
【大阪の終活】永代供養墓の登場で「墓友(はかとも)」急増!血筋にこだわらないお墓とは

大阪の終活では、永代供養墓と言う選択肢が出来たことで、家族以外の気の合った友人・知人と入る「墓友(はかとも)」が増えました。
血のつながった家族に代わり、墓地管理者が永代に渡って管理・供養をしてくれるため、大阪の終活現場で永代供養墓は、おひとりさま終活を進める方や、継承者のいない人々に多く選ばれます。
個人墓や合葬墓など、大阪では個人でも永代供養墓に入ることはできますが、どうせなら気の合う誰かとお墓に入りたい、とする方も多いですよね。
今回は、大阪の終活で注目される永代供養墓の「墓友(はかとも)」について、墓友(はかとも)のパターンやお墓の建て方、注意点までお伝えします。
【大阪の終活】永代供養墓の登場で「墓友(はかとも)」急増!血筋にこだわらないお墓とは

墓友(はかとも)が注目される理由とは

大阪の終活現場では、永代供養墓の登場により墓友(はかとも)の選択肢が急増しています。墓友(はかとも)とは、共にお墓に入る血の繋がらない友人や知人、仲間を差します。
この背景には、未婚や死別、離婚による「おひとりさま終活」が増えていること、核家族により人々の価値観が、「家族→個人」への変遷があるでしょう。
そもそも大阪の終活で永代供養墓のニーズが急増している背景には、「継承者がいない」と言う問題だけではなく、例え継承者がいても「子や孫にお墓継承の負担を掛けたくない」とする方も多いです。
(1)おひとりさま終活の急増
→永代供養墓を生前契約をすることで、継承者がいなくとも安心してお墓に入ることはできますが、墓友(はかとも)を作り共に入ることで、お互いに生前は助け合い、お互いに亡き後には供養をし合える仲間ができます。
(2)家族墓より、気の合う友人知人と入りたい
→大阪の終活で永代供養墓を選ぶ人々のなかには、「自分が入る予定の家墓(先祖代々墓)には入りたくない!」と言う方も多いです。
※苦労してきた姑と同じお墓に入りたくない、など理由はさまざまですが、このようなケースでは、昔からの気の合う幼馴染みなどと入る選択も見受けるようになりました。
(3)孤独な老後や孤独死を避けるため
→大阪では終活で知り合った仲間で永代供養墓を生前契約するケースが多いです。この場合、生前から定期的に集まってより深い関係性を築いたり、お互いの終活(死)について話し合う機会できます。
もともとは認定NPOエンディングセンターにより「墓友(はかとも)」として始まり、商標登録もされている形です。
認定NPOエンディングセンターでは、お墓に一緒に入る人を探して墓友(はかとも)を作る流れもありましたが、現在では幼馴染みの友人同士や、老人ホームに住む仲間同士など、「墓友(はかとも)」の定義はさまざまに広がっています。
特に大阪では終活セミナーなどを通じて永代供養墓を共同で契約するケースを、多く見受けるようになりました。終活セミナーの他、家墓を墓じまいする「墓じまいセミナー」などを通じても、墓友(はかとも)の輪ができています。
墓友(はかとも)を作る時の注意点

このように、大阪の終活現場では永代供養墓や墓じまいセミナー、終活セミナーなどを通じて知り合った人同士が墓友(はかとも)になるケースが多いです。
この他、認定NPOエンディングセンターのように、もともとお互いに墓友(はかとも)を探す目的をもって入るサークルなどもあります。
(1) 希望の永代供養墓が同じかどうか
→ 大阪の終活では、希望の永代供養墓が墓友(はかとも)同士で同じタイプでなければなりません。永代供養墓とひと口に言っても、その形態はさまざまです。
※ 合葬墓タイプの永代供養墓に入り、亡き後はお互いに供養したい方もいますし、墓友(はかとも)だけで入る(個人墓タイプの)永代供養墓をイメージする人もいます。
(2) 墓友(はかとも)として、生前の距離感
→ 昔からの幼馴染みなどではなく、墓友(はかとも)として新しく関係性を築く場合、お互いに希望する「距離感」が同程度でなければ、お互いに疲れてしまいがちです。
※ 定期的に会いって老後の孤独を癒したい方もいれば、亡き後の供養をしてくれる仲間を求めている方もいます。その目的をチェックすると良いでしょう。
大阪の終活では、ひとつの永代供養墓に入る人々でサークルを作り、定期的にイベントを設けるグループも見受けますが、もともと人付き合いが苦手で「断ることが億劫」と言う方もいます。
大阪の終活で永代供養墓に共に入る墓友(はかとも)は、お互いに供養をして、お互いの老後を気遣う仲になりますので、(1)希望の葬送・供養の価値観、(2)生前に求める距離感、について、お互いに話し合ってから決めると良いでしょう。
大阪の終活で墓友の永代供養墓を建てる注意点

墓友(はかとも)同士で、大阪の終活を通して永代供養墓を建てる場合にも、金銭面や家族など、後々のトラブルを避けるポイントがいくつかあります。
まず墓友(はかとも)同士は、共に高齢であること、後々超高齢者になることを想定したお墓選びをしなければなりません。
(1) 永代供養墓を建てること
→ 基本的なことですが、大阪の終活において永代供養墓がなければ墓友(はかとも)も成り立ちません。墓友(はかとも)はもちろんお互いに継承できませんので、墓地管理者に永代に渡り供養をしてもらいましょう。
(2) お互いに交通の便が良い場所を選ぶ
→ 今は良くても、お互いに同じタイミングで高齢者になります。どちらかが亡くなれば片方が供養をしますが、その時には足腰も弱っている可能性もあるでしょう。お互いに供養のしやすい霊園や場所のお墓を選んでおくと安心です。
(3) 家族に墓友(はかとも)の存在を伝えておく
→ 大阪では終活現場で永代供養墓や墓友(はかとも)は、広く知られる存在になりましたが、一般的には家墓に代々入る意識がまだまだ強いです。亡き後のトラブルを避けるためにも、予め家族に自分の希望を示し、理解を得ておくと良いでしょう。
(4) 金銭面は均等に折半がベスト
→ 昔からの幼馴染みなど、関係性が深い旧知の仲であれば、それぞれの関係性もありますが、大阪で終活や永代供養墓の生前契約などを通じて出会った仲であれば、金銭面はシビアに、折半することでトラブルは軽減されます。
(5) 一般的なお墓を建てる場合は、継承者を明確にする
→ ごくたまにですが、もともとあった家墓をリフォームして、血の繋がらない知人友人を入れる…、などの墓友(はかとも)も見受けます。
※ このような場合は片方ばかりに負担が偏らないよう、リフォーム代を折半することはもちろん、継承者まで確認をして明確にするとともに、必要があれば永代供養サービスを付けましょう。
大阪で終活を通して永代供養墓を墓友(はかとも)と建てるのであれば、建墓の流れこそ、トラブルになる火種が数多くあります。そのためお互いに丁寧に話し合い、それぞれが納得しながら、ひとつひとつをクリアしていきたいところです。
(5)のようなパターンは、おひとりさまの友人や親戚を、自分達の家墓に迎えるパターンなどがありますが、賛否両論ですので親族や家族までしっかりと理解を得て進めてください。
またリフォーム時には「○○家の墓」などの名称を消し、「やすらぎ」「愛」などの抽象的な彫刻を掘るケースが多いです。(詳しくは別記事「大阪でお墓に彫刻する文字にタブーはある?やすらぎなど抽象的な言葉や宗旨宗派で違う彫刻」をご参照ください。
いかがでしたでしょうか、今回は大阪の終活で永代供養墓の登場により注目されている「墓友(はかとも)」についてお伝えしました。
おひとりさま終活など、もともとお墓がなく継承者もいないケースの他、今では継承者はいるものの「子や孫の代までお墓継承の負担を掛けたくない」として、自分の代で墓じまいをして、墓友(はかとも)と大阪で終活を展開し、永代供養墓を建てるケースもあります。
100万円~300万円ほどの一般的お墓に永代供養サービスを付ける墓友(はかとも)もありますが、最近では50万円~のコンパクトなお墓などを利用する墓友(はかとも)も増えました。
人数が増えればそれだけ予算も掛けられますし、2人など少人数であれば夫婦墓に近い選択肢が多いでしょう。(二人用のコンパクトなお墓など)
この他、墓じまいや終活については下記、別記事に詳しいのでご参照ください。
・【大阪おひとりさま終活】死後を託す人がいない場合の納骨方法
・【大阪おひとりさま終活】独身女性に選ばれる4タイプのお墓
・【大阪で終活】墓じまい後、自分の遺骨はどうする?散骨や自然葬、お墓のない3つの葬送
・【大阪で終活】墓じまい後のご遺骨の行く先はどうする?故人との繋がりで選ぶ3つの選択肢
まとめ
墓友とは。メリットと注意点
●墓友と入るメリット
・老後に助け合う仲間ができる
・亡き後に供養しあう
・お墓に入る人を自由に選ぶ
・孤独な老後や孤独死の不安を軽減する
●墓友を探す時の注意点
・希望の永代供養墓イメージを確認する
・生前、お互いが希望する距離感を確認する
●墓友と永代供養墓を建てる注意点
・継承者の必要ない永代供養墓
・交通の便が良い場所を選ぶ
・家族に墓友の存在を伝えておく
・金銭面は均等に折半がベスト
・一般的なお墓なら、継承者を明確にする
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