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お盆に墓じまいを考えたら。時期・費用・手順・トラブル対策まで解説

お盆に墓じまいを考えたら。時期・費用・手順・トラブル対策まで解説

お盆に帰省したとき

「このお墓、このままでいいのだろうか」

とふと感じた方はいませんか。

 

管理が難しくなった、引き継ぐ人がいない
——お盆を前にして事情を抱える家庭にとって、お盆前の墓じまいはいまや身近な選択肢のひとつになってきています。

 

ただ、お盆の墓じまいをいざ進めようとすると、墓じまいの時期・費用・行政手続き・親族との話し合いなど、考えることが思いのほか多いのも事実です。

 

このコラムでは、お盆の墓じまいを考えはじめた方に向けて、知っておきたいポイントを順を追って解説します。お盆のこの機会を、墓じまいについて家族で話し合う「はじめの一歩」にしていただければと思います。

 

※本記事は、供養を通じて多くのご家族に寄り添ってきた「霊園・墓石のヤシロ」が執筆しています。

なお、記事内にはヤシロの納骨堂サービスへのご案内を含む場合があります。(2026年4月23日公開)

 

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お盆に墓じまいを考える時代になっている

お盆に墓じまいを考える時代になっている

◇「墓じまい」という言葉、以前はあまり耳にしなかった方も多いかもしれません。

ところが最近では、終活関連の話題の中でもよく取り上げられるテーマになってきました。

 

特にお盆の時期は、帰省をきっかけに墓じまいを考えはじめる方が増えています。お盆の風習でお墓参りをした後、そのままお墓の将来について調べはじめる方も少なくないようです。

 

お盆の帰省がきっかけになりやすい理由

◇お盆にお墓参りへ行くと、普段は気づかないことに気付くことがあります。

墓石の汚れや草の伸び具合、周囲のお墓と比べたとき、管理状態を目の当たりにして、「このままではいけないかもしれない」と感じる方は少なくありません。

 

また、久しぶりに兄弟や親族が顔を合わせるお盆は、普段なかなかできない「お墓をどうするか」という話し合いの場にもなりやすい時期です。

 

・普段は遠方に住んでいて管理が難しい
・高齢の親に代わってお墓を引き継ぐ人がいない
——そんな家庭の事情が、帰省中に改めて浮き彫りになるケースも多い印象があります。

 

 

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墓じまいとは?改葬・供養との違い

◇墓じまいとは、現在あるお墓を閉じて、遺骨を別の場所へ移すことをいいます。

似た言葉に「改葬」がありますが、改葬は遺骨を移すこと全般を指す行政上の手続き用語で、墓じまいはその中に含まれるイメージです。

 

● 「供養をやめること」と誤解される方もいますが、墓じまい後も永代供養墓や納骨堂などで継続して供養することができます。

 

また、「ご先祖様を粗末にするようで気がひける」という気持ちを抱える方の話をよく聞きますよね。むしろ管理が行き届かなくなったお墓をそのままにしておくほうが、ご先祖様への供養という観点からも考えどころかもしれません。

 

供養の形は時代とともに変化しています。墓じまいは「お墓を捨てる」のではなく、「これからの時代に合った供養の形に変える」という選択肢のひとつとして、前向きに捉えていただければと思います。

 

【スタッフのマメ知識】

 

お盆が終わった直後に墓じまいの相談が増える、という話を終活関係者からよく聞きます。

帰省中に現実を見て、家族で話し合って、「やっぱり動かないと」となるようです。

 

お盆は墓じまいを考えるうえで、ある意味で一番自然なタイミングなのかもしれません。

 

 

 

お盆の他に墓じまいを検討する時期・タイミング

お盆の他に墓じまいを検討する時期・タイミング

「墓じまいをしたい気持ちはあるけど、今じゃないかな」
——そう思って先延ばしにしている方の話は、終活の場でもよく耳にします。

 

ただ、お盆は風習的にも墓じまいに適していますが、タイミングを逃すと思わぬ問題につながるケースも少なくないようです。

 

お盆の他に墓じまいに適した時期はいつ?(風習として)

◇墓じまいを進めるうえで、「正解の時期」があるわけではありません。

ただ、実際に動き出す方が多いタイミングとしては、風習としてお盆の他にも以下のような時期が挙げられることが多い印象があります。

 

【お盆の他に墓じまいを進めるタイミング】

・親が亡くなり、お墓を引き継ぐ人がいないと気づいたとき
・自分や家族が高齢になり、遠方のお墓の管理が難しくなってきたとき
・お盆や年忌法要など、家族が集まる機会に話し合いができたとき
・相続や介護の手続きと並行して、お墓のことも整理しておきたいと感じたとき

 

特に介護や相続が発生している時期は、慌ただしくて墓じまいまで手が回らないこともあります。そういった意味では、家族が元気なうちに、余裕を持って動き出すことが理想的な時期といえるかもしれません。

 

適齢期はない|先延ばしがトラブルに結びつく問題

「いつかやらないと」と思いながら、墓じまいを先延ばしにしているご家庭は少なくないようです。ただ、墓じまいに適齢期はありません。先延ばしにすることで起きやすい問題もいくつかある印象があります。

 

① 無縁墓になるリスク
……管理費の滞納が続くと、霊園や寺院側から無縁墓として処理されてしまうケースがあります。そうなる前に、自分たちで墓じまいの手続きを進めておくことが大切です。

 

② 親族間のトラブル(先延ばしが原因で起きやすい)
……「誰が費用を負担するか」「遺骨をどこに移すか」といった問題は、早めに話し合っておかないと、いざというときに揉めてしまうことも少なくないようです。

 

③ お寺との交渉(時間がかかるケース)
……離檀の手続きは、思っていたよりも期間が必要になることがあるため、余裕を持ったスケジュールで動き出すことが安心につながる印象があります。

 

お盆は家族で話し合うきっかけにできる

◇難しいのは、墓じまいの話題を家族の中で切り出しにくいケースです。

「縁起でもない」と思われそう、という気持ちはよくわかります。ただ、お盆という時期は、自然とお墓や先祖のことを話題にしやすい雰囲気があります。

 

●「今日お墓参りに来て、ちょっと思ったんだけど」という切り出し方は、普段よりも受け入れられやすい印象があります。

 

一度で結論を出そうとする必要はありません。

「こういう選択肢があるらしい」
「費用はどのくらいかかるんだろう」
という情報共有から始めるだけでも、家族の意識が少しずつ変わっていくことが多いようです。

 

お盆ならではの雰囲気が、普段は言い出しにくい話題への心理的なハードルを下げてくれることがあります。

 

【スタッフのマメ知識】

 

墓じまいの相談に来られる方に話を聞くと、「もっと早く動けばよかった」という声が本当に多い印象があります。特に、お寺との交渉や行政への手続きは、想像以上に時間がかかるケースがあります。

 

「まだ先の話」と思っているうちに、いざという時期が来てしまう——そうならないためにも、気になりはじめた今が、動き出す一番いいタイミングかもしれません。

 

 

 

墓じまいにかかる費用と内訳

墓じまいにかかる費用と内訳

墓じまい全体にかかる費用は、多くの方がまず気になるのが

「いったいいくらかかるの?」
……という費用の問題ではないでしょうか。

 

実際、費用面への不安から墓じまいに踏み出せずにいる方の話はよく聞きます。ここでは、墓じまいにかかる費用の相場と内訳を、できるだけわかりやすく整理してみます。

 

墓じまい全体の費用(価格)相場

◇墓じまいにかかる費用は、お墓の大きさや立地、移転先の選択肢によってかなり幅がある印象があります。

目安としては、トータルで30万円〜150万円前後になるケースが多いようです。内訳としては、大きく以下の3つに分けられます。

 

【墓じまいの主な費用項目】

● 墓石の撤去・整地費用
……10万円〜50万円前後

 

● 離檀料・閉眼供養のお布施
……3万円〜30万円前後(お寺によって異なる)

 

● 遺骨の移転先にかかる費用
……5万円〜100万円前後(移転先の選択肢による)

 

価格に幅があるのは、それだけ状況によって変わる部分が大きいためです。「うちの場合はいくらくらいになるのか」が気になる方は、まず石材店や霊園の相談窓口に概算を出してもらうことが、費用感をつかむ一番の近道かもしれません。

 

離檀料・閉眼供養・行政手続き|リアルな費用

◇墓じまい費用の中で、特に見落としがちなのが離檀料と閉眼供養のお布施です。

離檀料とは、これまでお世話になったお寺への感謝の気持ちとして包むお金のことです。

 

法的に支払い義務があるわけではありませんが、長年の付き合いへの礼儀として必要になる場面がほとんどの印象があります。

 

● 金額の目安は3万円〜10万円程度が多いようです。
……お寺によっては高額を請求されるトラブルが起きる「離檀トラブル」もあります。

 

閉眼供養(魂抜き)は、お墓から遺骨を取り出す前に行う供養の儀式で、こちらもお布施として3万円〜5万円程度が目安になることが多い印象があります。

 

● 行政手続きとしては、改葬許可証の取得が必要です。
……費用自体はほとんどかからないケースが多いですが、書類の準備や手続きに時間がかかることがあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。

 

 

 

費用を抑えるためのリアルな選択肢と注意点

「できるだけ費用を抑えたい」
という方にとって、移転先の選択肢選びはリアルな現場で重要なポイントになります。

 

① 遺骨の移転先として費用を抑えやすいのは、合祀型の永代供養墓や樹木葬などです。
……一方で、個別の区画を確保したい場合や、納骨堂の立地条件にこだわる場合は、費用が高めになる傾向があります。

 

② 石材店によって撤去・整地の費用に差があるケースも少なくないようです。
……複数の業者から見積もりを取って比較することが、費用を抑えるうえで有効な手順のひとつといえるかもしれません。

 

ただし、費用だけで選んで後悔するケースもある印象があります。「安さだけで決めたら、移転先が遠くてお参りに行けない」という話も聞かれることがあるため、価格と利便性のバランスを考えて選択することが大切です。

 

【スタッフのマメ知識】

 

墓じまいの費用で一番多いご相談は、離檀料をめぐるトラブルです。中には相場をはるかに超える金額を請求されて困ってしまった、という方もいます。

 

そういったトラブルを避けるためにも、事前にお寺との関係を丁寧に整理しておくこと、また必要であれば行政書士など専門家に間に入ってもらうことも、選択肢のひとつとして知っておくのがおすすめです。

 

 

墓じまいの手順・進め方(お盆前)

墓じまいの手順・進め方(お盆前)

◇墓じまいは、思い立ってすぐに完了するものではありません。

行政への手続きやお寺との交渉、石材店の手配など、短期間で一気に進めようとすると、思わぬトラブルにつながるケースもある印象があります。

 

全体の流れを把握したうえで、長期的な視点でスケジュールを組むことが、スムーズに進めるための第一歩かもしれません。

 

行政への届け出と必要書類

◇墓じまいを進めるにあたって、まず必要になるのが改葬許可証の取得です。

これは、遺骨を現在のお墓から別の場所へ移すために、行政から許可を得るための書類です。手続きの流れとしては、おおむね以下のような順番になります。

 

【改葬手続きの流れ】

・移転先の霊園・納骨堂から「受入証明書」を取得する
・現在のお墓があるお寺・霊園から「埋葬証明書」を取得する
・上記2点をそろえて、市区町村の窓口に「改葬許可申請書」を提出する
・改葬許可証が発行される

 

書類の準備から許可証の取得まで、順調に進んでも一定の期間が必要になることが多いようです。

 

お寺や行政窓口とのやり取りに予想以上に時間がかかるケースもあるため、余裕を持った準備期間を設けておくことを、多くの専門家が推奨している印象があります。

 

[大阪での改葬手続きについて詳しく]

大阪での改葬:新しい納骨先の選び方と手続きガイド

 

お寺・霊園への相談と離檀の流れ

お寺・霊園への相談と離檀の流れ

◇行政手続きと並行して、現在お墓をお願いしているお寺や霊園への相談も必要です。

この交渉期間が、墓じまい全体のスケジュールに大きく影響することがあります。

 

● 離檀をお寺に伝える際は、いきなり「やめます」と切り出すのではなく、これまでの感謝を伝えながら丁寧に相談を進めることで、トラブルを避けるうえで大切な印象があります。

 

長期にわたってお世話になってきた場合は特に、関係性を大切にしながら進めることが、円満な離檀につながりやすいようです。

 

また、閉眼供養(魂抜き)の日程調整も必要になります。お寺の都合もあるため、希望する時期の少なくとも1〜2ヶ月前には相談を始めておくと安心かもしれません。

 

 

骨の移転先を決める(永代供養・納骨堂など)

◇墓じまいを進めるうえで、遺骨の移転先を早期に決めておくことは非常に重要です。

移転先が決まらないと、改葬許可証の取得に必要な受入証明書が用意できないため、手続き全体が止まってしまう可能性があります。

 

移転先の主な選択肢としては、以下のようなものが挙げられます。

 

【遺骨の移転先の選択肢】

● 永代供養墓
・後継者不要。
・長期的な供養が安心して任せられる

 

● 納骨堂
・屋内でお参りしやすい。
・都市部へのアクセス◎

 

● 樹木葬
・自然に還るスタイル。
・比較的費用を抑えやすい

 

● 散骨
・費用は最も抑えやすいが、お参りする場所が残らない

 

どの選択肢が向いているかは、家族構成や今後のお参りの頻度、費用面など、それぞれの事情によって異なります。

 

移転先選びは短期間で決めようとせず、実際に見学しながら納得いくまで比較検討することが、長期的な安心につながる印象があります。

 

【スタッフのマメ知識】

 

墓じまいの手順で一番多い失敗は、移転先を決める前にお寺へ離檀を伝えてしまうことです。

移転先が決まっていないと手続きが宙に浮いてしまい、準備期間が想定以上に長引くケースがあります。

 

まず移転先の目星をつけてから、お寺への相談を始めるという順番を意識するだけで、その後の流れがずいぶんスムーズになる傾向です。

 

 

墓じまいで起きやすいトラブルと対策

墓じまいで起きやすいトラブルと対策

◇墓じまいを進めるうえで、手続きそのものよりも「人との関係」でつまずくケースが多い印象があります。

お盆に家族で話し合いをきっかけに動き出したものの、親族間の意見の食い違いお寺との交渉で予想外の時間がかかってしまった……。

 

——そんな話は終活の場でもよく聞かれます。ここでは、墓じまいで起きやすいトラブルとその対策を整理してみます。

 

お盆前、親族間でもめるケースと話し合いのコツ

◇墓じまいトラブルで多いのが、親族間での意見の食い違いです。

「先祖代々のお墓をなくすなんて」と反対する親族がいる一方、「管理が難しいなら仕方ない」と賛成する親族がいる——そういった状況は決して珍しくないようです。

 

【墓じまいをめぐる親族間トラブル話し合いのポイント】

まず現状の共有から始める
(「墓じまいをする・しない」の結論を急がない)
費用の負担をどうするか、早めに話し合っておく
反対意見には感情的に対応しない
(長期的な視点で丁寧に説明する)
全員が納得できる移転先を一緒に探す
(プロセスを大切にする)

 

トラブルを避けるために大切なのは、話し合いの時期をできるだけ早めることです。お盆やお彼岸など、家族が集まりやすい時期を活用して少しずつ意識を共有しておくことが、いざというときの混乱を減らすことにつながる印象があります。

 

 

お寺との離檀トラブルを避けるには

「埋葬証明書をなかなか発行してもらえない」
「高額の離檀料を請求される」
……お寺との離檀でトラブルになりやすいケースです。

 

まず知っておいていただきたいのが、離檀料に法的な支払い義務はないという点です。「払わなければ書類を出さない」といった対応は、法的には認められないものです。

 

そのことを知っているだけで、交渉時の気持ちの余裕がずいぶん変わる印象があります。実際にトラブルを避けるための対策としては、以下のような方法が有効なことが多いようです。

 

【離檀トラブル対策】

● 家族や親族で複数人そろってお寺に相談に行く
……一人で行くよりも、家族全体の意思として伝わりやすくなる印象があります。

 

● 移転先の霊園や納骨堂の担当者に同席・相談してもらう
……受け入れ先が決まっていることを示すことで、話がスムーズに進むケースも。

 

● どうしても書類を発行してもらえない場合は自治体の窓口に相談する
……市区町村によっては、お寺が発行を拒否した場合の対応手順を案内してもらえることがあります。

 

離檀はあくまで「感謝をもって関係を終える」プロセスです。感情的にならず、必要であれば第三者の力も借りながら、落ち着いて進めることが大切かもしれません。

 

 

行政書士など専門家に相談すべき場合

◇墓じまいの手続きは、基本的には自分で進めることができます。

ただ、以下のようなケースでは、早い時期に専門家へ相談することを検討してみてもいいかもしれません。

 

【専門家へ相談するケース】

・お寺から高額の離檀料を請求されてしまった
・親族間の意見がまとまらず、話し合いが長期間膠着している
・改葬の手続きが複雑で、どこから手をつければいいかわからない
・相続や介護の問題と同時並行で進める必要がある

 

行政書士や終活の専門家に間に入ってもらうことで、交渉がスムーズに進むケースは少なくないようです。

 

「専門家に頼むのは大げさかな」と感じる方もいるかもしれませんが、トラブルが長期化してしまうほうが、時間的にも費用的にも負担が大きくなる傾向があります。

 

相談自体は無料で受け付けている窓口も多いため、困ったときは早めに動くことが得策かもしれません。

 

【スタッフのマメ知識】

 

お盆の時期に家族で話し合いをして、いざ墓じまいを進めようとしたら親族の一人が強く反対して止まってしまった——という話はよく聞きます。

 

そういったケースで大切なのは、反対している方の気持ちに寄り添うことだと思います。

 

「先祖を大切にしたい」という気持ちは同じはずなので、供養の形が変わるだけで、気持ちは変わらないということを丁寧に伝えていくことが、長期的には一番の近道になることが多い印象があります。

 

介護・相続と同時に考えておきたい選択

介護・相続と同時に考えておきたい選択

墓じまいを考えはじめる時期と、親の介護や相続の問題が重なるケースは少なくないようです。

お盆に久しぶりに顔を合わせた親の様子を見て、

「介護のことも、お墓のことも、そろそろ考えないと」
……と感じた方もいるのではないでしょうか。

 

実は、この三つを同じ時期にまとめて整理しておくことで、後々の負担が大きく変わってきます。

 

お盆をきっかけに、親の介護期間中に進める注意点

◇親が存命で介護が必要なとき、同時進行で墓じまいを進めることは可能です。

ただし、いくつか注意しておきたい点がある印象があります。

 

① 親本人の意思確認を早い時期に行っておく
認知症が進んだり、体調が大きく変化したりする前に、「お墓をどうしたいか」「先祖の遺骨をどこに移してほしいか」という希望を聞いておくことで、後から親族間でもめるリスクを減らすことができます。

 

② 介護期間中は家族全員が精神的・体力的に余裕がなくなりがち
……墓じまいの手続きは短期間で一気に進めようとせず、長期的なスケジュールの中で無理なく進めることが、トラブルを避けるうえでも重要な印象があります。

 

③ 介護にかかる費用と、墓じまいの費用が同じ時期に重なる
……介護施設への入居や医療費など、重なるケースもあります。

 

親の介護中に墓じまいを進めたい場合は、資金計画は早めに立てておくことが安心につながるようです。

 

 

 

引き継ぐ人がいない場合の選択肢

◇少子化や未婚化が進む現代では、「お墓を引き継ぐ人がいない」という問題を抱えるご家庭が増えています。

一人っ子で独身、あるいは子どもがいないなど、長期的な管理を誰かに任せることが難しい問題です。そういった場合の選択肢として、以下のようなものが考えられます。

 

【引き継ぐ人がいない場合の主な選択肢】

● 永代供養墓へ移転する
……霊園や寺院が長期的に管理・供養してくれるため後継者不要。

 

● 納骨堂を利用する
……管理が施設側に委託できる。都市部へのアクセスが良い場合も多い。

 

● 樹木葬を選ぶ
……永代供養とセットのケースが多く、管理の心配が少ない。

 

● 散骨を検討する
……お墓という形にこだわらない選択肢として関心が高まっている。

 

どの選択肢が向いているかは、ご本人やご家族の気持ち、費用面、お参りをする人がいるかどうかなど、さまざまな条件によって変わるでしょう。

 

「引き継ぐ人がいないから」と悲観的に考えるのではなく、「自分たちの状況に合った供養の形を選べる時代になった」と前向きに捉えると選びやすいです。

 

また、こうした選択肢を選ぶ際には、行政書士や終活の専門家に相談することで、手続きの面でも費用の面でも、より適切な判断ができます。一人で抱え込まず、早い時期から専門家の力を借りることも、大切な選択肢のひとつかもしれません。

 

【スタッフのマメ知識】

 

介護・相続・墓じまいが同時期に重なってしまい、どこから手をつければいいかわからない、という方の話はよく聞きます。

 

そういった場合にお伝えするのが、まず一つだけ決めるということです。たとえば墓じまいの移転先だけでも早い時期に決めておくと、その後の手続き全体がぐっと進めやすくなります。

 

お盆など家族が集まる時期を上手に活用しながら、少しずつ前に進んでいただければと思います。

 

 

樹木葬と納骨堂どっち?

 

まとめ|お盆を期に墓じまい「はじめの一歩」にしよう

お盆にお墓の前に立って「そろそろ考えなければ」と感じた気持ちは、墓じまいを進めるうえで大切なサインかもしれません。

 

時期・費用・手順・トラブル対策と、考えることは多いですが、早めに動き出した方ほど「思っていたよりスムーズだった」という声が多いようです。

・引き継ぐ人がいない
・管理が難しくなってきた
・介護や相続と同時に整理したい
——さまざまな事情を抱えている人々は多いでしょう。

 

それでも永代供養墓納骨堂樹木葬など、今は状況に合った選択肢を選べる時代になってきています。

墓じまいは「お墓を手放すこと」ではなく、「これからの供養の形を選び直すこと」と捉える時代になりました。

 

一人で抱え込まず、家族や専門家と話し合いながら自分たちのペースで進めることが、後悔しない墓じまいへの一番の近道です。次のお盆前のこの機に、まずは情報収集や見学から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

【執筆・監修:永代供養ナビ編集長】

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長 藤橋 靖雄

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍中。

[TEL] 0120-140-846(受付時間9:15〜17:30/年中無休・通話無料)

 

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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