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墓じまいをした後の位牌の取り扱い方とは?供養にかかる費用も紹介

墓じまいをした後の位牌の取り扱い方とは?供養にかかる費用も紹介

墓じまいって大変だと聞くけど、どうすればいいの?」
「墓じまいをした後の位牌の取り扱い方や永代供養方法がわからない」
「そもそも位牌は何のためにあるの?」

 

このように、墓じまいや位牌についてさまざまな疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、位牌の取り扱い方などの基礎的な知識に加え、墓じまいの8つの手順や永代供養方法、また気になる費用についても解説しています。

 

この記事を読むことで、位牌や墓じまいの必要な知識や永代供養法の特徴が把握できます。これによって、墓じまいの手続きをスムーズに進めることができるでしょう。また、自分たちの状況に合った位牌の取り扱い方や永代供養方法を選択することができます。

 

墓じまいや位牌について不安や疑問がある方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

墓じまいしたら位牌はどうすればいいの?

日本では、少子高齢化や核家族化が進んでおり、それに伴ってお墓の在り方も変化しているといえるでしょう。お墓を守っていく家族や親族がいない場合は、墓じまいをして永代供養を選ぶケースも増えています。

 

墓じまいは意外にも手続きや注意点が多く、墓じまいに伴って位牌はどうすればいいのかという疑問も生じる方も少なくありません。

 

そこでこの記事では、墓じまいと位牌について詳しく解説していきます。

位牌について

位牌とは、戒名などの文字が書かれている木製の札のことです。

 

位牌を目にする機会はあっても、その意味や役割についてきちんと理解している方は少ないでしょう。ここでは、位牌の持つ意味や役割について詳しく見ていきます。

仏壇との関係

仏壇には、ご本尊をお祀りし仏様に捧げる場所、または位牌を安置し先祖を供養する場所という2つの役割があります。

 

仏壇は本来ご本尊をお祀りする場所で家の中のお寺のような存在とされていましたが、先祖を供養する場所という考え方が一般的になってきました。

 

仏壇は先祖がこの世に帰ってきた際の仮の家のようなものです。そして、位牌には先祖の魂が宿るところという意味があるため、仏壇に安置していることがほとんどでしょう。

亡くなった人の依り代

位牌には、故人を偲んで供養している際に、亡くなった人の魂が一時的に宿る依り代としての役割があります。位牌がないと故人が帰ってくることができないため、ほとんどの宗派で必要とされています。

戒名がある理由

仏教における戒名とは、出家した仏教徒が仏弟子になった証としてもらう名前のことです。

 

仏教には戒名を授けてもらい葬儀を行うと、迷うことなく極楽浄土に行けるという考え方があります。

 

戒名とはもともと仏弟子が生前に与えてもらうものでしたが、現在では出家していない人でも死後に与えてもらうのが一般的になっています。

亡くなった人の戒名などを刻んでいる木札

位牌とは、亡くなった人の戒名と没年月日の他に俗名などを記した木札のことを指します。これにより、安置されている位牌は誰の魂が宿るものなのか、またその人が亡くなったのはいつなのか、見た人がすぐにわかるように記されています。

 

葬儀の際に用意されるのは白木牌といい、四十九日までの間だけ用いる仮の位牌です。四十九日の忌明けの後に、漆塗りの本位牌に替えます。この本位牌が正式な位牌として、長い間仏壇に安置されることになります。

墓じまいをする8つの手順

墓じまいとは、現在の墓地を解体・撤去してから更地にし、墓地の所有権を管理者に返還することです。近年、お墓を継承していくことが難しくなったなど、さまざまな理由から墓じまいを検討される方が多いようです。

 

しかし、勝手に遺骨を取り出して別の場所に納骨することは法律上できません。墓じまいには、行政手続きや管理者への交渉などさまざまな手続きが必要になります。

 

そこで、墓じまいをスムーズに進めるための8つの手順を解説します。

 

出典:墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)|厚生労働省

1:お寺に相談をする

お墓がお寺にある場合、まずはお寺へ相談をしましょう。

 

お寺には檀家という制度があり、お布施などの経済的支援をお寺にすることによって、供養や墓地の世話をしてもらえることをいいます。墓じまいをすることは、今までお世話になったお寺を離れる「離檀」をすることにあたります。

 

離檀する際、今までのお礼もかねて離檀料をお寺に支払うのが一般的ですが、この料金についてのトラブルも少なくありません。できれば早い段階で離檀の相談をしておき、お寺から理解を得るのがトラブル回避につながるでしょう。

2:解体業者を選ぶ

解体作業は専用の業者に依頼することになりますが、墓地によっては依頼する業者が指定されていることがあります。指定業者がない場合は、自分で石材店に依頼しましょう。

 

一般的な墓石の撤去費用は、1㎡あたり約10万円というのが相場です。しかし、撤去方法や墓石の大きさによって異なるため、事前に見積もりをとってきちんと確認しておきましょう。

3:遺骨の永代供養先を探す

墓じまいをする前に、遺骨の永代供養先をあらかじめ探しておきましょう。

 

永代供養をする寺院や霊園が見つからないと、地域や自治体から墓じまいの許可が下りないため、注意が必要です。

 

また、寺院や霊園によっては、受け入れの募集期間が決まっていることがあります。自分たちが希望する永代供養先が募集をしているか、事前に確認した方がいいでしょう。

4:改葬許可証を発行してもらう

改葬許可証は永代供養先に遺骨を移す際に必要な書類です。

 

改葬許可証を発行してもらうため、まずは永代供養先の寺院や霊園から使用許可証をもらいます。

 

次に、改葬許可申請書を入手しましょう。役所の窓口でもらうことができますが、自治体によってはダウンロードも可能です。なお、現在遺骨が埋葬されている場所の証明となる埋葬証明は、改葬許可申請書と兼用の場合が多いです。

 

そして、用意した書類を役所に持っていき、改葬許可証を発行してもらいましょう。

 

出典:改葬許可の申請(遺骨をほかの場所に移すとき)|新宿区

 

出典:墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)|厚生労働省

5:閉眼法要をしてもらう

閉眼法要とは、墓じまいに伴ってお墓から遺骨を取り出す際に行う宗教的儀式のことです。お墓に宿っている故人の魂を抜き取り、墓石をただの石に変えるという意味合いがあります。

 

通常は家族などの身内だけで行い、菩提寺の僧侶を呼んでお墓の前で読経してもらうのが一般的です。

 

また、閉眼供養のお布施の相場は3万円から5万円とされていますが、不安な場合は事前にお寺に確認してみるといいでしょう。

 

「墓じまい」で準備することについて詳しく知る>

6:墓地を返す

閉眼法要が終わったら、いよいよあらかじめ選んでおいた解体業者による解体工事が始まります。墓石本体だけではなく、外柵や土台も全て撤去し更地に戻します。その後、利用していた区画の永代使用権を管理者に返還すれば完了です。

7:改葬先に納骨する

取り出した遺骨は、改葬先に運ばなければなりません。

 

自分達で運ぶ場合、自家用車や公共交通機関を利用します。公共交通機関を利用の場合には、周りの乗客に遺骨であることがわからないように配慮しましょう。

 

また、遺骨は配送することも可能です。ただし、日本郵便株式会社のゆうパックのみが対応しているため、他の運送会社で配送することはできません。なお、遺骨の配送代は通常のゆうパックの配送料金の計算と同じです。

8:位牌を魂抜きしてもらう

位牌は、故人の魂が宿る依り代とされています。お墓と同じように、菩提寺の僧侶に閉眼供養を依頼して魂抜きをしてもらいましょう。位牌に宿る故人の魂を抜くことによって、位牌はただの木の札に戻ります。

墓じまいした後の永代供養方法

永代供養とは、遺骨を永代にわたって寺院や霊園が供養・管理してくれる埋葬方法のことをいいます。よって、継承者や身寄りがいなくても無縁仏になる心配が少ないため、少子高齢化が進む日本では永代供養のニーズが高まっているといえるでしょう。

 

ここでは、お墓じまいをした後の永代供養方法についてお話をしていきます。

樹木葬

樹木葬とは、許可を得た区画内にある自然の木や草花の下に遺骨を埋葬するお墓のことです。従来の墓石の代わりに樹木を墓標としています。

 

埋葬方法はさまざまで、初めは樹木の元に骨壺で納められた後、一定期間を経て合祀する方法や、さらし布等の自然に還る素材に遺骨を入れ、土に還す方法などがあります。

 

また、基本的に宗旨や宗派を問わないことも多く、一般的なお墓に比べると費用がかからないのも魅力だといえるでしょう。

 

樹木葬とは?…樹木葬について詳しく知る>

納骨堂

室内に遺骨を安置して供養をする納骨堂は、新たなお墓の形として最近注目されています。個人や夫婦、家族などニーズに合わせた単位で納骨ができます。

 

納骨堂は室内にあるため、季節や天候に左右されずお参りが可能です。また、冷暖房やトイレ、納骨堂によってはバリアフリー化が進み、エレベーター完備のところもあるため、お年寄りにも安心といえるでしょう。

 

そして、交通アクセスがいい立地であることが多いため、電車や徒歩でお参りに行けます。

永代供養墓

永代供養墓とは、家族や親族の代わりに永代にわたって霊園管理者が管理・供養してくれるお墓のことです。永代供養墓は個別のお墓よりも比較的費用がかからないといえます。

 

霊園によっては、お盆やお彼岸などに合同供養法要を行っているため、身寄りがいない方からも需要が高いでしょう。

 

ただ、永代供養墓といってもさまざまです。初めから合祀となるタイプから個別に遺骨を埋葬する個人墓タイプなど、予算や希望に応じて選択することが可能です。

合祀墓

合祀墓とは、骨壺から遺骨を取り出してから他人の遺骨と一緒に埋葬する共同墓地のことです。永代供養墓の中では費用を抑えられる埋葬方法といえるでしょう。

 

見ず知らずの他人の遺骨とまとめて埋葬されるため、抵抗がある方もいます。また、合祀するといかなる理由でも遺骨を取り戻すことができないという点がデメリットとして挙げられます。

 

後々トラブルにならないために、故人の意向や家族の意見を事前にきちんと確認しておきましょう。

 

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【墓じまい後】4つの位牌の取り扱い方

故人の魂が宿る位牌は、供養していくうえでとても大切なものです。

 

そこで、永代供養と墓じまいをした際の位牌の取り扱い方について解説していきます。ぜひ参考にしてください。

1:お寺に預かってもらう

位牌の処分を検討しているがすぐに処分するにはためらいがあり、三回忌までは位牌で供養を行いたいが家に置く場所がないといった場合は、お寺に一時的に預かってもらうことをおすすめします。

 

数か月から数年単位で預かってくれるところが多いため、菩提寺に相談してみましょう。お寺に預かってもらう場合は預かり料が発生するのが一般的ですが、相場はお寺によって異なるため、費用についても確認するといいでしょう。

2:遺骨と一緒に永代供養をしてもらう

遺骨と同じように、位牌も永代供養してもらうという方法もあります。遺骨を埋葬する永代供養先に、位牌も一緒に永代供養できるか問い合わせてみましょう。

 

一定期間位牌堂などに位牌を安置し、その後お焚き上げされるというのが一般的です。期間は寺院や霊園によって異なりますが、十七回忌や三十三回忌を目途とされています。

 

位牌の永代供養の費用は期間等によって大きく異なるため、事前に確認が必要でしょう。

3:お焚き上げをしてもらう

お焚き上げとは、故人の遺品や粗末に扱うことができないものを神社や寺で焼いて供養することです。

 

位牌は仏教の考えに基づいたものであるため、位牌をお焚き上げしてもらう場合は、まず寺院に依頼することになります。閉眼供養をお願いして位牌の魂抜きを行いましょう。

 

位牌に宿る故人の魂を抜くことによって位牌はただの木の札に戻ります。閉眼供養をした後は、位牌に魂が戻らないためお焚き上げをすることが可能です。

 

位牌をお焚き上げで処分する場合の手順について詳しく知る>

4:自宅に置いておく

墓じまい永代供養をしたからといって、必ずしも位牌を早急に処分する必要はありません。

 

遺骨は永代供養をしたけれど、位牌は手元に残して供養をしたいという場合は、自宅に置いておくのがいいでしょう。いつでも故人と向き合うことができ、お墓と違って年間管理料がかかることもありません。

 

しかし、後継者がいないなど位牌を手放す可能性がある場合は、あらかじめ先々の供養方法を考えておいた方がいいでしょう。

位牌の供養でかかる費用

位牌をお寺に預ける場合、費用はお寺と預ける年数によって変わってきます。目安として、3年間の保管で約3万円が相場です。

 

お焚き上げの場合、お布施としてお金を渡します。相場は、約1万円から5万円と幅広く、明確な金額は決まっていません。いくら包めばいいのかわからない方はお寺に直接聞いてみるといいでしょう。

 

費用がかかるのは永代供養で、1つの位牌あたり約10万円から40万円が相場とされています。

位牌は必ず作らなければいけないの?

亡くなった方を供養するのに大切なことは、その方を想い安らかに眠れるよう冥福を祈る気持ちが大事だという方もいます。

 

しかしそのように捉えるとするならば、そもそも位牌は必ず作らなければいけないのかという疑問を持たれる方がいるのも事実です。

 

位牌の必要性について宗教観を交えながら考えていきましょう。

信仰心がない人の場合

宗教への信仰心がなく形式的なものやしきたりにこだわらないという方は、位牌は必要ではないといえるでしょう。位牌の代わりに故人が大切にしていた遺品や写真を用意して供養するという方法もあります。

 

しかし、信仰心はなくても故人を偲ぶために位牌を用意するという方が増えている傾向があるのも事実です。

 

本来は位牌には戒名が記されますが、俗名や没年月日を記した位牌を作ることも可能です。

仏教徒の場合

仏教徒の場合、位牌は必要なものになります。なぜならば、位牌は故人の魂が宿る依り代とされ、魂が帰ってくる家のようなものであるためです。

 

仏教の教えでは、故人の供養をすると呼びかけに応じて位牌に戻ってくるとされています。そのため、供養をしたくても位牌がなければ故人の魂は行き場がなく戻ってこられなくなるでしょう。

 

このような考え方から、仏教のほとんどの宗派で位牌は欠かせないものであるといえます。

浄土真宗の場合

仏教の宗派のひとつである浄土真宗は、その他の宗派と異なる点がいくつかあります。仏教徒には必須とされる位牌も必要ないというのが浄土真宗の教えです。

 

浄土真宗の教えでは、信仰の心を持ち一心に「南無阿弥陀仏」を唱えていれば、阿弥陀如来によって救われると説かれています。

 

故人は死後すぐに成仏するとされ、死後の世界という概念がありません。従って、魂を供養する位牌は必要ないものとされているのです。

 

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墓じまいをする前に位牌の取り扱い方を知っておこう

ここまで墓じまいと位牌の取り扱い方について解説してきました。先祖代々の大事なお墓や位牌のためにも、きちんと事前準備をしたいと感じた方は多いのではないでしょうか。

 

自分だけではなく家族や親戚も納得できる墓じまいや位牌の取り扱い方をするためにも、ぜひこの記事を参考にしてください。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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