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永代供養ナビTOP永代供養コラムお墓参りはいつ行く?2025年のお盆やお彼岸に良い日や時間、マナーや服装は?

お墓参りはいつ行く?2025年のお盆やお彼岸に良い日や時間、マナーや服装は?

お墓参りはいつ行く?2025年のお盆やお彼岸に良い日や時間、マナーや服装は?

・お墓参りに行く時期はいつ?
・お盆やお彼岸に行くなら、いつがいい?
・訪問する時間や服装、マナーはある?

 
お墓参りにいつが良いかと言えば、お彼岸やお盆がありますよね。お彼岸は春と秋、それぞれ7日間の期間がありますし、お盆でもいつお墓を訪問することが適切なのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

 
本記事を読むことで、お彼岸やお盆、いつ行くかのその他の時期も含めて、いつお墓参りに行くと良いか?日取りや時間帯まで分かります。後半では家族・親族で訪問する際の服装、マナーも解説しますので、どうぞ最後までお読みください。

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お墓参りに行くのはいつ?

お墓参りに行くのはいつ?

◇お墓参りに行く時期は、お盆と春・秋のお彼岸が一般的です

 
2016年に全国石製品協同組合によりお墓参りについて、お墓を持つ40代男女1,024人へ、お墓参りにはいつ行くかについて、アンケートが実施されました。

 

お墓参りにいつ行くかについて、複数回答が可能なこのマーケットでお墓参りにいつ行ったかと言えば、お盆が718人、続いて春と秋のお彼岸にお墓参りに行った人が、それぞれ534人と382人でした。

 

<お墓参りにいつ行く?(複数回答)>
[お墓参りにいつ行くか] [人数]
・お盆 …718人
・春のお彼岸 …534人
・秋のお彼岸 …382人
・命日、月命 …232人
・年末年始 …232人

 
お盆は本来、家に訪問したご先祖様を自宅でもてなす仏前供養でお墓参り行事ではありませんが、多くの地域でご先祖様をご案内するために、お墓参りに行く風習があるでしょう。お線香をあげて、提灯とともに自宅までご案内をします。

 
また基本的には、いつお墓参りに行くかと言えば、一般的にはお彼岸の期間がベストとされますが、お彼岸の「彼岸」はあの世であり、彼岸(あの世)と此岸(この世)が最も近しい日として、お墓参りをするのです。

 

 

①年に何回行く人が多い?

◇お墓参りに行く時期は、年2回が最も多いです
 
前述した2016年全国石製品協同組合によるアンケートでは、いつお墓参りに行くかとともに、お墓参りに行く回数も尋ねています。この結果、このマーケットにおいて、お墓参りには「年2回行く」と回答する人々が最も多く、全体の25%でした。

 

お墓参りにいつ行くかについて、お墓掃除の観点から見ても、夏の雑草を取り除き、冬の寒さによる被害に対処するために、お墓参りは年に2回、お彼岸のタイミングでのお墓参りは安心です。

 

<お墓参りにいつ行く?|回数>
・年2回 …25%
・年1回 …23%
・年3回 …15%
・年4回 …10%
・年5~11回 …10%
・お墓参りに行けない …7%
・月1回(年12回) …6%
・お墓参りに行きたくない …4%

 
お墓参り行事であるお彼岸は、太陽が真東から真西に移動するため、「彼岸(あの世)と此岸(この世)が最も近くなる」とされます。この春のお彼岸と秋のお彼岸は、いつお墓参りに行くか?時期を計るうえでも、丁度良いタイミングです。

 
そのため毎年お墓参りにいつ行くかと言えば、春と秋のお彼岸の期間を目安にお墓参りに行く時期とする家庭も多いでしょう。

 

[参照]
全国石製品協同組合お墓参りに関するアンケート調査概要

 

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「六曜」による適した日程はいつ?

「六曜」による適した日程はいつ?

◇六曜でお墓参りを避けたい暦は、友引と赤口です

 
「六曜」とは民間信仰でその日の吉凶を占う歴注となります。そのため仏教とも関係がなく、気にせず慶事・弔事を行う人も多いのですが、いつお墓参りに行くか、特に高齢の人々は気にするので、避けた方が良いでしょう。

 

六曜の観点からお墓参りにいつ行くと良いか?と言えば、大安でしょう。続いて、先勝の午前中が適切です。先負の日の午後にお墓参りに行っても良いのですが、お墓参りにいつの時間行くか、どちらかと言えば、午前中の清々しい空気が残っている時間帯でのお参りを良しとするためです。

 

<お墓参りにいつ行く?六曜>
・先勝 先んずれば勝つ 午前中のお墓参りが良い
友引 良くも悪くも友を引く お墓参りは避ける
・先負 先んずれば負ける 午後のお墓参りだが△
仏滅 仏が滅する 弔事については賛否あり
大安 万事縁起良し お墓参りに良い日
赤口 全てが滅する凶日 お墓参りは避ける

 

一方「仏滅」に関しては仏が滅するとして、結婚式などは避けられますが、お墓参りをはじめとした別れ事や仏事に関しては、敢えて仏滅を選ぶ地域もあり、お墓参りにいつ行くかについて、良いタイミングかどうかは賛否分かれます。

 
赤口は「赤」が血や刃物を表し凶日です。お墓参りとして敢えて言うならば午前中は吉とされますが、気にする家族がいるならば避けることをおすすめします。

適切な時間帯はいつ?

適切な時間帯はいつ?

◇お墓参りは午前中が望ましく、16時頃には済ませましょう

 
基本的に秋のお彼岸でお墓参りにいつ行くか、時間帯に厳格なルールはありません。ただ「昼はこの世(此岸)・夜はあの世(彼岸)」のお話をしたように、お墓参りにいつ行くか迷っているならば、生きる人々の時間帯である昼間のお墓参りを良しとします。

特に午前中は清浄な空気が保たれている時間帯とされ、いつお墓参りに行くか迷う場合には、好ましいです。

 

<お墓参りの時期:いつの時間?>
午前中が望ましい
朝~夕方(16時頃)までには済ませる
・陽が暮れたお墓参りは避ける

 

某有名アニメでは、夕方に陽が沈むに連れてこの世の者ではないものがどんどん現れ、主人公がパニックに陥りますが、このような感覚ではないでしょうか。

 
お墓参りにいつ行くかと言うよりは、夜の時間帯はあの世である上に、墓地も「あの世(彼岸)」の地とされています。

 

<危険を避ける戒めでもある>
・暗闇で足元が危ない
・人の目がなく危ない

 

特に春や秋のお彼岸でのお墓参りは、あの世とこの世(彼岸と此岸)が最も近くなるため、お墓参りによって寂しがり屋の無縁仏や餓鬼などを連れて帰るとも言われてきました。

①いつ行く?「ついで参り」をしない

◇お墓参りでは、用事のついでにお墓に立ち寄ることは避けます

 
お墓参りがいつ行くかについて、「午前中が良い」とされるのは、朝の清浄な空気で「邪を祓う」意味がありますが、そればかりではありません。お墓参りは「お墓参りを目的として出掛ける」ためです。

 

<お墓参りを目的に出掛ける>
・お墓参りの前後でどこかに立ち寄らない
・どこかに行く用事のついでにお墓参りをしない

 

ですから、お墓参りについて、家族間では良く聞くものの「〇〇の用事が済んだらお彼岸だしお墓参りに行こうか!」と言う流れは、お墓参りのいつ行くかの選択肢として、本来NGとなります。とは言え、忙しい現代のお出掛けでは、お墓参りに行く際にいくつか用事が重なることもありますよね。

 

●用事が重なった場合、「ご先祖様の用事を後回しにしてはならない」仏教の教えを参考に、最初にお墓参りに行くと良いでしょう。

  樹木葬と納骨堂どっち?  

お彼岸にはいつ行く?

お彼岸にはいつ行く?

◇2025年(令和7年)春のお彼岸は、3月17日(月)~3月23日(日)です

 
春のお彼岸でお墓参りにいつ行くか、ベストな時期は、春分の日3月20日(木・祝)となりますが、そもそもお彼岸は、全国的にお墓参りに行く時期になるため、混雑には注意が必要です。

 

また、2025年(令和7年)の春のお彼岸において、春分の日は六曜では「仏滅」にあたります。お墓参りは供養行事なので、いつ行くかとなれば、お墓参りをはじめとした、弔事は良しとする仏滅に行っても良いのですが、人によっては避ける傾向もあるでしょう。

 

<お墓参りの時期:お彼岸はいつ?>
[お彼岸] [日程] [六曜]
[春のお彼岸]    
●彼岸入り ・2025年3月17日(月) ・先勝
●中日(春分の日) ・2025年3月20日(木・祝) ・仏滅
●彼岸明け ・2025年3月23日(日) ・先勝
[秋のお彼岸]    
●彼岸入り ・2025年9月20日(土) ・大安
●中日(秋分の日) ・2025年9月23日(火) ・先負
●彼岸明け ・2025年9月26日(金) ・赤口

 

また地域によっては、春と秋のお彼岸で両方でお墓参りをしない場合、お墓参りにいつがより良いかと言えば、先祖供養の意味合いが強い秋のお彼岸のみ、お墓参りに行くこともあります。

 
もともとお墓参りにいつ行くかと言えば、お彼岸が日本で定着しています。そのため、納骨堂など屋内施設は混雑しやすく、お彼岸時期をずらしてお参りする人もいるでしょう。

 

お墓参り先が納骨堂や屋内墓所などの屋内施設は、夜間でも開館時間内であれば、いつでも参拝できますので、時間帯をずらす方法も一案です。

 

 

 

春分の日や、春彼岸期間の六曜は?

春分の日や、春彼岸期間の六曜は?

◇2025年(令和7年)春のお彼岸で、お墓参りに適した時期は3月23日(日)の午前中です。

 
六曜の観点から見て、2025年(令和7年)春のお彼岸でお墓参りにいつ行くとベストかと言えば、3月23日(日)の午前中が良いでしょう。この日は午前中を吉日とする「先勝」だからです。

 

平日であれば2025年(令和7年)3月21日(金)が大安で、お墓参りには万事良い吉日ですが、令和の今日において、平日はなかなか家族・親族とのスケジュールが取りにくい傾向にあります。

 

<2025年(令和7年)春のお彼岸の六曜は?>
[2025年(令和7年)日程] [六曜] [お墓参り]
・3月17日(月) …先勝 〇(午前良し)
・3月18日(火) …友引 △(友を引く)
・3月19日(水) …先負 〇(午後良し)
・3月20日(木) …仏滅 △(弔事は良し)
・3月21日(金) …大安 ◎(万事良し)
・3月22日(土) …赤口 ×(危険日)
・3月23日(日) …先勝 〇(午前良し)

 

六曜について特にお墓参りでは、「友引」や「仏滅」は地域や家によって、捉え方が違うこともあります。「友引」は良い意味でも悪い意味でも「友を引く」とされるため、結婚式などの慶事は良いものの、納骨やお墓参り等は避ける傾向にあります。

 

一方、「仏滅」は「仏をも滅する日」の凶日ですが、お墓参りをはじめとした法要やお墓事など弔事には適しているともされてきました。まずは家族や親族に確認してから、お墓参りの日程を調整しても良いでしょう。

秋分の日や、秋彼岸期間の六曜は

◇2025年(令和7年)秋のお彼岸で、お墓参りに適した時期は9月20日(土)です。

 
六曜の観点から見て、2025年(令和7年)秋のお彼岸でお墓参りにいつ行くとベストかと言えば、9月20日(土)の秋彼岸入りがおすすめです。この日は秋分の日ではありませんが、お墓参りは万事良しの大安、土曜日、お墓参りの家族・親族でのスケジュール調整もしやすいでしょう。

 

この他、秋のお彼岸において平日であれば9月25日(木)も大安にあたります。秋分の日である9月23日(火)は先負ですので、午後のお墓参りがおすすめです。ただし2025年(令和7年)の秋分の日、午後にお墓参りをするとしたら、16時以降は日が暮れると危ないので、午後早めのお墓参りをおすすめします。

 

<2025年(令和7年)春のお彼岸の六曜は?>
[2025年(令和7年)日程] [六曜] [お墓参り]
・9月20日(土) …大安 ◎(万事良し)
・9月21日(日) …赤口 ×(危険日)
・9月22日(月) …友引 △(友を引く)
・9月23日(火) …先負 〇(午後良し)
・9月24日(水) …仏滅 △(弔事は良し)
・9月25日(木) …大安 ◎(万事良し)
・9月26日(金) …赤口 ×(危険日)

 

2025年(令和7年)秋のお彼岸で、お墓参りにいつ行けば良いかと言えば、9月20日(土)をはじめとした大安となりますが、必ずしもお墓参りに六曜を意識する家族ばかりではありません。

 

赤口でなくとも、お墓参りにおいて墓地は危険を伴う場所も多いです。特に辺境地にある墓地へのお墓参りでは、運動靴など動きやすくケガリスクの少ない服装で行きましょう。お墓参りですので、運動靴であっても派手な色を避け、抑えたカジュアルな服装を意識します。

お彼岸の入りに行ってもいい?

彼岸の入りや明けのギリギリでお墓参りをすることも問題ありません。お彼岸は期間中に先祖を供養することが大切であり、特定の日にこだわる必要はありません。

 

忙しい現代社会において、自分の都合に合わせてお墓参りをすることで、心を込めた供養ができれば十分です。お彼岸のお墓参りについては、下記コラムをご参照ください。

 

 

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お盆にはいつ行く?

お盆にはいつ行く?

◇お墓参りに良い時期、お盆は2025年(令和7年)8月13日(水)~16日(土)です

 
お盆でいつ、お墓参りに行くかと言えば、あの世で「地獄の釜が開く」とされる8月1日からになるでしょう。地域によってお墓参りは、8月1日からお盆が始まる8月13日までの間に「お盆のご案内」をして、お盆に家に来ていただきます。

 

また、一部地域では「7月盆」と呼ばれる7月13日~15日をお盆とする地域もあります。7月盆は東京時期に多いですが、このような地域は7月1日からお墓参りの時期です。

 

<お墓参りの時期:お盆>
[お盆の時期] [墓参りの時期] [2025年(令和7年)]
●7月盆
(7月13日~15日)
・7月1日~13日 ・2025年7月1日(火)~7月13日(日)
●8月盆
(8月13日~15日)
・8月1日~13日 ・2025年8月1日(金)~8月13日(水)
●旧暦盆
(旧暦7月13日~15日)
(2025年9月4日~6日)
・旧暦7月7日(旧七夕) ・2025年8月29日(金)

 

この他、旧暦7月13日~15日の日程の「旧盆・旧暦盆」を行う地域は主に沖縄でしょう。沖縄ではお盆のお墓参りにいつ行くかと言えば、旧暦7月7日です。旧暦は月の暦である「太陰暦」なので、毎年日程が異なります。

新盆のお墓参りは?

新盆のタイミングでもお墓参りに行きますが、通常のお盆とは少しだけ風習が異なります。新盆でお墓参りに行く場合、初めて故人が自宅へ訪れるため、道を迷わないように「白提灯」を提げてお墓参りをするためです。
 
 
またお盆や新盆において、お墓参りの風習は地域によっても異なりますが、新盆では、お盆初日の午前中~15時頃にかけてお墓参りに行く風習を持つ地域も多くあります。
 
 
新盆にお墓参りに行かない地域では、玄関に白提灯を掲げて目印とする風習が多いでしょう。もちろん、お墓参りとともに、ご先祖様を迎えて送る「迎え火・送り火」も行います

2025年(令和7年)の六曜|お盆のお参りはいつ行く?

◇2025年(令和7年)8月11日(月)が大安でおすすめです。
…また2025年(令和7年)8月5日(火)、11日(月)の2日は大安です。

 

この他、六曜の観点からいつお墓参りに行くかと言えば、お盆初日の2025年(令和7年)8月13日(水)の午前中も、先勝なので縁起の良いタイミングです。お墓参りではお茶や水をお供えして、家族でお迎えにあがると良いでしょう。 

 

お盆に入り迎え火を焚き始めると、ご先祖様はもちろん、迎える家族のいない無縁仏が、お供え物を求めて浮遊するとされる観点から見ても、当日にお墓参りをするとしても8月13日昼までが良いです。

 

<お墓参りの時期:2025年(令和7年)お盆の六曜は?>
[2025年(令和7年)日程] [六曜] [お墓参り]
8月1日(金) …先勝(壬寅) 午前良し
・8月2日(土) …友引(癸卯) 友を引く
・8月3日(日) …先負(甲辰) 午後良し
・8月4日(月) …仏滅(乙巳) 弔事良し
8月5日(火) 大安(丙午) 万事良し
・8月6日(水) …赤口(丁未) 注意日
・8月7日(木) …先勝(戊申) 午前良し
8月8日(金) …友引(己酉) 友を引く
8月9日(土) …先負(庚戌) 午後良し
・8月10日(日) …仏滅(辛亥) 弔事良し
8月11日(月) 大安(壬子) 万事良し
・8月12日(火) …赤口(癸丑) 注意日
・8月13日(水) …先勝(甲寅) 午前良し

 

六曜からお盆でお墓参りにいつ行くかのタイミングを計ると、友を引く「友引」と、不吉な血をイメージする「赤口」が避けたい日程です。また、お盆初日以降は、お墓参りでのお供え物が魑魅魍魎に狙われるとして、避けたいですね。

 

2025年(令和7年)お盆前で、お墓参り六曜の観点から、いつになるかと言えば、8月2日(友引)・8月6日(赤口)・8月8日(友引)・8月12日(赤口)のお墓参りを避けると良いでしょう。

8月の夏にお参りする注意点

夏にお墓参りを行う際は、暑さ対策と虫除けが基本の作法です。例えば初盆やお盆、さらには彼岸のタイミングなど、いつお墓参りに行くかの時期選びがありますよね。

 

カテゴリ 作法・持ち物
熱中症予防
  • 帽子
  • 日傘
  • 午前中の涼しい時間帯に水分補給
服装
  • 通気性の良い服装
  • 肌の露出を控える

お墓参り時期

  • 初盆
  • 春のお彼岸
  • 秋分の日
虫対策
  • 虫除けスプレー

 

夏の墓地では雑草が容易に生い茂り、墓石が汚れやすいです。お墓参りは必須なので、掃除道具などを持参しましょう。夏は特に暑さ混雑を避けるため、早朝や夕方など、午前や一定の時間帯を選びます。

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お墓掃除のポイント

お墓掃除のポイント

お墓掃除は、お墓参りの大切な一部です。まず、掃除の際には柔らかいブラシやスポンジを使用し、石材を傷つけないようにしましょう。

 

水をたっぷり使って汚れや苔を洗い流し、洗剤は石材用のものを選ぶと良いです。周囲の雑草も丁寧に取り除き、供花や供物は新しいものに交換します。

 

最後に、掃除後のお墓に感謝の気持ちを込めてお参りをしましょう。定期的な掃除でお墓を美しく保つことが故人への敬意を表します。お墓掃除について、詳しくは下記コラムをご参照ください。

 

 

お墓掃除で前の人の花はどうする?

お墓掃除の際に前の人が供えた花が枯れていたり、お墓参りに来た時に古くなっている場合は、感謝の気持ちを込めて新しい花と交換するのが一般的です。

 

お墓参りの際に、前の人の花がまだ新しい場合は、並べて置くか、お墓参りでスペースが限られている場合は少し整えてから供え直します。基本的にお墓参りでは、他の方が供えた花を勝手に処分するのは避け、できるだけお墓の管理者と相談するのが良いでしょう。

 

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命日やお正月のお墓参りはいつ行く?

命日やお正月のお墓参りはいつ行く?

お墓参りにいつ行くか?そのお墓参りタイミングは、基本的にいつでも問題はありません。コロナ渦を経た2023年以降は、命日や年末年始、お正月などのお墓参りも増えました。ここでは、一般的なお墓参りのタイミングについて詳しく見ていきましょう。

①命日にお参りをする

お墓参りを命日に行う人は多く、仏教の教えにかなっていますが、命日のお墓参りは義務ではありません。生きる者が故人を偲び、悲しみを癒すために役立ちます。

 

もし命日が平日であれば、いつでもお墓参りはできます。家族が集まりやすい週末に変更しても構いませんし、命日より前に訪れることも可能です。

 

また、命日にお墓参りをいつまで続けるかについても特に決まりはありません。毎月の訪問が習慣となっている場合、無理にやめる必要はないですし、負担に感じるようであれば辞めても問題はありません

 

お墓参りをやめるタイミングは人それぞれですが、気持ちの整理がついたと感じた時や、祥月命日、次の年忌法要の時期を一つの目安とする方が多いようです。

②お正月にお参りをする

地域によっては、新年を迎える前にご先祖様のお墓を訪れる習慣があります。これは、年始の挨拶を先祖に伝え、新しい年の健康と幸せを祈るためです。

 

正月のお墓参りの時期は特に決まりはありませんが、午前中に訪れるのが良いとされています。午前中にお墓参りをするのは、先祖への挨拶を最も大切に考えるためです。午後から訪れると、他の用事を優先してしまったと見なされることがあるためです。

 

また、墓地や霊園によっては正月期間に閉まっていることもありますので、事前に開園時間を確認してから訪れるようにしましょう。特に雪が多かったり、寒さが厳しい地域では、無理をせず安全を優先してください。

③年末年始のお墓参りはいつがいい?

年末年始にお墓参りに行く場合、いつが良いのかと言えば、一般的には、12月の中旬以降から1月の初旬が適した時期とされています。師走は忙しいくらしの合間を縫うため、タイミングもあるでしょう。

 

年末にお墓をきれいにして新年を迎える準備を整えたり、年始に新年の挨拶をすることで、故人への感謝や思いを伝えることができるためです。具体的な日程は家族や地域の習慣に従うことが多いですが、年末の大掃除と一緒にお墓の掃除を行う家庭もあれば、三が日中に初詣と合わせて訪れる方もいます。

 

また、天候や交通状況を考慮し、無理のない日程を選ぶことが大切です。特に遠方にあるお墓の場合は、交通機関の混雑を避けるために、年末年始の連休を避ける選択肢もあります。

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お墓参りに行く服装は?

お墓参りに行く服装は?

◇寺院墓地にお墓参りに行くならば、畏まったお出掛け着が良いでしょう。

 
寺院墓地のお墓参りでは、多くの家で前後で御本堂へご挨拶します。このような場合には作法として、ご住職に失礼のないよう、あまりカジュアル過ぎない服装が適切です。
 

日々のくらしのなか、お墓参りに行く際にはカジュアルで良いのですが、御本堂にご挨拶をするなど、状況によって服装マナーは変わります。

 

<お墓参りに服装マナー:判断材料>
・家族のみのお墓参り
・彼岸会の参加
・本堂へご挨拶をする
・法要を執り行う(初盆など)

 

命日などくらしのなか、習慣として行く際には安全でカジュアルな服装です。一方、お盆やお彼岸のお墓参り時期に行くならば、本堂では彼岸会など、法要を執り行っていることがありますので、失礼のない畏まったお出掛け着「平服(ひらふく)」が適切と言えるでしょう。

家族のみのお墓参り

◇家族飲みのお墓参りでは、普段着でも問題ありません。

 
家族のみのお墓参りでは、作法に注意をする必要がないケースが多いです。けれども、お盆や秋のお彼岸時期は、お墓参りに行くには残暑が厳しい年もあります。日よけの帽子や日傘などを持参することをおすすめします。

 

※ただし手を合わせる時は一度帽子を取って合わせるようにしましょう。
 

彼岸会の参加

◇平服で参加すると良いでしょう。

 
寺院墓地にお墓が建つ場合、寺院で説法を行う彼岸会(ひがんえ)が行われることもあります。厳格な決まり事はありませんが、やはり一般的なお墓参りや法要の作法に倣い、平服での参加が安心です。

 

<平服の目安>
●お布施の準備…約3千円~5千円ほど
・ビジネススーツ
・色目の落ち着いたお出掛け着
・派手過ぎない
・露出が少ない

 

またご住職へ直接お渡しする彼岸会は少ないですが、お布施を入れる箱などが用意されている寺院も多いでしょう。この場合は、お布施を持参します。目安としては約3千円~5千円が一般的です。

 

本堂へご挨拶をする

◇落ち着いた色合い、露出の少ない普段着で整える。

 
寺院墓地にお墓が建つ場合、お墓参りの前後で御本堂へ立ち寄り、御本尊へ手を合わせる家もあるでしょう。

 
このような場合も、基本的には日々のくらしで着ているような、カジュアルな服装で構わないのですが、露出が少なくゴールドなどの光物のない、落ち着いた色合いの服装がマナーとして安心です。

 
御本堂ではご住職に会うことも多いため、あまり派手は服装は避けるようにします。

 

法要を執り行う(初盆など)

◇黒やグレーの喪服で参列する。
 
お墓参りをいつもお彼岸に済ませる場合、春のお彼岸はくらしにも密着しており、この世の万物に感謝する意味合いが強く、秋のお彼岸は自分がここに在るとして、ご先祖様供養の意味合いが強いです。

 
そのため、現代では少なくなったのですが、しばしば秋のお彼岸にお墓参りとともに彼岸法要を行う家を見受けます。

 

<彼岸会法要>
●ご香典…約5千円~1万円
・数珠
・喪服

 

目安としては一般的な年忌法要と同じです。数珠や香典も年忌法要と同様に用意して、紫色や深緑色など、弔事用の袱紗(ふくさ)に入れて持ち歩きます。

 

 

 

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お墓参り時期の持ち物

お墓参り時期の持ち物

◇お墓参り時期には、お墓掃除をします
 
月命日に毎月お墓参りをする人々でも、毎年の定期的なお墓参り時期をお墓掃除として、日々のくらしのなかでお墓参りをする場合は、日ごろは供え花や手を合わせるのみ、とする人も少なくありません。

 
けれどもいつお墓参りをするかによって、お墓掃除を想定した持ち物を用意します。いつのお墓参りでお墓掃除をするかは、家族によって異なりますが、年に2回、お彼岸がくらしのなかに溶け込むでしょう。
 

<秋彼岸のお墓参り、持ち物>
[掃除道具] 柔らかい布
・スポンジ
・歯ブラシ
・タオル
・ゴミ袋
・カマなど(雑草)
[お墓参り] 供え花
・ロウソク
・マッチ(チャッカマンなど)
・水
・お供え
・数珠

 

お墓参りの服装マナーではお出掛け着としましたが、お墓参りでお墓掃除を行う時には靴が気になる人も多いですよね。

 

お墓参りの準備では替えの靴を用意しても良いですし、お正月や年末年始のお墓参りなどはの寒さを考慮しましょう。お墓参りで履くスニーカーは、派手すぎずカジュアルすぎない服装で整えることで、お墓参り いつ行っても安心してお参りできる環境を整える人もいます。 

 

 

お墓参りのお供え

◇お墓参りの後、お供えは持ち帰ります
 

いつお供えを供えるかと言えば、お墓参りではお墓掃除が完了した後、供花と線香を供え、初盆やお盆のタイミングに合わせた準備済みのお供え物を整えて供えます。

 

お墓参り時期であるお彼岸には、春のお彼岸や秋分の日にも合わせ、おはぎやぼたもちなどの伝統的な行事食としてお供えとして故人へ送ってきました。しかし、近年のお墓参りでは、虫が寄って来る問題を避けるため、生ものを屋外のお墓に供える家は減少しています。

 

また近年増えたお墓参りである納骨堂など、屋内のお墓では、生もののお供えに対応していない施設もあります。

 

<お墓参り時期のお供え物>
・缶ジュース
・ビンの飲み物
・個包装の渇き菓子
・食べ物を模したロウソク
…など。

 

現代、お墓参りのお供えとして、初盆や春や秋のお彼岸の時期に合わせた食べ物がありますが、これらを模したロウソクや缶ジュースなどが利用されるようになりました。持ち運びが容易で、納骨堂など屋内のお墓参りでも線香のような香りが飛びにくく、安心して供することができます。

 

お墓参りから帰宅したら、家ではお仏壇に供えるなど、いつでも使用できるため、お正月、年始、秋分の日など各時期のタイミングに合わせた作法として、若い世代を中心に全国で広がっています。

 

 

  樹木葬と納骨堂どっち?  

お墓参りはいつ行ってもいい?

お墓参りはいつ行ってもいい?

◇春や秋のお彼岸、お盆に限らず、いつお墓参りをしても構いません
 

お墓参りは基本的にいつでも行って良く、何度訪れても問題ありません。ただし、お墓を持っているならば、霊園内区画のお墓掃除が必要です。さらに、年末や年始の時期は、初盆の準備や線香を供える作法を取り入れることで、安心して先祖供養を進められます。

 

目安として、いつお参りしても良いですが、必ずしもお彼岸やお盆でなければならないというわけではありません。

 

実際、秋分の日や春のお彼岸に加え、年末や年始の正月期間中にもお墓参りを行い、供え物や線香を捧げる作法を実践すれば、先祖への供養がより意味深いものとなります。さらに、定期的に年に2回ほど草むしりなどの環境維持作業を行うことで、安心してお墓を管理できます。

 

<春と秋のお彼岸に適した事柄>
・お墓掃除
・仏壇掃除

 

そこで、いつお墓参りに訪れるかと言えば、1年に2回、定期的に訪れるためにお彼岸やお盆が、お墓参りに良い時期でもあります。一方で、お墓参りと共にお仏壇掃除に適した時期でもあるでしょう。

 

このように、いつでもお墓参りに行けますが、いつも忙しい現代のくらしにおいて、いつまでも美しく保つためのお仏壇やお墓のメンテナンスに丁度良いタイミングが、春と秋のお彼岸です。

 

 

 

お墓参りにいつ行くかは、お盆とお彼岸が適切です

お墓参りにいつ行くかは、お盆とお彼岸が適切です

お墓参りに適した時期は、お盆と春と秋のお彼岸となり、全国的には年2回のお墓参りが25%、続いて年3回のお墓参りが23%と、この時期に基づいています。

 

特に春のお彼岸は雪解け後のお墓掃除、秋のお彼岸は夏に生い茂った草木を刈り取るのに適した時期となり、春と秋のお彼岸をお墓参りの時期とする家庭が多いでしょう。

 

ただし近年では、墓主の高齢化や継承者の不在といった問題により、故人の命日や初盆を迎える場合を踏まえて、墓じまいを実施し、遺骨を納骨堂などの屋内施設に移す『改葬(かいそう)』が増えています。

 

自宅の近くに遺骨を改葬することで、暮らしのなかで故人に会いに行く人も増えています。

 

 
永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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