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【2025年度版】全国お盆イベントはどこ行く?五山の送り火、精霊流しはいつ・どこ?

【2025年度版】全国お盆イベントはどこ行く?五山の送り火、精霊流しはいつ・どこ?

・お盆の伝統的なイベントは?
・お盆イベント「五山の送り火」はいつ・どこで?
・お盆イベント「精霊流し」はいつ・どこで?
・この他、全国各地のお盆イベントは?

 
2025年のお盆は8月13日(水)~15日(金)、4日間日程だと16日(土)、8月11日(月)は山の日なので、8月12日(火)を有給休暇を取ることで最大9連休が期待できます。

 
この時期には、京都五山送り火精霊流しなど、全国でさまざまなお盆イベントがあり、観光客でも一緒に参加して楽しめるものも多いです。

 
本記事を読むことで、2025年に全国各地で開催されるお盆イベントの日程や場所、どのようなイベントなのかが分かります。
ぜひ最後までお読みいただき、お盆休みをより楽しむ一助としてください。

 

※2025年お盆の各種イベントは過去、例年の開催情報を基にしています。お出かけの際には、確認をしてください。
 

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全国でおすすめのお盆イベント

全国でおすすめのお盆イベント

◇全国各地で盆踊りなどのお盆イベントが開催されていますが、なかでも京都府の五山送り火は有名です
 
仏教における先祖供養行事のお盆は、伝統的なイベントが各地で開催されます。地域の盆踊りも、ご先祖様にこの世を楽しんでもらうためであり、神様への奉納行事でもあります。
 

<全国のお盆イベント>
①祇園祭り 例年71〜31 京都府京都市
②八戸三社大祭 例年7月31日~4日 青森県八戸市
③函館港祭り 例年8月1日~5日 北海道函館市
④盛岡さんさ踊り 例年8月1日~4日 岩手県盛岡市
⑤青森ねぶた祭 例年8月2日~7日 青森県青森市
⑥福島わらじまつり 例年8月1日~3日 福島県福島市
⑦なら燈花会 例年8月5日~14日 奈良県奈良市
⑧びわ湖花火大会 例年8月8日 滋賀県大津市
⑨よさこい祭り 例年8月9日~12日 高知県高知市
⑩北海盆踊り 例年8月19日 北海道釧路市
⑪徳島阿波踊り 例年8月11日~15日 徳島県徳島市
⑫鳥取しゃんしゃん祭 例年8月13日~15日 鳥取県鳥取市
⑬精霊流し 例年8月15日 長崎県長崎市
⑭五山の送り火 例年8月16日 京都府京都市
⑮舟っ子流し 例年8月16日頃 岩手県盛岡市
⑯浅草サンバカーニバル 例年8月30日頃 東京都大東区
⑰おわら風の盆 例年9月1日~3日 富山県富山市やつお町

 
2020年の新型コロナ襲来以降、何年も中止を余儀なくされたお盆イベントも数多くありましたが、2023年から復活したお盆イベントも少なくありません。
 
ただコロナ禍は未だ続いていますので、8月のお盆休み、出掛ける前に再度チェックすると安心です。
 

 

 

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①祇園祭り

◇京都の祇園祭は2025年7月1日(火)~8月1日(金)にかけて開催されます

 

「祇園祭(ぎおんまつり)」は、京都・八坂神社の祭礼で、約1ヵ月にわたって多彩な神事や行事が繰り広げられる日本有数の伝統的なお祭りです。起源は平安時代の疫病退散の祈願にあり、現在も疫病除け・無病息災を願う行事として受け継がれています。

 

特に有名なのは、前祭(さきまつり:7月17日)後祭(あとまつり:7月24日)の山鉾巡行(やまほこじゅんこう)。絢爛豪華な山鉾が京都市内を巡行する様子は「動く美術館」とも称され、国内外から多くの観光客が訪れます。

 

さらに、後祭の翌週には「八坂神社の夏越祭(なごしさい)」が8月1日に行われ、1ヵ月に及ぶ祇園祭の締めくくりとなります。

 

<祇園祭:基本情報>
[場所] 京都府京都市(八坂神社および周辺)
[日程] 2025年7月1日(火)~8月1日(金)
[HP] http://www.gionmatsuri.or.jp/

 

1000年以上の歴史をもつ祇園祭は、京都の夏の風物詩であると同時に、地域に根ざした信仰の姿そのもの。伝統と現代が共存する祭りを、ぜひこの機会に体感してみてはいかがでしょうか。

②八戸三社大祭

◇青森・八戸三社大祭は2025年7月31日(木)~8月4日(月)に開催予定です

 

「八戸三社大祭(はちのへさんしゃたいさい)」は、青森県八戸市で毎年夏に行われる壮麗な神事と山車行列の祭典です。約300年の歴史を誇り、国の重要無形民俗文化財にも指定されている、格式高い伝統行事です。

 

長者山新羅神社・神明宮・龗神社(おがみじんじゃ)の三社が合同で祭礼を行うことからこの名がついており、見どころは何と言っても高さ10メートルを超える巨大な山車の運行。豪華絢爛な飾り付けとともに、昼夜を問わず勇壮な山車が市内を練り歩きます。

 

<八戸三社大祭:基本情報>
[場所] 青森県八戸市(中心市街地一帯)
[日程] 2025年7月31日(木)~8月4日(月)
[HP] https://www.ogami-jinja.jp/c/sansha

 

山車の豪華さはもちろん、神楽や巫女舞といった伝統芸能も披露されるため、文化的な見ごたえも十分。地元の人々の誇りと情熱が感じられる、東北ならではの夏祭りです。

 

青森のねぶた祭りとあわせて訪れるのもおすすめ。夏の旅に華を添える、歴史ある祭りを体感してみてはいかがでしょうか。

③函館港祭り

◇北海道・函館港まつりは2025年8月1日(金)~5日(火)に開催予定です

 

「函館港まつり」は、北海道函館市で毎年8月上旬に開催される夏の一大イベントです。1935年に始まった歴史あるお祭りで、開港都市・函館の誇りと賑わいが感じられる港町ならではの祭典です。

 

最大の見どころは、市民総参加のパレード「ワッショイはこだて」。中でも人気を集める「いか踊り」は、観光客も飛び入り参加できるユニークなプログラムで、道内外から多くの人々が集まり、函館の夏を盛り上げます。

 

<函館港まつり:基本情報>
[場所] 北海道函館市(市内各所・中心部)
[日程] 2025年8月1日(金)~5日(火)
[HP] https://hakodate-minatomatsuri.org/

 

夜には花火大会や露店も立ち並び、ロマンチックな港町の夜景とともに夏の思い出を彩ってくれます。踊って、見て、食べて楽しめる函館の夏まつり、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

 

④盛岡さんさ踊り

◇岩手・盛岡さんさ踊りは2025年8月1日(金)~4日(月)に開催予定です

 

「盛岡さんさ踊り」は、岩手県盛岡市で開催される日本一の太鼓パレードとして知られる夏祭りです。期間中、市中心部の大通りを舞台に、華やかな衣装をまとった踊り手と力強い太鼓隊が一斉に練り歩き、街全体が熱気に包まれます。

 

「サッコラチョイワヤッセ~」の掛け声とともに鳴り響く和太鼓のリズムは圧巻で、国内外の観光客からも高い人気を誇ります。観覧だけでなく飛び入り参加も歓迎されており、誰もが一体となって盛り上がることができる、東北を代表する夏祭りです。

 

<盛岡さんさ踊り:基本情報>
[場所] 岩手県盛岡市中心部(盛岡市中央通など)
[日程] 2025年8月1日(金)~4日(月)
[HP] https://www.sansaodori.jp/

 

開催期間中は市内のホテルが早々に満室になるほどの人気ぶり。観光とあわせて、地元グルメや温泉も楽しめる盛岡の夏を、ぜひ体感してみてください。

 

⑤青森ねぶた祭

◇青森のねぶた祭りは2025年8月2日(土)~7日(木)です

 

秋田竿燈まつり(例年8月3日~6日開催)、仙台七夕まつり(8月6日~8日開催)と並んで「東北三大祭り」と称される、全国的にも有名なお祭りが青森のねぶた祭りです。

 

諸説ありますが、青森のねぶた祭りは眠気を祓う行事ともいわれ、「ねぶた」と呼ばれる豪華な灯籠は、睡魔を形にしたものだと伝えられています。

 

<青森ねぶた祭り:基本情報>
[場所] 青森県青森市
[日程] 2025年8月2日(土)~7日(木)
[HP] https://www.nebuta.jp/

 

例年では、子どもねぶたが8月2日~3日の夜に登場し、大型ねぶたの運行は8月4日~6日の夜、そして7日のお昼にフィナーレを迎えます。

 

ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに、練り歩く迫力満点のねぶたの行列に、観客も圧倒されること間違いなし。夏の東北を代表する大祭です。

  樹木葬と納骨堂どっち?  

⑥福島わらじまつり

◇福島わらじまつりは2025年8月1日(金)~2日(土)に開催予定です

 

「福島わらじまつり」は、福島県福島市で開催される迫力満点の夏祭りで、長さ12メートル、重さ2トンもの巨大なわらじを担いで市内を練り歩くユニークな行事として知られています。1970年に始まり、今では福島の夏を代表する風物詩です。

 

祭りのルーツは、福島市に鎮座する羽黒神社に奉納される「大わらじ」。五穀豊穣・無病息災・健脚祈願などの意味が込められており、神事としての厳かさと、市民参加型の賑やかさが共存する祭りです。

 

<福島わらじまつり:基本情報>
[場所] 福島県福島市(市中心部・国道13号線沿い)
[日程] 2025年8月1日(金)~2日(土)
[HP] https://www.waraji.co.jp/

 

昼は市民による「わらじ競走」、夜はダンスや太鼓演奏なども織り交ぜた「わらじおどり」が開催され、見る人も参加する人も熱く盛り上がります。夏の夜、福島の大通りが一体となって踊る光景はまさに圧巻。

 

元気をもらえる活気あるお祭りとして、ぜひチェックしておきたい東北の夏イベントです。

⑦なら燈花会(とうかえ)

◇奈良・なら燈花会は2025年8月5日(火)~14日(木)に開催予定です

 

なら燈花会(とうかえ)」は、奈良公園一帯を中心に、ろうそくの灯りで幻想的に彩られる夏の風物詩です。1999年に始まった比較的新しい行事ながら、今では奈良の夏を象徴する風景として多くの人々に親しまれています。

 

「燈花」とは、ろうそくの芯にできる花のような形の火のこと。これができると縁起が良いとされており、なら燈花会ではひとつひとつの灯りに願いが込められています。

 

<なら燈花会:基本情報>
[場所] 奈良県奈良市・奈良公園一帯(浮見堂、春日野園地、猿沢池など)
[日程] 2025年8月5日(火)~14日(木)
[HP] https://www.toukae.jp/

 

夕暮れとともに灯る無数のキャンドルが、奈良公園の草地や池、水辺に広がり、まるで異世界にいるかのような静寂と光の空間をつくり出します。鹿たちがそっと歩く姿とともに眺めれば、夏の夜がいっそう特別なものになるでしょう。

 

喧騒を離れて、心を落ち着かせる夏のひととき。なら燈花会は、静かで優しい時間を求める方にぴったりの行事です。

⑧びわ湖花火大会

◇滋賀・びわ湖花火大会は2025年8月8日(金)に開催予定です

 

「びわ湖花火大会」は、滋賀県大津市の琵琶湖畔で行われる関西有数の花火大会です。びわ湖の雄大な水面を背景に、約1万発もの花火が夜空と湖面を美しく彩り、多くの観客を魅了します。

 

湖上から打ち上げられるため、開放感と臨場感は格別。水面に映る花火の光は幻想的で、びわ湖ならではのロケーションを活かしたスケールの大きさが魅力です。毎年、近隣の県からも多くの人が訪れ、会場周辺は華やかな熱気に包まれます。

 

<びわ湖花火大会:基本情報>
[場所] 滋賀県大津市(大津港周辺)
[日程] 2025年8月8日(金) ※予定
[HP] https://www.biwako-visitors.jp/hanabi/

 

例年、有料観覧席が早期に完売するほどの人気ぶり。湖畔のベストポジションで観覧したい方は、早めの情報チェックと準備がおすすめです。

 

自然と都市が調和したびわ湖の夜に、大輪の花火が打ち上がる瞬間は、まさに夏のクライマックス。特別な一夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。

⑨よさこい祭り

◇高知・よさこい祭りは2025年8月9日(土)~12日(火)に開催予定です

 

「よさこい祭り」は、高知県高知市で毎年8月に開催される、日本を代表する市民参加型の夏祭りです。1954年に始まったこの祭りは、戦後復興の活力を呼び起こすために誕生し、今では全国に「よさこいスタイル」が広がる原点としても知られています。

 

よさこい祭りの最大の魅力は、自由で創造的な演舞スタイル。鳴子(なるこ)を手に、高知市内16ヵ所の競演場・演舞場を舞い踊る踊り子たちは、衣装・音楽・振り付けともに個性豊かで、観客を圧倒するエネルギーに満ちています。

 

<よさこい祭り:基本情報>
[場所] 高知県高知市(市内各所)
[日程] 2025年8月9日(土)~12日(火)
[HP] http://www.cciweb.or.jp/kochi/yosakoiweb/

 

メインの本祭は8月10日・11日、最終日の12日には受賞チームによる後夜祭も行われ、感動のフィナーレを迎えます。毎年約200チーム・1万人を超える踊り子が参加し、観る人・踊る人すべてが熱気と笑顔に包まれる4日間です。

 

“自由”と“情熱”が生み出す、他にはないパワーを体感できる「よさこい祭り」。本場・高知でこそ味わえる本気の夏の舞台、ぜひ体験してみてください。

 

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⑩北海盆踊り

⑩北海盆踊り

◇北海道・北海盆踊りは2025年8月11日(月・祝)~17日(日)に開催予定です

 

「北海盆踊り」は、北海道札幌市の大通公園で開催される、道内最大規模の盆踊り大会です。お盆の時期に合わせて毎年行われ、札幌の夏の夜を彩る風物詩として親しまれています。

 

「北海盆唄」の独特なリズムと、「ヤーレン ソーラン ハイ ハイ」の掛け声に合わせて、地元の人も観光客も輪になって踊る様子は、まさに北海道ならではの一体感。会場の大通公園2丁目には櫓が組まれ、連日多くの参加者で賑わいます。

 

<北海盆踊り:基本情報>
[場所] 北海道札幌市 大通公園2丁目
[日程] 2025年8月11日(月・祝)~17日(日)
[HP] https://www.sapporo.travel/summerfes/event/odori02/

 

期間中は、子ども盆踊りや仮装盆踊り大会も開催され、世代を問わず誰でも楽しめるイベントとして多くの人に愛されています。踊りに自信がない人でも、その場の雰囲気に乗って自然と身体が動くような楽しさが魅力です。

 

北海道の短い夏の夜を、にぎやかに、そしてあたたかく彩る北海盆踊り。旅の思い出づくりにもぴったりの行事です。

⑪徳島阿波踊り

⑪徳島阿波踊り

◇徳島・阿波おどりは2025年8月11日(月・祝)~15日(金)に開催予定です

 

「阿波おどり」は、徳島県徳島市で開催される日本最大規模の盆踊りです。約400年の歴史を誇る伝統行事で、お盆期間に合わせて県内外から100万人以上が訪れる、四国随一の夏の風物詩となっています。

 

踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々♪」という掛け声とともに、男踊りの勇壮さ、女踊りの優雅さが交錯する光景は圧巻。演舞場ごとに特色があり、プロの連(れん)による洗練された踊りから、市民が参加するにぎやかなパレードまで、見応えたっぷりです。

 

<徳島阿波おどり:基本情報>
[場所] 徳島県徳島市中心部(市役所周辺・演舞場各所)
[日程] 2025年8月11日(月・祝)~15日(金)
[HP] https://www.awaodorimirai.com/

 

夜風の中、軽快なリズムとともに進む踊り手の列。その熱気に包まれれば、誰もが自然と手拍子をし、心が踊り出すはず。参加型の有料演舞場や無料観覧エリアもあるので、初心者でも楽しめます。

 

情熱と歴史が交差する徳島の夏。阿波おどりの本場で、本物の熱狂を体感してみてはいかがでしょうか。

⑫鳥取しゃんしゃん祭

⑫鳥取しゃんしゃん祭

◇鳥取・しゃんしゃん祭は2025年8月13日(水)に開催予定です

 

鳥取しゃんしゃん祭」は、鳥取県鳥取市で行われる夏の伝統行事で、「日本一の傘踊り」として知られています。色鮮やかな花傘と、しゃんしゃんと鳴る鈴の音が響き渡るこの祭りは、まさに鳥取の夏を象徴するイベントです。

 

見どころはなんといっても、8月13日に行われる「一斉傘踊り」。数千人もの踊り手が一斉に花傘を回しながら舞うその光景は、圧巻のひと言。観客も踊り手の一体感に引き込まれ、会場全体が明るく華やかなエネルギーに包まれます。

 

<鳥取しゃんしゃん祭:基本情報>
[場所] 鳥取県鳥取市(若桜街道・市中心部)
[日程] 2025年8月13日(水)
[HP] https://www.tottori-shanshan.jp/

 

祭りの期間中は、傘踊りの披露だけでなく、屋台やイベントブース、伝統芸能の披露などもあり、子どもから大人まで楽しめる地域密着型の夏祭りです。

 

鈴の音とともに華やかに舞う傘の花。鳥取でしか体験できない、にぎやかであたたかい夏の思い出を、ぜひ現地で味わってみてはいかがでしょうか。

⑬精霊流し

⑬精霊流し

◇長崎・精霊流しは2025年8月15日(金)に開催予定です

 

精霊流し(しょうろうながし)」は、長崎県長崎市を中心に行われるお盆の伝統行事で、亡くなった方の魂を極楽浄土へ送り出すための儀式です。その厳かさと激しさが混ざり合う独特の風習は、全国的にも大変珍しく、多くの見物客が訪れます。

 

この行事の最大の特徴は、精霊船(しょうろうぶね)と呼ばれる手作りの船を爆竹音とともに担ぎ、町中を練り歩く点にあります。船には故人の名前が掲げられ、遺族や親しい人たちの手によって、華やかに飾り付けられます。

 

<精霊流し:基本情報>
[場所] 長崎県長崎市(市内中心部~港周辺)
[日程] 2025年8月15日(金)
[HP] https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/64374/

 

夕暮れになると、爆竹の音が町に鳴り響き、大小さまざまな精霊船が灯りをともして進む様子は壮観そのもの。華やかでありながらも、故人を偲ぶ哀しみがにじむ不思議な時間が流れます。

 

長崎ならではの「おくり」の文化にふれながら、心静かにご先祖さまを見送る時間。派手さと祈りが融合するこの伝統行事は、一生に一度は体験したい長崎の夏の風景です。

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⑭五山の送り火

⑭五山の送り火

◇京都・五山の送り火は2025年8月16日(土)に点火されます

 

「五山の送り火(ござんのおくりび)」は、京都の夏を締めくくる伝統行事として、毎年8月16日に行われる精霊送りの儀式です。お盆に帰ってきたご先祖の霊を再びあの世へと送り出すため、京都市内の五つの山に巨大な火文字が浮かび上がります。

 

午後8時、「大文字」を皮切りに、「妙」「法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されていきます。街のあちこちから望むことができるこの火の列は、荘厳でありながらもどこか優しく、京都の夜空に静かに祈りを捧げるように灯ります。

 

<五山の送り火:基本情報>
[場所] 京都府京都市(大文字山ほか市内五山)
[日程] 2025年8月16日(土) 午後8時より順次点火
[HP] https://www.gozan-okuribi.com/2022/ja/top.html

 

会場に足を運ばずとも、市内のホテルや鴨川沿いなどから眺められるため、多くの人々が静かに火を見つめ、思い思いの祈りを胸に過ごします。

 

華やかなお祭りとは異なる、静かな感動を味わえる「五山の送り火」。京都らしい“おくりび”の風習にふれながら、心穏やかに夏の終わりを感じてみてはいかがでしょうか。

⑮舟っ子流し

⑮舟っ子流し

[写真]舟っ子流し公式サイトより

◇岩手・舟っこ流しは2025年8月16日(土)に開催予定です

 

「舟っこ流し(ふなっこながし)」は、岩手県盛岡市でお盆の終わりに行われる精霊送りの行事です。北上川の河川敷を舞台に、火を灯した舟を流すことで、亡くなった方の魂を浄土へと送り出します。

 

江戸時代から続くとされるこの行事は、派手さはなくとも、静かで厳かな雰囲気が心に残ります。灯りに包まれた小舟が川面を流れていく様子には、どこか幻想的な美しさがあり、地元の人々にとっては大切な“祈りの時間”です。

 

<舟っこ流し:基本情報>
[場所] 岩手県盛岡市・北上川河川敷(明治橋付近)
[日程] 2025年8月16日(土)
[HP] https://moriokafunekkonagashi.com/

 

祭りのラストには打ち上げ花火が夜空を彩り、精霊たちを見送るクライマックスとなります。静かな川辺に人々の祈りと想いが集まり、地域ならではの“おくり火”の形を見ることができる貴重な行事です。

 

華やかさは控えめながら、心に深く響く夏の終わりの風景。東北の静かな祈りにふれてみたい方に、ぜひおすすめの行事です。

⑯浅草サンバカーニバル

◇東京・浅草サンバカーニバルは2025年8月下旬に開催予定です

 

「浅草サンバカーニバル」は、東京都台東区・浅草で毎年8月下旬に開催される、国内最大規模のサンバの祭典です。浅草寺や雷門といった日本文化の象徴ともいえる場所を舞台に、色鮮やかな衣装と本格的なサンバが繰り広げられる、異国情緒あふれるイベントです。

 

1981年に始まり、ブラジル・リオのカーニバルに倣ったスタイルで発展してきたこの祭りは、プロ・アマ含む多数のサンバチームが参加するコンテスト形式。浅草の街が一日だけ南米に染まり、ダンサー・打楽器隊・山車が躍動する様子に、多くの観客が熱狂します。

 

<浅草サンバカーニバル:基本情報>
[場所] 東京都台東区浅草(馬道通り~雷門通り)
[日程] 2025年8月下旬(※詳細は公式発表にて)
[HP] https://www.asakusa-samba.org/

 

本格的なダンスとサウンドに包まれる浅草の夏。観覧者はもちろん、参加者も衣装や演出に趣向を凝らし、チームごとの「テーマ性」を競い合います。

 

伝統とモダンが交差する街・浅草ならではの、熱くて鮮やかな一日。夏の終わりに異国情緒をたっぷり味わいたい方に、ぜひおすすめのイベントです。

⑰おわら風の盆

⑰おわら風の盆

◇富山・おわら風の盆は2025年9月1日(月)~3日(水)に開催予定です

 

「おわら風の盆(かぜのぼん)」は、富山県富山市八尾町で毎年9月1日から3日にかけて開催される、静寂と哀調に満ちた風情あふれる伝統行事です。約300年の歴史を持つこの祭りは、豊作祈願と風の災いを鎮めるために始まったといわれています。

 

提灯の明かりが灯る坂の町を、胡弓の哀愁ある音色とともに、編み笠で顔を隠した踊り手たちが優雅に舞う姿。その光景は、まるで時が止まったかのような幻想的な世界をつくり出します。

 

<おわら風の盆:基本情報>
[場所] 富山県富山市八尾町
[日程] 2025年9月1日(月)~3日(水)
[HP] https://www.yatsuo.net/kazenobon/

 

他の夏祭りとは一線を画し、「騒がず、急がず、乱れず」を美徳とするこの祭りは、訪れる人の心をそっと鎮めてくれます。夜が深まるにつれて静けさの中に深まる情緒。日本の美を再発見できる、特別な三日間です。

 

にぎやかな祭りも良いけれど、心をそっと整えたい——そんな方にこそ訪れてほしい、秋口に訪れる静かなる名祭りです。

 

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2025年のお盆休みには、伝統的なイベントを体感しよう

2025年のお盆休みには、伝統的なイベントを体感しよう

京都の五山の送り火が約400年続いてきたように、なかには古くから現代まで続くお盆イベントも多いでしょう。

 
地域では盆踊り大会などが開催され、家でも精霊棚に水の子や精霊馬を飾り祀る、現代まで残る、日本の貴重な供養行事のひとつです。

 
本記事を参考に2025年のお盆は、伝統的なイベントに参加して、日本の文化や伝統の奥深さを体感してみてはいかがでしょうか。

 

※2025年お盆の各種イベントは過去、例年の開催情報を基にしています。お出かけの際には、確認をしてください。

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

永代供養ナビ編集長
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また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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