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永代供養ナビTOP永代供養コラム2024年春のお彼岸は3月17日(日)~23日(土)いつお墓参りに行く?やる事は?

2024年春のお彼岸は3月17日(日)~23日(土)いつお墓参りに行く?やる事は?

2024年春のお彼岸は3月17日(日)~23日(土)いつお墓参りに行く?やる事は?

・2024年、春のお彼岸はいつ?
・そもそも春のお彼岸とは?なにをする?
・春のお彼岸にお墓参りはいつ行く?
・春のお彼岸の行事食は?

 
2024年の春のお彼岸は3月17日(日)~23日(土)の7日間、春分の日は3月20日(水)、「故人と繋がりやすい」期間とされ、お墓参りに行く人々が多いです。

 
また2024年は春のお彼岸にお墓参りに行くにあたり、「寺院の御本堂に立ち寄った方がいい?」「本家への手土産は?」と悩む人もいます。

 
本記事を読むことで、2024年の春のお彼岸日程とともに、お墓参りに行くのに良いタイミングや時期、春のお彼岸にやることが分かります。

 

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2024年、春のお彼岸はいつ?

2024年、春のお彼岸はいつ?

◇2024年3月17日(日)~23日(土)、春分の日は3月20日(水)です
 
全国的には「春彼岸を外回り・秋彼岸を内回り」などと言って、どちらか一方でお墓参りをする地域もありますが、この場合にも春のお彼岸にはお墓参りに出掛ける地域の方が多いでしょう。
 

<2024年の春・秋のお彼岸日程は?>
①2024年春のお彼岸
・春彼岸入り …3月17日(日)
・春分の日 …3月20日(水・祝)
・春彼岸明け …3月23日(土)
②2024年秋のお彼岸
・秋彼岸入り …9月19日(木)
・秋分の日 …9月22日(日・祝)
・秋彼岸明け …9月25日(水)

 
2024年の春彼岸は3月20日が中日(春分の日)となり、この日が最もお墓参りに適していますが、国立天文台により毎年設定されるため、春分の日・秋分の日も毎年日程が変わります。
 
そのため毎年確認をしなければなりませんが、前後数日が春分の日・秋分の日になることが多いでしょう。
 

春分の日は「八王日」?

●「八王日」とは、御天の神様と地の神様が、当番を交換される日です
 
そのため八王日(はちおうにち)には神々様が交代の道すがら、人々の善き行いを確認する日とも言われてきました。
 

<2024年の春のお彼岸:八王日とは?>
●神々様が当番を交代される、八つの節目「立・分・至」
・「立」 ・立春・立夏・立秋・立冬
・「分」 ・春分・秋分
・「至」 ・夏至・冬至

 
お墓参りは仏教行事ではありますが、ご先祖様を供養する徳行・善行のひとつですから、「どうせお墓参りに行くなら、神様の目に留まる八王日(春分の日)に♪」と言われてきたのです。
 

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2024年春のお彼岸とは、どんな日?

2024年春のお彼岸とは、どんな日?

●あの世とこの世が繋がる日です

  お彼岸の「彼岸(ひがん)」はあの世、この世は「此岸(しがん)」と言います。 
 

お彼岸には、春のお彼岸と秋のお彼岸がありますよね。 春分の日と秋分の日を中日として、前後3日間を加えた7日間です。

これは春分の日と秋分の日に、太陽が真東から昇り、真西に沈むためで、西方浄土にあるあの世とこの世が、最も近くなる日と言われてきました。
 

<2024年の春彼岸:お彼岸とは?>
①お彼岸とは? 彼岸と此岸が繋がる日
・故人と繋がり、供養する
・自らの穏やかな天世を願う
・彼岸の悟りの境地を体感する
②彼岸と此岸が繋がるとは? ・太陽線が真東から真西へ直線状に進む
・昼と夜が、ほとんど同じ時間になる

 
お墓やお仏壇へお参りをして、お線香をあげるのには、お線香の煙を通して故人と想いを繋げたり、届けたいもの(お供えなど)を届けるためとも言われます。
 
真言宗密教では、真言を唱えることで仏様が「この身に重なる」と説くなど、彼岸と此岸が最も近くなるお彼岸に、彼岸(あの世)の悟りの境地を体感するとも言われてきました。
 

お彼岸で繋がる「西方浄土」とは

◇人が亡くなると西方にある「極楽浄土」へ行くとされます
 
前述したように春分の日・秋分の日は、真東から真西へと太陽が動き、真西へと一直線上に太陽が沈みます。

このことから太陽の道ができて、魂が帰る「西方極楽浄土(せいほうごくらくじょうど)」へ繋がるとされてきました。
 
一部地域では、「神様は御天に住み、ご先祖様は西方極楽浄土に住む」とも伝えられています。
 

「お彼岸」の語源は?

◇お彼岸の語源は「般若波羅蜜多」です
 
「お彼岸」は「あの世」、語源は「般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)」の訳とされます。
  「般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)」とは、お釈迦様が説いた経典のなかにあるもので、彼岸に至るまでの大きな智慧心構えの教えです。
その訳とは、サンスクリット語での般若波羅蜜多「パーラミター」を差します。
 

<お彼岸の語源:般若波羅蜜多>
般若(はんにゃ) …仏の智慧
波羅蜜多(はらみた) …彼岸に至るための

 
そのためお彼岸には、生きる者が想い慕う故人と繋がり供養する日でもありながら、彼岸(あの世)の境地を体感するものでもあります。
なかには穏やかな最期を求めたり、悟りの境地を体感するために過ごす人もいるのです。

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2024年春のお彼岸:なにをする?

2024年春のお彼岸:なにをする?

◇春のお彼岸はご先祖様供養、そして春の食事をいただきます
 
お彼岸に当たる春分の日・秋分の日は、気候的にも丁度良く、高齢の方でもお墓参りがしやすい時期です。
 

<2024年春のお彼岸になにをする?>
①お墓参り
②お仏壇のお世話
③行事食をいただく

 
また春のお彼岸、秋のお彼岸と年に2回はお墓参りに訪れることで、定期的にお墓のメンテナンスができるため、良いタイミングとして参る家族も多いです。
 

①お墓参り

●お墓参りでは、御本堂へご挨拶、お墓掃除をしてお参りします
 
民間霊園や公営墓地には御本堂はありませんが、寺院墓地では御本堂にご挨拶することもあります。
御本堂への挨拶がなければ、お参りしやすいカジュアルな服装で良いでしょう。

御本堂にご挨拶するならば、落ち着いた色のお出かけ着「平服」で整えます。

 

<2024年春のお彼岸:お墓参りマナー>
①お墓参りは明るいうち 午前中が最も良い時間帯
・16時以降のお墓参りは避ける
②お墓参りを目的に 「ついで」を避ける
・前後で用事を済ませない
③落ち着いたカジュアル服 地味目な色合いの平服
・足元は運動靴が良い
・露出の激しい服装は避ける
・派手な服装は避ける

 
また寺院墓地などでお彼岸に説法を行う「彼岸会(ひがんえ)」があり、それに参加する場合には、黒やグレーの地味目な色合いで整えた平服で行くと良いでしょう。
 
彼岸会ではお布施をお渡しする人もいますが、彼岸会に包むお金の目安としては約3千円~1万円ほど、気持ちを包むため人によって幅があります。
お墓で読経供養をお願いするならば、約5千円~1万円ほど(1回の読経供養)が目安です。
 

 

②お仏壇のお世話

◇お仏壇のお世話を通して、「六波羅蜜」の修行を行います
 
六波羅蜜(ろくはらみつ)」とは、大乗仏教においてお釈迦様の悟りの世界である彼岸に至るために行う、6つの修行です。
 
西方極楽浄土と最も繋がりやすい春分の日・秋分の日にはお墓参りへ行きご先祖様を供養し、前後3日間は六波羅蜜の修行を行う、とされてきました。
 
…と言っても一般の人々は「お仏壇のお世話を通して、六波羅蜜を意識する」ことが修行だと言われています。
 

<2024年の春のお彼岸②お仏壇>
①布施(ふせ) …お供え物をする
②持戒(じかい) …お線香を供える
③忍辱(にんにく) …花を供える
④精進(しょうじん) …塗香を手に塗る
⑤禅定(ぜんじょう) …仏飯を供える
⑥智慧(ちえ) …ロウソクに火を付ける

 
いずれも六波羅蜜の教えを意識しながら、お仏壇のお世話をするだけです。
そのため彼岸入りにはお仏壇や仏具を掃除する家も多いでしょう。
 

 

③行事食

●大阪ではお彼岸の行事食として「入りのぼた餅、明け団子、なかの中日にあずき飯」の言葉があります
 
お彼岸は仏教行事とともに、春分の日・秋分の日と季節の節目でもあるため、それぞれ季節のお野菜などをふんだんに取り入れた精進料理が基本です。
 
お彼岸の行事食には「彼岸うどん(蕎麦)」などもありますが、まずはこの言葉通りにお供えをして、一緒にいただくと良いでしょう。
 

<2024年の春彼岸:行事食>
[お彼岸] [日程] [行事食]
①春彼岸入り 2024年3月17日 …ぼた餅
②中日 2024年3月20日 …あずき飯
③春彼岸明け 2024年3月23日 …彼岸団子

 
季節の節目には邪気が入りやすいとされ、赤い色で邪気を祓うとされる小豆が行事食として扱われています。
 
今では「あずき飯」と言えばお赤飯がよく出てきますが、昔は胃腸を休める意味合いを込めて、小豆粥をいただく家庭も多くありました。
 

 

2024年春のお彼岸の手土産は?

2024年春のお彼岸の手土産は?

◇お彼岸の手土産は、お供えを用意すると良いでしょう
 
お彼岸やお盆などの供養行事で実家に帰省する時、準備をする手土産はまず、お仏壇に供えるのがマナーです。
 
また、ある程度常温に置いても問題のない、日持ちのする個包装のお菓子類や、お酒、真空パックの食べ物などに人気があります。
 

<2024年春のお彼岸におすすめの手土産>
・故人の好きだったもの
りんごやみかんなどの果物
・個包装のお菓子
・供え花(ブリザーブドフラワーなど)
お線香
・ろうそく

 
ぼた餅は春彼岸のお供え物の定番ですが、他家でも準備をしていることが多いため、予め確認をしてから用意をすると、より丁寧でしょう。
 
供え花も定番ですが、お仏壇の掃除が大変になる花(百合など)もあるので、最近ではブリザーブドフラワーなどの、手入れが必要のないものを用意する人も多いです。
 

<2024年の春彼岸:実家の手土産の扱い方>
お仏壇に手を合わせて供える
お供え物を下げる
皆でいただく

 
お仏壇やお墓に供えたものを下げ、皆でいただくことは供食と言い、悪いことではありませんが、チーンと手を合わせて直ぐに下げることは避けた方が良いでしょう。
 
一般的なお供え物で言えば、ご飯やおかずをお供えした時、香りが天へ届きますから、その湯気が立たなくなるまでは下げず、湯気が落ち着くのを待ち下げると言われます。
 

実家のお墓参り、行かないとどうなる?

●お供え物を贈ると良いでしょう
 
もしも自分が墓主ではなく、両親や親族がお墓参りに行くとして、自分が帰省できない時には、お詫びとお礼を込めてお線香やお供え物を贈ると丁寧です。
 

<お彼岸にお墓参りに行けない時は?>
①親族が墓主 お供え物を贈る
・お礼の手紙や電話をする
・自宅から手を合わせて供養する
(お仏壇があれば、お仏壇で供養する)
②自分が墓主 時期をずらしてお墓参りに行く
・親族や家族にお墓参りをお願いする
・お墓掃除代行サービスを利用する
③長く放置されている お墓掃除代行サービスを利用する
・お墓を改葬して、身近に移動する
・納骨堂などの永代供養を利用する

 
…などなどの方法があります。
墓主ではなく、実家に帰省できないなどの場合は、お礼を尽くすことが大切です。
 
また自分が墓主で長くお墓参りに行けない時には、何らかの方法で、お墓が放置され荒れ放題にならないよう、対処をします。
 

故人はお墓にいるの?お仏壇にいるの?

◇故人はお墓とお仏壇、どちらにもいるとされます
 
お墓は故人のご遺骨を供養し、お仏壇は故人の魂を供養するものとされ、地域や家によって伝え方は異なりますが、お仏壇とお墓とのどちらにも故人はいると言われてきました。
 

・お墓とお仏壇は繋がっている
・お仏壇にお参りすると、故人が降りてくる

 
…などと子どもに言ったりしますね。
お仏壇には御位牌を祀りますので、御位牌を依り代として、お仏壇に手を合わせると故人が降りるとされてきました。
 
お墓は完成時に故人の魂や仏様の魂を入れる「開眼供養(魂入れ)」の読経供養を行いますから、こちらも魂が入っています。
 

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まとめ:2024年春のお彼岸は3月17日~23日です

まとめ:2024年春のお彼岸は3月17日~23日です

 日本では毎年、お彼岸は大切な仏教行事ですが、実はインドなど他国にはない習慣です。
日本のみでお彼岸が今日のように広がったのには、仏教が広がる以前、太陽信仰の名残りとも言われています。
 
・仏教…彼岸(ひがん)
・太陽信仰…日願(ひがん)

 
仏教では「彼岸(ひがん)」として行われますが、太陽が真東から昇り真西へ沈み、一日の昼と夜が同じ時間となる春分・秋分の日に、太陽に向かって願立てを行う「日願(ひがん)」が行われていたのではないか?と言う説です。
 
また農耕民族だった日本では、季節が変わる節目である春分の日・秋分の日に、豊作祈願を行っていた地域もあります。
 
このような事柄を感じながら、春へと移る季節の変わり目を感じ、大阪の春彼岸ではご先祖様へ感謝を捧げてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

2024年春彼岸は3月17日(日)~3月23日(土)!
●2024年の春彼岸
・春彼岸入り…3月17日(日)
・春分の日…3月20日(水・祝)
・春彼岸明け…3月23日(土)
 
●お彼岸とは?
・彼岸と此岸が繋がる日
・自らの穏やかな天世を願う日
・彼岸(あの世)の悟りの境地を体感する日
 
●なぜ、お彼岸は彼岸と此岸が繋がるの?
・太陽線が地平線に真東から真西へと直線状に進む
・昼(此岸)と夜(彼岸)が、ほとんど同じ時間になる
 
●お彼岸にやる事は?
・お墓参り
・お仏壇のお世話
・行事食

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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