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【2023年12月の年中行事カレンダー】師走の到来!冬至や針供養、羽子板市はいつ?

【2023年12月の年中行事カレンダー】師走の到来!冬至や針供養、羽子板市はいつ?

・2023年12月の年中行事カレンダーは?
・2023年12月に行う年中行事は?
・2023年12月の冬至や羽子板市、針供養はいつ?
・2023年12月に行いたい「納め拝み」とは?

 
2023年12月の年中行事は、年末に向けた神様仏様への「納め拝み」や、冬至、針供養の他、正月祝いに向けた煤払いや準備があります。

 
本記事を読むことで、2023年12月に行う年中行事や、年末に行うと良い事柄が分かります。

 

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年中行事とは

年中行事とは

◇毎年、一定の時期や日にちに、習慣的に行う儀礼行事です

 
もともとは宮中で行う伝統的な儀礼を指しますが、民衆に伝わる年中行事は、端午の節句や七夕など、毎年慣例的に訪れる行事を指します。

 
また農耕地域では天候に左右される農耕作業において、種植え前の豊作祈願や収穫後の収穫祭など、神様仏様へ無事に収穫できるよう、豊作の年であるよう祈願し、感謝を捧げる農耕儀礼でもありました。

 

<日本で年中行事を行う意味>
・日々、何事もない暮らしへの感謝
・自然への畏怖と敬意を示す
・神様仏様への信心を示す
・ご先祖様への供養
・家の繁栄や子どもの無事な成長祈願

 
日本で一年を通して行われる年中行事は、主にこのような意味合いがあり、現代においても定期的に年中行事を行うことで、何気ない「今在ること」への感謝、有難みを実感します。

 

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2023年12月に事納めの年中行事

2023年12月に事納めの年中行事

◇12月の年中行事は、年末に向けて事を締めていく「事納め」が多いです

 
一年を締めくくる12月は「師走(しわす)」走るように忙しい毎日が連想されますが、実際に大晦日に向けて大掃除やお礼拝みである納め拝みなどが多くあります。

 
納め拝み」とは、年内に祈願してきた神様仏様へ、今年も無事に1年を過ごした、感謝の拝みです。

 

<12月の年中行事>
[日付] [年中行事]
[1] 2023年12月5日(火) ・納めの水天宮
[2] 2023年12月8日(金) ・針供養(関西)
・成道会(じょうどうえ)
[3] 2023年12月13日(水) 正月事始め
・煤払い(大掃除)
[4] 2023年12月17日(日) 歳の市
・羽子板市(東京)
[5] 2023年12月18日(月) ・納めの観音
[6] 2023年12月21日(木) ・納めの大師
[7] 2023年12月22日(金) 冬至
[8] 2023年12月25日(月) ・終い天神
[9] 2023年12月28日(木) ・納めの不動
[10] 2023年12月31日(日) 大祓い(大晦日)
[キリスト教]
[11] 2023年12月24日(日) ・クリスマスイブ
[12] 2023年12月25日(月) ・クリスマス

 
その昔、家の女性は針仕事を行ってきましたが、一年で折れた針やくたびれた針を供養する「針供養」が12月8日に行われることから、この日を「事納め」の日とする地域も多いです。

 
12月8日の事納めを境に一年の雑事を終い始め、12月13日の正月事始めの門松を迎える「松迎え」から、徐々にお正月に向けた準備を始める…、そんな家庭が大阪の年中行事には多くありました。

 

 

12月の年中行事「納め拝み」とは

12月の年中行事「納め拝み」とは

◇12月の年中行事「納めの拝み」では、今年1年の感謝をします

 
水天宮様のお祭りなどを「縁日」と言いますよね。
現代では「縁日」と言うとお祭りをイメージしがちですが、本来は観音様や不動様・大師様など、特定の神仏とよりご縁が深くなる日にちを指します。

 
この特定の神仏とご縁が深くなる日を「縁日」と言い、仏様では「三十日秘仏」、神様では「三十番神」により、それぞれの神仏が割り当てられてきました。。

 
江戸時代頃の日本では信心する神仏との縁日にお参りをしてきましたが、12月は一年を締めくくる縁日のお参りが、納め拝みです。

 

<2023年12月の年中行事:納め拝みの縁日>
●主な納め拝み
・2023年12月5日(火) …納めの水天宮
・2023年12月18日(月) …納めの観音
・2023年12月21日(木) …納めの大師
・2023年12月25日(月) …終い天神
・2023年12月28日(木) …納めの不動

 
さまざまな神仏との縁日がありますが、多くは薬師如来、観音様、お不動様などが親しまれています。

 
全ての神仏の縁日に納め拝みをする必要はありません。
家で信仰していたり、合格祈願や安産祈願など、年内に祈願を行った神仏へ納め拝みをすると良いでしょう。

 
暮らしを守護する「地蔵菩薩」や健康祈願にご利益がある「薬師如来」など、他の神仏への納め拝みの日程は、下記コラムに詳しいです。
三十秘仏・三十番神の日程や詳細も、図解カレンダーにて解説しています。

 

 

2023年年末の年中行事:針供養とは?

2023年年末の年中行事:針供養とは?

◇一年働いてくれた「お針」を供養する日です

 
針供養(はりくよう)」は「お針さん」などとも言われ、一年固い布も突き刺して曲がったり、錆びてしまった針を供養し処分します。

 
針の供養塔がある神社寺院、針供養行事を行う神社寺院もありますが、服飾学校や服飾関連企業で僧侶を及びし、針供養を行うことが多いです。

 
家庭でも、豆腐やこんにゃくに針を刺して供養します。

 

<針供養のやり方>
①豆腐やこんにゃくに針を刺す
②感謝を伝えて合掌
③土に埋めて、塩を撒く

 
主に関西地方では12月8日、関東地方では2月8日を針供養とする地域が多いです。
大阪で針供養に行くならば、大阪天満宮(吉備社)の「お針まつり」や、太平寺の針供養が有名でしょう。

 

 

2023年年末の年中行事:羽子板市(歳の市)とは?

2023年年末の年中行事:羽子板市(歳の市)とは?

◇新正月に向けたお飾りが購入できる市が立ちます

 
羽子板市」は、新正月に向け門松や羽子板などの飾り物が並ぶ市です。
毎年12月の年中行事として恒例で、羽子板市の他、「歳の市(としのいち)」などとも呼ばれ親しまれています。

 
正月の準備を進めるに向け、しめ縄や門松、水引などの飾り物を購入する人々で賑わいます。

 
前述した拝め拝みの帰りに購入する人が多く、納め拝みの縁日に羽子板市や歳の市が立つ神社寺院が多いでしょう。
ただし羽子板市(歳の市)は、主に東京浅草で生まれた江戸文化です。

 

<歳の市・羽子板市>
①浅草寺「羽子板市」
[縁日] ・納めの観音(観音様の縁日)
[日程] ・例年12月17日~19日
②薬研堀不動尊「納めの歳の市」
[縁日] ・納めの不動尊(不動明王の縁日)
[日程] ・例年12月26日~28日

 
「納めの観音」「終い天神」「納めの不動」などと意識せずとも、縁日の出店でお正月飾りを購入する傍ら、親子や家族で参拝をする姿も見受けます。

 
縁日や歳の市(羽子板市)が開催される神社や地図など、詳しくは下記コラムをご参照ください。

 

 

2023年年末の年中行事:冬至とは

2023年年末の年中行事:冬至とは

◇「冬至」は一年で最も寒くなる日、2023年は12月22日(金)です

 
冬至(とうじ)」とは、一年で最も昼間が短くなるため「最も寒くなる日」とされ、全国的に体を温めて風邪から守る、健康祈願の行事が行われます。

 
主に家庭で行事食をいただく年中行事で、行事食としてはカボチャ(南瓜)・小豆が有名です。

 
また、冬至の恒例行事といえば柚子湯ではないでしょうか。
天文学的に最も日中が短い日となるため、毎年少しずつ日取りが違います。

 

<12月の年中行事:冬至>
●2023年の冬至は12月22日(金)
①「ん」が付く食べ物 カボチャ(南瓜)
・うどん
…など
②厄払いの食べ物 小豆
・香りの強いもの
(ネギなど)
③柚子湯 柚子を入れたお風呂に入る

 
それぞれ寒い冬場に風邪を吹き飛ばす栄養源でもある一方、「ん」は運が付く、柚子は融通が利くなど語呂合わせなどで縁起担ぎをしています。

 
小豆は赤い小豆の色が厄を祓うとされ、小豆粥やカボチャと併せてカボチャのいとこ煮(カボチャと小豆の煮物)などに調理されていただく家庭が多いです。

 

 

2023年年末の年中行事:二十四節気

2023年年末の年中行事:二十四節気

◇2023年年末の二十四節気は、小雪→大雪→冬至です

 
2023年12月22日(金)に、一年で最も寒い「冬至」を控えた12月は、二十四節気も小雪(しょうせつ)・大雪(たいせつ)と、厳しい寒さを感じる節気へと移行します。

 
名前の通り大雪では「雪がたくさん降る節気」とされ、本格的な冬の到来、銀世界で埋め尽くされる季節です。

 

<2023年12月の年中行事:二十四節気>
[二十四節気]
●小雪(しょうせつ) ・2023年11月22日(水)~12月6日(水)
●大雪(たいせつ) ・2023年12月7日(木)~12月21日(木)
●冬至(とうじ) ・2023年12月22日(金)~1月5日(金)
[月の満ち欠け]
●新月 ・2023年12月13日(水)
●満月 ・2023年12月27日(水)

 
12月は年賀状を準備する時期ですね。
例年、郵便局では12月15日から年賀状受付が始まるので、一般的にはこの日に合わせて年賀状準備を進めるでしょう。

 
喪中の家ではこの日までには先方に喪中ハガキが届くよう、手配することをおすすめします。

 

 

 

師走(しわす)とは

◇「師走(しわす)」とは12月を指します

 
師走(しわす)」は本来、月の暦「陰暦」の12月です。
けれども現代では、おしなべて太陽暦12月として使う人が多いでしょう。

 
師走(しわす)の「師」は僧侶を指します。
その昔は年末になると、多くの家庭で僧侶を読んで読経供養をする習慣がありました。

 
そこで僧侶(師)があっちの家、こっちの家と忙しく走り回る…「馳する(はする)」と言うことで、「師走(しわす)」になりました。

 

<師走の別名>
[別名] [読み方] [意味]
・除月 (じょげつ) ・除夜の鐘で古い一年を取り除く
・梅初月 (うめはつづき) ・春が訪れ、初梅が咲くのを待つ
・春待月 (はるまちづき) ・春の訪れを期待する

 
師走」の呼び名は本来、旧暦である太陰暦で用いられてきました。
そのため旧暦12月は、年度によっては季節的に立春の時期(新暦2月4日頃)です。
そのため、春の訪れを描く暦の呼称、「梅初月」や「春待月」が生まれたのでしょう。

 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

まとめ:2023年12月の年中行事は、正月事始めです

まとめ:2023年12月の年中行事は、正月事始めです

以上が一年を締めくくる、12月の年中行事です。
12月8日の針供養は「事八日(ことようか)」とも言われ、年末に向けて仕事や用事など、物事を納める始まりの日とも言われます。

 
また「煤払い(すすはらい)」は大掃除です。
そのため、昔は12月13日の煤払いの日に大掃除を行い、門松などの正月飾りを整え始めてきましたが、今では忙しい12月、なかなか早くから正月準備ができない家もあるでしょう。

 
12月は観音様や大師様への「拝み納め」もありますが、お墓やお仏壇のある家では、一年のご挨拶にお墓参りに行き、ご先祖様へ一年のご報告をする家も多くあるでしょう。

 

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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