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墓友とは?作り方やメリット・デメリットと留意点もあわせて解説

墓友とは?作り方やメリット・デメリットと留意点もあわせて解説

「墓友という言葉が持つ意味ってなに?」
「墓友を作ることにはどんなメリットやデメリットがあるの?」
「墓友を作る方法って?」

 

このように、墓友について気になっている方もいるのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、墓友とは何かについてや墓友の作り方に加え、墓友を作る際の留意点などについても紹介していきます。

 

墓友の意味や作り方について知ることで、「墓友が欲しい」と考えている方は墓友の作り方や、墓友を持つメリットを知ることができます。さらに墓友についての知識が増えることで、スムーズな「墓友作り」をすることができるでしょう。

 

墓友を作りたいと考えている方や墓友について知りたいという方は、記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

墓友とは?

墓友という言葉には、実は明確な定義はありません。しかし多くの場合、墓友とは独身で生涯を終える人が「1人でお墓に入るのが寂しい」という際に、共に埋葬される友達のことを指します。

 

最近ではこの墓友を作ることが、終活の大きなテーマだという人も増えています。ライフスタイルが多様化する現代において、墓友は今後、多くの人にとってなじみのあるものとなっていくでしょう。

墓友を作る人が増加している背景

ここまで墓友という言葉の持つ意味について紹介しましたが、その墓友を作る人が近年増えてきているのは、なぜなのでしょうか。

 

ここからは墓友を作る人が増加している背景について、解説していきます。墓友について知りたい方は、以下の内容を参考にしてみましょう。

独身者の割合の増加

墓友が増加している背景には、独身者の割合が増加していることが関連しているでしょう。

 

現代では、生涯を未婚で過ごし、人生を終える人も少なくありません。また結婚している人でも、定年退職した後などに自分の人生を取り戻そうと、熟年離婚に踏み切る人も増えてきています。

 

このように、独身者として生涯を終える人は一緒にお墓に入る家族がいないため、墓友を探そうとすると考えられるでしょう。

「家」に対する価値観の変化

これまでお墓というのは「家」単位で考えられるものでした。つまり「血縁があるから同じお墓に入る」という考え方が一般的で、そのシステムが疑問視されることがなかったのです。

 

しかし、核家族化や「個」を大切にする考え方への変容を受け、「家」に対する価値観は少しずつ変化してきています。お墓に入る段階においても「家」に縛られることや、「家」の供養に追われることを疑問視する人が増えてきたのです。

 

このように「家」に対する価値観の変化から「せめて亡くなってからは好きな人と共に過ごしたい」「伴侶とは別のお墓に入りたい」と考える人が増えたことも、墓友を作る人が増加している背景と言えるでしょう。

承継者の不足

少子高齢化が進む現代においては、お墓を承継する人が不足しています。そして、承継者がいないために墓友を作って共同墓を購入し、自分のお墓とする人も増えてきています。このように承継者が不足していることも、墓友を作る人が増加する背景と言えるでしょう。

墓友を見つける方法

墓友を見つけるためには、墓友となることを前提としたアプローチが必要です。ここからは、墓友を見つける方法を具体的に紹介していきます。「墓友の見つけ方を知りたい!」という方は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。

趣味のサークル仲間を誘う

定年退職した後に、趣味のサークルに参加して楽しんでいるという方も多いのではないでしょうか。趣味のサークル仲間なら、価値観や年齢が近い人が見つかりやすいでしょう。このように趣味のサークルの仲間を誘って、墓友を見つける方法もあります。

墓友のサークルに入る

前述した内容と似ていますが、墓友を探すことを目的とした、「墓友サークル」というものもあります。これは寺院やNPO法人によって運営されるもので、「墓友を探したい」と考えている人をサポートするものです。

 

このような墓友サークルであれば、メンバー全員が墓友を探すという目的をしっかり持っているため、墓友が見つかりやすいでしょう。

終活を通してつながりを作る

先にお伝えした「墓友サークル」と同じように、終活を目的とした「終活サークル」といったものがあります。他にも、墓地が主催する終活関連イベントやお寺の合同法要、葬儀社主催の終活勉強会などに参加して、友人ができる場合もあるでしょう。

 

終活を通じて出会う人なら、墓友についての話題を自然に出すことができます。そのため、墓友が見つけやすいでしょう。

元々の友人に声をかけてみる

高齢になると「友人と会うと病気や終活の話ばかり」という方も多いのではないでしょうか。このような友人との話題の延長線上で、「墓友を探している」と打ち明けるのもおすすめです。

 

元々の友人であれば信頼関係がすでにあるため、墓友に選ぶことへの不安要素が少ないというのもメリットです。また、終活を見守る親族としても、安心できるでしょう。

墓友を作る4つのメリット

墓友を作ることで、以下のような4つのメリットがあります。ここからは、墓友を作ることで得られるメリットについて具体的に説明します。墓友を作るか迷っている方は、以下の内容を参考にしてみてください。

  • 交友関係を広げることができる
  • 孤独死への不安が和らぐ
  • 終活について話し合える相手ができる
  • 費用の負担を減らすことができる

1:交友関係を広げることができる

墓友サークルに入ることや終活をしながら交友関係を広げることで、よりスムーズに墓友を作ることができます。そして墓友を作る行動が結果的に、交友関係を広げることにもなるでしょう。

 

このように交友関係を広げることができるというのも、墓友を作るメリットと言えます。

2:孤独死への不安が和らぐ

高齢になって人生の終わりが近づいてくると、「死」に対する恐怖心が募ってくるものです。特に独身者なら、孤独死することへの不安を感じる場合も多いでしょう。

 

しかし墓友を作っておけば、「死後に墓友がいるから」と心強く思うことができます。このように、孤独死への不安が安らぐというのも墓友を作るメリットです。

3:終活について話し合える相手ができる

終活は、誰にとっても重要なイベントです。しかし終活について具体的なことを決めたいと思っても、「自分の意見だけではなかなか決められない」「終活に関する相談相手が欲しい」という方もいるのではないでしょうか。

 

墓友を作る人は終活についても意識している人が多いため、墓友を作ることで終活について話し合える相手ができます。このように終活に関する相談相手ができるというのも、墓友を作るメリットと言えるでしょう。

4:費用の負担を減らすことができる

お墓は普通に購入すると、百万円以上もする高額な買い物です。しかし、墓友を作って共同でお墓を購入すれば、費用面での負担を少なく済ませることができます。費用面について不安に思っている方にとっては、メリットと言えるでしょう。

墓友を作るデメリット

ここまで墓友のメリットについてお伝えしてきましたが、残念ながら墓友を作ることにはデメリットもあります。

 

墓友とは、死後も関係が続く友人以上の関係です。関係の中に少しでも行き違いがあると、余生を心穏やかに過ごせなくなるというデメリットがあるでしょう。

 

また、高額なお墓を購入した後に墓友との間にトラブルが発生すると、解決に多大な労力を費やすことになる可能性もあります。さらに、家族や親族がいるのに墓友を作ることで、家族や親族が墓友を嫌うこともあるでしょう。

 

そのため墓友は時間をかけて、しっかり相手を知ってから選ぶようにしましょう。埋葬方法やお墓に関しても、慎重に対話を重ねることをおすすめします。

墓友ではないが老人ホームが入居者のお墓を用意するケースも

墓友とは少し違いますが、老人ホームが施設に入居する人向けのお墓を作り、合同慰霊祭を定期的に行う場合もあります。

 

このようなイベントを入居者に見せることで、「死後も安心だ」という気持ちにつながるケースがあることも知っておきましょう。

墓友とお墓の購入を検討する際の5つの留意点

墓友とお墓を購入するにあたっては、どちらかが先立たれることを想定した選び方をしなければなりません。

 

ここからは、墓友とお墓を検討する際の5つの留意点を紹介します。墓友とお墓の購入を検討している方は、以下の内容をぜひ参考にしてみてください。

1:事前に親族の理解を得ておく

親族の理解がないまま墓友とお墓の購入を進めてしまうと、その後親族との関係が悪化する可能性もあります。また、自分の死後に墓友と親族の間にトラブルが生じるリスクもあるでしょう。

 

墓友とお墓を購入したい場合は事前にその意思を親族に伝え、理解を得ておきましょう。

2:墓友同士がお参りしやすい場所を選ぶ

墓友と購入するお墓は、どちらかが先に亡くなった際は残された片方が供養することになります。そのため、お墓を選ぶ際には墓友同士がお参りしやすい場所を選ぶようにしましょう。

3:費用の負担についての詳細を事前に決めておく

お墓は一般的に百万円以上の金額の大きな買い物です。そのため、購入後に金銭的な事柄に認識の相違があると、大きなトラブルに発展しかねません。お墓を購入するにあたっての費用の負担については、詳細についても事前に決めておくようにしましょう。

4:永代供養を選ぶ場合は期間が決まっている場合がある

墓友とお墓を購入するにあたっては、墓友と自分が亡くなった後も管理者に供養をしてもらえる、永代供養墓を選ぶのがおすすめです。しかしこの永代供養墓は、亡くなってから一定期間を過ぎると故人の法要が終わり、他の人と合祀される場合もあります。

 

仏教的には「亡くなって33年後あるいは50年後に祖先と一体化する」という考え方もあるため、事前に墓友と要望をすり合わせておきましょう。

5:共同墓を選ぶ場合は承継者を決めておく

承継者を決めておかないと、死後にお墓を管理・法要する人がいなくなり、無縁墓となってしまうことが懸念されます。墓友同士で共同墓を購入する場合には、お墓の承継者を決めておくようにしましょう。

墓友の意味や作り方について知っておこう

ここまで、墓友とは何かや墓友の作り方、墓友のメリット・デメリットなどについてお伝えしてきました。

 

墓友とは一緒にお墓に入ることを約束する友達のことです。独身者の増加やお墓の承継者の不足などが原因で、最近では墓友を作る人が増えてきています。

 

ただし、墓友を作る際には、事前に親族の理解を得ておくという点や費用負担について詳細を決めておく点などがあります。記事の内容を参考にしながら、墓友の意味や墓友の作り方について十分に知識を増やしておきましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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