独身向けの永代供養とは?種類と費用相場やその他の葬送方法についても紹介
「独身でも永代供養は利用できるのだろうか?」
「永代供養はいくらくらいお金がかかるのだろう?」
このように、独身でお墓を考えている方には沢山の疑問や不安があるのではないでしょうか。
本記事では、永代供養の4つの種類と実際にかかる費用などの基礎知識に加え、すでにお墓がある場合の対処法や独身が永代供養を選ぶメリット、デメリットまで紹介しています。
この記事を読むことで、永代供養の具体的な選び方や種類ごとの特徴、費用について把握できます。その知識をもとに自分に合った供養の仕方を知ることができるため、独身でお墓について不安の解消に繋がるでしょう。
永代供養について具体的に知りたいと思っている方は、是非この記事をチェックしてみてください。
独身のお墓はどうすればいいの?
日本では毎年およそ10万人以上の方が亡くなっており、その多くは一般的な供養が行われた後、お墓に納骨されます。一方で、独身の方の場合、亡くなった後にお墓の管理を担う人がいなかったり、遺体を引き取る親族がいないといった問題が生じる可能性があります。
その問題を解決する方法は、永代供養と呼ばれるものです。家族ではなく、お寺や霊園が代わりに供養してくれる方法です。永代供養を利用することでお墓の管理の心配をすることがなくなるでしょう。
永代供養が独身者に向いている理由
独身の方にとって、永代供養は非常に相性の良い供養方法です。その理由は大きく2つあります。
1つ目は、「自分自身が元気なうちに契約できる」こと。2つ目は、「お墓の管理を霊園や寺院が代行してくれる」点です。
独身の場合、前もって供養や納骨の方法を決めておかないと、亡くなった後に遺体を引き取る親族がいなかったり、お墓を管理する人がいないという問題が起こることがあります。その結果、無縁墓となってしまうリスクも否定できません。
その点、永代供養なら、生前に自分の意思で契約を進めることができ、納骨や供養の方法も明確に決めておくことが可能です。また、契約後の管理は霊園や寺院が責任を持って行ってくれるため、遺された人に負担をかける心配もありません。
「自分の最期を自分でしっかり決めておきたい」という想いを持つ独身者にとって、永代供養は安心と納得の選択肢となるでしょう。
独身者向けの永代供養の種類と費用

ここからは、独身向けの永代供養の種類と費用について解説していきます。
具体的に永代供養の種類4つについて解説します。ご興味のある方は、参考にしてください。
- 納骨堂の費用相場
- 樹木葬の費用相場
- 集合個別墓の費用相場
- 合祀墓の費用相場
納骨堂の費用相場
納骨堂とは、骨壺に入る遺骨を安置しておく建物のことで、費用相場は全国の平均相場で44万円程度です。ロッカー型、仏壇型、自動搬送型と3つのタイプに分かれています。
ロッカー型は、駅のコインロッカーのように一人ひとりスペースが決まっている形式です。一人ひとり別の場所に安置されるため、お墓参りをする際には遺骨に対して、お参りすることができます。
仏壇型は、故人の位牌を並べて安置し、遺骨はまた別の場所に置かれる形式です。お墓参りの際には、故人の位牌に対してお参りする形式です。
自動搬送型は昨今人気のタイプで、お参りにきた人の目の前に、対象となる骨壺が自動搬送されてくるタイプの納骨堂となります。
樹木葬の費用相場
樹木葬とは、墓石の代わりに樹木を墓標とするお墓の形式です。墓地のシンボルとなる木の下に遺骨を埋葬するスタイルで、自然に還るという考え方から近年注目を集めています。
使用される樹木には、桜やツツジのような季節の花を咲かせる木のほか、1年中緑を保つ常緑樹も選ばれます。景観や維持管理のしやすさを考慮し、霊園ごとに異なる種類の木が植えられています。
また、近年は、墓標(プレート型の石碑)を併設する樹木葬も増えています。個人の名前や没年月日などが刻まれたプレートを設置することで、自然葬の趣を残しつつも、従来のお墓と同様に“形”としての記録や拠り所を残すことができます。
なお、樹木葬はどこでも行えるものではありません。遺骨を埋葬できるのは、法律で認められた「墓地」として許可を受けた場所に限られます。そのため、森や山に個人的に埋葬することは違法となるため注意が必要です。
費用相場は50万~80万円程度ですが、費用の中に永代供養費用は含まれていない場合もあるため、確認が必要です。
集合個別墓の費用相場
集合個別墓とは、見た目はシンボルが立っていますが、納骨するスペースは別々になっているお墓の形式のことです。
費用相場は一般的に20万~60万円程度となります。
個別に納骨スペースがあるため、他の遺骨と一緒になることがないのが利点といえるでしょう。
合祀墓の費用相場
合祀墓(ごうしぼ)とは、複数の人の遺骨をひとつのお墓にまとめて埋葬する形式で、原則として個別管理は行われません。お墓の上には「供養塔」や「合祀碑」などのシンボルが設けられており、合同で供養されます。
永代供養の形式の中では最も費用を抑えやすく、相場は約5万~30万円程度です。中には、永代供養料だけで納骨・供養が完結するプランもありますが、別途納骨料やプレート費用が必要なケースもあるため、契約前に詳細を確認しておくと安心です。
また、最初は別々で納骨されるプランで契約しても三十三回忌などのタイミングで合祀される契約が多いため、こちらも確認が必要です。
独身でお墓を用意していなかったらどうなる?
独身で引き取り手のいない方が亡くなった場合には、自治体が「行旅死亡人」として対応し、火葬と埋葬が行われます。多くの場合、自治体が管理または委託する合葬型の墓地に納骨され、ほかの方と一緒に供養されます。
このようなお墓は「無縁墓」と呼ばれ、個別の管理や供養が難しくなることが一般的です。
独身ですでにお墓がある場合はどうしたらいい?

先祖代々管理しているお墓があるといったケースもあるでしょう。
ここからは、独身ですでにお墓がある場合の対応について解説していきます。墓じまいをはじめとした2つの方法がありますので、すでにお墓があってお困りの方は参考にしてください。
- 墓じまいをする
- 誰がお墓を相続するのかを親戚と相談する
墓じまいをする
墓じまいは法律に従って実施する必要があります。墓地、火葬場等の許可等は都道府県知事の許可が必要で、東京23区などの特別区は、市長や区長の許可が必要です。
現在墓地がある市区町村で改葬許可申請書を記入し、提出するところから始まり、改葬許可証を発行してもらいます。さらに書類を提出後、作業が可能となります。
墓じまいには、墓石の処分だけではなく、前述のような行政手続きや現在のお墓の管理者との話し合いなどたくさんの時間がかかるものです。そのため、早めに準備を進めていく必要があるでしょう。
誰がお墓を相続するのかを親戚と相談する
お墓のことを相談できる親戚がいる場合は相談することも1つです。墓地の名義を変更する場合には、お墓の規約により対応が異なりますので、事前に今あるお墓の管理者に確認してみましょう。
独身で永代供養を選ばない場合の3つの埋葬方法
1:散骨を依頼する
散骨とはその名の通り、荼毘に付された後の粉末状になった遺骨を撒くことです。具体的な散骨場所として、海や山が多く、散骨のサービスを実施している会社もあります。
昨今では、遺族に代わり散骨する代行委託プランも用意されており、独身でも可能な葬送方法です。
2:親族のお墓に入る
親族がいて、管理しているお墓を持っている場合にはそのお墓に入ることも方法の一つです。
墓地に誰を埋葬できるかは、墓地の利用規約に定められていることが多く、親族が管理者の場合には、親族から霊園やお墓の管理者に確認してもらったほうが良いでしょう。
3:友人や知人と一緒のお墓に入る
独身者が永代供養を利用するメリットとデメリット
ここからは、独身者が永代供養を利用する時のメリットとデメリットを紹介します。独身者で永代供養の利用を考えている方は、メリットとデメリットを確認したうえで利用を検討しましょう。
独身者が永代供養を利用するメリット
独身者が永代供養を利用するメリットは「生前契約ができること」と「供養と管理を任せられること」です。
独身者で亡くなった後に引き取る親族がいなかった場合は無縁仏となります。そのため、「生前契約できる」永代供養は、生前に自分が亡くなった後のことを心配せずに済むことや、無縁仏にならなくて済むことがメリットとなるでしょう。
また、「供養と管理を任せられること」もメリットです。現在お墓をもっている人は、自分が亡くなった後のお墓の管理について不安になる方もいるでしょう。永代供養を利用すれば、その心配もなくなります。
独身者が永代供養を利用するデメリット
永代供養の中でも合祀タイプを選ぶと、他の方と一緒に埋葬されるため、後から自分の遺骨だけを取り出すことはできません。生前に供養のスタイルにこだわりがある場合は、この点を事前に理解しておくことが大切です。
永代供養の場合、一般的に三十三回忌をもって弔い上げとし、合祀スペースに移されるプランが多くあります。最初は別々の遺骨になっていても、後々合祀墓で他の人の遺骨と混ざることもあるため、分骨・改葬することができなくなってしまう点には要注意です。
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