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大阪の葬儀に参列する時の服装マナーを解説。数珠の選び方や、御香典の持ち運び作法まで

大阪の葬儀に参列する時の服装マナーを解説。数珠の選び方や、御香典の持ち運び作法まで

突然の訃報で、大阪の葬儀に参列する場合、服装マナーが気になる方は多いですよね。大阪ではお通夜と葬儀の服装マナーが異なりますが、最近では家族葬も増え、そもそも葬儀しか行わないケースも増えました。
 
特に訃報後すぐに参列するお通夜では、大阪の葬儀と違い服装マナーを改めて調べたり、準備をする間もないまま、慌ただしく向かってしまいがちでしょう。
 
ご遺族へのお悔みの気持ちを表現するためにも、できる限り大阪でのお通夜や葬儀の服装マナーに倣い、弔いたいところです。今回は、突然の訃報により大阪でお通夜や葬儀で意識したい、服装マナーについてお伝えします。
 

大阪の葬儀に参列する時の服装マナーを解説。数珠の選び方や、御香典の持ち運び作法まで

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大阪ではお通夜と葬儀で服装マナーが違う?

大阪ではお通夜と葬儀で服装マナーが違う?

今では霊安室設備も良くなり、亡くなってから七日後の葬儀も見受けられるようになりましたが、本来のお通夜は、故人が亡くなった日の夜に執り行うものでした。
 
そのため訃報を受けた多くの人々が突然のことで、着の身着のまま、故人の元へ駆け付けるとして、大阪ではお通夜は葬儀の服装マナーよりも緩いとされています。ただもちろん、突然の訃報であってもカジュアルな服装で駆け付ける訳ではありません。
 

【 大阪ではお通夜と葬儀で服装マナーが違う? 】
 
● そのためお通夜では「平服」で参列します。「平服」とは地味な服装を意味しますが、一般的には男性も女性も黒やグレーのフォーマルアンサンブルやスーツです。
 
→ 大阪では葬儀の服装マナーがブラックスーツであるのに対して、通夜の平服では黒がかった濃紺深いグレーなどのダークスーツでも構いません。
 
※ 女性のアンサンブルやスーツも、通夜の平服では深いグレーや濃紺でも構いませんが、スーツはもちろん、中に合わせるブラウスも光沢素材は避けます

 

そのため故人ととても近しい関係性で訃報後すぐに病院へ駆け付けた場合にも、一度自宅へ戻り、平服で参列することが大阪の葬儀マナーです。
 
ただ本来、大阪でお通夜と葬儀の服装マナーに違いがある意味は、「突然の故人の訃報に驚き、着の身着のまま参列した」ことを表すマナーと言えます。
 
故人が亡くなった当日なのに、示し合わせたようにフォーマルに揃えて参列することは、「故人の逝去を予期していた」として、返ってマナー違反になるとされてきました。
 
また御香典に関しては地域によっても違いはありますが、多くはお通夜と葬儀、どちらかでお渡しすれば良いでしょう。
 
女性の場合は詳しく後述しますが、大阪の葬儀での服装マナーとは違い、平服は曖昧な定義として間違えやすいのですが、袖丈は七分丈以上のものを、ひざも隠れた光沢のないスーツを基本とし、アクセサリーやバッグなどにも気を配ります。
 

大阪で葬儀参列する服装マナー

大阪で葬儀参列する服装マナー

大阪では翌日の葬儀での服装マナーは、一日置いて参列しますので、よりフォーマルに整えてください。昔ながらの大阪の葬儀であれば、服装マナーにお通夜とのメリハリがあることで、よりお悔みの気持ちを表現できます。
 

【 大阪で葬儀に参列時の服装マナー 】
 
(1) 男性 … ブラックスーツとブラックタイ(結び下げる無地)、そして白いワイシャツが基本です。
 
※ 靴も光沢がないマットな仕上がりの黒靴を選び、靴にもシルバーやゴールドなど、金属の装飾のないものを選んでください。
 
(2) 女性 … 光沢のないブラックのアンサンブル、もしくはツーピーススーツを選んでください。夏場は黒でも透けた素材は避けます
 
※ 女性の場合もバッグや小物類はマットなブラックを用意してください。女性の場合、お手伝いのためにサブバックを持ち歩くことがありますが、こちらもマットな黒無地で統一します。

 

大阪で女性が整える葬儀での服装マナーについては、次項で詳しくお伝えします。故人やそのご遺族と近しい関係性で、お斎(おとき)ふるまいのお手伝いをしそうであれば、黒いエプロンや黒い携帯スリッパも持参すると便利です。
 
注意したいポイントに時計があります。男性の時計には光沢のある金属ベルトも多いですが、大阪で葬儀の服装マナーとしてはタブーです。同じくベルトのバックルも、光沢のある金属バックルは避けた方が良いでしょう。
 

大阪で女性が葬儀に参列する服装マナー

大阪で女性が葬儀に参列する服装マナー

前項まで簡単にお伝えしてきましたが、女性の場合、男性よりも少し細かな部分まで意識して整えた方が良さそうです。
 

【 大阪で女性が葬儀に参列する服装マナー 】
 
● 基本的な心構えとして、華美にならず露出が少ないものを選びます。
 
・袖丈は七分丈以上
・スカート丈は膝が隠れる長さ
・ブラックパンプスはマットなもので、ヒールは3cm以下
・ストッキングはマットな黒ストッキングを着用
・アクセサリーはパールのみ(ホワイト・ブラック・グレー)
・パールであっても二連など重ね付けはタブー
・爪は短く切り、華美なネイルは控える
・ヘアアクセサリーは黒い質素なものを使用
・長い髪は後ろでひとつに束ねる(黒ゴムなどを使用)
・バッグ類はゴールドやシルバーの金属部分のないマットな黒を選ぶ
・ハンカチは白か黒の無地が良い
 
…などなどの注意事項があります。

 

基本的にはお手伝いも予想されるので、ゆったりとしたクセの少ないブラックフォーマルスーツになりますが、袖丈やスカート丈の他、靴や爪、アクセサリーまで細心の心配りをした方が安心でしょう。
 
また、大阪で葬儀参列時、女性の服装マナーでは、ご遺族よりも格下の喪服でなければなりません。
 

【 大阪で女性が葬儀に参列する服装マナー 】
 
● そのため参列の場合は、喪服でも着物は避けた方が良いでしょう。
 
→ またスカート丈が長いほど格上の喪服とされますので、くるぶし丈などのブラックフォーマルスーツは避けながら、ひざ下丈ほどの喪服を選んでください。

 

大阪でも葬儀では服装マナーに倣うとは言え、七分丈以上の袖丈で透け感のない素材は、やはりじめじめして暑いでしょう。
 
内側に合わせるシャツは半袖にして、移動中は半袖で移動して、参列時のみジャケットを羽織るなどして工夫をしてみてはいかがでしょうか。
 

数珠の選び方、御香典の持ち運び方

数珠の選び方、御香典の持ち運び方

大阪の葬儀では服装マナー以上に気遣うのが、御香典の持ち運び方や数珠の選び方ではないでしょうか。
 
御香典は現金が入っているものですので、裸のまま持ち歩いては不躾に見えますし、さまざまな宗旨宗派が集まる大阪では、パッと数珠を取った時に「いや待てよ…」と不安に思う方も少なくありません。
 
本来、数珠は宗旨宗派によって数珠や持ち方まで違いがあります。
 
そのため、喪主であれば家の宗派に倣った数珠を持ちますが、「参列者は自分の宗旨宗派なのか、それとも喪家の宗派に合わせるべきなのか…」との相談も多いです。
 

【 大阪で葬儀の服装マナー。数珠の選び方 】
 
● 基本的には自身の宗派に合わせた数珠を持参して問題はありません。また最近では「家の宗旨宗派が分からない!」と言う声や、そもそも数珠を持たない方も少なくありません。
 
→ このような場合は、略式数珠を持参すると良いでしょう。略式数珠は広い宗派で通用する数珠を差し、使いやすさを重視した数珠なので扱いもしやすいでしょう。

 

今では百円均一などでも販売しているのが驚きます。これから購入する場合は、大きい玉の男性用(10mmほどが目安)と、小さい玉の女性用(8mm以下が目安)があるので意識して選ぶとより良いです。

 
また御香典は袱紗(ふくさ)に入れて持ち歩くと良いでしょう。小さな風呂敷や黒いハンカチなどでも良いです。
 

【 大阪で葬儀の服装マナー。袱紗(ふくさ)の選び方 】
 
● 注意点として、袱紗(ふくさ)は結婚式の祝儀袋用のものもあります。祝儀用の袱紗(ふくさ)はピンクや白など華やかな色のものが多く、黒であってもレースが付いているなど装飾が華美な傾向です。
 
→ 一方、不祝儀用の袱紗(ふくさ)は深緑や紫、グレーや黒などの地味な色目で無地のものがほとんどですので、注意をして選んでください。

 

袱紗(ふくさ)も近年では、百円均一などでも販売しています。しばしば不祝儀袋を購入した時のビニール袋に入れている様子も見受けますが、基本的には不祝儀袋が見える持ち運びは避けてみてください。
 

※ また、よりカジュアルな「お別れの会」に参加する時のマナーについては別記事「お別れの会を行うときのポイントとは?葬儀との違いや参列する場合のマナーも紹介」などでもお伝えしています。

 

 

いかがでしたでしょうか、今回は突然の訃報で大阪の葬儀に参列する時の服装マナーについてお伝えしました。
 
また近年では、ごく近しい身内のみで執り行う家族葬も増えていますよね。故人と近しい関係だった場合、ご案内を受けることもあります。家族葬ではお通夜を失くして葬儀のみとする家も多いため、最初からブラックスーツなどで参列しても構いません。
 
また御香典ですが、家族葬の場合にはご案内時に御香典を辞退されていないか、確認をしても良いかもしれません。近年の家族葬では、規模を小さくして香典返しを控えるため、御香典を辞退しているものも多いです。
 
気になる方はご遺族が気にならない程度の予算で、お線香など供物を準備しても良いかもしれません。その時には「御香典返しは辞退させていただきます。」と一言添えると、先方も助かるのではないでしょうか。
 

 
まとめ

葬儀に参列する時の服装マナーとは
●お通夜は平服
・男性はダークスーツに白シャツ、ブラックタイ
・女性はダークスーツやアンサンブル
 
●葬儀は喪服
・男性はブラックスーツに白シャツ、ブラックタイ
・女性はブラックスーツやアンサンブル
 
●女性の注意点
・露出の少ない服装
・光沢素材は避ける
・マットな黒ストッキングを着用
・アクセサリーはパールのみ(二連はタブー)
・爪は短く切り華美なネイルは控える
・ヘアアクセサリーは黒い質素なものを使用
・長い髪は後ろでひとつに束ねる(黒ゴムなどを使用)

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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