手元供養で残った遺骨はどうする?お墓なしで供養できる3つの方法を解説|大阪
自宅で故人を身近に感じながら供養できる「手元供養」。
近年、大阪でも選ぶご家族が増えています。
ただ、小さな骨壺やジュエリーに納めると、どうしても遺骨が余ってしまうことがあります。
・残った遺骨、どうすればいい?
・お墓を建てずに供養する方法はある?
この記事では、手元供養後に残った遺骨の扱い方3つと、手元供養のメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
※本記事は、供養を通じて多くのご家族に寄り添ってきた「霊園・墓石のヤシロ」が執筆しています。
なお、記事内にはヤシロの納骨堂サービスへのご案内を含む場合があります。(2026年4月26日公開)
「手元供養」とは?近年大阪で選ばれる理由
◇手元供養とは、遺骨や遺灰を自宅で管理・供養する方法です。
「自宅供養」とも呼ばれ、近年大阪でも選ぶご家族が増えています。
大阪の手元供養には、主に2つのパターンがあります。
②従来通りお墓に納骨しつつ、一部を分骨して手元供養
どちらを選ぶかは、供養の仕方や価値観によって異なります。分骨の手続きについては、下記のコラムも参考にしてください。
・分骨をする2つのタイミングとメリットデメリット|分骨手続きの流れや費用の目安を解説
手元供養が選ばれる3つの理由
手元供養が選ばれるようになった背景には、ライフスタイルの変化や価値観の多様化があります。
主な理由は以下の3つです。
①グリーフケア|故人をいつも身近に感じられる
大切な家族を亡くした後、特に強いストレスを感じやすい場面の一つが「納骨式」です。
「遺骨を納骨してしまうと、いよいよ魂まで離れてしまう気がして…」
と感じる方も少なくありません。
遺骨や遺灰を自宅に保管することで、常に故人が側にいる感覚を持ちながら日々を過ごすことができます。
仏壇の購入など準備を進めることで、温かく故人を思い出しながら、新しい関係性を築いていけると感じる方も多いようです。
②お墓不要|遠方に出向かずに自宅で供養できる
◇遠方にあるお墓では、頻繁なお墓参りが難しいケースもあります。
…手元供養なら、月命日や日々のふとした瞬間に、自宅で気軽に手を合わせることができます。
また、メンテナンスが行き届かなくなったお墓を墓じまいした後、手元供養に切り替えるご家族も増えています。
③費用を抑えられる|お墓より低コストで供養できる
◇一般的なお墓の建立には平均150万円程度かかります。
…核家族化が進む中、一家族が負担する葬儀・供養の費用は決して小さくありません。
手元供養であれば、骨壺や仏壇などの初期費用のみで始められるため、費用を大幅に抑えることができます。
手元供養の3つのデメリットも知っておこう
メリットがある一方で、手元供養ならではのデメリットも存在します。事前に理解した上で選択することが大切です。
①親族の理解が得られないケースがある
◇手元供養の歴史はまだ浅く、認知され始めたのは2000年頃とされています。
…仏教の教えでは、遺骨をお墓に埋葬しないうちは「忌中」とされることもあり、高齢の親族から反対されるケースも少なくありません。
家族間でしっかり話し合い、理解を得てから進めることをおすすめします。
②ジュエリータイプは紛失リスクがある
◇遺骨をジュエリーに加工する手元供養は、常に身につけて供養できるのが魅力です。
…一方で、紛失リスクがある点は否めません。
対策として、ジュエリーとは別に自宅用の小さな骨壺を用意し、残りの遺骨を保管しておくケースが多く見られます。
③骨壺のカビ・結露に注意が必要
◇遺骨や骨壺には、カビが発生したり水が溜まることがあります。
…特に湿気の多い場所や風通しの悪い場所に保管すると、容器内外の温度差による結露からカビが生じやすくなります。
自宅で安置する際は、風通しの良い場所を選び、保管環境に気を配りましょう。最初の段階で粉骨まで処理しておくと、カビのリスクをさらに抑えることができます。
手元供養で残った遺骨、3つの選択肢
◇手元供養用の骨壺やジュエリーに納めた後、残った遺骨はどうすればよいでしょうか。
「墓地埋葬法」により、遺骨をむやみに埋葬することは法律で禁止されています。残った遺骨は、以下の3つの方法で供養することができます。
①お墓に納骨する
◇最も一般的な方法が、お墓への納骨です。
すでにお墓がある場合は、残った遺骨をまとめて納骨することができます。
新たにお墓を建てる場合は平均150万円以上の費用がかかるため、費用面での計画が必要です。
②永代供養に預ける
◇「永代供養」とは、霊園や寺院に遺骨を預け、長期にわたって保管・供養してもらう方法です。
…継承者や墓主が不要なため、墓じまい後の遺骨にも対応しています。
永代供養墓には主に3つの種類があります。
・集合墓:20万円~60万円
・個別墓:50万円~150万円
お墓を建てるよりも費用を抑えられるため、
「お墓を持ちたくない」
「費用を抑えたい」
という方に選ばれています。
・永代供養の費用の平均は約10万円~150万円?種類で違う料金システムは一人いくら?
③散骨する
◇散骨とは、遺骨を粉骨にして自然の中に還す供養方法です。
手元供養の際に粉骨を行うケースも多く、散骨と組み合わせて供養する方も増えています。
主な散骨の種類は以下の通りです。
・里山(森林)散骨
・バルーン葬
・宇宙葬
散骨は場所の選定に注意が必要で、自治体によって散骨できるエリアが限定されている場合もあります。 必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。
・海洋散骨にかかる費用はどれくらい?デメリットや注意点は?勝手に散骨したらどうなる?
まとめ|手元供養で残った遺骨は3つの方法で供養できます
◇手元供養は、故人を身近に感じながら自宅で供養できる、現代のライフスタイルに合った選択肢です。
…費用を抑えられる反面、親族との合意形成や骨壺の管理など、注意すべき点もあります。
残った遺骨の扱いについては、
①お墓への納骨
②永代供養
③散骨
の3つから、ご家族の状況や予算に合わせて選ぶことができます。
納骨堂や樹木葬(自然葬)なども選択肢の一つです。大切な故人のために、無理のない形で供養の方法を選んでいただければ幸いです。
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【執筆・監修:永代供養ナビ編集長】
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長 藤橋 靖雄
1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍中。
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