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遺骨はどうする?火葬後の納骨・散骨・自宅保管・供養の方法を解説

遺骨はどうする?火葬後の納骨・散骨・自宅保管・供養の方法を解説

◇火葬が終わった後、「遺骨をどうすればいいのか」と途方に暮れる方は少なくありません。
お墓に納骨するのが一般的とはわかっていても、費用の問題や後継者のこと、故人の希望など、どうするか考えることは多くあります。

 

●遺骨の供養方法は、以前と比べてずいぶん多様になりました。
納骨堂永代供養墓、散骨、手元供養など、家族の状況や気持ちに合わせて遺骨をどうするか選べる選択肢が広がっています。

 

この記事では、火葬後の遺骨をどうするかについて、納骨・散骨・自宅保管・永代供養など供養の方法と、どうするかの選択肢を幅広く解説します。
骨壺の保管方法をどうするかや、遺骨の引き取り手がいない場合の対処法まで、ご紹介します。

 

※本記事は、供養を通じて多くのご家族に寄り添ってきた「霊園・墓石のヤシロ」が執筆しています。なお、記事内にはヤシロの納骨堂サービスへのご案内を含む場合があります。(2026年8月28日更新)

 

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火葬後の遺骨、まずどうする?

火葬後の遺骨、まずどうする?

◇火葬が終わると、遺族は骨壺に収めた遺骨を受け取ります。
…その後どうすればよいのか、特に初めて経験する方は戸惑うことが多いものです。
まずは基本的な流れと、法律上のルールを確認しておきましょう。

 

骨壷を受け取った後の基本的な流れを解説

◇火葬後に遺骨を受け取ったら、多くの場合はいったん自宅へ持ち帰ります。
…その後、四十九日法要のタイミングに合わせて骨壺を納骨するのが一般的な流れです。

 

●火葬当日〜四十九日まで
遺骨は骨壷に収めた状態で、自宅の祭壇や仏壇に安置します。
四十九日法要までの間は、自宅で遺骨を手元に置いておくことが多いです。

●四十九日法要のタイミングで納骨
…四十九日法要を終えたタイミングで、お墓や納骨堂に納骨するのが一般的です。
ただし、法律上の期限はないため、準備が整ってから納骨しても問題ありません。

●納骨先が決まっていない場合
…すぐに納骨先を決める必要はありません。
自宅で保管しながら、家族で話し合って供養の方法を決めていくことができます。

 

遺骨をどうするかは、急いで決める必要はありません。
家族の気持ちが落ち着いてから、じっくり考えていきましょう。

 

【スタッフのマメ知識】

「四十九日までに納骨しなければいけない」と思い込んでいる方は多いのですが、
これはあくまで慣習であり、法律上の義務ではありません。
事情があってすぐに納骨できない場合でも、焦らず家族で話し合いながら進めて大丈夫です。

 

 

保管期限と法律上のルール

◇「遺骨はいつまでに納骨しなければならないのか」と心配される方もいますが、法律上の期限は定められていません。
…ただし、遺骨の取り扱いには守るべきルールがあります。

 

●自宅での保管は法律上問題なし
…遺骨を自宅で保管すること自体は、墓地埋葬法に違反しません。
骨壺に収めた状態で自宅に置いておくことは、法律上認められています。

●遺骨を「捨てる」ことは違法
…遺骨をごみとして捨てたり、許可なく土に埋めたりすることは、刑法第190条(遺骨遺棄罪)に抵触する可能性があります。
「処分に困った」という理由でも、遺骨を不法に遺棄することはできません。

●散骨は節度ある方法で
…海や山への散骨は墓地埋葬法の対象外ですが、必ず粉骨(パウダー状に加工)した上で行う必要があります。
漁業権のある海域や他人の土地への散骨はトラブルの原因になるため、専門業者への依頼をおすすめします。

 

遺骨の扱いには厳格な期限はありませんが、故人への敬意を忘れず、節度ある方法で供養することが大切です。
迷ったときは、専門家や霊園の担当者に相談しながら進めましょう。

 

 

 

遺骨の供養方法と選択肢一覧

遺骨の供養方法と選択肢一覧

◇火葬後の遺骨をどうするかは、家族の状況や故人の希望、費用の見通しによって変わります。
…大きく分けると、お墓への納骨・散骨・自宅での手元供養・永代供養の四つが主な選択肢です。
それぞれの特徴を把握した上で、家族で話し合いながら選んでいきましょう。

 

お墓に納骨する——墓地・霊園・納骨堂の違い

◇遺骨の供養方法として最も一般的なのが、お墓への納骨です。
…ひとくちに「お墓」といっても、墓地・霊園・納骨堂とさまざまな種類があります。

 

●墓地・霊園への納骨
墓石を建てて遺骨を納める、従来からの形式です。
寺院墓地・公営霊園・民営霊園など種類があり、それぞれ費用や管理体制が異なります。
家族が代々受け継ぐ場所として、しっかりとした供養の場を残したい方に向いています。

●納骨堂への納骨
…屋内施設に遺骨を安置する形式で、ロッカー型・仏壇型・機械式など種類があります。
都市部の駅近に多く、管理の手間がかからないのが特徴です。
永代供養とセットになったプランが多く、後継者がいない方にも選ばれています。

●永代供養墓への納骨
施設が長期にわたって管理・供養を続けてくれる形式です。
後継者がいない方や、子どもに負担をかけたくない方に向いています。
個別安置の期間が終わると合祀に移行するプランが多いため、契約内容の確認が大切です。

 

お墓への納骨は、手を合わせる場所がしっかりと残るという安心感があります。
費用・立地・管理のしやすさを軸に、家族で話し合いながら選びましょう。

 

【お客様の体験談】

父が亡くなった後、すぐに納骨先を決めなければと焦ってしまいました。
でも担当の方に「ゆっくり考えていいですよ」と言っていただいて、家族でじっくり話し合う時間が持てました。
結果的に、全員が納得できる納骨堂を選ぶことができてよかったです。
(60代・女性)

 

 

散骨——海洋散骨・樹木葬など自然葬の選択肢

◇「自然に還りたい」という故人の希望から、散骨や自然葬を選ぶ方が増えています。
…代表的なのが海洋散骨と樹木葬です。

 

●海洋散骨
…遺骨を粉末状に加工して海に撒く方法です。
家族のみで行うチャーター散骨(10万円〜30万円程度)と、複数の家族が同乗する合同散骨(3万円〜10万円程度)があります。
一度散骨すると遺骨を手元に戻すことはできないため、家族全員の合意を得た上で進めましょう。

●樹木葬
…墓石の代わりに樹木や花を墓標として遺骨を埋葬する方法です。
里山型・庭園型・都市型など形式があり、費用は5万円〜100万円程度と幅があります。
管理費が不要なプランが多く、後継者がいない方にも選ばれています。

●その他の自然葬
…宇宙葬(遺骨の一部を宇宙空間へ)や、山林への散骨なども選択肢として広がっています。
いずれも専門業者に依頼し、節度ある方法で行うことが大切です。

 

散骨や自然葬を選ぶ際は、残された家族全員の気持ちを確認した上で決めることが重要です。
「手を合わせる場所がなくなる」という点を、家族でよく話し合っておきましょう。

 

【スタッフのマメ知識】

散骨を検討する際は、厚生労働省が令和3年3月に発表した「散骨に関するガイドライン」を
参考にすることをおすすめします。
散骨事業者が守るべきルールが明記されているため、業者選びの際の判断基準にもなります。

 

 

 

自宅での手元供養——骨壷・遺灰アクセサリーなど

◇遺骨の一部または全部を自宅に置いて供養する「手元供養」を選ぶ方も増えています。
…お墓参りに行きにくい方や、故人を身近に感じたい方に選ばれています。

 

●骨壺での保管
…火葬後の遺骨をそのまま骨壷に収めて自宅に安置する方法です。
仏壇や専用の台の上に置いて、毎日手を合わせることができます。
自宅での保管は法律上問題ありませんが、湿気対策など骨壺の管理には注意が必要です。

●ミニ骨壺・手元供養品
…遺灰など、遺骨の一部を小さな骨壷に入れて手元に置く方法です。
残りの遺骨はお墓や納骨堂に納骨し、遺灰などの一部だけ手元に残すという形も選ばれています。
デザイン性の高いミニ骨壺や、遺骨を納めた小瓶のペンダントなど、さまざまな種類があります。

●遺骨アクセサリー・遺骨ダイヤモンド
…遺骨や遺灰を加工してアクセサリーやダイヤモンドにする方法です。
故人をいつも身近に感じていたい方に選ばれています。
費用は数万円〜数十万円程度と幅があります。

 

手元供養は、故人との距離を縮めてくれる供養の形です。
ただし、将来的に遺骨(遺灰)をどうするかについても、家族で話し合っておくことをおすすめします。

 

 

永代供養——墓じまい後の行き先として

◇近年、お墓の墓じまいや納骨堂じまいを機に、遺骨の行き先として永代供養を選ぶ方が増えています。
…お墓の後継者がいない方や、管理の負担を子どもに引き継がせたくない方に向いた選択肢です。

 

●永代供養とは
…寺院や霊園が、遺族に代わって長期にわたって遺骨の管理と供養を続けてくれる仕組みです。
「永代」という言葉から「永久に供養してもらえる」と思われがちですが、施設によって供養の期間や内容は異なります。契約前に内容をしっかり確認しておきましょう。

●永代供養の種類
…永代供養墓・納骨堂・樹木葬など、さまざまな形式があります。
個別安置の期間が終わると合祀に移行するプランが一般的です。
合祀後は遺骨を個別に取り出すことができなくなるため、納骨前に必ず確認しておきましょう。

●費用の目安
合祀タイプで5万円〜20万円、個別安置タイプで20万円〜100万円程度が一般的な相場です。
管理費が不要なプランも多く、長期的なコストを抑えやすいのが特徴です。

 

永代供養は、遺骨のその後を施設に任せることで、残された家族の負担を大きく減らすことができます。
墓じまいや納骨堂じまいを検討している方は、移転先の選択肢として早めに情報を集めておきましょう。

 

 

遺骨の保管で注意したいこと

遺骨の保管で注意したいこと

◇遺骨を自宅で保管する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
…適切な保管方法を知っておくことで、遺骨を長く大切に保つことができます。

 

骨壷内のカビ・湿気対策と保管方法はどうする?

◇自宅で遺骨を保管する際に最も注意したいのが、湿気とカビです。
…骨壺の中に湿気がたまると、遺骨にカビが生えてしまうことがあります。

 

●なぜカビが生えるのか
…火葬直後の遺骨には水分が残っていることがあります。
また、骨壺のふたを開け閉めする際に外気の湿気が入り込んだり、結露が発生したりすることで、骨壺内部が湿った状態になりやすいのです。
特に梅雨の時期や、湿気の多い場所に置いている場合は注意が必要です。

●保管場所の選び方
直射日光が当たらず、風通しがよく、湿気の少ない場所が理想です。
仏壇の中や押し入れの奥など、湿気がこもりやすい場所への保管は避けましょう。
エアコンの風が直接当たる場所も、結露の原因になることがあります。

●カビを防ぐための対策
…骨壺のふたの内側に乾燥剤を入れておくと、湿気対策に効果的です。
また、定期的にふたを開けて換気することも大切です。
気になる場合は、骨壷ごと密閉できる専用の保管袋や桐箱に収めておくと安心です。

●カビが生えてしまった場合
…遺骨にカビが生えていても、法律上の問題はありません。
カビが気になる場合は、専門の業者に「洗骨」を依頼する方法があります。
粉骨(パウダー状に加工)する際に、カビを取り除いてもらえる業者もあります。

 

遺骨を長く手元に置いておきたい場合は、定期的に状態を確認することをおすすめします。
少しでも気になることがあれば、霊園や専門業者に相談してみてください。

 

【スタッフのマメ知識】

「骨壺を開けたらカビが生えていた」というご相談は、意外と多くいただきます。
特に日本の夏は高温多湿のため、保管環境には注意が必要です。
乾燥剤の定期的な交換と、年に一度は骨壺の状態を確認することをおすすめしています。

 

ペットの遺骨はどうする?

◇大切なペットを亡くした後、遺骨をどうすればよいか悩む方は少なくありません。
…人の遺骨と同様に、ペットの遺骨にもさまざまな供養の方法があります。

 

●ペットの遺骨の保管方法
…人の遺骨と同じく、骨壷に収めて自宅で保管することができます。
ペット専用のミニ骨壺や、おしゃれなデザインの骨壺も多く販売されています。
保管の際は、人の遺骨と同様に湿気対策を忘れずに行いましょう。

●ペット専用の納骨・供養施設
ペット専用の霊園や納骨堂に納骨する方法があります。
合同墓(他のペットと一緒に埋葬)と個別墓を選べる施設が多く、費用は数万円〜数十万円程度です。
人とペットが一緒に入れる施設も増えており、「一緒に眠りたい」という希望を叶えられる選択肢が広がっています。

●散骨・樹木葬
…ペットの遺骨も、散骨や樹木葬で自然に還す方法があります。
人の散骨と同様に、専門業者に依頼して節度ある方法で行いましょう。

●手元供養
…ペットの遺骨の一部をアクセサリーや小さな骨壷に収めて手元に置く方法です。
いつもそばに感じていたいという方に選ばれています。

 

ペットは家族の一員です。
供養の形に正解はありませんので、家族の気持ちに合った方法を選んでいきましょう。

 

【お客様の体験談】

15年一緒に暮らした愛犬を亡くして、遺骨をどうすればいいのかわかりませんでした。
しばらく自宅で骨壷のまま保管していましたが、カビが心配になって相談しました。
今は専用のミニ骨壷に移して、仏壇の横に置いています。毎日話しかけています。
(50代・女性)

 

 

遺骨の処分・供養に困ったときの相談先

遺骨の処分・供養に困ったときの相談先

◇遺骨の扱いに困ったとき、一人で抱え込まないことが大切です。
…引き取り手がいない場合や、特別な事情がある場合にも、相談できる窓口や対処法があります。

 

引き取り手がいない対処法はどうする

◇身寄りがない方の遺骨や、家族が引き取りを拒否した場合など、遺骨の引き取り手がいないケースが増えています。
…こうした場合にも、行政や専門機関が対応する仕組みがあります。

 

●市区町村による対応
…身寄りのない方が亡くなった場合、市区町村が火葬を行い、一定期間遺骨を保管します。
保管期間内に引き取り手が現れない場合は、合祀墓や無縁塚に埋葬されます。
手続きや詳細は、お住まいの市区町村の担当窓口に相談してください。

●家族が引き取りを拒否した場合
…法律上、遺骨の引き取りを強制することはできません
ただし、引き取り手がいない遺骨の処置については、市区町村や葬儀社に相談することで、適切な対応を案内してもらえます。

●費用が払えない場合
…葬儀費用や納骨費用が払えない場合は、生活保護の葬祭扶助制度を利用できる場合があります。
担当のケースワーカーや市区町村の福祉窓口に相談してみましょう。

●トラブルが起きた場合の相談先
…遺骨の扱いをめぐってトラブルが起きた場合は、国民生活センター消費生活センターに相談することができます。
墓地・霊園との契約トラブルや、散骨業者とのトラブルなど、幅広い相談に対応しています。

 

一人で抱え込まず、まずは行政や専門機関に相談することをおすすめします。
遺骨の行き先に困ったときも、必ず解決の糸口があります。

 

【スタッフのマメ知識】

「遺骨を引き取りたいが費用が払えない」というご相談をいただくことがあります。
こうした場合でも、市区町村や社会福祉協議会に相談することで、
利用できる制度や支援を案内してもらえることがあります。
まずは窓口に相談してみてください。

 

 

死産・流産はどうする?

◇死産や流産で赤ちゃんを亡くされた方にとって、遺骨の扱いは非常につらい問題ですよね。
…無理に急いで決断する必要はありません。
まず、自分の心に寄り添いながら、悲しみの中で何をすべきか、少しずつ確認していけば、それで問題はありません。

 

※ここから、死産・流産の遺骨についての具体的な方法をお伝えしています。心が追い付かない時には、一度飛ばしながら、落ち着いた頃にお読みください。

 

●死産・流産の定義と火葬について
…死産とは、妊娠12週以降に亡くなった赤ちゃんを指します。
死産の場合は、死産届の提出と火葬が法律上必要です。
※一方、妊娠12週未満の流産の場合は、法律上の火葬義務はありませんが、医療機関や専門業者に相談することで、丁寧に供養してもらうことができます。

●遺骨の供養方法
…死産・流産の赤ちゃんの遺骨は、家族のお墓や納骨堂に一緒に納骨する方法があります。
また、水子供養を専門に行うお寺に相談することで、適切な供養をしてもらえます。
手元供養として小さな骨壺に収めて自宅に置く方法も、選ばれています。

●水子供養について
水子供養とは、亡くなった赤ちゃんの魂を慰める供養のことです。
特定の形式や期限はなく、家族の気持ちに合った方法で行うことができます。
寺院での供養のほか、自宅での手元供養やお地蔵様へのお参りなど、さまざまな形があります。

●心のケアも大切に
…大切な命を失った悲しみは、言葉では言い表せないものがあります。
遺骨の供養と同時に、何よりもご自身の心のケアを大切にしてください。
※グリーフケアの専門家や、同じ経験を持つ方のコミュニティに相談することも、一つの方法です。

 

遺骨の扱い方に正解はありません。
大切な赤ちゃんへの気持ちを大切にしながら、ご自身のペースで向き合っていきましょう。

 

 

遺骨の供養方法の選び方——家族で決めるためにはどうするべき?

遺骨の供養方法の選び方——家族で決めるためにはどうするべき?

◇遺骨をどうするかは、正解がひとつではありません。
家族それぞれの気持ちや状況を大切にしながら、納得のいく形を選ぶことが大切です。
ここでは、供養方法を選ぶ際の考え方と、よくある迷いへの対処法を整理します。

 

費用・管理・気持ちの三つを軸に選ぶ

◇遺骨の供養方法を選ぶ際は、「費用」「管理」「気持ち」の三つを軸に考えると整理しやすくなります。
…この三つのバランスを見ながら、家族で話し合っていきましょう。

 

●費用の見通しを立てる
…供養方法によって、初期費用と長期的な維持費が大きく異なります。
墓石型のお墓は初期費用が100万円〜200万円程度と高めですが、永代供養墓や散骨は費用を抑えやすい選択肢です。
初期費用だけでなく、毎年の管理費や将来的なコストまで含めた総額で考えることが大切です。

●管理の見通しを考える
「誰が、いつまで管理できるか」を考えておくことが重要です。
後継者がいない・管理が難しくなる可能性がある場合は、永代供養付きの施設を選ぶと安心です。
高齢になってからもお参りに通えるよう、アクセスのよさも考慮しておきましょう。

●家族の気持ちを大切にする
…費用や管理の面だけでなく、「どのように故人を供養したいか」という気持ちも大切な選択基準です。
「手を合わせる場所をしっかり残したい」
「自然に還してあげたい」
「いつも身近に感じていたい」
——家族それぞれの希望を出し合い、すり合わせながら決めていきましょう。

 

この三つのバランスが取れた方法が、家族全員にとっての最善の選択です。
どれかひとつだけで判断せず、総合的に考えることをおすすめします。

 

【お客様の体験談】

母の遺骨をどうするか、兄弟の間で意見が分かれてしまいました。
兄は「お墓を建てたい」
私は「費用が心配」
妹は「散骨がいい」
と。

担当の方に相談したところ、永代供養墓という選択肢を教えていただき、
全員が納得できる形で決めることができました。
(50代・男性)

 

先祖の骨壷が古い・行き先不明の場合はどうする

◇「押し入れや倉庫の奥から、古い骨壺が出てきた。どうすればいいのかわからない」
…そうしたご相談は少なくありません。先祖の遺骨の行き先が不明な場合にも、適切な対処法があります。

 

●まず骨壺の状態を確認する
…古い骨壺が見つかった場合は、まず中を確認してみましょう。
遺骨が入っている場合と空の場合があります。
遺骨の状態によっては、洗骨や粉骨が必要になることもあります。

●家族・親族に確認する
…誰の遺骨なのか、どういった経緯で保管されていたのかを、年長の家族や親族に確認しましょう。
お位牌や過去帳と照らし合わせると、故人の特定に役立つことがあります。

●遺骨をどうするか——供養の方法を選ぶ
…行き先が決まっていない遺骨は、家族のお墓や納骨堂に一緒に納骨する方法があります。
永代供養墓や合祀墓に納骨することで、適切に供養してもらうことも可能です。
散骨を選ぶ場合は、粉骨の上で海や山に撒く方法も選択肢のひとつです。

●墓じまいで取り出した先祖の遺骨はどうする?
…墓じまいの際に複数の先祖の遺骨が出てきた場合、すべての遺骨を同じ場所に移すのか、一部だけ手元に残すのかを家族で話し合っておく必要があります。
遺骨の数が多い場合は、粉骨してまとめることで、ひとつの納骨スペースに収めやすくなります。

 

先祖の遺骨をどうするかは、家族にとって大切な問題です。
一人で抱え込まず、家族で相談しながら、故人にとってふさわしい供養の形を選んでいきましょう。

 

【スタッフのマメ知識】

実家の整理をしていたら、古い骨壺が見つかった——
そんなご相談をいただくことがあります。
誰のものかわからない場合でも、位牌や過去帳を手がかりに調べてみましょう。
霊園や寺院に相談することで、どうすればよいか一緒に考えてもらえます。

 

 

まとめ|遺骨の扱い方は家族で話し合い、納得のいく供養を

まとめ|遺骨の扱い方は家族で話し合い、納得のいく供養を

◇火葬後の遺骨をどうするかは、急いで決める必要はありません。
家族の気持ちが落ち着いてから、じっくりと話し合いながら決めていきましょう。

 

この記事でご紹介した内容を、簡単に振り返っておきましょう。

 

●火葬後の遺骨の基本的な流れ
…四十九日法要のタイミングで納骨するのが一般的ですが、法律上の期限はありません。
自宅で保管しながら、家族で供養の方法を話し合う時間を持ちましょう。

●遺骨をどうするか——主な供養の選択肢
…お墓への納骨・散骨・自宅での手元供養・永代供養など、選択肢はさまざまです。
費用・管理のしやすさ・家族の気持ちの三つを軸に、総合的に判断しましょう。

●遺骨の保管で注意すること
…自宅で保管する場合は、湿気とカビに注意が必要です。
乾燥剤の活用と定期的な状態確認をおすすめします。

●困ったときの相談先
…遺骨の扱いに困ったときは、一人で抱え込まないことが大切です。
霊園・寺院の担当者や、市区町村の窓口、国民生活センターに相談しながら進めましょう。

 

遺骨をどうするかに、正解はひとつではありません。
故人への気持ちを大切にしながら、家族全員が納得できる供養の形を選んでいきましょう。
ご不明な点やご不安なことがあれば、お気軽にヤシロへご相談ください。

 

【執筆・監修:永代供養ナビ編集長】

 

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長 藤橋 靖雄

 

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍中。

 

[TEL] 0120-140-846(受付時間9:15〜17:30/年中無休・通話無料)

 

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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