今さら訊けない「永代供養」お悩み、疑問がスッキリ解決!
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永代供養の選び方とは?場所や費用などのポイントや注意点も紹介

永代供養の選び方とは?場所や費用などのポイントや注意点も紹介

「生前墓として永代供養墓の購入を検討している」
「お墓を継続する子どもがいないから、永代供養を選びたい」
「自分たちの希望に合った永代供養を選ぶ際のポイントを知りたい」
少子高齢化が進む現代日本では、お墓の継承者がいないなどのさまざまな事情から永代供養の需要が高まっています。永代供養の購入を検討している方の中には、このような不安や悩みを抱えている場合も多いのではないでしょうか。

 

本記事では、永代供養を選ぶ際にチェックしておきたい8つのポイントと注意点を紹介しています。

 

この記事を読むことで、永代供養に関する基礎知識が得られます。また、失敗しない永代供養の選び方がわかるため、お墓の選び方の悩みや不安が軽減されるでしょう。

 

終活している方や永代供養が気になる方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

そもそも永代供養とは?

永代供養とは一般的に、霊園や寺院が永代または一定の期間、遺骨の管理や供養をするシステムのことをいいます。

 

永代供養という方法は、承継者がいない、承継者がいずれ途絶える、子どもにお墓維持の負担をかけたくないなどのさまざまな理由をもつ方たちに注目されています。

永代供養の選び方ポイント

ひとくちに永代供養といっても、さまざまな種類があるため、どのような点に注意してお墓を選べばよいのか迷う方も少なくありません。

 

永代供養の施設を選ぶ際は、施設の規模、場所や立地、費用、永代供養の形態、納骨期間や供養頻度、経営主体や宗派、お参り方法など総合的に見て選ぶことが大切です。

 

ここでは、永代供養の選び方のポイントについて紹介していきます。

  • 施設や設備の規模で選ぶ
  • 場所や立地で選ぶ
  • 費用や維持費で選ぶ
  • 永代供養の形態で選ぶ
  • 納骨期間で選ぶ
  • 供養の頻度で選ぶ
  • 経営の主体や宗派で選ぶ
  • お参り方法で選ぶ

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施設や設備の規模で選ぶ

永代供養をしてくれる施設の規模はさまざまで設備も異なります。寺院では本堂や礼拝堂、休憩室など法要のための施設を備えていますが、公営や民営の霊園は法要のための施設が整っているとは限りません。

 

納骨される場所や施設の中の様子、施設・設備の特徴を把握しましょう。

場所や立地で選ぶ

永代供養を選ぶ場合は、立地の良さも考慮に入れましょう。

 

承継者がいなくても納骨や法事、お墓参りを考えて、自宅から近い場所やアクセスのよい場所を選ぶと便利です。

 

なお、ついでに調べておきたいのが、永代供養墓へ向かう途中にあるお店の情報です。お供えするための花を購入できる店や、途中で食事や休憩ができる店があるのかなども永代供養を選ぶうえで重要になります。

 

自家用車で訪れる場合は、お彼岸やお盆の時期の渋滞状況を確認しておきましょう。また、高齢で運転が困難になった場合に備えて、電車やバスなどの交通手段が使える立地がおすすめです。

 

施設の途中に階段や坂道がないか、車の往来状況など、高齢者の目線になることも大切なポイントです。

費用や維持費で選ぶ

永代供養の総費用には何が含まれているのか、何が別料金になるのか、事前にしっかり確認しておかないと後々思わぬ出費を強いられる可能性も少なくありません。

 

施設によっては管理費などの維持費がかかることがあり、年払いや月払いなど、支払い方法もチェックしておくとよいでしょう。

 

また、故人の戒名や没年月日を彫刻した墓誌や、故人と一緒に埋葬する副葬品は、永代供養によって扱いが異なります。最初から料金に含まれている場合もあれば、オプション料金という場合もあるため、あらかじめ確認しておくと安心です。

永代供養の相場費用は?…永代供養の相場費用について詳しく知る>

 

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永代供養の形態で選ぶ

永代供養は、合祀墓・納骨堂・樹木葬などさまざまな形態があるため、自分たちがお墓の購入を考えるときに、何を優先したいのか事前に考えておくとよいでしょう。

 

最初から他の方の遺骨と一緒に埋葬する合祀墓は、永代供養の中でも費用を安く抑えられます。

 

納骨堂は、個別に安置するタイプもあれば、合祀タイプもあり、ニーズに合わせて選べます。

 

樹木葬は墓石の代わりに樹木をシンボルとしたお墓のことで、自然の中でゆっくりと眠りたいという方に近年人気を集めている埋葬方法です。

 

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納骨期間で選ぶ

永代供養墓は多くの場合、永久に遺骨をおさめた骨壺を供養してもらえるわけではなく、期間が設けられています。遺骨を安置する納骨期間は17回忌、33回忌までなど、施設によってさまざまです。

 

一般的には33回忌まで遺骨を安置する場合が多く、その後は合祀墓へと移行します。永代供養を選ぶ際には、納骨期間を確認しておくことが大切です。

供養の頻度で選ぶ

霊園と寺院、宗教・宗派によって供養の方法が異なります。

 

お彼岸・お盆、祥月命日、毎月、毎日と供養の回数はそれぞれ違います。法要や供養がどのように行われるのかを確かめることが必要です。

経営の主体や宗派で選ぶ

永代供養の経営主体は寺院や霊園であることが多く、経営主体によって宗教的な申し込み条件が異なります。

 

永代供養は、宗旨・宗派を問わないというところも多いですが、戒名をつけることや、永代供養墓を経営する寺院の檀家になることが条件となることもあります。

 

後々トラブルにならないためにも、永代供養の申込者の条件がどうなっているのか、事前に確認が必要です。

檀家とは?…檀家について詳しく知る>

お参り方法で選ぶ

埋葬方法がさまざまな形態の永代供養は、故人とじっくり向き合いながら個別にお参りできるタイプのものあれば、他の方の遺骨と一緒に離れた場所からお参りするタイプもあります。

 

どのような方法でお参りするかは、自分だけでなく家族や親族にとっても大切な問題のため、お参り方法も永代供養を選ぶうえできちんと確認しておきたいポイントです。

 

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永代供養の注意点

遺骨は自由に埋葬できるものではなく、自治体の許可を受けなければなりません。

 

既に遺骨が埋葬されている今のお墓から、永代供養墓に遺骨を移すことを「改葬」といいます。改葬するには、「墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)」に沿って、現在の墓地がある市町村役場から「改葬許可申請書」を入手するなどの手続きが必要です。

 

また、永代供養のおおまかな情報はパンフレットなどの資料やインターネットで調べられますが、契約する前には実際に施設を下見し、施設の管理者の対応や相性を確認することが大切です。

 

施設の管理者との相性は、今後長くお世話になるうえで意外に重要になるため、できる限り家族や親族と一緒に下見に行くようにしましょう。

 

出典|参照:墓地、埋葬等に関する法律 | e-Gov法令検索

 

出典|参照:改葬(遺骨の移動)の手続き 横浜市

永代供養の選び方を確認しておこう

永代供養の選び方のポイントはさまざまあるため、実際に現地を訪れて施設や周辺の環境を下見したり、墓地管理者と会って自分たちとの相性を確かめたりしてから契約することが重要です。

 

また、限られた条件の中で、できる限り自分たちの希望に近い施設を探すには、1つの施設だけでなく、いくつかの施設を見学することをおすすめします。そうすることで、自然に比較対象ができ、それぞれの施設の特徴やメリット・デメリットを把握しやすくなります。

 

ぜひ、この記事を参考にして自分たちに合う永代供養墓を見つけてください。

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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