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納骨堂には種類があるの?予算・納骨後の供養方法・人数で選ぶ5つの種類|永代供養ナビ

納骨堂には種類があるの?予算・納骨後の供養方法・人数で選ぶ5つの種類|永代供養ナビ

墓じまい終活が進み、継承者が必要ない「お墓のない葬送」ニーズが高まるなか、納骨堂はどの種類も、遺骨が残る選択として人気があります。
 
けれども納骨堂のなかでも種類はさまざまで、それぞれ目的納骨後の供養が異なる点が特徴です。
 
・納骨堂の種類が分かる
・納骨堂の種類で違う費用目安が分かる
・納骨堂の種類で違う特徴が分かる
・納骨堂の種類で違う注意点が分かる
・納骨堂の選び方が分かる

 
そこで今回は、納骨堂を検討する人々へ、種類によって違う特徴費用相場を、それぞれ詳しく解説します。
 

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納骨堂の代表的な5つの種類

納骨堂の代表的な5つの種類

●納骨堂には、大まかに5つの種類があります
 
以前の納骨堂は、お墓を建てるまでの一時期的な遺骨の安置場所であったり、建墓費用が充分にない家で利用するイメージがありましたが、現代ではお墓と並ぶひとつの葬送です。
 
そのため約10万円/1柱~約100万円/1柱と、納骨堂の種類によって費用幅は広いのですが、これは施設が提供する葬送サービスの充実度に比例する傾向があるでしょう。
 

<納骨堂の代表的な5つの種類>
(1)ロッカー型納骨堂 … 約20万円/1柱~
(2)仏壇型納骨堂 … 約30万円~100万円/1柱~
(3)可動型納骨堂 … 約50万円~100万円/1柱~
(4)墓石型(堂内墓所)納骨堂 … 約100万円/1柱~
(5)位牌型納骨堂 … 約10万円/1柱~

 
昔ながらの納骨堂の種類では、ロッカー型納骨堂位牌型納骨堂が一般的です。
大人数での参拝や、遺骨を前にした個別法要なども難しい施設が多いでしょう。
(施設により違いがあるため、比較検討時に確認をしてください。)
 

※納骨堂の種類以外で選ぶ、お墓のない葬送については下記をご参照ください。
継承者のいない永代供養でも個別に安置できる?終活でできる5つの選択肢|永代供養ナビ

 

 

(1)ロッカー型納骨堂

(1)ロッカー型納骨堂

●ロッカーのような個別スペースに遺骨が収蔵されます
納骨堂のなかでも費用相場は安く、約20万円/1柱ほど~が平均的です。
 

<ロッカー型納骨堂の種類で多い特徴>
ロッカースペースを前に手を合わせる
・供花(生花)や供物(食べ物)を供えない
・お線香を供えない
一時期的な安置場所として利用されやすい
 
●民間のロッカー型納骨堂
・定期的な合同供養
・合同の供花台がある(屋外が多い)
・合同の焼香台がある(屋外が多い)

 
シンプルなので、公営納骨堂などのなかには約10万円/1柱ほどの施設もありますが、施設の充実度や葬送サービスなどは、料金に比例しているかもしれません。
 
ロッカー型納骨堂は昔からある種類と言うこともあり、お墓を建てるまでなど、一時期的な遺骨の安置場所として利用する人も多いです。
 

ロッカー型納骨堂について、詳しくは下記をご参照ください。
ロッカー式納骨堂での永代供養の特徴と価格相場|メリット・デメリットと選び方

 

(2)仏壇型納骨堂

(2)仏壇型納骨堂

●個別のスペースに仏壇を設置し、仏壇を前に手を合わせます
費用目安は約30万円~100万円/1柱ほど~が平均的です。
 
昔から供養対象として馴染み深い仏壇をベースにしていることや、仏壇とともに位牌が置けること、先祖代々の仏壇としても利用できるため、納骨堂の種類のなかでもニーズが高い傾向にあります。
 

<仏壇型納骨堂の種類で多い特徴>
・仏壇スペースを前に手を合わせる
・家族代々で使用できる
・お供えができる
・位牌がおける
 
●仏壇型納骨堂の注意点
・宗派によって利用できない

 
お墓のない葬送のなかでも仏壇型納骨堂の種類は、仏壇なので見栄えも良く馴染み深く、供養がしやすい点が何よりのメリットですが、一般的に仏壇は、仏教の宗派によって配置やご本尊が違います
 
そのため特定の仏教宗派に信心している人は、まず菩提寺のご住職などに相談をしてから決めると良いでしょう。
 

 

(3)可動型納骨堂

(3)可動型納骨堂

●家族の参拝時、個別の参拝スペースに収蔵された遺骨が搬送されます
費用目安は約50万円~100万円/1柱ほどが平均的です。
 
可動型納骨堂の種類は、機械で制御されている点が特徴的で、他の納骨堂とは違い家族が参拝をする際、個別の参拝スペースへ案内され、そこへ遺骨が機械で搬送されます。
 
ビル型納骨堂
自動搬送式納骨堂
 
…など、可動型納骨堂の種類はさまざまな呼び方がありますが、いずれも機械で制御されている点が特徴的です。
 

<可動型納骨堂の種類に多い特徴>
個別の参拝スペースに案内される
専用のマスターカードが配布される
電子線香を利用する施設が多い
・お参り後はお供えなどを全て持ち帰る
・参拝客が多い時は、順番待ちがある
個別の法要スペースが用意された施設も多い

 
また可動型納骨堂に限らず屋内施設なので、持ち帰りさえすれば参拝時にお供えも可能な施設はありますが、次の参拝客のためにも、匂いの強いお供え物や供花は避けます。
(規約で禁止してる施設もあるでしょう。)
 
さらに生花である供花は、屋外に共同の供花台を設けている施設も少なくありません。
 

可動型納骨堂の種類について、詳しくは下記をご参照ください。
ビル型の自動搬送式納骨堂を利用するメリット|永代供養についても紹介

 

(4)墓石型(堂内墓所)納骨堂

●墓石型納骨堂の種類では、屋内ながらお墓(墓石)の形をした墓所で供養できます
費用目安は約100万円/1柱ほど~です。
 
墓石型納骨堂の種類は、墓石に向かって手を合わせる屋内施設で、「堂内墓所」「屋内墓所」「お墓型納骨堂」などとも言われます。
 
屋内にスリムなお墓が並ぶタイプ
機械制御により、お墓を前に供養できるタイプ
 
また同じ墓石型納骨堂の種類でも、下記のような2つのタイプに分かれるでしょう。
前項でお伝えした可動型納骨堂の仕組みを利用し、個別スペースにお墓型の参拝スペースが設けられたタイプもあります。
 

<墓石型納骨堂の種類に多い特徴>
●家族墓として利用する人が多い
・収蔵できる柱数が多い
個別の参拝スペースがある
・(持ち帰るが)供花や供物を供えられる
個別の法要ができる施設が多い
個別の法要スペースを備えた施設もある

 
屋内に墓石が建つ納骨堂では墓前で、可動型納骨堂の種類であれば広い個別の参拝スペースで、個別に参拝ができるうえ、事前に施設に予約を取れば読経供養ができる規約も多いです。
 
墓所」と名付けているだけに、契約でも1柱ごとの料金形態ではなく、「6柱まで」などの料金形態が多い点も特徴的ではないでしょうか。
 

墓石型納骨堂の種類について、詳しくは下記をご参照ください。
大阪で室内墓所(お墓型納骨堂)のメリットとデメリット☆注目されている3つの理由とは

 

 

(5)位牌型納骨堂

●参拝スペースに位牌が並ぶ納骨堂の種類です
費用目安は最も安い、約10万円/1柱~が多いでしょう。
 
昔ながらの寺院墓地の本堂で受け付けていることが多い納骨堂の種類で、遺骨の収蔵場所と位牌の置き場所が違う寺院も多く見受けます。
 
位牌が並び、遺骨の収蔵スペースは別にある
個別スペースに位牌と遺骨が祀られている
 
以上、2つの種類が多いです。
充分な建墓費用のない檀家に対して、菩提寺が受け皿として遺骨を預かっている場合もあり、その場合には約3万円/1柱などの料金もあるでしょう。
 

位牌型納骨堂の種類については、下記記事にも詳しいです。
【大阪の永代供養】位牌型納骨堂のメリット・デメリット。どんな人が向いているかを解説

 

納骨堂の種類を選ぶポイント

納骨堂の種類を選ぶポイント

●納骨堂の種類を選ぶために、納骨後の供養への希望と、優先順位を整理します
 
このようにお墓と同じ葬送のひとつとして認識されるようになった納骨堂は、種類によって目的も葬送サービスもさまざまです。
 
納骨堂では合祀墓や自然葬など、他の遺骨のない葬送の選択肢とは違い、後悔をすれば遺骨を取り出して別の方法を選ぶことができますが、費用も掛かることなので、下記の点を家族親族で整理して決めると良いでしょう。
 

・納骨後は個別の法要を行うか
・定期的な家族での参拝をするか
・納骨堂に個別安置される期間

 
納骨後も家族など大人数で参拝を行ったり、個別法要の可能性があるならば、個別の参拝スペースが利用できる、可動型納骨堂や墓石型納骨堂の種類が快適です。
 
一方で一度納骨をしたら、後は気が向いた時に家族がそれぞれに参拝するのであれば、大きな参拝スペースを必要としないので、遺骨前で手を合わせるロッカー型や位牌型、仏壇型納骨堂などの種類でも、費用とのバランスが取れて良いでしょう。
 
●また納骨堂のほとんどは永代供養が付いています。
この場合、一定期間は個別に遺骨を安置しますが、規約の一定期間内に契約更新をしない限り、遺骨は合祀墓に合祀埋葬されるでしょう。
 

納骨堂に付けられる永代供養については、下記をご参照ください。
お墓購入の項目「永代使用料」ってなに?永代供養料や管理費とは違うの?|永代供養ナビ

 

 

最後に

以上が納骨堂の種類とそれぞれの特徴ですが、この他にも自然葬屋外の集合墓など、個別墓を持たない葬送のなかでも、納骨堂自体は下記のような特徴があります。
 
・都心部のアクセスしやすい場所にある
雨天でも参拝しやすい
個別に遺骨が安置される(改葬ができる)
 
この他、納骨堂の種類と同じく近年ニーズが高い葬送は、ガーデニング型樹木葬です。
樹木葬」の名前は付いていますが、永代供養が付いた、ごくシンプルなワンプレート型の墓標の下で、遺骨が個別に収蔵される仕組みの霊園が多くあります。
 
一定期間は個別に遺骨を収蔵したい人は、こちらとも比較検討すると良いでしょう。
 

ガーデニング型樹木葬については、下記をご参照ください。
【自然葬の種類】自然葬の種類と特徴。個別の墓標を残す自然葬もあるの?|永代供養ナビ

 
まとめ

納骨堂5つの種類と特徴、費用相場
(1)ロッカー型納骨堂(約20万円/1柱~)
・ロッカースペースを前に手を合わせる
・一時期的な安置場所として利用されやすい
 
(2)仏壇型納骨堂(約30万円~100万円/1柱~)
・仏壇スペースを前に手を合わせる
・家族代々で使用できる
・位牌がおける
・宗派によって利用できない
 
(3)可動型納骨堂(約50万円~100万円/1柱~)
・個別の参拝スペースに案内される
・参拝客が多い時は、順番待ちがある
・個別の法要スペースが用意された施設も多い
 
(4)墓石型(堂内墓所)納骨堂(約100万円/1柱~)
・家族墓として利用(収蔵できる柱数が多い)
・個別の参拝スペースがある
・個別の法要ができる施設が多い
 
(5)位牌型納骨堂(約10万円/1柱~)
・位牌が並び、遺骨の収蔵スペースは別にある
・個別スペースに位牌と遺骨が祀られている

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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