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【大阪の永代供養】位牌型納骨堂のメリット・デメリット。どんな人が向いているかを解説

【大阪の永代供養】位牌型納骨堂のメリット・デメリット。どんな人が向いているかを解説

大阪では今、納骨堂(のうこつどう)が注目されていますよね。
特に大阪の都心部で人気の納骨堂は、一般的なお墓に比べて費用も安い点が特徴です。
 
「遠方ではお墓の管理ができない、かと言って都心部ではお墓の場所が取れない」と悩む人に選ばれています。
 
そのため現代大阪の納骨堂は、お墓と並ぶ葬送の新しいスタイルとして、さまざまな種類が増えました。
・自動搬送式(ビル型)・ロッカー式・仏壇式・位牌式・墓石式などです。
 
今回はそのなかでも特に、大阪の位牌型納骨堂について、特徴とメリット・デメリットをお伝えします。
 

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大阪の「位牌型」納骨堂とは?

大阪の「位牌型」納骨堂とは?

●大阪の位牌型納骨堂は、位牌を祀り供養するスタイルです。
ご遺骨と一緒、もしくは別の場所に収蔵されます。
 
一般的な大阪の位牌型納骨堂では、位牌を祀る祭壇が並びます。
ちなみに「位牌(いはい)」は、名前・戒名・没年月日が記載されている札です。
 
一般的にはお仏壇に祀られる位牌ですが、大阪で位牌型納骨堂を契約した家庭では、自宅にお仏壇は持たず、供養は位牌型納骨堂で行う事例も多くあります。
 
位牌を供養の対象として中心に祀っている大阪の納骨堂を「位牌型納骨堂」と言います。
 

位牌には魂が宿っている

●大阪で位牌型納骨堂を選ぶ背景には、昔から「位牌は魂が宿っている」とされるためではないでしょうか。
 
そのため「火事の時には位牌を持って避難しろ!」と言う人もいました。
西日本の地域によっては、御本尊を中心に祀らずに位牌をお仏壇の中心に祀る集落もあるほどです。
 

大阪の位牌型納骨堂、2つの特徴

大阪の位牌型納骨堂、2つの特徴

大阪にある位牌型納骨堂の特徴は以下の2点です。
 

<大阪の位牌型納骨堂、2つの特徴>
(1)個人の位牌が安置している
(2)遺骨の収蔵方法には2つのタイプがある
・位牌と同じ場所にセットで骨壺を置く
・位牌と骨壺を、別の場所に収蔵する

 
昔ながらの寺院が一時的に預かる位牌堂などは、ひとつのスペースに所狭しと位牌が並ぶ様子が一般的です。
 
個別スペースがない位牌棚に並び、ご住職が日々まとめて読経供養を行う方法が知られていますが、大阪の新しい位牌型納骨堂では、個々のスペースに一柱の位牌を祀る施設もあるでしょう。
 
それでは、大阪の位牌型納骨堂、それぞれの特徴について詳しく解説します。
 

(1)個人の位牌が安置している

大阪の位牌型納骨堂では、個人の位牌を安置する施設が一般的です。
 
●大阪では位牌型納骨堂によって多少の違いもありますが、納骨堂として美しく見せるよう一貫性があり、統一されている規格になっている施設が多いでしょう。
 

(2)遺骨の収蔵方法には2つのタイプがある

大阪の位牌型納骨堂は、魂が宿るとされる位牌を供養の対象として中心に祀る納骨堂を差しますが、ご遺骨も収蔵されますよね。
 

<大阪の位牌型納骨堂、2つのタイプ>
(1)位牌とご遺骨をセットで収蔵
(2)位牌とは別の場所にご遺骨を収蔵

 
このように大阪の位牌型納骨堂では、このご遺骨の安置方法がそれぞれの形態の違う、2つのタイプに分かれます。
 

(1)位牌とご遺骨をセットで収蔵

●多くの大阪にある位牌型納骨堂では、位牌が飾られている棚の下部分にご遺骨を収納できるスペースがあります。
 
位牌と遺骨をセットで置くことで、個人の家で契約したスペースを前に、個別に供養や参拝ができる点がメリットです。
 

(2)位牌とは別の場所にご遺骨を収蔵

一方で大阪の位牌型納骨堂では、多数の位牌が収納されているものもあります。
子の場合、位牌とは別のところでご遺骨を保管しているでしょう。
 
別の場所にご遺骨を置かれている施設では、個別でのお参りはできません
 
大阪では昔ながらの寺院にある、位牌型納骨堂などで見る仕組みです。
 

大阪の納骨堂、メリット・デメリット

以前の大阪では納骨堂と言えば、お墓が完成するまでの一時的なご遺骨の預かり場所でした。
けれども今の大阪では、お墓と同じ葬送のひとつの形として、選ばれていっます。
 
その背景にはお墓の継承者問題や、家督相続など家の継承概念が薄れたことがあるでしょう。
 

・お墓の継承者がいない
家督相続の概念がなくなった
・人の人生がよりグローバルになった

 
遠方のお墓の管理が難しく継承者がいない家が増えたことや、その背景にもなる「長男が家督全てを相続する」家督相続の概念がなくなったことは大きいです。
 
お墓を継承しても、相続人それぞれに一定の相続権利がある「遺留分」の法律により、長男がお墓を継承しても相続財産には影響しないため、負担を背負いお墓を継承するメリットもありません。
 
そのなかで大阪では納骨堂ニーズが増えたのですが、そのなかでも位牌型納骨堂には、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
 

大阪の位牌型納骨堂のメリット

大阪で位牌型納骨堂を購入した人々に聞く、大きなメリットは以下の3点です。
 

<大阪の位牌型納骨堂のメリット>
安くお墓や位牌を手配できる
お参りが簡単
後で遺骨を取り出すことができる

 
前述したように、位牌を祀るために自宅にお仏壇を置かない家も多く、お仏壇を置くスペースがない家で選ぶ事例も多いです。
 
また特に都心部で大阪の位牌型納骨堂が選ばれるのは、生活圏内にご遺骨を安置できる点があるでしょう。
 

①安くお墓や位牌を手配できる

一般的なお墓を建てると、相場の金額ですが約300万円ほどします。
 
●一方、大阪の位牌型納骨堂で契約をすると、ご遺骨も位牌も同じところに安置するため、仏壇と融合したお墓ということになるのです。
 
そのため、大阪では位牌型納骨堂と契約さえすれば、お墓を建てる必要がなく、お仏壇を仕立てる必要もなく、安価で抑えることができるとして選ぶ事例が多くあります。
 

②お参りが簡単

大阪では納骨堂を解説するイメージとして、「マンションの一室にお墓がある」などと言われます。
 
大阪では都心部に位置する納骨堂が多いメリットの他、屋内施設である点を選ぶ理由とする人も少なくありません。
屋内施設にあることで、下記のような点が便利です。
 

<大阪の位牌型納骨堂は屋内施設>
・雨の日や雪の日でも、天候を気にせずにお参りできる
・夏場の草むしりなど、掃除の必要がない

 
大阪の位牌型納骨堂では、ほとんどの施設で管理人がいます。
そのため年間管理料も発生しますが、これは屋外型の霊園も同じです。
 
屋内で整った個別スペースになるため、お墓のように個別区画の掃除が必要ありません。
 

③後で遺骨を取り出すことができる

今、お墓を持たない葬送の形として、合祀墓や樹木葬なども注目されていますよね。
けれどもこれらの葬送はいずれも、後でご遺骨を取り出すことはできません。
 
合祀墓…骨壺から出して、他のご遺骨と合祀埋葬される
樹木葬…骨壺から出して、後々土に還るように埋葬される
 
そのため「ご遺骨を収蔵するスペース」を契約する意味合いで、大阪の納骨堂を契約する家族も多いです。
 
大阪の納骨堂はあくまでも骨壺ごとご遺骨を収蔵するため、契約期間が過ぎて合祀墓に埋葬されない限りは、個別の骨壺が残ります
 

・将来的に手元供養を考えている
・お金が貯まったらお墓を建てたい
・自分の子どもがお墓を建てるかもしれない

 
…などなど、将来的な希望を想定して、ご遺骨を簡単に取り出せるように納骨堂を選ぶ事例です。
 

※とは言え、大阪では樹木葬も人気です、下記もご参照ください。
【樹木葬の選び方】自然(土)に還るシンボルツリー型樹木葬|仕組みで選ぶ6つのポイント

 

大阪の位牌型納骨堂のデメリット

大阪の位牌型納骨堂のデメリット

一方で大阪では位牌型納骨堂にデメリットを感じる声もあります。
例えば、下記の声がありました。
 

<大阪の位牌型納骨堂のデメリット>
①お墓参りをしている気がしない
個別でお参りができない施設もある
③事前に作って置いた位牌を破棄した

 
などなどの声がありました。
 
ただ、例えば「個別でお参りができない」などのデメリットを感じた場合は、大阪にある複数の納骨堂を廻ることで解決するものもあるでしょう。
 
大阪には位牌型納骨堂ばかりではなく、他の種類も見受けます。
希望に合わせたスタイルの施設を選ぶのも一案です。
 

※大阪にある納骨堂の種類やスタイルについては、下記をご参照ください。
【納骨堂まとめ】納得できる納骨堂を選ぶ基礎知識。種類の違いや費用相場5つのポイント

 

①お墓参りをしている気がしない

大阪の納骨堂の場合、昔から馴染み深い従来のお墓参りとは「少し違う」と感じる人は多い傾向です。
 
●また納骨堂のなかでも、大阪の位牌型納骨堂の多くがご遺骨を中心には祀っていません。
中心に祀られているのは、魂が宿るとされる故人の位牌です。
 
ご遺骨に向かって手を合わせている感覚ではなく、お仏壇に近い感覚にはなるでしょう。
 

②個別でお参りができない施設もある

納骨堂では、ご遺骨を別の場所に管理すると遺骨を取り取り出すことができなくなるため、仏像に向かってお墓参りをすることになります。
 
個別でのお墓参りをしたいのに、仏像にお参りをするのは…と違和感がある人もいるでしょう。
 

③事前に作って置いた位牌を破棄した

●大阪の位牌型納骨堂では、契約すると位牌を作ってくれる施設がほとんどです。
 
これがメリットと答える人もいる一方、事前に作って置いた位牌がある家では、「自宅にお仏壇を仕立てる予定もなく、作ってしまった位牌の扱いに迷った」との声もありました。
 
位牌をせっかく作ったのに…」とならないよう、大阪の位牌型納骨堂の契約を検討する場合には、位牌を仕立てる前に先に契約を進めた方が安心です。
 
また、位牌はお仏壇に置かなくても祀ることはできます。
もしも先に位牌を仕立てていたならば、そのまま自宅で祀る選択もあるでしょう。
 

最後に

以上が大阪で注目される位牌型納骨堂の特徴、2つのタイプと、メリット・デメリットです。
 
多くの納骨堂のなかでも、大阪の位牌型納骨堂はロッカー型と並び、比較的昔からある納骨堂の種類なので、位牌に向かって手を合わせることもあり、高齢の人でも馴染みやすいとの声が多くあります。
 
大阪では墓じまい後に納骨堂を選ぶ事例も増え、お墓を持たない葬送のなかでも、後々まで選択肢が広がる、選びやすい形として人気です。
 

 

まとめ

位牌を祀る、位牌型納骨堂
●位牌型納骨堂の2つのタイプ
・位牌とご遺骨をセットで収蔵
・位牌とは別の場所にご遺骨を収蔵
 
●位牌型納骨堂のメリット
・安くお墓や位牌を手配できる
・お参りが簡単
・後で遺骨を取り出すことができる
 
●位牌型納骨堂のデメリット
・お墓参りをしている気がしない
・個別でお参りができない施設もある
・事前に作って置いた位牌を破棄した

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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