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永代供養ナビTOP永代供養コラム【2024年度版】お盆のお墓参りはいつ行く?行かないとどうなる?お参りのタブーとは

【2024年度版】お盆のお墓参りはいつ行く?行かないとどうなる?お参りのタブーとは

【2024年度版】お盆のお墓参りはいつ行く?行かないとどうなる?お参りのタブーとは

・お盆にはお墓参りに行くの?
・お盆のお墓参りはいつ行く?
・お盆のお墓参りに行けない時は?

 
お盆のお墓参りは地域や家によっても風習が違うため、結局「お盆はお墓参りに行くべきか?」迷う人も多いです。
 
本記事を読むことで、お盆のお墓参りに行くかどうか、行く時の良いタイミングやタブーが分かります。お盆のお墓参りに行かないとどうなるか?行かない時の対処法まで解説していますので、どうぞ最後までお読みください。
 

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お盆とは?お墓参りに行くべき?

お盆とは?お墓参りに行くべき?

◇「お盆」とは、1年に一度、家に帰るご先祖様の霊をもてなし、感謝を伝える供養行事です

 
お盆にお墓参りに行くべきか、行かないのかを判断するには、そもそも「お盆とは何か?」が分かると決めやすいです。
特にお盆と並ぶお墓参り行事、お彼岸と比べると分かりやすいでしょう。

 

<お盆とは?お彼岸との違い>
[年中行事] [違い]
●お彼岸 ・お墓参り行事
ご先祖様に会いに、お墓まで行く
●お盆 ・自宅での供養行事
ご先祖様が、家まで会いに来る

 
そのため春と秋のお彼岸は、お墓にいるご先祖様に会いにいくため、お墓参りをしなければ成り立ちません。

 
一方、お盆でお墓参りをする地域、しない地域に分かれるのは、そもそもがお墓参り行事ではないためです。

 
そのためお盆のお墓参りに行かない地域もあります
ではなぜ、お盆にお墓参りに行く地域が多くあるのでしょうか。

 

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なぜ、お盆にお墓参りに行くの?

◇お盆のお墓参りは、ご先祖様を家までご案内をするためです
 
お盆のお墓参りは、ご先祖様を家までご案内するために行います。そのため「盆提灯」と呼ばれる提灯を持参し、目印にして自宅までご案内する地域も多いです。
 
特に、故人が亡くなって四十九日の忌明け後、初めて迎えるお盆「初盆」では、普段はお盆のお墓参りをしない地域でも、ご案内に行くことがあります。
 

 

お盆のお墓参りに行かないと、どうなる?

お盆のお墓参りに行かないと、どうなる?

◇そもそも、お盆のお墓参りに行かない地域もあります
 
お盆にお墓参りに行く風習は、地域によってさまざまです。なかにはお盆のお墓参りに行かない地域もあるので、行かなくても問題はありません。
さまざまな迷信もありますが、気にする必要はないでしょう。
 

<お盆のお墓参り:さまざまな風習>
・お盆の初日に、お墓参りに行く
・お盆の初日と最終日にお墓参りに行く
・盆の入りから、前日までに行く

 
この他、お盆が始まる6日前の8月7日(7月7日)にお盆のご案内をしに、お墓参りに行く地域もあります。
 
もともとお盆は旧暦7月13日~16日に行われてきた供養行事でした。
お盆の6日前となる旧暦7月7日は七夕ですよね。
 
織姫と彦星伝説で有名な七夕ですが、地域によっては、「神様の目が届かずに、普段は繋がらない者が繋がる日」ともされたためです。
 

お盆のお墓参りに行かない地域は?

◇お盆のお墓参りに行かない地域は、位牌へ降りてくるとされます
 
一方、お盆のお墓参りに行かない風習を持つ地域では、多くで「ご先祖様の魂は、位牌に向かって降りてくる」と伝わってきました。
 
位牌を目印としているので、「わざわざお盆のお墓参りに行かなくても、ご先祖様は家までたどり着くものだ。」と考えます。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

お盆のお墓参りはいつ行くの?

お盆のお墓参りはいつ行くの?

◇お盆のお墓参りに行くタイミングは、地域によって主に3つの風習があります
 
前述したように、お盆にお墓参りに行く風習は地域によってタイミングもさまざまです。
 
基本的にはご先祖様の霊をお迎え・お見送り、そしてご案内をするために行きます。
 
ただ現実的な問題として、草木が茂りやすい夏場のお墓参りは、お墓のメンテナンスとしての役割もあるでしょう。
 

お盆前日までのお墓参り

◇お盆の前にお墓参りに行き、「ご案内」をします

 
お盆のお墓参りではお迎え・お見送りだけではありません。
お盆の前、早めにお墓参りをして、「お盆が来ますので、どうぞ家までいらしてください」とご案内を掛けるものです。

 

<お盆前日までのお墓参り>
[タイミング] ・8月1日~8月12日
[目的] ・お盆のご案内

 
お盆には地域によっていくつかの日程がありますが、今回は一般的な「月遅れ盆」である8月13日~16日として解説します。

 

 

お盆初日のお墓参り

◇お盆初日にお墓参りに行き、ご先祖様を自宅までご案内します

 
お盆初日のみお墓参りに行く風習です。
多くの地域で日が沈まない時間帯に盆提灯を持ってお墓参りに行きます。

 

<お盆初日のお墓参り>
[タイミング] ・8月13日
[目的] ・家までのご案内

 
「盆提灯」とは、手に持ちぶら下げるお盆用の提灯です。初盆では「白提灯(しろじょうちん)」になるでしょう。

 
白提灯はお盆のお墓参りに行かない地域でも、目印として玄関先に飾る風習が全国的に広がっています。

 

お盆の初日・最終日のお墓参り

◇お盆のお迎え・お見送りともに、お墓まで行います

 
ただお盆のお見送りは夕方、日が沈み始めてから沈みきるまでの間とされ、この間に送り火を焚く風習が残る地域が多いです。

 

<お盆初日のお墓参り>
[タイミング] ・8月16日
※16時頃から(日が沈む前)
[目的] ・お墓までのお見送り

 
そのためお盆のお見送りはお墓参りに行かない地域がほとんどでしょう。
お盆最終日にお見送りのお墓参りに行く場合、日が沈む前に墓地を出るとされます。

 

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お盆のお墓参りで、避けたい日とは?

お盆のお墓参りで、避けたい日とは?

◇お盆前までにお墓参りをする場合、避けたい日があるので注意をしてください
 
お盆前までにお墓参りをしてご案内を掛ける時には、吉凶を計る六曜の観点から、避けたい日がいくつかあります。
 

<六曜とは>
「六曜(ろくよう)」とは、陰陽道や民間信仰により、古くから日本に伝えられてきた、その日の日時や方位による吉凶を占う「暦注(れきちゅう)」です。

 
お盆初日の盆迎えなど、決まった日にお盆のお墓参りをする地域はそのままで問題はありません。
 
「結婚式は大安」などと聞いたこともあるのではないでしょうか。お盆のお墓参りで避けたい六曜は、友引と仏滅です
 

お盆前、仏滅のお墓参り

◇仏滅(ぶつめつ)は、「全ての物事が滅する」とされます
 
「滅する(めっする)」とは終わりを遂げることですので大凶日、六曜のなかでも最も避けたい暦とされます。その大凶は計り知れず、仏も滅するとされてきました。
 
弔事には適した日とされますが、お盆ではご先祖様をお迎えするお祝いの意味も強い供養行事なので、仏滅のお墓参りは避けましょう。
 

お盆前、友引きお墓参り

◇友引(ともびき)は、「友を引く」とされます
 
友引は言葉とおり「友を引く」とされ、この世の者があの世へ連れて行かれるとして、お盆前でなくともお墓参りを避ける暦です。
 
ただ友引の全てが悪い訳ではありません。
「友を引く」ため結婚式などお祝い事では、「友を幸せに引き寄せる」良い暦に変わります。
 

 

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お盆のお墓参りに行く時間帯は?

お盆のお墓参りに行く時間帯は?

◇お盆のお墓参りは、日が沈む前に済ませます
 
一般的なお墓参りの基本は午前中です。
墓地の空気もスッキリとしていて「悪しき者が溜まっていない」とされます。
 
ただ、お盆のお墓参りはご先祖様のお迎えですので、地域によって良い時間帯として2つの風習が残っています。
 

・午前中
・夕方

 
近年増えた納骨堂などの屋内施設においては、あまり時間帯を気にする家も少ない傾向です。
ただ、施設の営業時間がありますので、開閉時間を確認して出掛けましょう。
 

午前中に行く、お盆のお墓参り

◇午前中は日の出の恩恵を受け、ご先祖様との言葉が伝わりやすいとされます
 
また午前中にお盆のお墓参りを済ませ、「ついで参り」をしないためともされてきました。 「ついで参り」とは、「他の用事のついでにしない」お墓参りです。
 
お盆のお墓参りではなくとも、他の用事を済ませてからお墓に立ち寄るなどの「ついで参り」は、あまり良しとしていません。
ただ新しい形態の納骨堂などでは、仕事帰りのお墓参りも増えています。
 

夕方に行く、お盆のお墓参り

◇夕方のお墓参りは、日が沈みきる前に済ませます

ご先祖様のお迎えやお見送りは、「日が沈み始めてから沈みきるまで」に行う風習があるためです。
 
ご先祖様のお迎えやお見送りは、迎え火・送り火を焚きますよね。この迎え火・送り火は、日が沈み始める夕方から行い、日が沈み切るまでに済ませます
 
ご先祖様のお迎えやお見送りであるお墓参りも、同じ時間帯に行うためです。
 

 

お盆のお墓参り、日没に行ってはいけない?

お盆のお墓参り、日没に行ってはいけない?

お盆にお墓参りに行く場合、日が沈み始めてからお迎えに行くこともあるでしょう。

盆提灯を持って家までご案内をする地域では夕方とされることもありますが、日没までに済ませなければ、無縁仏や悪霊など、居場所のない霊が家まで着いて来るとも言われ、避けられます。

お盆の夜、お墓参りは魑魅魍魎が出る

◇お盆の日没にお墓参りをすると「魑魅魍魎が出る」とされます
 
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)」とは、さまざまな化け物「妖怪変化」です。百鬼夜行(ひゃっきやこう)のように妖怪が列をなして練り歩くのとは違うとされます。
 

<魑魅魍魎が出る>
・無縁仏や浮遊霊など、居場所を持たない霊が集まる
・悪霊や穢れなど、悪しきものが集まる

 
魑魅魍魎には樹木の精霊など良いものもありますが、一方で厄災などにも使う言葉です。また良い精霊であっても、夜間のお墓参りなど、マナーを守らない行動は怒りを買うとも言われます。
 

お盆の夜のお墓参りは、危険が伴う

◇墓地は真っ暗な場所が多く、危険が伴います
 
墓地は町中のように街頭が少なく真っ暗ですよね。
なかには人里離れた辺境にある墓地も多く、転倒などの事故リスクが伴います。
 
さらに夜の墓地は人が集まりにくく、事故や事件が起きても人目に触れにくい危険リスクが高い場所です。
 

お盆の夜のお墓参りは、動物に出くわす

◇地方の墓地では、日没に動物が出ることがあります
 
また人里離れた辺境の墓地など、地方の墓地では日没後に狸などの動物が現れることも少なくありません。
 
動物によっては危険も伴うため、日没後の暗い墓地には近づかないようにしましょう。
  樹木葬と納骨堂どっち?  

お盆のお墓参りに行けない時は?

お盆のお墓参りに行けない時は?

◇お盆のお墓参りに行けなくても問題はありません

 
お盆にお墓参りをしない地域もあるように、お墓参りに行けなくても問題はありません。お盆のお墓参りに行けなくても、先祖供養や弔いはできます。

  

<お盆にお墓参りをしない時の先祖供養>
●お仏壇がある ・お茶などを供える
・自宅でのお盆行事のみを行う
●お仏壇がない ・お仏壇がある本家を訪ね、お線香をあげる
・本家へ供物を贈る

 
本来、お盆は仏前で行う供養行事ですから、お仏壇に手を合わせます。お仏壇のある本家から独立した「分家」であれば、お盆に帰省して、お仏壇にお線香をあげるでしょう。

 
ただ本家を訪ねることができなくても、お仏壇に供える供物を贈るなどして、供養の気持ちを伝えることはできます。

 

[お盆の手土産]
・お盆の手土産(お供え物)はなにがいい?金額相場やタブー、包み方マナーや渡し方を解説

 

お盆のお墓参りは行く地域と行かない地域があります

お盆のお墓参りは行く地域と行かない地域があります

お盆のお墓参りを行う目的は、ご先祖様を家までご案内、お見送りをするためです。お盆前に行くお墓参りの場合、お盆が近づいていることをご案内します。
 
いずれにしても、もともとお盆は仏前で行う供養行事でお墓参り行事ではありません。お彼岸と違い、先祖供養のメインではないので、必ずお盆のお墓参りに行かなければならない訳ではないでしょう。
 
家でご先祖様をお迎えし3日~4日間のお盆をおもてなしして、この世を楽しんもらう行事です。
 

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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