があります。

 
屋外では気持ちの良い環境でお参りができたり、香りのあるお花を供える、お線香をあげるお参りができる霊園もあるので、屋内・屋外の永代供養のうち、どちらがより要望に合う形なのか、家族で納骨後のお参りもイメージし、相談しながら決めると良いでしょう。

 

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①供養塔(納骨塔)型永代供養

◇供養塔(納骨塔)の費用目安は、約3万円~30万円です

 
屋外での供養塔(納骨塔)の永代供養では、墓石などで建てられたひとつの象徴的なモニュメントに、最初から他のご遺骨とともに合祀埋葬、もしくはご遺骨が安置されます。

 
供養塔(納骨塔)は、期間を置かずに最初から骨壺や骨袋から取り出して、他のご遺骨と一緒に合祀されるでしょう。

 
その分、永代供養の費用は安くなりますが、一度永代供養されると再び個別に取り出すことはできません

 

②永代供養墓(合祀墓)型永代供養

◇永代供養墓(合祀墓)の費用目安は、約5万円~50万円です

 
永代供養墓(合祀墓)は「合葬墓」とも呼ばれ、供養塔(納骨塔)と同じく、ひとつの供養塔に他のご遺骨と一緒に合祀埋葬されます。

 
ただ霊園や寺院が提供する永代供養墓のなかには、最終的には合祀埋葬されるものの、一定期間はひとつのカロート(ご遺骨を納めるスペース)のなかに、骨壺に入れたまま安置できる施設も発見できるでしょう。

 

③納骨壇(集合墓)型永代供養

◇納骨壇(集合墓)型の費用目安は、約40万円~100万円ほどです

 
納骨壇(集合墓)とは、墓石で建てられた棚にご遺骨を収蔵し安置する永代供養となり、ロッカー型納骨堂のように、個別スペースに扉を設けた納骨棚が多くあります。

 
個別にご遺骨を安置できるシステムですが、納骨堂と同じように、契約した一定期間が過ぎると安置していたご遺骨は、施設内の合祀墓へ合祀埋葬される霊園や墓地が多いです。

 
ただし契約期間内に更新し更新料を支払うことで、個別安置期間を延長できる霊園や墓地もあるでしょう。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

まとめ:お墓のいらない終活ではご遺骨を残すかどうかです

まとめ:お墓のいらない終活ではご遺骨を残すかどうかです

終活でお墓がいらない人がすべき事柄や、お墓のいらないご遺骨の供養方法をお伝えしてきましたが、お墓がいらない終活を進める前に今一度、兄弟姉妹や子どもなど、身内がいる場合には、下記2点をまず、検討すると良いでしょう。

 

・一定期間は遺骨を残すか
・最初から遺骨を合祀するか

 
合祀墓や自然葬など、最初から遺骨が0になる「0葬」を選んでしまうと、残された家族が遺骨を前に供養したくても、二度と遺骨を取り出すことができません

 
これは良く言われることですが、実際に納骨式で突然戸惑いを見せる遺族も多いため、まず検討すべき事柄と言えるでしょう。

 
また一定期間は遺骨を残す場合でも、「何年」個別安置を希望するかも、よく相談し検討することで、納得できる終活でのお墓事ができます。

 

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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