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喪中ハガキのマナーとは?いつからいつまでに出す?12月過ぎたら?文例8つと徹底解説

喪中ハガキのマナーとは?いつからいつまでに出す?12月過ぎたら?文例8つと徹底解説

・喪中ハガキのマナーとは?
・喪中ハガキを出す期間は?
・12月を過ぎてしまったら?
・状況別の適切な文例はある?
・喪中ハガキを出す範囲は?

 
ご家族の中で不幸があり、その年は年賀状を受け取れない時に、喪中ハガキを送って年賀欠礼のお知らせをするのがマナーです。
 
喪中ハガキは11月中旬頃を目安に、書き方の作法を守り出します。
本記事を読むことで、失礼のない喪中ハガキの書き方・出し方、喪中ハガキを出す適切な時期や、状況に合わせた活用できる文例が分かります。
 

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喪中ハガキとは?

喪中ハガキとは?

◇「喪中ハガキ」は喪中による年賀状欠礼状です
 
「喪中ハガキ」とは、一年以内に身内の方が亡くなられ、新年の挨拶ができないと通知するための手段です。
 
身内が亡くなった知人や友人から「今年は喪中なので年賀状を送らないでほしい」という通知が来た経験はあるのではないでしょうか。
 

<喪中はお祝いができない>
[喪中とは] ・喪に服し慎む
・故人の供養
[期間] ・家族が亡くなって1年間
・一周忌まで
[避ける事柄] ・お祝い事
・結婚式
・新築

 
この喪中ハガキは、新年の挨拶に送る年賀状の代わりに送るもので、「日々感謝や相手の無事、そして、今後も共変わらずにお付き合いするという願い」が込められたハガキなのです。
 

 

喪中ハガキはどのように手配する?

◇郵便局で手配する他、印刷会社へ依頼する方法もあります
 
喪中ハガキは郵便局へ行くと、専用の喪中ハガキや切手が購入できます。
喪中ハガキを購入して、自宅で印刷することも可能です。
ただ近年では、年賀状や挨拶状の印刷会社へ印刷ごと依頼する人が増えました。
 

<喪中ハガキの手配方法>
[郵便局で専用ハガキを購入] ・自宅で印刷
・手書きで仕上げる
[市販のハガキを購入] ・喪中専用の切手を購入
・毛筆や黒のインクペンで作成
[印刷会社に依頼する] ・喪中ハガキの印刷注文

 
専用の喪中ハガキは胡蝶蘭が描かれており、年賀状の切手部分のように華やかではありません。
 
印刷会社をネット検索すると、喪中ハガキのデザインがさまざまにありますが、華やかではなく、落ち着いている専用の喪中ハガキであれば失礼に当たりません。
 

喪中ハガキを書くマナーとは

喪中ハガキを書くマナーとは

◇喪中ハガキは専用の切手やハガキを使用します
 
喪中ハガキは専用の切手やハガキが必要です。
弔事の手紙ですので、華やかさ・カジュアルさを控えてシンブルな体裁で送ります。
 
ボールペンやシャープペン、鉛筆などはカジュアル過ぎるのでタブーです。
毛筆や筆ペン、もしくは黒いインクペンを利用しましょう。
 

<喪中ハガキマナー:7つの注意点>
①句読点は付けない
②前文を付けない
③喪中ハガキ用の切手・ハガキを用いる
④黒・薄墨の毛筆やインクで書く
⑤年賀欠礼以外の内容を盛り込まない
⑥段落ごとの文字下げをしない
⑦イラストなど華やかなものは避ける

 
喪中ハガキに限らず、「途切れる」印象のある「、」や「。」などの句読点は、弔事で扱う手紙では付けずに書くとされます。
 

事項の挨拶など、前文を付けない

◇喪中ハガキは簡潔に内容を伝えます
 
喪中ハガキは通常の挨拶状とは異なる形式で進めることを注意してください。
特に「日増しに寒さが加わって参りました」などの時候の挨拶は不要です。
 
前項の「前文を付けない」ですが、前文とはこのような①頭語、②結語、③時候の挨拶です。
 

<喪中ハガキマナー:控えるべき前文とは>
[前文の種類] [例]
①頭語 …拝啓、啓上など
②結語 …敬具、拝具など
③時候の挨拶 …「桜花の候、風薫る季節となりました」など

 
喪中ハガキでは、最初から主文から入る形式で書き始めます。
一定の形式に則って簡潔に書く必要があるので、下記の構成や例文を参考に、必要部分を修正する形で整えていくと良いでしょう。
 

喪中ハガキで書く内容

喪中ハガキで書く内容

◇喪中ハガキは年賀状欠礼の報告ハガキです
 
喪中ハガキはごくシンプルで問題はありません。
年賀状欠礼から始まり、訃報の連絡、日ごろの感謝を記載します。
 

<喪中ハガキマナー:5つの構成>
①喪中による、年賀欠礼のご報告
②訃報のご連絡
③日ごろのご厚情への感謝
④日付
⑤差出人(住所)

 
上気の図を参考に、重要な部分は文字を大きく、だんだんと文字を小さくして調整し、まとまりを良くします。
また通夜や葬儀に参列いただいた人には、その節のお礼を伝えて構いません
 

<通夜や葬儀へ参列のお礼>
・その節はご会葬を有難うございました
・法要にご出席たまわり誠に有難う存じました

 
イラストが入る喪中ハガキならば、十字架やユリ(キリスト教)、蓮の花(仏教)など、弔事に則った控えめな絵を選んでください。
 

喪中ハガキを出す人、出す相手は?

◇喪中ハガキを出す人は、一親等や生計を共にする家族です
 
親族の全員が1年間の喪中になる訳ではありません。
叔父叔母など二親等・三親等以上離れる親族は、喪中も3ヶ月ほどと短くなります。
そのため主に喪中ハガキを出す人は、限られるでしょう。
 

<喪中ハガキを出す人>
[親等] [例]
・一親等 ・配偶者
・両親
・子ども
・家計を共にする二親等 ・祖父母
・兄弟姉妹
・孫

 
相続において配偶者は「0親等」とも区別されますが、ここでは一親等とします。
基本的には一親等のみ喪中ハガキを出しますが、家計を共にする祖父母や孫、兄弟姉妹などの二親等であれば、喪中ハガキを出す対象となるでしょう。
一方、喪中ハガキを出す相手は下記です。
 

<喪中ハガキを出す相手>
[仕事関係者] ・故人の仕事関係者
・葬儀に参列いただいた人
[親族] ・基本的に全員
[友人知人] ・葬儀に参列した人
年賀状を毎年もらう人
・故人と生前に仲が良かった人

 
親族の場合、お互いに喪中であることも多いでしょう。
本来は親族全員に喪中ハガキを出しますが、同じく喪中の親族は省略する家もあります。
 

喪中ハガキを出す時期はいつ?

喪中ハガキを出す時期はいつ?

◇喪中ハガキは11月中旬頃を目安に出します
 
喪中ハガキはマナーとして「年賀欠礼」の挨拶なので、相手が年賀の挨拶状を出す前に喪中ハガキが手配するとされてきました。
 
ただ、相手が年賀状の準備を進める前に喪中ハガキを送る方が、マナーとして配慮が行き届いています。
 

<喪中ハガキを出す時期>
[出し始め] ・秋土用明け
2023年11月8日(水)以降
[ベストな時期] ・年賀状受付1週間前まで
2023年12月7日(木)
[出し納め] ・年賀状受付前
2023年12月14日(木)まで

 
昔は、立冬前の18日間にある「秋土用」の期間に喪中ハガキの準備を行い、秋土用が明けたら送ると言われてきました。
 

●2023年の秋土用期間が、10月21日(土)~11月7日(火)です。

 
基本的に郵便局が年賀状受付を始める12月15日(金)の前日までに喪中ハガキを出すとされますが、前方にも印刷注文などの準備期間があるでしょう。
そのため11月下旬~12月初旬が理想的です。
 

 

年末に不幸があった場合は?

◇翌年1月7日以降に「寒中見舞い」として送ります
 
また、年末ギリギリで身内に不幸があった場合、年内に送ることは不可能ですよね。
なので、1月7日以降に「寒中見舞い」として喪中ハガキを送るようにしましょう。
 

喪中ハガキマナーに添った、8つの文例

喪中ハガキマナーに添った、8つの文例

◇文例を元に、必要な部分を修正すると書き進めやすいです
 
それでは喪中ハガキの文例を8つご用意させて頂いたので、今年喪中の方は、この文例を参考に、自分の言葉を入れてアレンジしながら、書いてみてください。
 
以下8つのパターンで文例をご用意しました。
 

<喪中ハガキ:マナーに添った8つの文例>
①一般向け
②病気により療養中の方へ
③天寿を全うした方へ
④年内に複数名亡くなった方へ(2名)
⑤亡くなった方との関係が深い方へ
⑥趣味仲間、友人へ
⑦家族葬の知らせ
⑧死亡通知

 
それでは、下記よりそれぞれ例文をお伝えしていきます。
 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

①一般向け

「今年は喪中なので 年末年始のご挨拶をご遠慮させていただきます
 
ご存知かと思いますが 令和○年⚪︎月○日に〇〇は○歳にて永眠いたしました
 
賜りました厚情を深く感謝すると共に
来年も変わらぬ厚誼のほど宜しくお願い致します
 
皆様のご自愛のほどお祈りいたします
 
令和○年○月○日」
 

②病気により療養中の方へ

「喪中にて 新年の挨拶を控えてさせていただきます
 
かねて 病気療養中の〇〇は○歳で永眠された事をご報告いたします
 
賜りました厚情を深く感謝すると共に
来年も変わらぬ厚誼のほど宜しくお願い致します
 
皆様ご家族の健康と よき日が訪れるようにお祈り申し上げます
 
令和○年○月○日」
 

③天寿を全うした方へ

「喪中のため年頭のご挨拶は失礼させていただきますことをお許し下さい
 
本年度に入り 令和○年⚪︎月○日に〇〇は○歳にて永眠いたしました
 
生前 〇〇と仲良くしていただいた皆様には感謝しております
 
本年度に賜りました厚情を深く感謝すると共に
年明けも変わらぬ厚誼のほど宜しくお願い致します」
 

④年内に複数名亡くなった方へ(2名)

「喪中のため 来年度のご挨拶はご遠慮させていただきます
 
令和○年⚪︎月○日に〇〇は○歳と
令和○年⚪︎月○日に〇〇は○歳にて永眠いたしました
 
本年度に賜りました厚情を深く感謝すると共に
来年も変わらぬ厚誼のほど宜しくお願い致します」
 

⑤亡くなった方との関係が深い方へ

「喪中につき 新年度の挨拶は控えさせていただきます
 
今年度に入り、令和○年⚪︎月○日に〇〇は○歳にて亡くなりました
 
長いこと〇〇と関係が深い方に心より感謝しております
 
本年度に賜りました厚情を深く感謝すると共に
年明けも変わらぬ厚誼のほど宜しくお願い致します
 
また皆様には よき新年を迎えられるように深くお祈り申し上げます」
 

⑥趣味仲間、友人へ

「喪中にて年頭の挨拶は失礼させていただきます
○月○日に〇〇は○歳にて他界致しました
 
生前 〇〇と〇〇を楽しんでいた皆様に感謝申し上げます
 
故人の代わりにこのような形で ご挨拶させていただきましたこと 深くお詫び申し上げます
 
皆様の健康とご家族のご自愛ください」
 

⑦家族葬の知らせ

「喪中のため 新年の挨拶は控えさせていただきました
ご了承下さいますよう宜しくお願い申し上げます
 
本年○月○日に〇〇は○歳にて永眠いたしました
また 故人の意思により 葬儀は家族のみで執り行うことになり 皆様へのご通知が遅れて大変申し訳ありませんでした
 
悲しみの中で胸が潰れるような気持ちだとは思いますが どうかご自愛ください」
 

⑧死亡通知

「喪中のため年末年始の挨拶は控えさせていただきます
 
改めて 〇〇は病気のため療養中でしたが 本年度に入り体調は悪化し今年の○月○日〇〇は○歳で永眠したことをご報告いたします
 
最後は 苦しむ姿を見せずに安らかに天へと旅立ちました
 
故人と仲良くしてくれた皆様に感謝を申し上げると共に 申し訳ない気持ちでいっぱいです
 
また 故人に変わりまして感謝申しあげます
 
皆様には 来年の新年は明るく迎えられるようお祈り申し上げます」
 

まとめ:喪中ハガキは簡潔に要点を伝えます

まとめ:喪中ハガキは簡潔に要点を伝えます

喪中ハガキは、毎年年賀状をやりとりしている相手に送る「年賀欠礼状」ですので、基本的に日ごろから年賀状を出している人へ送ります。
 
親族、仕事関係者、友人知人関係なく、年賀状をやりとりしている人なら、誰に対しても出すものですが、お互いに喪に服している親族に対しては、喪中ハガキを出さない判断も多いです。

ただ相手が喪中だった場合に、コチラから喪中ハガキを出すかどうか、迷う人も多いのですが、喪中ハガキは年賀欠礼状であり、おめでたい年賀状ではないため、出しても問題はありません。
 

 

まとめ

喪中ハガキのマナーとは
・11月中旬~12月頃に出す
・喪中の範囲は一親等、生計を共にする二親等
・日ごろ年賀状をやりとりしている相手に送る
・お互いに喪中の親族には送らない場合もある
・相手が喪中でも、喪中ハガキは送って良い
・年末の訃報は、翌1月7日以降、「寒中見舞い」として出す
 
●7つの注意点
・句読点は付けない
・前文を付けない
・喪中ハガキ用の切手・ハガキを用いる
・黒・薄墨の毛筆やインクで書く
・年賀欠礼以外の内容を盛り込まない
・段落ごとの文字下げをしない
・イラストなど華やかなものは避ける
 
●5つの構成
・喪中による、年賀欠礼のご報告
・訃報のご連絡
・日ごろのご厚情への感謝
・日付
・差出人(住所)
 
●8つの文例
・一般向け
・病気により療養中の方へ
・天寿を全うした方へ
・年内に複数名亡くなった方へ(2名)
・亡くなった方との関係が深い方へ
・趣味仲間、友人へ
・家族葬の知らせ
・死亡通知

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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