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永代供養ナビTOP永代供養コラム2025年春のお彼岸はいつ?何をするかや意味、お墓参り日程も解説

2025年春のお彼岸はいつ?何をするかや意味、お墓参り日程も解説

2025年春のお彼岸はいつ?何をするかや意味、お墓参り日程も解説
・2025年(令和7年)、春のお彼岸はいつからいつまで?
・お彼岸について、豆知識を子どもに伝えたい
・お墓参りはいつ行くのがベスト?
・おすすめの行事食は?

 
2025年(令和7年)の春のお彼岸はいつかと言えば、3月17日(月)~23日(日)の7日間、春分の日は3月20日(木)、「故人と繋がりやすい」期間とされ、お墓参りに行く人々が多いです。

 

また2025年(令和7年)は春のお彼岸にお墓参りに行くにあたり、「御本堂に立ち寄った方がいい?」「本家への手土産は?」と悩む人もいます。

 

 
本記事を読むことで、2025年(令和7年)の春のお彼岸日程とともに、お墓参りに行くのに良いタイミングや時期、春のお彼岸にやることが分かります。

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2025年(令和7年)、春のお彼岸はいつ?

2025年(令和7年)、春のお彼岸はいつ?

◇2025年(令和7年)3月17日(月)~23日(日)、春分の日は3月20日(木)です

2025年(令和7年)の春のお彼岸は、一般的にお墓参りを行います。2025年(令和7年)でも、1年に一度のお墓参りならば春のお彼岸とする地域もあるでしょう。

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸は3月17日(月)~23日(日)3月20日(木)の春分の日を中心とした前後3日間・合計7日間です。全国的に多くの人々が2025年(令和7年)の春彼岸にお墓参りをするでしょう。

 

 

<2025年(令和7年)の春・秋のお彼岸日程は?>
①2025年(令和7年)春のお彼岸
・春彼岸入り …3月17日(月)
・春分の日 …3月20日(木・祝)
・春彼岸明け …3月23日(日)
②2025年(令和7年)秋のお彼岸
・秋彼岸入り …9月20日(土)
・秋分の日 …9月23日(火・祝)
・秋彼岸明け …9月26日(金)

 

2025年(令和7年)の春彼岸は3月20日が中日(春分の日)、最も墓参りに適しています。春分の日・秋分の日は国立天文台により発表され、毎年日程が変動するので毎年確認をしなければなりません。

 

それでも2024年の春のお彼岸は3月20日(水)、2024年(令和6年)と2025年(令和7年)が同じ3月20日であるように、同日か前後数日の誤差で春分の日・秋分の日になることが多いでしょう。

 

お彼岸とお盆の違いは?

お彼岸とお盆の違いは?

春と秋のお彼岸とお盆の大きな違いは、お彼岸がお墓参りに行くことに対して、お盆は家(御仏前)でご先祖様を迎える行事であることです。

 

春と秋のお彼岸はあの世とこの世が繋がる日であり、この日にお墓参りによって、ご先祖様や故人に会いに行くことで、より深く繋がることができます。

 

一方でお盆はご先祖様や故人が、あの世からこの世へ訪問する日です。そのためお盆ではお墓までお迎えにあがる地域もありますが、基本的には自宅の御仏前でお迎えをする「仏前祭」となります。

 

また春と秋の2回迎えるお彼岸は、季節の節目に行われる行事です。そのため季節の行事食をいただき、巡る季節とともに諸行無常を感じる期間でもあります。

 

 

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2025年(令和7年)春のお彼岸|お墓参りはいつ行く?

2025年(令和7年)春のお彼岸|お墓参りはいつ行く?

2025年(令和7年)春のお彼岸は3月17日(月)~3月23日(日)の7日間、全ての期間でお墓参りができます。ただ「彼岸入り」「中日(春分の日)」「彼岸明け」のタイミングが良いとされてきました。一方で、混雑を避けるコツとして、いつ行くと良いかは、平日がおすすめです。

 

できるだけ静かにお参りしたい」「家族みんなで行きたい」などの事情や、地域ごとの風習やマナーを参考にして、いつ行くと良いのか、適切な日程を選びましょう。

①混雑を避けたいなら…

●2025年(令和7年)3月17日(月)・18日(火)・19日(水)

2025年(令和7年)の春のお彼岸では、彼岸入り直後の平日だと比較的空いているでしょう。ゆったりとお墓参りをしたい方は、平日休みが取れる場合、この時期が狙い目です。

 

特に2025年(令和7年)の春のお彼岸期間中は、天候も穏やかな日が多いと予想されるため、快適に過ごすことができるでしょう。

②先祖供養の日

●2025年(令和7年)3月20日(木・祝)春分

 

2025年(令和7年)3月20日の春分の日は、春のお彼岸の中日であり、本来は「先祖供養の日」とされます。正にあの世とこの世の繋がる日とされ、お墓に行くことでご先祖様や故人に会えるのですね。

 

また、春分の日は祝日のため、家族が集まりやすいタイミングです。親戚と一緒にお墓参りをするのも良いでしょう。2025年(令和7年)の春彼岸は、3月20日(木・祝)が春分の日です。2025年(令和7年)の春のお彼岸に家族や親族とお墓参りを行うことで、絆を深める良い機会となるでしょう。

 

③お彼岸最終日に行くなら…

●2025年(令和7年)3月23日(日)彼岸明け

週末にかけて最後にお参りする家庭も多く、特に2025年(令和7年)は彼岸明けとなるため、「お彼岸の締めくくり」としてお墓参りに適した日です。

 

また、春分の日と同じように2025年(令和7年)の春のお彼岸では、最終日の彼岸明けが日曜日となり、家族でも集まりやすいでしょう。2025年(令和7年)3月22日(土)・23日(日)はスケジュールを立てやすいお墓参り日和です。

 

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六曜で見るお墓参りに最適な日は?

六曜で見るお墓参りに最適な日は?

日本では日の吉凶を表す暦注「六曜」の考え方がありますよね。六曜は繰り返し訪れる日の吉凶を差した6つの暦で、それぞれに意味があります。

 

最も良いとされるのは万事良しとされる「大安」、続いて、午前中のお墓参りであれば「先勝」も良い日となるでしょう。「仏滅」は仏も滅する凶日とされますが、法要やお墓参りなどの弔事においては、執り行っても良い日とされてきました。

 

 

日付 曜日 平日/休み 六曜 干支 備考
2025年3月17日 平日 先勝 乙酉 午前良し
2025年3月18日 平日 友引 丙戌 凶とする地域もある
2025年3月19日 平日 先負 丁亥 午後良し
2025年3月20日 祝日 仏滅 戊子 弔事に限り良し
2025年3月21日 平日 大安 己丑 万事良し
2025年3月22日 休み 赤口 庚寅 危険日
2025年3月23日 休み 先勝 辛卯 午前良し

 

一方で地域によって考え方が異なる暦は「友引」です。友引の日にお墓参りに行くと「友を引く」とされるため、納骨やお墓参りには向いていない、と考える地域もあります。また、「赤口」の赤は血を表すため、ケガなどのリスクを伴う危険日として避けられてきました。

 

六曜とともに干支(十干十二支)の暦も添えています。一部地域では、お墓参りの主催者(家長)、もしくは参加者に干支日と同じ干支がいた場合、お墓参りを取りやめたり、参加を控える地域もあるためです。

 

おすすめの時間帯は?

◇春のお彼岸にお墓参り行くおすすめの時間帯は、午前中です。

 

2025年(令和7年)の春彼岸には、午前中が比較的空いており、静かに故人を偲ぶのに適しています。

 

春彼岸の午後から夕方は混雑が予想されるため、訪問時間を工夫することをおすすめします。2025年(令和7年)の春彼岸を有意義に過ごすため、混雑を避けつつ予定を立てましょう。

 

 

時間帯 状況
朝~午前中(8時~11時) 人が少なく、静かにお参りできる
昼(12時~15時) 最も混雑する時間帯なので注意
夕方(16時~17時) 落ち着いた雰囲気で、気温も穏やか

 

春のお彼岸のお墓参りは、花見シーズンとも重なります。2025年(令和7年)の霊園は、公園型など花見を楽しめる墓地もあるため、時間帯を調整して混雑を避けることも検討しましょう。

 

 

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次にお墓参りに行く時期は?

春のお彼岸が過ぎた後、次のお墓参りに行く時期は何かといえば、お盆と秋のお彼岸です。お盆は本来、ご先祖様を家にお迎えする仏前行事ですので、お墓までお迎えにあがることはありますが、地域によってはお墓参りに行かないこともあるでしょう。

 

一方、秋のお彼岸は春のお彼岸と併せて、お墓掃除に適した時期です。ゴールデンウイークにも匹敵する、丁度連休を伴うシルバーウイークにあたるため、家族でお墓掃除もしやすいでしょう。

 

このシルバーウイークは毎年日程が異なりますが、おはぎのお供を携えながら、家族でお墓参りをするのもおすすめです。

2025年(令和7年)春のお彼岸の期間、やってはいけないタブーはある?

2025年(令和7年)春のお彼岸の期間、やってはいけないタブーはある?

春や秋のお彼岸は、祖先を敬い、感謝の気持ちを表す大切な期間です。

 

特に2025年(令和7年)春のお彼岸において、現代のライフスタイルに合わせた日程の確認や事前の準備を整え、故人への供養、墓参りやお供えを適切な時に行うことが求められ、令和の時代ならではの仏事のマナーも大切です。

 

ここでは、2025年(令和7年)春のお彼岸において、故人への不適切な供え物や供養の方法、また仏具やお供え物の扱いにおける基本を欠いた具体的なマナー違反など、避けるべきタブーの意味と流れを詳しく解説し、地域ごとの習慣やお寺での法要との違いもまとめています。

 

①2025年(令和7年)、お祝い事は日程をずらす?

お彼岸の期間中は、先祖を偲んで敬意を表することが主な目的であり、そのため、華やかなお祝い事を行うのは避ける傾向にあります。これは、お彼岸が仏教の教えに基づく行事であり、静かに過ごすことが望ましいとされるためです。

 

具体的には、結婚式などの祝い事は、お彼岸の前後に日程をずらすことで、先祖への敬意を示しつつ、祝い事を楽しむことが推奨されます。このような配慮は、家族や近親者との調和を保つためにも重要です。

 

[敢えてお彼岸にお祝いすることも]

さらに、お彼岸の期間は多くの人がお墓参りをするため、家族の集まりが増える時期でもあります。そのため、家族で集まる機会を利用して、祝い事を計画することも一つの方法です。

 

ただし、地域や家族の習慣によっては、特に厳しく祝い事を避ける必要がない場合もありますので、各家庭の事情に応じて柔軟に対応することが大切です。

 

お彼岸を通じて、家族や先祖との絆を深めながら、必要に応じてお祝い事を楽しむことができれば、一層充実した時間を過ごせるでしょう。

 

②「土いじりを避ける」は春土用

しばしば春のお彼岸に「土いじりを避ける」と勘違いするケースがあります。これは春のお彼岸と春土用のタブーを混同しているためでしょう。

 

「春土用」とは立夏前の18日間で、土を動かすことを避けるべきとされる期間です。春のお彼岸と春土用は期間も目的も異なります。

 

春のお彼岸には先祖を敬い、心を落ち着けることに専念し、春土用には土いじりを控えることを目的としています。そのため春のお彼岸での土いじりは問題がありません。

 

③お墓参りのタブー

2025年(令和7年)の春のお彼岸にお墓参りをする際には、いくつかの注意点があります。まず、春のお彼岸では控えめな服装を心掛け、派手な色は避けましょう

 

また、春のお彼岸は静かに故人を偲ぶ場ですので、大声や賑やかな振る舞いも控えます。供花や線香を供える際には、春のお彼岸の墓地ルールに従い、火の取り扱いに注意しましょう。

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸は人が多く訪れるため、訪問時間をずらすと良いでしょう。

 

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子どもに伝えたい!お彼岸の意味

子どもに伝えたい!お彼岸の意味

日本では毎年、春と秋のお彼岸が大切な仏教行事として定着しています。

 

令和の時代においてはお墓参りの際、墓石の掃除や供え物の準備、具体的な供養およびお供えの日程など、基本的な仏事としての意味や由来を学ぶ良い機会ですよね。

 

けれども、インドなど他国ではその供養方法や法要の違いが見られない習慣であり、お彼岸の風習は日本で広がった風習です。

①日本の「日願」の意味

日本でお彼岸が今日のように広がったのには、その意味が仏教が広がる以前、太陽信仰の名残りとも言われています。仏教では「彼岸(ひがん)」として行われますよね。

 

一方、古代の太陽信仰におけるお彼岸の意味として、「日願(ひがん)」があります。太陽が真東から昇り真西へ沈み、一日の昼と夜が同じ時間となる春分・秋分の日に、太陽に向かって願立てを行う「日願(ひがん)」が行われていたのではないか?と言う説です。

 

 

宗教 行事 説明
仏教 彼岸(ひがん) 伝統的なお参り、お墓参りなど先祖供養の行事
太陽信仰 日願(ひがん) 太陽へお供え物・花を供える農耕民の慣習

 

また農耕民族だった日本での意味として、季節が変わる節目である春分の日・秋分の日に、豊作祈願を行っていた地域もあります。2025年(令和7年)の春のお彼岸には季節の変わり目を感じ、大阪の春彼岸ではご先祖様へ感謝を捧げてみてはいかがでしょうか。

 

②お彼岸の意味とは、どんな日?

②お彼岸の意味とは、どんな日?

●春や秋のお彼岸は、あの世とこの世が繋がる日です。

 

春と秋に訪れるお彼岸の「彼岸(ひがん)」の意味はあの世、この世は「此岸(しがん)」と言います。2025年(令和7年)の春のお彼岸は、春分の日を中日として、その前後3日間を加えた7日間です。

 

この期間、春分の日に太陽が真東から昇り、真西に沈むため、その意味として、西方浄土にあるあの世とこの世が最も近くなるとされています。

 

春の彼岸には、先祖供養を行い、あの世との繋がりを感じる時期として、多くの人々が墓参りや仏壇の前での祈りを捧げます。2025年(令和7年)の春彼岸も、家族や親しい人と共に大切な時間を過ごす機会となるでしょう。 

 

<2025年(令和7年)の春彼岸:お彼岸とは?>
①お彼岸とは? 彼岸と此岸が繋がる日
・故人と繋がり、供養する
・自らの穏やかな天世を願う
・彼岸の悟りの境地を体感する
②彼岸と此岸が繋がるとは? ・太陽線が真東から真西へ直線状に進む
・昼と夜が、ほとんど同じ時間になる

 
春や秋のお彼岸にお墓やお仏壇へお参りをして、お線香をあげる意味には、お線香の煙を通して故人と想いを繋げたり、届けたいもの(お供えなど)を届けるためとも言われます。

 
真言宗密教の意味では、真言を唱えることで仏様が「この身に重なる」と説くなど、春や秋の彼岸と此岸が最も近くなるお彼岸に、彼岸(あの世)の悟りの境地を体感するとも言われてきました。2025年(令和7年)の春のお彼岸には、この意味を意識して、お墓参りをしてみてはいかがでしょうか。

 

お彼岸で繋がる「西方浄土」の意味は?

◇春と秋のお彼岸で津繋がる西方浄土の意味は、人が亡くなって行く「極楽浄土」です。

 
前述したように春と秋のお彼岸の中日となる「春分の日・秋分の日」は、真東から真西へと太陽が動き、真西へと一直線上に太陽が沈みます。

 

このことから春と秋のお彼岸の意味として、太陽の道ができて、魂が帰る「西方極楽浄土(せいほうごくらくじょうど)」へ繋がるとされてきました。

 
ただ、春と秋のお彼岸に繋がる西方極楽浄土は海を一直線上に沈みますよね。なかには「人は亡くなると天に昇るのでは?」と思う人々がいるかもしれません。

 

春と秋のお彼岸について、ひとつの意味の解釈として、一部地域では「神様は御天に住み、ご先祖様は西方極楽浄土に住む」とも伝えられています。

 

「お彼岸」の語源と意味は?

◇春と秋のお彼岸の語源は「般若波羅蜜多」です。

 
春と秋の年に2回訪れる「お彼岸」の意味は「あの世」、語源は「般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)」の訳とされます。  「般若波羅蜜多(はんにゃはらみた)」の意味は、お釈迦様が説いた経典のなかにあるもので、彼岸に至るまでの大きな智慧心構えの教えです。

 

その訳は、サンスクリット語での般若波羅蜜多「パーラミター」を差します。このパーラミターこそが、「彼岸に至るための」と訳されます。

 

<お彼岸の語源:般若波羅蜜多>
般若(はんにゃ) …仏の智慧
波羅蜜多(はらみた) …彼岸に至るための

 
そのため春と秋のお彼岸の意味には、生きる者が想い慕う故人と繋がり供養する日でもありながら、彼岸(あの世)の境地を体感するものでもあります。意味のなかには穏やかな最期を求めたり、悟りの境地を体感するために過ごす人もいるのです。  

 

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⑥春分の日は「八王日」?その意味は?

「八王日」の意味は、御天の神様と地の神様が、当番を交換される日です。「八王日(はちおうにち)」は、2025年(令和7年)のお彼岸や春の訪れと同様に、神々様が交代する時期となり、八王日とともに季節が巡ります。

 

<2025年(令和7年)の春のお彼岸:八王日の意味は?>
●神々様が当番を交代される、八つの節目「立・分・至」
・「立」 ・立春・立夏・立秋・立冬
・「分」 ・春分・秋分
・「至」 ・夏至・冬至

 
2025年(令和7年)は春のお彼岸お墓参りに行く人々も多いででしょう。八王日は本来仏教行事ですが、その意味は、ご先祖様を供養する徳行・善行のひとつです。

 

そのため春のお彼岸など「どうせお墓参りに行くなら、神様の目に留まる八王日(春分の日)に」と言われてきました。

 

 

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2025年(令和7年)春のお彼岸にやることは?

2025年(令和7年)春のお彼岸にやることは?

◇春のお彼岸はご先祖様供養、そして春の食事をいただきます
 

2025年(令和7年)もお彼岸に当たる春分の日・秋分の日は、気候的にも丁度良く、高齢の方でもお墓参りがしやすい時期です。

 

特に春のお彼岸では、基本的に桜や春の花々を用いたお供えが人気です。これにより、2025年(令和7年)の春のお彼岸を心地よく過ごせるでしょう。

 

 

<2025年(令和7年)春のお彼岸になにをする?>
①お墓参り
②お仏壇のお世話
③行事食をいただく

 
また春のお彼岸、秋のお彼岸と基本として年に2回はお墓参りに訪れることで、定期的にお墓のメンテナンスができるため、良いタイミングとして参る家族も多いです。

(1)2025年(令和7年)、春のお墓参り

●春のお彼岸のお墓参りでは、御本堂へご挨拶・掃除をします。
 
2025年(令和7年)の春のお彼岸にお墓参りをする場合、民間霊園や公営墓地には御本堂はありませんが、寺院墓地では御本堂にご挨拶することもあります。御本堂にご挨拶するならば、基本として落ち着いた色のお出かけ着「平服」で整えます。

 

御本堂への挨拶がなければ、基本的にはお参りしやすいカジュアルな服装で良いです。2025年(令和7年)も春のお彼岸に「彼岸会」と呼ばれる合同法要を催す霊園や墓地は多いでしょう。

 

 

<2025年(令和7年)春のお彼岸:お墓参りマナー>
①お墓参りは明るいうち 午前中が最も良い時間帯
・16時以降のお墓参りは避ける
②お墓参りを目的に 「ついで」を避ける
・前後で用事を済ませない
③落ち着いたカジュアル服 地味目な色合いの平服
・足元は運動靴が良い
・露出の激しい服装は避ける
・派手な服装は避ける

 

2025年(令和7年)の春彼岸は、先祖供養のために重要な時期です。お彼岸の期間中には、寺院墓地で彼岸会が行われ、多くの方が参加します。参加する際には基本的に、黒やグレーなどの地味目な服装が適しています。

 

彼岸会に参加する方は、お布施を持参することも一般的で、その金額は3千円から1万円ほどが目安です。また、お墓での読経供養を依頼する場合もあり、その際のお布施は基本として、5千円から1万円が相場です。春彼岸を迎えるにあたり、これらのポイントを押さえておくと安心です。

 

 

(2)お仏壇のお世話

◇春のお彼岸ではお仏壇のお世話を通して、「六波羅蜜」の修行を行います

 
春のお彼岸で行う「六波羅蜜(ろくはらみつ)」とは、基本的には大乗仏教においてお釈迦様の悟りの世界である彼岸に至るために行う、6つの修行です。

 
春のお彼岸日程は7日間ですが、なかでも西方極楽浄土と最も繋がりやすいお彼岸の中日となる、春分の日・秋分の日には、お墓参りへ行きご先祖様を供養し、前後3日間は基本的には六波羅蜜の修行を行う、とされてきました。

 
…と言っても一般の人々は基本的に「お仏壇のお世話を通して、六波羅蜜を意識する」ことが修行だと言われています。下記で六波羅蜜の6つを解説していますので、どうぞ参考にしてください。

 

<2025年(令和7年)の春のお彼岸②お仏壇>
①布施(ふせ) …お供え物をする
②持戒(じかい) …お線香を供える
③忍辱(にんにく) …花を供える
④精進(しょうじん) …塗香を手に塗る
⑤禅定(ぜんじょう) …仏飯を供える
⑥智慧(ちえ) …ロウソクに火を付ける

 

いずれも春のお彼岸の7日間では、基本として一日・一日ごとに訪れる六波羅蜜の教えを意識しながら、お仏壇のお世話をするだけです。そのため春の彼岸入り(2025年(令和7年)3月17日)にはお仏壇や仏具を掃除する家も多いでしょう。 

 

 

 

(3)行事食で春を感じる

●春お彼岸の行事食として「入りのぼたもち、明け団子、なかの中日にあずき飯」の言葉があります

 
春と秋のお彼岸は仏教行事とともに、春分の日・秋分の日と季節の節目でもあるため、基本的にそれぞれ季節のお野菜などをふんだんに取り入れた精進料理が基本です。

 
春のお彼岸の行事食には「彼岸うどん(蕎麦)」などもありますが、まずはこの言葉通りにお供えをして、一緒にいただくと良いでしょう。下記は、春のお彼岸で行事食をいただく時期を解説した表です。

 

特にお彼岸において春「ぼたもち」と秋の「おはぎ」は欠かせません。どちらも半殺しのもち米をあんこでつつんだ和菓子ですが、春のぼたもちは牡丹に見立て、こしあんを用いています。

 

<2025年(令和7年)の春彼岸:行事食>
[お彼岸] [日程] [行事食]
①春彼岸入り 2025年(令和7年)3月17日 …ぼたもち
②中日 2025年(令和7年)3月20日 …あずき飯
③春彼岸明け 2025年(令和7年)3月23日 …彼岸団子

 

春と秋のお彼岸は、季節の節目としての期間にあたり、邪気が入りやすいとされています。特に、赤い色のお供え物である小豆は、邪気を払うために基本として行事食に供えられ、仏壇やお寺での供養・仏事の際に参考とされる伝統行事食です。

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸で「あずき飯」と言えばお赤飯がよく出てきますが、昔は胃腸を休める意味合いを込めて、小豆粥をいただく家庭も多くありました。

 

 

 

(4)2025年(令和7年)度、彼岸会への参加

「彼岸会」とは、仏教に基づく法要で、先祖供養と自己反省の場であり、その由来や基本の意味を解説し、具体的な方法と仏事マナーを付ける伝統行事とも言えます。

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸では、多くの人々が先祖を敬い感謝するため、具体的な日程と期間の中で、お供え物の準備や墓参りの流れに沿って参加するでしょう。

 

寺院では僧侶の読経が行われ、参加者は心を静めて過去を振り返ります。また、家族と共に参加することで絆を深めることができます。正装での参加が求められ、礼儀正しく行動することが大切です。

 

法要後には説法が行われ、日常生活に役立つ教えを得る機会もあります。彼岸会は心の平穏を取り戻し、日々の生活に新たな活力をもたらします。

(5)家族、親族の絆を深める

また、2025年(令和7年)春のお彼岸は、参加する家族が一堂に会する絶好の機会となり、基本行事の日程として日本の風習に根付いています。

 

お墓参りの後に親族が集い、故人への供養を込めた法要の場で、花や供え物の準備を整えながら具体的に思い出を語り合うことで、家族の絆がより一層深まるでしょう。

 

特に子どもたちにとっては、先祖や家族の歴史の由来を家族や親族に聞きながら、仏事や仏壇といった基本的な風習の意味を学ぶ貴重な時間となるでしょう。

 

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2025年(令和7年)春に「初彼岸」を迎える

2025年(令和7年)春に「初彼岸」を迎える

「初彼岸」とは、故人が亡くなってから初めて迎えるお彼岸のことを指します。日本の伝統的な行事の一つであるお彼岸は、春分と秋分を中心に前後3日を加えた7日間にわたって行われますが、特に初彼岸は故人を偲び、その冥福を祈る大切な節目です。

 

初彼岸にやることはある?

初盆では法要が行われたり、地域によって白提灯で故人を迎え入れる特別な風習がありますが、初彼岸では通常のお彼岸と比べて、特別な違いはありません。

 

ただし初彼岸は、故人との別れを改めて受け入れ、心の整理をするための大切な時間でもあります。このため、家族や親しい方々が集まりやすい日を選んで、お墓参りや仏壇への供養を行うことが一般的です。

 

特に、遠方に住む方々にとっては、初彼岸をきっかけに故郷に戻り、故人を偲ぶことができる貴重な機会ともなります。この時期に、故人の思い出話をすることで、悲しみを共有し、前向きな気持ちを持つことができるでしょう。

 

2025年(令和7年)春の初彼岸を迎える際には、ぜひ心を込めた供養を行ってください。

 

 

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2025年(令和7年)お墓参りの流れと準備

2025年(令和7年)お墓参りの流れと準備

春と秋のお彼岸に行うお墓参りは、ご先祖様への感謝を伝え、家族の健康や幸せを祈る大切な行事です。事前に準備を整えて、気持ちよくお参りしましょう。

 

2025年(令和7年)はコロナ渦を経て、春と秋のお彼岸のみのお墓参りも多いです。ここでは忘れ物のないように、お墓参りに必要な持ち物や、やるべきことをチェックリスト形式で解説します。

 

春のお墓参り|準備リスト(持ち物)

春と秋のお彼岸に行くお墓参りでは、間隔が空いている家族も増えたため、必要なものを忘れずに準備しておくことが大切です。現地で「持ってくればよかった…」と後悔しないよう、以下のリストを参考にしてください。

 

カテゴリー アイテム 用途
掃除道具
  • ほうき
  • 雑巾
  • たわし
  • ゴミ袋
お墓周りを綺麗にする
お供え物
  • お花
  • 線香
  • 故人の好物
  • お供え用の水
故人への感謝を伝える
ライター・マッチ
  • 風が強い場合に備えて複数持つと安心
お線香やロウソクを灯す
数珠
  • 手を合わせる際に使用
ご先祖様に手を合わせる
お供えの器
  • 花立
  • 水入れ

(現地で水を汲めない場合は持参)

霊園やお寺で使用
折りたたみ椅子・日傘
  • 長時間滞在する場合
快適に過ごすため

 

2025年(令和7年)に増えた、春と秋のお彼岸にのみお墓参りをする風習では、事前にしっかりと準備をすることで、心穏やかに故人を偲ぶことができます。事前にチェックリストを用意して行くことで、スムーズなお墓参りができるでしょう。

 

2025年(令和7年)春のお墓参り|流れとやること

春と秋のお彼岸で行くお墓参りは、ただお線香をあげるだけでなく、しっかりと掃除をし、ご先祖様を偲ぶ時間を持つことが大切です。以下の流れに沿って行うと、スムーズにお参りができます。

 

手順 説明
お墓の掃除をする 墓石の汚れを拭き取り、周囲の雑草を抜いて清潔にします。
お供え物を並べる お花や線香、故人が好きだった食べ物や飲み物を供えます。
手を合わせて供養する 静かに手を合わせ、ご先祖様に感謝の気持ちを伝えます。
お供え物を片付ける 墓地の環境を守るために、お供えしたものは基本的に持ち帰ります。

 

春のお彼岸に行くお墓参りでは、最初にお墓掃除をしてから手を合わせることで、清浄な空気のなかで、お参りができます。お供え物は悪臭や野生動物が墓地を荒らす原因にもなるので、必ず持ち帰るようにしましょう。

 

またお墓参りの頻度が少なくなった2025年(令和7年)度のお墓参りでは、春と秋のお彼岸に行くのみなので、花が朽ちて腐らないよう、供え花も持ち返る家族が増えました

 

2025年(令和7年)の手土産は?

2025年(令和7年)の手土産は?

◇2025年(令和7年)お彼岸の手土産は、お供えを用意すると良いでしょう。

 

2025年(令和7年)の今、春と秋のお彼岸やお盆などの供養行事で実家に帰省する時、手土産を持参する人が増えました。手土産はまず、お仏壇に供えるのがマナーです。

 

また、ある程度常温に置いても問題のない、日持ちのする個包装のお菓子類や、お酒、真空パックの食べ物などに人気があります。

 

 

<2025年(令和7年)春のお彼岸におすすめの手土産>
・故人の好きだったもの
りんごやみかんなどの果物
・個包装のお菓子
・供え花(ブリザーブドフラワーなど)
お線香
・ろうそく

 

ぼたもちは春彼岸のお供え物の定番ですが、他家でも準備をしていることが多いため、予め確認をしてから用意をすると、より丁寧でしょう。

 
供え花も定番ですが、お仏壇の掃除が大変になる花(百合など)もあるので、2025年の春のお彼岸ではブリザーブドフラワーなどの、手入れが必要のないものが人気です。

 

<2025年(令和7年)の春彼岸:実家の手土産の扱い方>
お仏壇に手を合わせて供える
お供え物を下げる
皆でいただく

 

春のお彼岸では、お仏壇やお墓に供えたものを下げ、皆でいただくこともありますが、これを供食と言います。悪いことではありませんが、チーンと手を合わせて直ぐに下げることは避けた方が良いでしょう。

 
一般的なお供え物で言えば、ご飯やおかずをお供えした時、香りが天へ届きますから、その湯気が立たなくなるまでは下げず、湯気が落ち着くのを待ち下げると言われます。

 

実家のお墓参り|行かない場合は?

●春のお彼岸に合わせて、お供え物を贈ると良いでしょう。

 

もしも自分が墓主ではなく、両親や親族がお墓参りに行くとして、2025年(令和7年)は春のお彼岸に帰省できないという時には、お詫びとお礼を込めてお線香やお供え物を贈ると丁寧です。

 

特に2025年(令和7年)の春彼岸は3月の中旬にあたるため、事前に準備をしておくと安心です。また、オンラインでお供え物を手配するサービスも充実しているので、遠方からでも気持ちを伝えることができます。

 

 

<春のお彼岸にお墓参りに行けない時は?>
①親族が墓主 お供え物を贈る
・お礼の手紙や電話をする
・自宅から手を合わせて供養する
(お仏壇があれば、お仏壇で供養する)
②自分が墓主 時期をずらしてお墓参りに行く
・親族や家族にお彼岸のお墓参りをお願いする
・お墓掃除代行サービスを利用する
③長く放置されている お墓掃除代行サービスを利用する
・お墓を改葬して、身近に移動する
・納骨堂などの永代供養を利用する

 

 

…などなどの方法があります。墓主ではない人々が、2025年(令和7年)も春のお彼岸に実家に帰省できない事情があれば、お彼岸に適した品を送るなどして、お礼を尽くすことが大切です。

 
また自分が墓主ではあるものの、2025年(令和7年)も長く春や秋のお彼岸にお墓参りに行けない時には、お墓掃除代行業者に依頼するなど、何らかの方法で、お墓が放置され荒れ放題にならないよう、対処をします。

 

故人はお墓にいるの?お仏壇にいるの?

◇故人はお墓とお仏壇、どちらにもいるとされます

2025年(令和7年)の春の彼岸は、多くの人々が故人を偲び、お墓参りを行う時期です。彼岸は、お仏壇とお墓の両方で故人を供養する大切な春の行事です。

 

地域によって風習は異なるものの、2025年(令和7年)の春の彼岸には、家族が集まり、故人を偲ぶ時間を大切にすることでしょう。この時期は、春の訪れとともに、彼岸の意味を再確認する良い機会です。

 

 

・お墓とお仏壇は繋がっている
・お仏壇にお参りすると、故人が降りてくる

 

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸時期には、お彼岸の由来などが解説された記事なども参考にして、子どもたちに説明しながら「2025年(令和7年)も春のお彼岸が来たね」と語りかけてみてはいかがでしょうか。

 

お仏壇には御位牌を祀り、2025年(令和7年)の彼岸に故人を偲びます。御位牌を依り代とし、お仏壇に手を合わせることで、2025年(令和7年)の春彼岸に故人が降りてくるとされてきました。

 

 

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まとめ:2025年(令和7年)春のお彼岸は3月17日~23日です

まとめ:2025年(令和7年)春のお彼岸は3月17日~23日です

2025年(令和7年)の春のお彼岸は、3月17日から23日までの7日間です。春のお彼岸には、お墓参りをして先祖に感謝を伝えたり、おはぎなどの伝統料理を作って供養を行うことが一般的です。

 

春と秋のお彼岸は日本の文化に根ざした重要な習慣です。この期間を通じて、心を落ち着かせ、自然と調和しながら新たなエネルギーを取り入れることができます。

 

秋のお彼岸はシルバーウイークにあたりますが、春のお彼岸は平日ですよね。そのため4月の末から訪れるゴールデンウイークに家族でお墓参りをする姿も見受けるようになりました。ゴールデンウイークなので、公園墓地では特に、子どもと共に行楽弁当を持って行くと楽しめます。

 

2025年(令和7年)の春のお彼岸を迎えるにあたり、先祖への感謝と家族や友人との絆を深める良い機会としてください。

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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