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位牌の2つの処分方法!考える前に確認することやかかる費用相場も解説

位牌の2つの処分方法!考える前に確認することやかかる費用相場も解説

何らかの事情で位牌を処分しなければならなくなった場合、どのように処分したらよいかご存じでしょうか。簡単に位牌を処分することができないことは分かっていても、具体的にどのように行動したらよいか分からなくて困ってしまうこともあるでしょう。

この記事では、位牌の主な処分方法のほか、平均的な費用や位牌の処分が必要になるシチュエーション、位牌をまとめて作り替える方法についても紹介しています。

この記事を読むことで、位牌の処分に関する基礎知識を把握できます。その知識をもとに正しい手順で位牌の処分を行うことができるようになるでしょう。

位牌の処分に悩んでいる人や処分を検討している人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

位牌の処分が必要になるときとは?

たとえば歴代のご先祖様の位牌が並ぶ大きな仏壇のある部屋を、リフォームしたいとします。その大きな仏壇を処分して、小さい仏壇にまとめたいのです。ですが、位牌の数が多くて小さな仏壇には入りきらず、置き場所に困る場合はどうすればいいでしょうか。

 

位牌はひとつにまとめることができますので、今ある位牌をすべて処分する必要はありません。夫婦でひとつにする場合の夫婦位牌、御先祖様をまとめてひとつにする繰出位牌、さらに帳面にまとめる過去帳などまとめ方はいくつかあります。

 

こちらでは、具体的に位牌の処分が必要になる場合を、いくつかご紹介いたします。

位牌を作り替える必要があるとき

長年使った位牌は日焼けしたり、傷んだりして戒名がよく読めないようになることもあります。前記したように位牌をまとめたい場合も、新しい位牌を作ってから白木の位牌や古い位牌は処分します。お寺や業者にお願いして、永代供養やお焚き上げ(閉眼供養)をしてもらいましょう。

合祀(ごうし)とするとき

合祀は、他の人たちの遺骨と一緒に埋葬することです。たとえば納骨堂は、個別に安置されるのですが、33回忌などを過ぎると、合祀されることが多いようです。合祀するタイミングで位牌を処分することがあります。

 

合祀する理由は、お墓の継承を望んでいない、墓参りや管理するのが難しいなどの場合に永代供養として合祀します。また、お墓の容量がいっぱいになり個別の骨壷を置くことができず、骨壷を一緒にする合葬もあります。

 

なお、墓の跡継ぎがいない場合は墓じまいをして、無縁仏として合祀しますが、勝手にお墓を撤去することはできず、諸手続きが必要になります。

 

出典|参照:墓じまいの手続きって?改葬許可申請についてや大まかな7つの手順について紹介 | 永代供養ナビ

引越し・遺品整理をするとき

引越しをして仏壇が置けない場合、位牌を処分することがあります。また、故人の遺品整理をしていたら、遠い親戚の位牌が出てくることもあるでしょう。引越しをして菩提寺が遠くなってしまったときなどに、墓じまいをして遺骨と位牌を永代供養にすることがあります。

位牌の処分を考える前に確認することとは?

新しく位牌を作る際には、故人や先祖の魂を込めるための魂入れの供養が行われます。宗派により考え方が異なるため、魂入れを行わない場合もあります。

魂入れが執り行われた位牌をそのまま処分するのは、故人や先祖の魂を捨てるのと等しい行為となります。必ず魂抜きを行ってから、処分するようにしましょう。

 

自分の負担を軽減させたいからと勝手に処分を進めるのではなく、事前に身内と相談して、皆が納得した上で処分することが大切です。

位牌を処分する2つの方法

遺品などを片付けする業者の方に、仏壇などと一緒に位牌を処分することをお願いすることも可能です。預かった位牌や仏壇はお寺でお焚き上げなどの供養をします。

 

では位牌を処分する方法として、他に2つご紹介します。

1:お焚き上げで処分する

依頼する業者やお寺、寺院によって処分にかかる費用は異なりますが、一般的に永代供養で位牌を処分するよりもお焚き上げする方がリーズナブルだと言われています。

 

お焚き上げをしてもらうためには、まず、閉眼供養を行って位牌から故人の魂を抜かなくてはいけません。閉眼供養は基本的に回忌などの法要をお願いしている菩提寺に依頼して行いますが、菩提寺がないという人もいます。

 

その場合には、専門業者、仏具店や遺品整理業者などに相談しましょう。問合わせを行い、供養の日時を決めて、自宅など位牌が安置してある場所で閉眼供養を実施します。

2:永代供養を利用する

遺骨を永代供養してもらう場合だけでなく、位牌も永代供養してもらうことができます。菩提寺があれば、永代供養の相談をしてみましょう。お寺により期間は違いますが、数十年の間お寺で供養を行い、その後お焚き上げするのが一般的な方法です。

 

中には過去帳に戒名を書き写して、お焚き上げをしてから、供養するお寺もあります。

浄土真宗の場合

浄土真宗系の宗派では、亡くなった人は直ぐに仏として成仏されるという考え方から、位牌に魂が宿るということはなく、位牌は作らないそうです。

 

そのため故人の戒名を連ねた過去帳、または法名軸という戒名と没年数の書かれた20cmほどの掛け軸を仏壇の中にかけてお祀りします。

 

自主的に位牌を作ったときは、浄土真宗のお寺ではお焚き上げはしないため、専門の業者に頼むといいでしょう。

位牌の処分先

寺でお焚き上げまでお願いできる場合もありますが、最近では、環境への配慮からお焚き上げを引き受けていないところもあります。寺でお焚き上げができない場合には、仏具店や供養業者、遺品整理業者に依頼するようにしましょう。

寺にお焚き上げを依頼する場合には、閉眼供養のときと同じようにお布施を渡す必要があります。業者の場合は、見積書を頼んで料金を確認しましょう。

位牌の処分にかかる費用相場

付き合いのある寺または菩提寺があれば、位牌の処分をお願いできます。遠方ならば、近くのお寺に相談します。

 

処分費用の相場はだいたい1万円から3万円くらいです。余裕があれば5万円でも良いでしょう。

 

位牌の処分を請け負う業者の場合は、郵送で受け付けるところもあります。頼む前に料金の見積もりをしておきましょう。他には葬儀社、仏壇仏具店、遺品整理業者なども扱っており、相場は数千円から1万円です。

正しい方法で位牌を処分しよう

作り変え、弔い上げの時期がきた、継承者がいないといった理由で、位牌の処分が必要になることもあります。
 
故人の魂が宿ると言われる位牌は簡単に処分することはできません。この記事で紹介した内容を参考に、正しい手順で処分するようにしましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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