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樹木葬のお墓参りはどうすればいい?服装やお供え物、お墓参りのタイミングやタブー解説

樹木葬のお墓参りはどうすればいい?服装やお供え物、お墓参りのタイミングやタブー解説

・樹木葬のお墓参りはどうすればいい?
・樹木葬のお墓参りに行く服装、お供え物は?
・樹木葬のお墓参りマナーはある?

 
自然環境のなかで埋葬された樹木葬のお墓参りは、一般墓のお墓参りとは服装やタイミングなど、注意点が異なります

 
樹木葬」とは、一般墓のようにお墓を建てず、樹木や草花を礼拝の対象として、遺骨を埋葬する新しい形です。

 
本記事を読むことで、樹木葬にお墓参りに行く服装や適したお供え物、お墓参りのタイミングやマナー、注意点が分かります。

 

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樹木葬のお墓参り、基本3つのルール

樹木葬のお墓参り、基本3つのルール

◇樹木葬のお墓参りでは、火気に充分注意が必要です

 
屋外の自然豊かな環境で埋葬される樹木葬のお墓参りは、生い茂る草花や樹々に燃え移り大惨事にならぬよう、火気の扱いには充分に注意をしましょう。

 
樹木葬を提供する墓地のなかには、安全なお墓参りのために、火の元となるロウソクやお線香、その他火気が伴うお供えは厳禁とする施設も少なくありません。

 

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①火の元には充分注意をする

◇基本的にロウソクやお線香の使用は控えましょう

 
一般墓の区画と同じように整備された樹木葬墓地では、お墓参りでロウソクやお線香を使用できる施設も多いです。

 
例えば霊園内に専用区画を設けて樹木葬を提供している、公園型樹木葬やガーデニング型樹木葬などの霊園タイプでは、多くの墓地でお線香やロウソクの使用を許しています。

 
けれども樹木葬は必ずしも仏教に基づいた供養方法ではないため、火の用心を優先して、でき得る限りお線香やロウソクの使用を控えた方が良いでしょう。

 

②お供え物は持ち帰り

◇樹木葬のお墓参りが終わったら、お供え物は持ち帰ります

 
お供え物は故人が生前に好きだった食べ物や、花などを供えますよね。
食べ物や花は香りを放ち、動物や鳥がやってくるため、扱いには注意が必要です。

 

里山型樹木葬では、動物や鳥により墓地が荒らされる可能性があるため、食べ物や花の持ち込みを禁止する樹木葬もあります。

 
一方、霊園や寺院墓地の特別区画で提供される公園型やガーデニング型樹木葬では、お供え物マナーはほとんどが一般墓と同じ扱いとする霊園が多いでしょう。

 
ただしお供え物や供えた花は、樹木葬のお墓参りが終わったら自宅に持ち帰るのが基本的なマナーです。

 

 

③花立てはない

◇樹木葬のお墓参りでは、花は置いて供える

 
一般墓には花立てが付いていますが、墓石を建てない樹木葬では花立てがありません
共有の献花台がある場合、供え花は献花台に横に置いて供えましょう。

 
一方で個別に埋葬された個別埋葬型の樹木葬では、土や石碑などの墓標の上に、花を置くだけで構いません。
樹木葬区画の土が柔らかく、花を刺すことができるならば、花を刺しても良いです。

 
花も長く供えていると、いずれ枯れてしまうため、樹木葬のお墓参りを済ませたら自宅へ持ち帰ります。

 

 

樹木葬のお墓参りはタイプで違う?

樹木葬のお墓参りはタイプで違う?

◇樹木葬のタイプによって、お墓参りマナーも違うでしょう

 
樹木葬とひと口に言っても、都市部に近い霊園や寺院墓地で提供されることの多い公園型樹木葬やガーデニング型樹木葬もあれば、郊外の自然深い山奥にある里山型樹木葬など、さまざまなタイプがあります。

 

<樹木葬の3つのタイプ>
①公園型樹木葬
②ガーデニング型樹木葬
③里山型樹木葬

 
樹木葬のお墓参りに行くにあたり、墓地の立地や環境が大きく影響するため、樹木葬タイプへの理解が必要です。

 

①公園型樹木葬

◇公園のような環境が整えられた一角に、樹木葬区画があります

 
公園型樹木葬では、広い芝生広場や周遊できるランニングコースなど、まるでキレイに整えられた公園のような環境のもと、一角に樹木葬区画が提供されたタイプです。

 
公園型樹木葬墓地によって規約は異なりますが、公園内の芝生広場でレジャーシートを広げ、ピクニックのようにお墓参り後の昼食を楽しむ様子も見受けます。

 

②ガーデニング型樹木葬

◇イングリッシュガーデンのような専用区画で埋葬する樹木葬です

 
ガーデニング型樹木葬は「庭園型樹木葬」とも言われ、専用区画はイングリッシュガーデンのような世界が広がります。

 
樹木葬プランにより異なりますが、例えばシンボルツリーのふもとに個々の石碑を置き、その下に遺骨を納骨して個別供養ができるプランなどがあるでしょう。

 
四季折々の草花で彩られ、美しい草花や樹々に囲まれて眠りたい人におすすめです。

 

③里山型樹木葬

◇自然奥深い山林に設けられた樹木葬墓地が里山型樹木葬です

 
都心部から離れた郊外の墓地が多く、墓地として許可を受けた山林の奥深くに埋葬されます。

 
自然回帰志向が強い人に人気が高い里山型樹木葬は、都心部に多くアクセス環境も比較的安定した公園型樹木葬やガーデニング型樹木葬とは違い、より遺骨を土に還すことを目的とした、自然葬に近いスタイルです。

 
そのため里山型樹木葬のお墓参りに行く場合には、丈夫な運動靴や軽い登山スタイルで出掛ける人もいます。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

公園型樹木葬でのお墓参り

公園型樹木葬でのお墓参り

◇公園型樹木葬では施設環境や規約を確認しましょう

 
公園型樹木葬では、樹木葬区画もさることながら、公園のように家族で行楽を楽しむこともできる環境が少なくありません。

 
そのため樹木葬のお墓参りがてら、帰りに敷地内でピクニックやサイクリング、レジャーを楽しむ人もいます。

 
ただし公園型樹木葬の規約は墓地によりさまざまですので、契約時に施設使用の規約やルールを確認しましょう。

 

公園型樹木葬での服装

◇ピクニックで行くような軽装で良いでしょう

 
屋外施設ではありますが基本的には公園のように、道も整備されている墓地が多いため、どのような服装でも対応できます。

 
墓前法要があれば黒や落ち着いた色合いで整えた平服を着用し、足元も黒いパンプスを履きますが、道が舗装されていなければ運動靴でも良いでしょう。

 

 

公園型樹木葬でのお供え物

◇一般的にお線香の使用ができる墓地が多いです

 
墓地管理者によりキレイに整備された環境で埋葬される公園型樹木葬のお墓参りでは、一般墓と同じようにお線香を供えることができます

 
お供え物や花も墓前、もしくは共通の献花台などにお供えが可能な樹木葬が多いです。
ただしお供え物や花は、樹木葬へのお墓参りが済んだら引き上げ、持ち帰るようにしてください。

 
ただし樹木葬墓地によってお墓参りルールが異なりますので、事前に規約を確認してから行いましょう。

 

公園型樹木葬へお墓参りに行くタイミング

◇開園時間であれば、いつでもお墓参りができます

 
公園型樹木葬は一般的に開園時間が設けられているので、開園時間内であればいつでもお墓参りができます。

 
ただし公園型樹木葬のお墓参りは広い敷地内で足元が見えにくくなることもあるため、できるだけ午前中~午後の早い時間帯(15時頃まで)に済ませると安心です。

 

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ガーデニング型樹木葬でのお墓参り

ガーデニング型樹木葬でのお墓参り

◇ガーデニング型樹木葬のお墓参りは、一般墓と変わりありません

 
ガーデニング型樹木葬は、霊園内の特別区画で提供される樹木葬が多いです。
またシンボルツリーのふもとに石碑を設け、個別の墓標を持つガーデニング型樹木葬プランも少なくありません。

 
そのため基本的には一般墓でのお墓参りと、マナーやルールに変わりはないでしょう。
メンテナンス義務はありませんが、気になるようならば石碑を拭く柔らかな雑巾なども持参すると便利です。

 

ガーデニング型樹木葬での服装

◇落ち着いた色でまとめた平服が適切です

 
霊園内に専用区画を設けたガーデニング型樹木葬の場合、お墓参りに行くにあたり、道路の舗装に不安があったり、区画までの道程が複雑ではないため、基本的には平服が良いでしょう。

 
特に寺院墓地が提供するガーデニング型樹木葬の場合、お墓参りの前後で寺院やご住職にご挨拶をすることもあります。

 
普段着でも良いのですが、ご住職へのご挨拶の可能性を考えると、少し畏まったお出かけ着で整えた方が安心です。

 

ガーデニング型樹木葬でのお供え物

◇一般墓と同じようなお供えやお墓参りが可能です

 
ガーデニング型樹木葬は、美しい草花や樹々に囲まれて穏やかに眠ることを目的としています。

 
そのため一般墓と同じような整えられた環境が多く、お線香やお供え物も個別の墓標に向かって自由に供えるお墓参りが一般的です。
公園型樹木葬と同じく、お墓参りを終えたら供えたお線香や供え花は持ち帰ります

 
故人が生前に好きだった食べ物をお供えしたりしますが、持ち帰った食べ物は家族でいただいても構いません。

 

ガーデニング型樹木葬へお墓参りに行くタイミング

◇開園時間であれば、いつでもお墓参りができます

 
ガーデニング型樹木葬は霊園の一角に特別区画を設けて提供されるプランが多く、霊園の開園時間であれば、いつでもお墓参りが可能です。

 
ただし美しい草花や樹々で囲まれたガーデニング型樹木葬は、一方で草木が生い茂るため、転びやすいなど暗くなるとリスクも伴うため、早めの参拝が良いでしょう。

 
また区画内が芝生で覆われている場合、雨天は滑りやすいので注意をしてください。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

里山型樹木葬でのお墓参り

里山型樹木葬でのお墓参り

◇里山型樹木葬は、山林奥深くに墓地があります

 
一般的に郊外の山林にある里山型樹木葬では、公園型やガーデニング型など霊園に設けられた樹木葬とは違い、深い自然のなかに埋葬されるため、自然への配慮や安全面への注意が不可欠です。

 
安全性を期すため、お供え物や火気に関する禁止事項を設けた樹木葬墓地もあります。
里山型樹木葬の場合、契約時にお墓参りについての規約をよく確認し、守りながら参拝しましょう。

 

里山型樹木葬での服装

◇ハイキングや登山の服装を想定し、歩きやすい服装で行きます

 
里山型樹木葬は山林の奥深くまで歩いていく樹木葬墓地も多いため、安全面を最優先しましょう。

 
特に足元は登山用靴や歩きやすい運動靴を着用し、服装もカジュアルで良いので動きやすく、土埃などで汚れても良い服装が適切です。

 
墓前法要を行う場合には、案内状に「歩きやすい運動靴、汚れても良い服装」で良いことを明記すると、参列者も安全に樹木葬のお墓参りができます。

 

里山型樹木葬でのお供え物

◇食べ物や花の持ち込みを禁止する樹木葬墓地もあります

 
里山型樹木葬は山奥の自然に囲まれた環境で埋葬されることが多く、食べ物や花を供えると野生動物に襲われるリスクに注意を払わなければなりません。

 

●原則的に樹木葬墓地内にお墓参りの食べ物や花を禁止とする樹木葬墓地は多いです。

 
お供えをしたい場合には、食べ物の形をしたロウなどの置物も良いでしょう。

 
ただし長い時間をかけて樹木葬墓地に向かう場合には、水分補給は不可欠です。
水の持ち込みは可能ですので、水は必ず持参することをおすすめします。

 

里山型樹木葬へお墓参りに行くタイミング

◇天気が良い日の午前~15時頃が良いタイミングです

 
山林奥深くまで参拝する里山型樹木葬では、雨で足元が滑りやすい天候の日や、暗く足元が見えない時間帯を避けてお墓参りに行くと良いでしょう。

 
里山型樹木葬のなかには、現地に管理人が常時いない墓地もあるため、樹木葬へのお墓参り前に事前予約をしたり、参拝時間を指定することもあります。

 
タイミングを怠ると怪我のリスクも伴いますので、樹木葬墓地の規約を確認し、守るようにしてください。

 

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樹木葬の埋葬方法で違うお墓参り

樹木葬の埋葬方法で違うお墓参り

◇樹木葬の埋葬方法によってお墓参りも違います

 
樹木葬には個別区画が設けられた個別埋葬型や、他の遺骨と一緒に埋葬される合祀埋葬型樹木葬など、複数の埋葬方法に分かれるので、契約前の確認が必要です。

 
樹木葬の埋葬方法によりお墓参りの仕方だけでなく、献花台など、お墓参りの設備も違うこともあるでしょう。

 
お墓参りに限らず、埋葬方法を理解していなかったことを後悔する樹木葬の体験談もあります。

 

①合祀埋葬型樹木葬のお墓参り

◇他の遺骨と一緒に、一ヶ所に合祀埋葬されます

 
合祀埋葬型樹木葬」は、骨壺や骨袋などから遺骨を取り出し、他の遺骨と一緒に合祀埋葬される樹木葬です。

 
樹木葬のなかでは最も安い埋葬方法になる一方、個別の墓標を持たないため、シンボルツリーに向かって手を合わせます。

 
多くの樹木葬墓地で共有の参拝スペースが設置され、設備や規約に合わせて献花やお線香を供える流れが一般的です。

 

②集合埋葬型樹木葬のお墓参り

◇骨袋や骨壺などで区別され、一ヶ所のカロートに埋葬されます

 
集合埋葬型樹木葬」とは、遺骨は骨袋や骨壺などで区別されるものの、遺骨を埋葬するスペース「カロート」は同じ、一ヶ所に埋葬される方法です。

 
そのため合祀埋葬型樹木葬と同じく、お墓参りは1本のシンボルツリーに向かい手を合わせることになるでしょう。

 
合祀墓(永代供養墓)と同じく、同じ墓標に向かって供養するため、お彼岸などのお墓参りシーズンは込み合う可能性もあります。

 

③個別埋葬型樹木葬のお墓参り

◇個別埋葬型樹木葬では、個別の区画に遺骨を埋葬します

 
個別埋葬型樹木葬」は、個別の区画に遺骨を埋葬し、ひとつの樹木や草花の墓標を持つ埋葬方法です。

 
個人が契約する樹木葬プランもあれば、家族3人~5人分やペットと一緒に入る樹木葬もあり、個別の区画を契約します。

 

●個別区画に墓標があるため、基本的には一般墓と同じタイミングや要領でお墓参りができるでしょう。

 
ただし墓標は樹木や草花、石碑や銘板などになるので花立てはなく、供え花は上に置いて献花のような形で供えます。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

まとめ:樹木葬のお墓参りは、一般墓とは違います

まとめ:樹木葬のお墓参りは、一般墓とは違います

自然のなかに埋葬される樹木葬のお墓参りは、自然環境に配慮したお参りの仕方がポイントです。

 
特に山林奥深くに埋葬する里山型樹木葬では、人目も少なく野生動物や鳥達もいるため、火気や臭いの残る食べ物、花などは注意をしなければなりません。

 
思わぬ怪我や火事などが起きるリスクを避けるため、線香やロウソク、食べ物などの持ち込みを禁止する樹木葬墓地もあるため、契約前に規約を確認し、禁止事項は守りながら樹木葬へのお墓参りをしましょう。

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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