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永代供養ナビTOP永代供養コラム【墓じまいの費用まとめ】平均や僧侶費用、離檀料は?遺骨供養まで手順5つでかかる費用

【墓じまいの費用まとめ】平均や僧侶費用、離檀料は?遺骨供養まで手順5つでかかる費用

【墓じまいの費用まとめ】平均や僧侶費用、離檀料は?遺骨供養まで手順5つでかかる費用

・墓じまいの平均費用は?
・墓じまいで僧侶に掛かる費用は?
・墓じまいの費用、5つの内訳とは?

 
墓じまいの費用は一般的に約30万円~330万円と言われますが、これでは幅が広すぎて墓じまいに踏み切るには敷居が高いですよね。
 
本記事では墓じまいの平均費用やその内訳、墓じまいで僧侶に掛かる費用や、5つの手順それぞれの段階で掛かる、墓じまいの費用相場をくわしく解説します。
 

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墓じまいの平均費用は?

墓じまいの平均費用は?

◇墓じまいの平均費用は、約30万円~330万円が相場です
 
ではなぜ、墓じまいの平均費用が約30万円~330万円と、300万円も幅があるのかと言えば、墓じまいで取り出した遺骨の納骨先によります。
 

<墓じまいの費用:3つの内訳>
・お墓の返還 …約20万円~50万円
・遺骨の納骨 …約10万円~250万円
・行政手続き …約300円~2千円

 
仮にお墓に遺骨の1柱もなく、墓石撤去だけであればお墓の大きさによって10万円~30万円もあれば墓じまいが完了します。
 
けれども墓じまいで取り出した遺骨は、自宅供養でない限り、勝手に遺棄したり放置することはできません。
 

 

墓じまい5つの手順でかかる費用

墓じまい5つの手順でかかる費用

◇墓じまいには新しい納骨先に遺骨を納骨するまでに5つの手順があります
 
墓じまいの事始めは、新しい納骨先を見つけることです。
ただ既存の墓地に墓じまいの相談をすると、合祀墓や納骨堂など、同じ墓地内の施設への納骨をお願いされることもあります。
 
寺院墓地に多い傾向ですが、同時に既存の墓地に墓じまいを相談しても良いでしょう。
 

<墓じまい5つの手順と費用>
●既存の墓地
[閉眼供養]
・離檀料 …約5万円~20万円
・お布施 …約3万円~10万円
[お墓の返還]
・遺骨の取り出し …約3万円~30万円
・お墓の返還 …約10万円~50万円
[行政手続き]
・改葬許可証 …約300円~2千円
●新しい納骨先
[納骨式]
・お布施 …約3万円~6万円
[永代供養] …約10万円~250万円

 
墓じまい後に遺骨を自宅で手元供養する選択もありますが、手元供養でも相応の費用をかけて準備を進めなけれななりません。
 
現在では手元供養用の仏壇仏具も販売されていますから、10万円~20万円もあれば、従来の棚上仏壇よりもずっとコンパクトな仏壇が用意できます。
 

 

墓じまいでかかる僧侶費用

墓じまいでかかる僧侶費用

◇墓じまいの僧侶費用は、お布施と離檀料で約5万円~30万円です
 
一般的に墓じまいは最初に、お墓に宿る魂を抜く「閉眼供養」を行います。
閉眼供養では読経供養のお礼として、お布施をお渡ししましょう。
 

<墓じまいで掛かる僧侶費用>
[閉眼供養]
お布施 …約3万円~10万円
御車代 …約3千円~5千円
(タクシー代が目安)
御膳代 …約3千円~5千円
(会食辞退の場合)
お供え物
(必要な場合)
…約1万円~3万円
[離檀料] …約5万円~20万円

 
御車代は僧侶へお墓まで出張していただいた時に必要です。また御膳代は閉眼供養の後、会食を行う場合に、僧侶が会食を辞退したら包みます。
 

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離檀料の相場は?

◇離檀料の相場は、約5万円~20万円です
 
「離檀」とは、寺院の信徒(信家)である「檀家」から離れることです。
「離檀料」は、今までの感謝を込めて檀家が金額を決めて寺院へ包みます。
 
もともとは檀家が感謝の気持ちをお金に変えて包むものですが、寺院から離檀料の請求も増え、法外な離檀料の請求で起きる「離檀料」トラブルもありました。
 

<離檀料の相場とは?>
[離檀料の相場] …無料~20万円
(約10万円が平均的)

 
民間霊園は、そもそも檀家ではないため離檀料がかからない施設が多いでしょう。
もしも以上の平均と比べて法外な離檀料を請求された場合には、新しい納骨先などに相談してみるのも一案です。
 

 

墓じまいで僧侶への費用は「お布施」

◇僧侶へ支払う費用は「お布施」として包みます
 
石材業者は「墓石の撤去費用」など、明瞭な費用を提示されて支払いますよね。
けれども僧侶へ支払う費用は「お布施」として包むのがマナーです。
 
現実的には読経供養料や離檀料ですが、仏教の教えとしては「お布施」と言う徳行だからです。
そのため寺院によっては明瞭な費用を提示していません。
 

<墓じまいの費用:お布施>
[一般的な目安] 約3万円~5万円/1回の読経供養
・地域や寺院によっても違う
[僧侶に伺う] みなさま、いくらくらい包まれていますか?
(遠回しに確認)

 
近年はネットで探すと、出張僧侶の派遣サイトも増えました。
出張僧侶の派遣サイトでは、1回の読経供養で約3万円ほどが目安です。
 

 

新しい納骨先で渡すお布施

◇墓じまい後、遺骨の新しい納骨先でも開眼供養や納骨式を行います
 
墓じまいではお墓を閉じる閉眼供養の他、新しい納骨先でも納骨式や、納骨先によっては開眼供養を行うことがあるでしょう。
 

<新しい納骨先でのお布施>
[開眼供養・納骨式]
・納骨式 …約3万円~5万円/1回の読経供養
・御車代 …約3千円~5千円
・御膳代 …約3千円~5千円
お供え物
(必要な場合)
…約1万円~3万円

 
近年では閉眼供養→遺骨の取り出し→納骨式まで、1日で済ませる墓じまいも多いです。
 
この場合、2回の読経供養をまとめて包んでも、1回ずつ包んでも、どちらでも失礼ではありません。
 

 

墓じまいで石材業者にかかる費用

墓じまいで石材業者にかかる費用

◇墓じまいで石材業者にかかる費用目安は約20万円ほどです
 
墓じまいでお墓を墓地に返還する時には、墓石を撤去・処分して、区画を更地にした状態で返さなければなりません。
 
提携する指定石材業者がある墓地や霊園がほとんどです。
石材業者へ依頼する時には、まず既存のお墓が建つ墓地や霊園へ相談しましょう。
 

<墓じまいで石材業者へかかる費用>
・墓石の解体費用 …約10~20万円
・墓石の処分費用 …約10万円/1㎡
・遺骨の取り出し …約3万円~5万円/1柱

 
最初にお墓の内部調査を行ってくれる石材業者も多いです。
内部調査を行うことで遺骨を納骨しているカロートの状況や、納骨されている遺骨の柱数が分かり、予算が立てやすくなります。
 
閉眼供養当日に、終えてすぐ墓石の撤去に入る人もいますし、別日に解体作業を進めても問題ありません。
 

 

墓じまいで行政手続きにかかる費用

墓じまいで行政手続きにかかる費用

◇墓じまいの行政手続きに掛かる費用は約300円~2千円ほど、自治体により異なります
 
自治体で違うものの墓じまいの行政手続きに費用はそれほど掛かりません。
墓じまい申請時にいくつか書類を発行するためにかかる費用くらいです。
 
「墓じまい」は民間から産まれた言葉で、行政手続きとしては、遺骨を引っ越す「改葬」となり、墓じまいは既存のお墓が建つ自治体で、「改葬許可証」をもらいます。
 

<改葬許可証の発行に必要な書類>
[必要書類] [入手先]
・改葬許可申請書 ・役所窓口
・故人の戸籍謄本 ・役所窓口
・埋葬証明書 ・既存の墓地
・受入証明書 ・新しい納骨先
・申請者の身分証明書 ・申請者
・承諾書
(名義人が違う場合)
・お墓の名義人

 
注意点は改装許可証は取り出す遺骨1柱につき、それぞれ必要な点です。
自治体によって異なりますが、約3千円/1柱もあれば一式が揃うでしょう。
 
先祖代々墓など複数の遺骨が納骨されている墓じまいでは、費用もそれだけ多く掛かります。
 

 

新しい納骨先にかかる墓じまいの費用

新しい納骨先にかかる墓じまいの費用

◇新しい納骨先によって、墓じまいの費用幅は大きいです
 
墓じまいで最後にかかる費用が、取り出した遺骨の永代供養です。
墓じまいであっても遺骨は残りますから、何らかの形で供養をしなければなりません。
 
新しいお墓を建てると墓石代がかかるため100万円以上にはなるでしょう。
現代の一般的なお墓を建てる費用は、平均175万円です。
今回は墓じまい後にお墓を持たない費用の目安をご紹介します。
 

<墓じまい後、永代供養の費用目安>
[永代供養の種類] [内容] [費用目安/1柱]
●合祀墓 ・他の遺骨とともに合祀 ・約5万円~30万円
●納骨堂 ・一定期間は個別収蔵
・更新がなければ合祀
・約25万~100万円
(年間管理料の可能性)
●樹木葬 ・自然に還る供養 ・約25万円~70万円
●集合墓 ・ロッカー式お墓など
・更新がなければ合祀
・約10万円~50万円/1柱
(年間管理料の可能性)

 
納骨堂や集合墓では、一定期間は個別供養が可能です。
個別に供養されている期間に更新したり、お墓に改葬することもできます。
 
ただし契約した一定期間が何事もなく過ぎると、合祀墓に合祀されます。
個別供養期間は年間管理料を、毎年支払うことになるでしょう。
(生前契約の場合は、個別供養期間の年間管理料を一括払いで処理されます。)
 

 

墓じまいで選ぶ「永代供養」とは?

◇「永代供養」とは、家族に代わり墓地管理者が永代に渡り遺骨の供養や管理をしてくれることです
 
そのため形のあるものではありません。
永代供養は一般墓にも付きますが、墓じまいで選ぶ永代供養の多くは、納骨堂や合祀墓など、お墓のない供養の形が多いでしょう。
 
永代供養を依頼することで、家族は遺骨の管理や供養を任せることができ、継承者を立てる必要がなくなります
 

 

墓じまいの費用は誰が払う?

墓じまいの費用は誰が払う?

◇墓じまいの費用を誰が払うかに、決まり事はありません
 
お墓の責任者は名義人である墓主です。
墓じまいの最終的な決定権は墓主にありますが、先祖代々墓の場合、一般的に墓じまいの費用は関係者が、みんなで分担して支払うことが多いでしょう。
 

<墓じまい費用の要素>
・お墓の大きさ
・遺骨の数
・遺骨の納骨先(永代供養)

 
墓じまいにかかる平均費用総額は30万円~330万円と、小さな数字ではありません。
墓主であっても一人で抱え込むことのないよう、最初に親族と話し合い、墓じまい費用を分担して予算立てをしてください。
 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

墓じまい費用が賄えない場合

◇墓じまい費用が賄えない時には、補助金やメモリアルローンの利用があります
 
メモリアルローン」とは、墓じまいや葬儀など、供養にまつわる費用で利用できるローンです。
月々の支払いが生じますから、返済計画を立てて契約を進めます。
 

<墓じまい費用が賄えない場合>
[墓じまい補助金] ・自治体へ相談をする
[メモリアルローン] ・霊園や寺院、石材業者に相談

 
メモリアルローンは、霊園や寺院・石材業者などが提携しています。
予算の相談をすることで、メモリアルローンを提案してくれるでしょう。
 

 

 

墓じまいの費用は新しい納骨先で幅が広いです

墓じまいの費用は新しい納骨先で幅が広いです

墓じまいの費用計画は、5つの手順の具体的な数字を出すことから始めます。
ただ、取り出した遺骨を納骨するため、最初に新しい納骨先を決めておくとスムーズです。
 

・行政手続き
・閉眼供養
・お墓の返還
・納骨
・永代供養

 
親族に墓じまいの相談をして費用負担を分けながら、早い段階で現在の墓地にも相談しましょう。
 
墓じまい後は、仏壇や位牌をどのようにするかも迷う人が多いです。
墓じまいをしたからと言って、仏壇や位牌まで処分する必要はありませんが、位牌の永代供養も可能です。
 

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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