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永代供養ナビTOP永代供養コラムお別れの会を行うときのポイントとは?葬儀との違いや参列する場合のマナーも紹介

お別れの会を行うときのポイントとは?葬儀との違いや参列する場合のマナーも紹介

お別れの会を行うときのポイントとは?葬儀との違いや参列する場合のマナーも紹介

「お別れの会はどのようなことをするの?」
「お別れの会と葬儀の違いが知りたい」
「お別れの会で注意することはある?」

このように、お別れの会について疑問に感じている方は少なくないでしょう。葬儀が多様化する中、故人を偲び弔う形の1つとしてお別れの会があります。故人の知人や友人として主催を予定している方もいるのではないでしょうか。

本記事では、お別れの会とは何か、どのような流れか、葬儀との違いや主催するときのポイントなどを紹介します。

この記事を読むことで、お別れの会の全体が網羅できるため、迷いや不安が解消されるでしょう。また、服装マナーなども知れるため、社会人として大人の対応ができるでしょう。お別れの会の予定がある方や、今後検討している方は、ぜひ参考にして下さい。

葬儀とお別れの会の違いとは?

お別れの会とは、親族や友人を招き一般の葬儀とは別の形式で故人を弔う場です。宗教的な意味があり儀式を重んじる葬儀に対して、お別れの会は社会的な意味がある場といえます。

また、喪主や遺族が中心となり進行する葬儀とは異なり、故人の友人や知人が主催者になるケースがあります。友人や知人が会を仕切るときは、事前に遺族へ了承を得ておきましょう。

お別れの会に関する豆知識

はじめに、お別れの会について知識を身につけておきましょう。お別れの会は定められたルールはありませんが、一般的な流れや会場や費用など目安になるものがあります。

遺族が仕切る葬儀とは異なる形式であるため、お別れの会の意味を理解しておくことで場を円滑に進められるでしょう。会場や費用などについても触れているため、ぜひ参考にしてみて下さい。

お別れの会の主な流れ

お別れの会には明確なルールがありませんが、主な流れは次の通りです。まず、遺族や親族、参列者が入場します。次に開会の挨拶、黙祷を行います。続いて、故人の生い立ちや性格など生前の経歴を紹介する場があるでしょう。

経歴の紹介が終わると、追悼の挨拶や、友人知人などの弔電・弔事の紹介を行います。次に、遺族や親族もしくは会の主催者による謝辞、献花の場が設けられます。最後に、参列者全員で会食して、閉式の運びとなることが一般的です。

お別れの会の司会を務める人

お別れの会では多くの場合、遺族や親族が司会を務めます。ただし、遺族が務めなければならないというルールはありません。会の内容や会場の雰囲気次第で、別の人が代理で司会を担う場合もあります。

知人友人が務めることや、専属の司会者を依頼する方法もあるでしょう。

お別れの会に使う会場

葬儀場やホテル、会議室などが会場として利用されます。一般的な葬儀に近い内容にしたいときは、葬儀場で行うことで読経などの仏事を取り入れることができるでしょう。ただし、会場によっては、映像を使用することや宴会のような形式は、限定されることがあります。

ホテルや会議室を会場にする場合は、開けたスペースで参列者を招くことが可能です。故人の趣味を映像で展示することや、パーティのような開けたスタイルで会を進めることができるでしょう。

ホテルでは、遺骨の持ち込みなど宗教的な物は制限される場合があるため、事前に確認しておきましょう。

お別れの会にかかる費用の目安

お別れの会にかかる費用は、1人あたり1~2万円ほどでしょう。ただし、会に招く人数や会場の使用料、人件費、会食、会の形式などによって変動します。

また、宗教的な儀式を合わせて行う場合は、別で会場を用意するため費用が高くなる傾向があります。

お別れの会の費用を考えるときは、会全体の内容を考慮した上で、事前に準備して決めることが良いでしょう。最初に1~2万円を1つの目標にして、予算を検討することも計画的といえます。

お別れの会の主な種類

お別れの会は3つの種類に分けることができます。種類を把握しておくことで、遺族や主催者の意向に近いお別れの会を開くことができるでしょう。

とくに、種類によって会の内容や会場などが異なります。宗教的な色を取り入れたいことや、カジュアルに仕上げたい、簡素に進めたいなどです。それぞれの種類の特徴を紹介していくので、今後の参考にして下さい。

セレモニータイプ

セレモニータイプのお別れの会は、一般の葬儀・告別式に近い形で行われます。会場には祭壇を構えて、生花が飾られていることが特徴です。

内容には、宗教的な儀式を用いることが一般的で、生前の故人の経歴紹介や、主催者挨拶、参列者の弔辞、故人を葬る一連の儀式などがあります。

会場は、広く利用できる公営や民営の葬祭場や式場、お寺などです。また、終盤には一人ひとりが故人へ生花をお供えすることが主流となっています。

会食パーティータイプ

会食パーティータイプは、参列者の会食を行うスタイルです。宗教的な儀礼を含まないことが主流で、献花や挨拶の後、ビュッフェを立席形式で行うことが一般的です。

会場の祭壇や生花は簡素になる場合があり、会食しながら生前の故人の経歴紹介や、参加者の弔辞などを行います。また、途中で退席することや、献花のみの参加も可能です。

セレモニータイプとは異なり、会食できるホテルや宴会スペースなどを会場に選びます。ホテルなどの場合では、読経などの儀式に対して制限を設けていることがあるため注意が必要です。

混合タイプ

混合タイプは、セレモニータイプと会食パーティータイプを混ぜた形のお別れの会です。告別式や献花などの宗教的な儀式の後で、参列者が会食を行います。それぞれの項目を分けて行うことが一般的です。

会場には、一緒の葬祭場や式場、セレモニー会場などの広く使用できる場所が用いられます。内容に映像や音楽などの演出を希望する場合は、設備の整っている会場を選択しましょう。

お別れの会を行うときのポイント

お別れの会は、葬儀に参列できなかった故人の友人や会社関係者などのための、最後の別れの場です。主催者は、故人や参列者のために周囲と相談しながら会を進行する必要があるでしょう。

ここではお別れの会を行う上で、開催時期や会場、会の内容などのポイントを紹介します。葬儀とは異なる点に注目して下さい。

  • 開催の時期に注意する
  • ホテル・レストランは事前の確認が必要
  • 故人の思い出に関わるアレンジを企画する

開催の時期に注意する

お別れの会は、開催する時期に注意する必要があります。多くの場合、故人が亡くなってから2週間から四十九日法要の時期までに行うことが一般的です。

四十九日法要を過ぎてから一周忌の時期の前後になると、故人を偲ぶ印象に変わるため、お別れの会とは別のニュアンスとなります。

主催者は、開催時期を誤らないように、遺族や親族らとよく相談しながら決めることが重要になるでしょう。

ホテル・レストランは事前の確認が必要

会場についても、設備や使用制限などを事前に確認する必要があるでしょう。とくに、お別れの会の内容で、遺骨や読経など宗教的な儀式を用いるときは、仏事の持ち込み制限があるかどうかを調べておきましょう。

会食を用いる場合にはホテルや宴場スペースなどが適していますが、ホテルやレストランでは断られる可能性があるため、あらかじめ調べておくことが大切です。また、音楽や映像など設備の有無なども確認しておきましょう。

故人の思い出に関わるアレンジを企画する

お別れの会の内容にこだわることも大切なポイントです。例えば、故人の生前の趣味を映像化することや音楽を流すなど、思い出に関わるアレンジを企画します。さらに、故人が好きだった物の展示コーナーを制作するなど、会場の演出を考えると良いでしょう。

会場内が華やかになりすぎることは避けつつ暗くもなりすぎないように、お別れの場として適切な空気になるように努めましょう。

お別れの会と直葬の併用をおすすめする理由

直葬とは、お通夜や告別式などの宗教的な儀式を行わずに火葬をして、故人を荼毘する方法です。簡素な内容となる傾向があるため、お別れの会と併用することでお互いにないものを補うことができます。

こちらでは、お別れの会と直葬を併用するとどのようなメリットがあるのか解説します。直葬が気になる方は、下記の4つのポイントを押さえておきましょう。

葬儀費用を抑えやすい

直葬をした場合の費用相場は、10~20万円ほどです。一般的な葬儀の形に比べて安価に抑えられる特徴があります。経済的な事情を気にしているときは、メリットといえるでしょう。

しかし、宗教的な儀式を省略するため、故人をゆっくり偲ぶことができません。お別れの会を併用することで、直葬でできなかったことを補えることや、心を込めて故人を見送ることができるでしょう。

ゆっくりと別れを偲ぶことができる

直葬は、一般的な葬儀に比べて簡素に行う傾向があります。また、参列者も特定されて最低限の費用で供養することが特徴です。

しかし、直葬で故人と別れるために用意された時間は10分程度であるため、時間をかけて個人と別れたい方もゆっくりと偲ぶことができません。

そのため後日お別れの会を設けることで、心を込めて故人を偲び別れることができます。また主催者も、参列者からの生前ご厚誼に感謝を述べることができます。

宗教・宗派に左右されにくい

直葬は多くの場合で宗教的な儀式を設けず、火葬のみを行うケースも珍しくありません。そのため、宗教や宗派に左右されにくく、慣習にこだわらず参列者の範囲も広げることができるでしょう。

しきたりに縛られず、会場の途中で退席することや献花のみも可能です。また、生前の趣味や嗜好を取り入れるなど、故人らしさが反映できることがメリットといえます。

遺族や参列者の心に残りやすい

直葬は、故人との別れの時間が少ない傾向があります。また、一般的な葬儀の場でも、遺族や親族は受付や準備のため十分に時間を取れない可能があるでしょう。

そのためあらためてお別れの会を併用することで、時間をかけてゆっくりと冥福を祈ることができるでしょう。まや、直葬とお別れの会を合わせてまとまった時間を設けることで、遺族や参列者の心に残りやすい場となるでしょう。

お別れの会に参列する場合のマナー

お別れの会に参列するためには、正しいマナーを身につけておく必要があります。とくに、今まで経験がなく初めて参列する方は、独断で判断するのではなく適切なマナーで臨みましょう。

こちらでは、身の回りの服装や香典などのマナーについて解説します。一般の葬儀とは異なる点があるため確認しておきましょう。

  • どのような服装で行けばいいか主催に確認する
  • 会費制かどうか確認する
  • 香典辞退の場合は意向に従う
  • 子連れでも大丈夫か確認する

どのような服装で行けばいいか主催に確認する

お別れの会の服装は、案内状に記載されている内容に合わせます。平服や喪服など指定された服装で参列しましょう。喪服ではなく平服が指定されている場合は、ラフすぎる服装は避けて、落ち着いた色のスーツやワンピースなどを着用します。

仮に案内状に服装の指定がない場合は、喪服の着用がふさわしいとされています。わからないときは主催者に確認すると良いでしょう。

会費制かどうか確認する

お別れの会では会費が一般的です。費用の相場は1~2万円ほどでしょう。会費制でないときは香典を持参する必要があるため、不明な場合は主催者に確認しておきましょう。会費は、封筒の表面に名前、裏面に住所と金額を記載して受付で渡します。

香典辞退の場合は意向に従う

お別れの会は、会費制で行うことが一般的です。案内状に会費金額の指定がある場合は、白い封筒に包んで持参します。案内状に金額の指定がない場合は、不祝儀袋に包んだ香典を持参しましょう。ただし、遺族が香典を辞退する場合は、意向に従いましょう。

子連れでも大丈夫か確認する

お別れの会は、子連れの参列は可能であることが一般的です。葬儀とは異なり、比較的カジュアルな雰囲気であるためです。ただし、場合によっては周囲の迷惑になるケースがあるため、子連れが大丈夫かは事前に確認しておくと良いでしょう。

お別れの会の開催を検討しよう

お別れの会を行うときのポイントや葬儀との違い、ふさわしいマナーなどを介しました。葬儀でお別れできなかったときに、お別れの会に参列することで、気持ちを込めて故人を偲ぶことができます。参列するときは、案内状の内容に従って正しいマナーで行いましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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