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納骨堂の永代供養とは?お墓との違いやメリットデメリット、大阪に多い納骨堂4つの種類

納骨堂の永代供養とは?お墓との違いやメリットデメリット、大阪に多い納骨堂4つの種類

・納骨堂の永代供養とは?
・お墓と納骨堂は、なにが違うの?
・納骨堂のメリットデメリットは?
・大阪で人気の納骨堂4つの種類とは?

 
大阪では納骨堂の永代供養が増えています。
墓石を屋外に建てて供養する従来のお墓とは違い、ご遺骨を屋内施設に収蔵する納骨堂は、お参りもしやすく現代の供養の形とも言われるようになりました。
 
本記事を読むことで、納骨堂の永代供養とはなにか?お墓と違う特徴やメリット・デメリットの他、大阪で人気が高い納骨堂の永代供養、4つの種類をご紹介します。
 

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納骨堂の永代供養とは?

納骨堂の永代供養とは?

◇屋内で遺骨を安置する施設で、管理者が遺骨の供養をしてくれます
 
納骨堂の永代供養とは、屋内で遺骨を安置するお墓の種類「納骨堂」で、家族に代わり施設管理者が遺骨の供養を永代に渡り続けてくれることです。
 

<納骨堂の永代供養とは>
・納骨堂とは …屋内で遺骨を収蔵するお墓の種類
・永代供養とは …家族に代わり管理者が供養する

 
一般的に納骨堂は永代供養が付いているため、納骨堂に遺骨を収蔵すると、継承者が必要ありません。
 
納骨堂の永代供養は「現代の供養の形」とも言われ、広大な敷地を必要とする霊園とは違い、忙しい人々がアクセスしやすい都心部の立地が多いです。
 

昔の納骨堂は「仮の安置場所」?

◇昔の大阪で納骨堂は、お墓が建つまで遺骨を一時期的に安置する場所でした
 
大阪のシニア世代にとって「納骨堂」と言うと、お墓の完成が間に合わなかったり、経済的な事情でお墓に遺骨を埋葬できない時に利用するイメージが強いです。
 
けれども今、納骨堂は永代供養が付いた、継承者を必要としない新しい供養の形の筆頭として注目されています。
 

<納骨堂の永代供養:昔と今>
[昔の納骨堂] ・ロッカー式の簡素な造り
・一時期的な遺骨の安置場所
・法要や供養はしにくい
[今の納骨堂] ・さまざまな種類がある
・永代供養が付いている
・個別の法要スペース
・法要や供養は自由度が高い

 
実は大阪ではシニア世代こそ、納骨堂の永代供養を選ぶ傾向にあります。
終活で自分が入るお墓として納骨堂を選ぶケースも多いですが、そればかりではありません。
 

<納骨堂の永代供養はシニア世代に人気>
・アクセスが良い立地が多いため、足腰が弱くなり頻繁にお墓参りができないシニア世代には助かるからです。

 
都心部の納骨堂へ遺骨を移動する(改葬)ことにより、大切な故人と頻繁に心を通わすことができます。
 

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納骨堂の永代供養のメリットは?

納骨堂の永代供養のメリットは?

◇納骨堂の永代供養を選ぶ最大のメリットは、継承者が必要ない点です
 
「継承者がいらない」以外のメリットについては、ひとつの事柄をメリットと取るかデメリットと取るか、正反対に意見が分かれます。
 
そのため評価も表裏一体で、個人の価値観による評価が多いでしょう。
大阪で納骨堂の永代供養は、下記3点が特徴的です。
 

<納骨堂の永代供養:3つの特徴>
・納骨堂は屋内施設
・墓標(お墓)のスタイルが多い
・遺骨が埋葬されない

 
最も評価が分かれるのは、墓標(お墓)のあるなしです。
現在は屋内にお墓を設けた納骨堂「室内墓所」もありますが、遺骨を収蔵する施設なので、「お墓」がない納骨堂も少なくありません。
 

納骨堂は屋内施設

◇納骨堂は屋内施設です
 
大阪で納骨堂の永代供養は屋内施設で、都心部の駅から歩いて数分の立地に建つ施設もなかにはあります。
 
雨でもアクセスがしやすく、いつでもお参りできる点が選ばれる理由です。
 

<納骨堂の永代供養は屋内施設>
[メリット] [掃除や維持管理が楽]
・お墓掃除がない
・草むしりがない
[全天候型]
・天気を気にしない
・いつでもお参りができる
[デメリット] [お墓参りの実感が少ない]
・お墓にお水を掛ける
・お線香をたくさん焚く
…などができない。

 
屋内施設である納骨堂は、お線香を禁止する施設も少なくありません。
またお墓掃除がなく手軽にお参りができる分、昔ながらのお墓参りを大切にする人々にとっては、供養の実感がなく物足りなくも感じます。
 

墓標(お墓)のスタイルが多い

◇お墓を必要としないため、コストが掛かりません
 
大阪で納骨堂の永代供養を選ぶ最大のメリットは、墓石を建てる必要がないため、コストを抑えた供養ができる点でしょう。
 
墓石を建てると約175万円~300万円以上は建墓費用に掛かりますが、納骨堂で永代供養をするならば、充実した施設でも約25万円/1柱ほどからあります。
 

<納骨堂の永代供養はお墓がない>
[メリット] [お墓と比べて割安]
・約10万円~100万円/1柱ほど
(お墓は約150万円~300万円ほど)
[デメリット] [お墓がなく、墓標がない]
・遺骨が土に還らない
・1柱ごとの料金が多い

 
お墓が建たない納骨堂の永代供養では、契約の料金を1柱ごとに設定するプランが多いです。
そのため墓じまいなどで複数の柱を納める場合、柱数によってはお墓よりも割高になることもあるでしょう。
 
ただし大阪での納骨堂の永代供養には、3柱~5柱ほどを収蔵する「家族スペース」を、約100万円ほどの料金で設けた施設も見受けます。
 

 

遺骨が埋葬されない

◇納骨堂は遺骨を収蔵するスペースです
 
お墓は土に遺骨を埋葬しますが、納骨堂の永代供養では、遺骨をそのまま決められたスペースに収蔵します。
 
仏教の概念として、シニア世代では「土に埋葬しないと成仏できないのでは?」と避ける人もいるでしょう。
 

<納骨堂の永代供養は遺骨が埋葬されない>
[メリット] ・改葬がしやすい
[デメリット] ・成仏するか不安な人もいる
・古い施設へ不安の声

 
「改葬(かいそう)」とは遺骨の引っ越しを差します。
昔の納骨堂はお墓が建つまでの一時期的な安置場所だったので、将来的にお墓に埋葬したい人にとっても適切です。
 

 

納骨堂の永代供養とは

納骨堂の永代供養とは

◇「永代供養」とは、施設管理者が家族に代わり、遺骨を供養することです
 
お墓は代々継承者である「墓主」がお墓の維持管理を行いますが、納骨堂の永代供養を選ぶことで、墓主を立てる必要がなく、無縁仏にはなりません。
 
ただし、契約時に定めた一定期間の間に更新がなければ、遺骨は合祀墓に埋葬される仕組みが多いです。
 

<納骨堂の永代供養とは:特徴>
(1)納骨堂の永代供養契約 ・遺骨の個別安置期間を設定
・個別スペースで管理・供養
・個別スペースへ参拝する
(2)合祀墓に合祀埋葬 ・個別安置期間が過ぎたら
・他の遺骨とともに合同供養
・合祀墓へ参拝する
(3)契約更新をした場合 ・個別安置期間を再契約

 
納骨堂の永代供養で合祀供養をされたくない場合、個別安置期間内に契約更新をすることで、延長できる施設が多いでしょう。
 
期間も複数パターンから選ぶ施設が多いため、お墓を建てる予定があれば、短い期間で契約します。
 

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

永代供養は永代使用ではない

◇お墓を建てる時に契約する「永代使用」は、墓地区画の使用権の契約です
 
「永代供養」とは、施設管理者が家族に代わり遺骨の管理維持を、永代に渡って行ってくれるものですが、合祀墓での永代供養など、供養の形に決まり事はありません
 

<永代供養は永代使用ではない>
[永代供養] ・遺骨を管理、供養する
・供養の形に決まりはない
(合祀墓、納骨堂など)
[永代使用] ・墓地区画を使用できる権利
・遺骨の管理、供養は契約外
・墓地区画に対して使う言葉
(お墓を建てる)

 
「永代(えいたい)」とは、代々先までを差します。
「永代に渡り供養をする(永代供養)」と「代々に渡り使用できる(永代使用)」の違いです。
 
ただし継承者を必要としない「永代供養が付いたお墓」は販売されています。
 

 

納骨堂の永代供養よりも安い方法は?

◇他の遺骨とともに埋葬する合祀墓は、より安く永代供養されます
 
費用面の事情があり、納骨堂よりも安い永代供養の形を選びたい場合には、他の遺骨とともに合祀埋葬、合同供養される合祀墓があるでしょう。
 
また樹木葬などの自然葬でも、納骨堂よりも安い永代供養があります。
 

<納骨堂の永代供養よりも安い方法は?>
・合祀墓 …約10万円~
・自然葬(樹木葬など) …約10万円~
・集合墓 …約30万円ほど~
・ガーデニング型樹木葬 …約50万円ほど~

 
屋外に建てられた納骨堂のような集合墓や、区画が分けられてワンプレート型の墓石が並ぶガーデニング型(庭園型)樹木葬は、納骨堂の永代供養と価格帯は同じプランが多いでしょう。
 

 

納骨堂の永代供養:4つの種類

納骨堂の永代供養:4つの種類

◇今、納骨堂の永代供養は「拝む対象」により4つの種類があります
 
お墓が建つまでの一時期的な安置場所だった昔の納骨堂は、多くがロッカー式でしたが、納骨堂が永代供養のスタイルになった現代は、位牌やお墓など、拝みの対象によって、主に4つの種類が人気です。
 

<納骨堂の永代供養:4つの種類>
・ロッカー型
・お仏壇型
・ビル型(繰り出し型)
・お墓型(室内墓所)

 
この他、檀家が遺骨を菩提寺(寺院)で安置してもらう場合などは、昔から遺骨は別の場所に安置され、家族は本堂に祀られたご位牌に手を合わせることもあります。
 
このようなスタイルを「位牌型」「位牌堂」などとも言いますが、現代の位牌型納骨堂施設では、遺骨スペースに位牌を置くスタイルになるでしょう。
 

 

ロッカー型

◇ロッカーで仕切られた納骨堂です
 
ロッカーのスペースごとに契約します。
1柱ごとに契約するプランもありますが、夫婦や家族プランも増えました。
 
1柱の骨壺のみ入るものもありますが、なかには夫婦2柱が一緒に収まる広いスペースを提供する施設もあるでしょう。
 

 

お仏壇型

◇遺骨を仏壇に収蔵して祀ります
 
民間のお仏壇型納骨堂での永代供養は、仏壇に遺骨を祀る手元供養に似た配置が多く、ご位牌を祀るか否かは、家族の判断になる施設が多いです。
 
ただし寺院墓地でのお仏壇型納骨堂は、宗派ごとの仏壇の配置があるため、より決まり事が多くなるでしょう。
 

 

ビル型(繰り出し型)

◇家族が参拝に行くと、収蔵されていた遺骨が自動で繰り出されます
 
大阪エリアの納骨堂では、主に都心部に多いスタイルです。
家族が参拝に行くと、施設の奥に収蔵されていた遺骨が、個別ブース(個別の参拝スペース)に繰り出されます
 
そのため常に個別スペースが用意されている訳ではありません。
多くはカードキーなどを利用し、案内された個別ブースで、遺骨が繰り出されるのを待ち、参拝します。
 

 

お墓型(室内墓所)

◇屋内施設ながら、参拝の対象がお墓です
 
お墓型(室内墓所)は参拝の対象がお墓になったスタイルですが、ビル型(繰り出し型)のシステムを利用し、参拝の対象としてお墓を設置してる施設が多いでしょう。
 

ビル型+お墓を設置
屋内でお墓が立ち並ぶ

 
また、なかには屋内スペースでありながらスリムなお墓が立ち並ぶお墓型(室内墓所)納骨堂も見受けます。
 

 

納骨堂の永代供養では、屋内に遺骨を収蔵します

納骨堂の永代供養では、屋内に遺骨を収蔵します

納骨堂にはさまざまな種類がありますが、基本的に納骨堂の永代供養では、遺骨を屋内に収蔵し供養します。
 
コラム内になる「遺骨の個別安置期間」の一定年数は、施設や永代供養のプランによってさまざまです。
 

・短期間…3年、5年
・長期間…7年、15年
・弔い上げまで…25年、33年

 
納骨堂の永代供養でありながら、お墓で弔い上げとなる25年・33年まで個別安置ができるプランもあるでしょう。
 
けれども個別安置期間が長ければ長いほどコストも掛かりますので、バランスを見ながら契約を進めてください。
 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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