樹木葬は家族で入れる?夫婦・両親など人数・続柄別の選び方を解説
「樹木葬に家族みんなで入りたいけれど、一緒に入れるのだろうか」
「夫婦や両親と同じお墓に入れる樹木葬はあるの?」
…そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
樹木葬は個人で入るイメージを持たれる方も多いですが、実際には家族や夫婦で一緒に入れるプランを用意している霊園も数多くあります。しかし人数の条件や続柄の制限、費用の相場など、事前に確認しておくべきポイントも少なくありません。
本記事では、家族で入れる樹木葬の種類や費用相場、メリット・注意点、選び方のポイントまでを徹底解説します。夫婦や家族での樹木葬を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
※本記事は、供養を通じて多くのご家族に寄り添ってきた「霊園・墓石のヤシロ」が執筆しています。
なお、記事内にはヤシロの納骨堂サービスへのご案内を含む場合があります。(2026年5月26日公開)
樹木葬に家族で入れるの?基礎知識を解説
樹木葬とは?永代供養との違い
◇樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や花を墓標として遺骨を埋葬する自然葬の一種です。
…里山や霊園内の自然豊かなエリアに埋葬されるタイプから、ガーデン風に整備された明るい雰囲気の霊園まで、さまざまなスタイルがあります。
近年は
「自然に還りたい」
「管理の手間をかけさせたくない」
…という理由から、樹木葬を選ぶ方が増えています。
後継ぎ不要で管理負担がかからない点も、多くの家族に選ばれる理由のひとつです。
※なお、樹木葬・永代供養いずれの場合も、「墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)」に基づき、都道府県知事の許可を受けた墓地でのみ埋葬を行うことができます。
霊園選びの際は、正規に許可を受けた施設かどうかを必ず確認しておきましょう。
[参考]
・厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)」
[永代供養の仕組み]
家族・夫婦で一緒に入れる種類
◇樹木葬には個人用だけでなく、家族や夫婦で一緒に入れるプランを用意している霊園も数多くあります。
…主な種類は以下の通りです。
●個別型(家族・夫婦用区画)
…家族や夫婦専用の区画を設け、個別に遺骨を安置するタイプです。
一定期間個別管理された後、合祀に移るケースが多く見られます。家族のプライベートな空間でゆっくり眠れる点が特徴です。
●合祀型
…複数の方の遺骨を一緒に埋葬するタイプです。
費用を抑えやすい反面、一度合祀すると遺骨を取り出すことができないため、家族でよく話し合った上で選ぶことが大切です。
●ガーデン型
…明るくオープンな庭園風のエリアに埋葬するタイプです。
花や緑に囲まれた環境でお参りができるため、家族が気軽に足を運びやすい点が魅力です。
●里山型
…自然の山林や里山に埋葬するタイプです。
自然に還りたいという方に選ばれており、シンプルで落ち着いた雰囲気が特徴です。家族単位での区画を設けている霊園もあります。
これらの樹木葬はいずれも、遺骨を自然の中に還す「自然葬」の一種に分類されます。自然葬の種類や特徴・費用については、下記の記事も合わせてご覧ください。
※なお、散骨など一部の自然葬については厚生労働省がガイドラインを定めています。樹木葬は許可を受けた墓地での埋葬となるため、散骨とは異なる法的扱いとなります。
[参考]
・厚生労働省「散骨に関するガイドライン」
[樹木葬・散骨など自然葬の種類について、より詳しく]
人数制限なしもある?続柄・条件を確認しよう
◇樹木葬は個人で入るイメージを持たれる方も多いですが、霊園によっては人数制限なしで家族全員が入れるプランを用意しているケースもあります。
…ただし、プランによって人数や続柄の条件が異なるため、事前にしっかり確認しておくことが大切です。
<人数・続柄の条件でよくある例>
| プランの種類 | 人数 | 続柄の条件 |
|---|---|---|
| 個人用 | 1名 | 制限なし |
| 夫婦用 | 2名 | 夫婦のみ |
| 家族用 | 2名〜4名程度 | 家族・親族 |
| 人数制限なし | 制限なし | 家族・親族 |
<確認しておくべきポイント>
・何親等まで同じ区画に入れるか
・後から家族を追加できるか
・人数が増えた場合の追加費用の有無
・個別安置の期間と合祀のタイミング
人数制限なしのプランは、大家族や将来的に家族が増える可能性がある場合に特に安心です。一方で、区画の広さや費用が人数によって変わる場合もあるため、見学の際に担当者に詳しく確認しておきましょう。
●なお、近年は家族の一員であるペットと一緒に入れる樹木葬を希望される方も増えています。
…ガーデン型の樹木葬を中心に、ペットと同じ区画に入れるプランを用意している霊園もあります。
ペットと一緒に入れるお墓については、こちらの記事も合わせてご覧ください。
[ペットと一緒に入れるお墓]
家族で樹木葬を選ぶメリット・注意点
家族で入れる樹木葬を利用するメリット
家族で一緒に入れる樹木葬には、さまざまなメリットがあります。
●後継ぎ不要で管理負担がかからない
…樹木葬は永代供養がセットになっているケースがほとんどのため、後継ぎがいない家族でも安心して利用できます。
霊園が永代にわたって管理・供養を行うため、子どもや親族に管理の負担をかけることがありません。
●家族が一緒に眠れる安心感
…夫婦や両親・子どもなど、家族が同じ区画に一緒に入れることで、残された家族にとっても大きな安心感につながります。
「家族みんなで一緒に眠りたい」
…という希望を叶えられる選択肢として、多くの人に選ばれています。
●費用を抑えやすい
…一般墓と比べて初期費用を抑えやすく、管理費が不要なケースも多いため、家族単位での総費用を大幅に削減できます。
家族の人数分をまとめて契約することでさらに費用を抑えられるプランを用意している霊園もあります。
●明るく参拝しやすい環境
…ガーデン型や里山型の樹木葬は、花や緑に囲まれた明るい雰囲気の中でお参りができます。
従来のお墓とは異なるシンプルで開放的な環境は、家族が気軽に足を運びやすい点も魅力です。
●生前に家族で準備できる
…樹木葬は生前契約が可能なため、家族が元気なうちに一緒に見学・検討・契約まで進めることができます。
家族全員が納得した上でお墓を選べる点は、後悔のない選択につながります。
樹木葬では偲ぶ気持ちを表すために供花などは用意する人が多い一方、手ぶらでの参拝者も少なくありません。従来のお墓参りとは違い、より気軽にお墓参りができます。
[樹木葬でのお墓参りマナー]
トラブル・後悔しないための注意点
家族で樹木葬を選ぶ際には、事前に理解しておくべき注意点もあります。
●合祀後は遺骨を取り出せない
…個別安置の期間が終わると合祀に移るケースが多く、一度合祀されると家族の遺骨を個別に取り出すことができなくなります。
「何年間個別安置されるのか」
「合祀のタイミングはいつか」
…を契約前に必ず確認しましょう。
●後から家族を追加できない場合がある
…プランによっては、契約後に家族を追加できないケースもあります。
将来的に家族が増える可能性がある場合は、人数制限なしのプランや追加可能なプランを選ぶことが大切です。
●家族間で意見が合わない場合がある
…樹木葬に対してなじみのない家族や親族から反対意見が出るケースもあります。
樹木葬を選ぶ際は家族全員で話し合い、全員が納得した上で進めることがトラブル防止につながります。
●霊園のアクセスを確認する
…自然豊かな場所に位置する霊園は、交通アクセスが不便な場合があります。
家族が定期的にお参りできる距離・アクセスかどうかを事前に確認しておきましょう。
●経営状況の確認が必要
…長期にわたる契約となるため、霊園の運営母体の安定性や実績についても確認しておくことが大切です。
万が一霊園が閉鎖した場合の対応方針も契約前に確認しておきましょう。
[ヤシロスタッフのマメ知識]
家族で樹木葬をご検討される際に最も多いご相談が、「合祀のタイミングと遺骨の取り扱い」についてです。
個別安置の期間や合祀後の供養方法は霊園によって異なるため、見学の際に必ず確認していただくことをおすすめしています。
家族全員が安心して選べるよう、疑問点はその場で解消しておくと安心です。
[墓じまい・永代供養での、親族トラブル対策]
反対された場合はどうする?説得・提案方法
◇樹木葬を希望していても、家族や親族から反対されるケースは少なくありません。
…反対意見が出た場合は、相手の気持ちを尊重しながら丁寧に説得・提案することが大切です。
●反対意見が出やすい理由を理解する
…家族が樹木葬に反対する主な理由としては、
「お墓参りができなくなるのでは」
「合祀されることへの抵抗感」
「従来のお墓への愛着」
…などが挙げられます。
まずは反対している家族の気持ちや不安を丁寧に聞き、どのような点が気になっているのかを把握しましょう。
●具体的なメリットを伝える
…後継ぎ不要・管理負担ゼロ・費用を抑えられるといった具体的なメリットを、家族が理解しやすい言葉で伝える方法はおすすめです。
「子どもや孫の世代に負担をかけたくない」そう、気持ちを伝えることで、家族の理解を得やすくなります。
●一緒に見学に行くことを提案する
…実際に霊園を見学することで、樹木葬に対するイメージが大きく変わるケースがあります。
「まず一緒に見学だけしてみよう」と提案し、実際の環境や雰囲気を家族に体感してもらうことが説得への近道です。
●家族全員で話し合う場を設ける
…一対一で説得しようとするのではなく、家族全員で話し合える場を設けることが大切です。
それぞれの意見や希望を出し合い、家族全員が納得できる選択肢を一緒に探しましょう。
生前から高齢になった両親の代わりにお墓の管理を担う子どもが、墓じまいを検討するケースも少なくありません。この場合にも両親の理解を得ることが困難です。
下記には、子どもと行く樹木葬見学を経て、理解を深めた体験談コラムもありますので、コチラもぜひ、参考にしてください。
[お客様の体験談]
最初は夫が樹木葬に反対していましたが、家族みんなで見学に行ったところ、緑豊かな環境を気に入ってくれました。
実際に見てみることが大切ですね。
(60代・男性)
[樹木葬見学の体験談]
家族で入れる樹木葬の費用相場
人数・タイプ別の費用相場
◇家族で入れる樹木葬の費用は、人数やタイプによって大きく異なります。
…以下を参考に、家族の状況に合った費用の目安を把握しておきましょう。
<人数別の費用相場>
| 人数 | 費用相場 |
|---|---|
| 1名(個人) | 10万円〜50万円程度 |
| 2名(夫婦) | 20万円〜80万円程度 |
| 3名〜4名(家族) | 30万円〜100万円程度 |
| 人数制限なし | 50万円〜150万円程度 |
<タイプ別の費用相場>
| タイプ | 費用相場 |
|---|---|
| 合祀型 | 5万円〜30万円程度 |
| 個別型(家族・夫婦区画) | 30万円〜100万円程度 |
| ガーデン型 | 30万円〜100万円程度 |
| 里山型 | 10万円〜50万円程度 |
合祀型は費用を最も抑えられる選択肢ですが、他の方の遺骨と一緒に埋葬されるため、家族だけの区画を希望する場合は個別型やガーデン型を選ぶことをおすすめします。
人数制限なしのプランは家族全員が入れる安心感がある一方、区画が広くなる分費用も高くなる傾向があります。
※費用相場は、鎌倉新書が実施した「お墓の消費者全国実態調査」のデータをもとにした目安です。
[参考]・鎌倉新書「お墓の消費者全国実態調査」
費用に含まれるもの・別途かかるもの
◇樹木葬の費用は「永代供養料」として一括で支払うのが一般的です。
…ただ、何が含まれているかは霊園によって異なります。契約前に内訳を必ず確認しましょう。
●費用に含まれることが多いもの
・永代供養料(管理・供養費用)
・納骨・埋葬にかかる費用
・定期的な合同法要・供養費用
・銘板への名前の刻字費用(霊園によって異なる)
●別途かかることがある費用
・納骨式・開眼供養のお布施
・遺骨の搬送・運搬費用
・追加人数分の費用
・銘板・プレートの追加オプション費用
・個別安置から合祀に移る際の手続き費用
特に家族で利用する場合は、追加人数分の費用が別途かかるケースがあります。「家族何名まで同じ費用で入れるのか」を契約前にしっかり確認しておきましょう。
[ヤシロスタッフのマメ知識]
樹木葬の費用についてご相談いただく際、「追加人数分の費用が思ったより高かった」というお声をいただくことがあります。
家族で利用される場合は、人数分の総費用を事前にシミュレーションした上でプランを選ぶことをおすすめしています。見学の際にお気軽にご相談ください。
[樹木葬の費用相場について]
一般墓・納骨堂との費用比較
樹木葬の費用が一般墓や納骨堂と比べてどのくらい異なるのかを把握しておくことで、家族にとって最適な選択肢を選びやすくなります。
<お墓の種類別・費用比較(家族2名分の目安)>
| 種類 | 初期費用 | 管理費 | 総費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 一般墓 | 100万円〜300万円程度 | 毎年1万円〜2万円程度 | 高くなりやすい |
| 納骨堂 | 20万円〜100万円程度 | 毎年1万円程度 | 中程度 |
| 樹木葬(個別型) | 30万円〜100万円程度 | 不要(多くの場合) | 抑えやすい |
| 樹木葬(合祀型) | 5万円〜30万円程度 | 不要(多くの場合) | 最も抑えやすい |
一般墓は建立費用や毎年の管理費・墓じまいの費用など、長期的なコストが高くなりやすい傾向があります。一方、樹木葬は管理費が不要なケースが多く、家族単位での総費用を大幅に抑えられる点が大きな利点です。
納骨堂と樹木葬を比較すると、費用面では大きな差はありませんが、自然の中でお参りしたい方や、明るい雰囲気の霊園を希望する家族には樹木葬がより適した選択肢となるでしょう。
[お客様の体験談]
一般墓の維持費が心配で樹木葬に切り替えました。
家族全員が入れるプランで費用も抑えられ、子どもたちにも負担をかけずに済んで安心しています。
(70代・男性)
家族で樹木葬を選ぶ際のポイント
霊園の種類と選び方(ガーデン・オリーブなど)
家族で利用する樹木葬の霊園を選ぶ際は、霊園の種類や特徴を理解した上で比較検討することが大切です。
●ガーデン(garden)型霊園
…花や緑に囲まれた庭園風の環境で、明るくシンプルな雰囲気の中でお参りできる霊園です。
リビングのような開放的で居心地の良い空間でお参りできる点が特徴で、家族が気軽に足を運びやすい環境として近年人気が高まっています。
オリーブなどの樹木を墓標とするプランを用意している霊園も多く、自然に還りたいという方に選ばれています。
●里山型霊園
…自然の山林や里山の中に位置する霊園です。
悠々とした自然の中でゆっくりお参りできる環境を希望する家族に選ばれています。都市部から離れた場所に位置することが多いため、アクセスの確認が必要です。
●寺院型霊園
…お寺が運営する霊園で、手厚い供養と安定した管理体制が特徴です。
宗旨・宗派の指定がある場合もあるため、家族の宗派と合致しているかどうかを事前に確認しておきましょう。
<霊園選びのポイント>
・自宅や家族の住まいからのアクセスのしやすさ
・家族の人数に対応したプランの有無
・個別安置の期間と合祀のタイミング
・運営母体の安定性と実績
・見学時のスタッフの対応と施設の清潔感
全国各地にさまざまな樹木葬霊園があるため、インターネットのナビサービスや霊園紹介サイトを活用して複数の霊園を比較検討することをおすすめします。
[樹木葬のさまざまな種類]
[参照]
・厚生労働省「第6回これからの墓地等の在り方を考える懇談会」
見学・確認時のチェックリスト
◇候補となる霊園が決まったら、必ず家族で現地見学を行いましょう。
…実際に足を運ぶことで、資料やウェブサイトだけでは分からない情報を確認することができます。
●立地・アクセス
・自宅や家族の住まいからの距離・交通手段
・最寄り駅やバス停からのアクセス
・駐車場の有無と台数
・悠々とお参りできるゆとりある環境かどうか
●施設・環境
・区画のデザインと雰囲気
・ガーデン(garden)エリアや樹木の手入れ状況
・参拝スペースや休憩所の有無
・季節ごとの環境の変化(花の開花時期など)
●プラン・契約内容
・家族で利用可能な人数と続柄の条件
・個別安置の期間と合祀のタイミング
・追加人数への対応と追加費用の有無
・キャンセル・変更時の対応
●費用・管理体制
・費用の総額と内訳の明確さ
・管理費・追加費用の有無
・日常的な清掃・管理の体制
・定期的な法要・合同供養の頻度
見学は一か所だけでなく、複数の霊園を比較することをおすすめします。
家族全員で見学に行き、それぞれの意見を出し合いながら納得できる霊園を選びましょう。
[ヤシロスタッフのマメ知識]
見学の際は、ぜひ季節の異なる日に2回足を運んでいただくことをおすすめしています。樹木葬はガーデン(garden)の樹木や花の状態が季節によって大きく変わります。
悠々とした自然の中でお参りできる環境かどうか、実際に確認していただくことで後悔のない選択につながります。
[霊園見学のチェックポイント]
葬儀・葬式からの流れ
家族が亡くなってから樹木葬に納骨するまでの一般的な流れを把握しておくことで、当日慌てることなくスムーズに手続きを進めることができます。
<葬儀・葬式から樹木葬納骨までの流れ>
①葬儀・葬式の手配
…葬儀社に連絡し、葬式・告別式の日程を決める
②火葬
…葬儀・葬式終了後に火葬を行い、遺骨を骨壺に収める
③樹木葬霊園への連絡
…生前契約済みの場合は霊園に連絡し、納骨の日程を調整する
④埋葬許可証の準備
…火葬場で発行される埋葬許可証を準備する
⑤納骨式
…家族で霊園を訪れ、納骨式を行う
⑥開眼供養
…必要に応じて僧侶に開眼供養をお願いする
<生前契約の場合の流れ>
…生前に樹木葬を契約している場合は、葬儀・葬式後に霊園へ連絡するだけでスムーズに納骨まで進めることができます。
家族への負担を最小限に抑えるためにも、生前に契約・準備を整えておくことをおすすめします。
家族が亡くなった直後は、葬儀・葬式の手配と並行してさまざまな手続きを進める必要があります。以下の記事も合わせてご覧ください。
※なお、埋葬には「墓地、埋葬等に関する法律(墓地埋葬法)」に基づく埋葬許可証が必要です。葬儀・葬式の際に火葬場で発行してもらえるため、紛失しないよう大切に保管しておきましょう。
[参考]
・厚生労働省「墓地経営・管理の指針等について」
よくある質問|家族の樹木葬Q&A
後から家族と眠ることはできる?
Q. 生前契約後に家族が増えた場合、後から同じ樹木葬に入れることはできますか?
A. 霊園やプランによって対応が異なりますが、後から家族を追加できるプランを用意している霊園も多くあります。
…ただし、以下の点を事前に確認しておくことが大切です。
<確認すべきポイント>
・追加可能な人数と続柄の条件
・追加人数分の費用と支払いタイミング
・個別安置の区画に追加できるかどうか
・合祀後に追加が可能かどうか
●人数制限なしのプランを利用している場合は、後から家族を追加しやすい傾向があります。
…一方、夫婦用や少人数プランの場合は追加に対応していないケースもあるため、将来的に家族が増える可能性がある場合は契約前に必ず確認しておきましょう。
なお、個別安置の期間中であれば追加納骨に対応できる霊園が多いですが、合祀に移った後の追加については霊園ごとに対応が異なります。後から後悔しないためにも、契約時に担当者に直接確認しておくことをおすすめします。
[ヤシロスタッフのマメ知識]
後から家族を追加したいというご相談は非常に多くいただきます。
生前契約の際に将来的な家族構成の変化も考慮した上でプランを選んでいただくことで、後からの変更や追加手続きをスムーズに進めることができます。
人数や続柄の条件については、見学の際にお気軽にご相談ください。
[納骨のタイミング]
血縁以外(友人など)と一緒に入る選択肢はある?
Q. 家族ではなく、仲の良い友人と一緒に樹木葬に入ることはできますか?
A. 結論からお伝えすると、友人と一緒に同じ区画に入ることができる樹木葬霊園は限られています。
…多くの霊園では、同じ区画に入れる方の続柄を「家族・親族」に限定しているケースがほとんどです。
ただし、近年は「家族墓」にこだわらないシンプルで自由な埋葬スタイルを選ぶ方も増えており、友人同士での利用に対応した霊園も少しずつ登場しています。友人と一緒に入ることを希望する場合は、以下の選択肢を検討してみましょう。
<友人と一緒に入れる可能性がある選択肢>
・人数制限なし・続柄制限なしのプランを利用する
・合祀型の樹木葬を選ぶ(同じエリアに埋葬される形)
・友人それぞれが同じ霊園の別区画を契約する
友人と同じ霊園に入ることを希望する場合は、まず霊園に直接相談してみることをおすすめします。対応可能かどうか、どのような選択肢があるかを丁寧に紹介・説明してもらえる霊園を選ぶことが大切です。
[お客様の体験談]
家族がいないので友人と同じ霊園に入りたいと相談したところ、合祀型のプランで同じ霊園を利用できると紹介していただきました。
悠々とした自然の中で眠れる環境に安心しています。
(70代・女性)
[一緒のお墓に入る「墓友」とは]
葬儀・法要はどうする?
Q. 樹木葬を選んだ場合、葬儀や法要は従来通り行うことができますか?
A. 樹木葬はお墓の「埋葬方法」であるため、葬儀・葬式や法要のやり方とは直接関係がありません。
…樹木葬を選んだ場合でも、従来通り葬儀・葬式を行い、その後に樹木葬霊園へ納骨するという流れが一般的です。
<葬儀・法要との関係>
| 樹木葬の場合 | |
|---|---|
| 葬儀・葬式 | 従来通り利用可能 |
| 火葬 | 従来通り必要 |
| 納骨式 | 樹木葬霊園で対応可能 |
| 年忌法要 | 従来通り利用可能 |
| お盆・お彼岸のお参り | 霊園でのお参りが可能 |
●法要について
…樹木葬を選んだ後も、一周忌・三回忌などの年忌法要を行うことは可能です。
霊園によっては合同法要を定期的に実施しているケースもあり、個別に法要を行わない場合でも供養が継続されます。
●宗派・宗教について
…樹木葬は特定の宗派・宗教に縛られないシンプルな埋葬方法のため、どの宗派の方でも利用可能なケースがほとんどです。
ただし、寺院が運営する樹木葬霊園では宗派の指定がある場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
●お参りについて
…樹木葬霊園では、お盆・お彼岸・命日など、家族が好きな日にお参りできる環境が整っています。
ガーデン(garden)型の霊園はリビングのような開放的な雰囲気の中で悠々とお参りできるため、家族が気軽に足を運びやすい点も魅力です。
[樹木葬など、永代供養後の法要について]
まとめ|安心して選ぶ樹木葬
◇樹木葬は、家族や夫婦で一緒に入れるプランを利用できる霊園が全国に数多くあります。
…ガーデン(garden)型・里山型・個別型など種類も豊富で、家族の人数や希望に合わせてシンプルにお墓を選べる点が多くの方に選ばれる理由のひとつです。
●費用面でも一般墓と比べて抑えやすく、管理費不要で後継ぎも必要ないため、子どもや家族への負担を最小限に抑えられます。
…人数制限なしのプランや後から家族を追加できるプランを用意している霊園もあるため、将来的な家族構成の変化にも対応可能です。
なお、屋内でのお参りを希望する場合は納骨堂がリビングのような落ち着いた雰囲気でお参りできる選択肢として、庭のような自然の中でお参りしたい場合は樹木葬が選択肢となります。家族の希望に合わせて比較検討してみましょう。
樹木葬を家族で選ぶ際は、霊園の種類・アクセス・費用の内訳・続柄の条件などを複数の霊園で比較した上で、必ず家族全員で見学に行くことをおすすめします。
「家族で入れる樹木葬について相談したい」
「どのプランが家族に合っているか提案してほしい」
…という方は、ぜひヤシロにお気軽にご相談ください。
[現代、樹木葬が人気の理由]
【執筆・監修:永代供養ナビ編集長】
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長 藤橋 靖雄
1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍中。
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