墓主としては維持管理費やメンテナンス・法要など負担の多いお墓ですが、本来お墓は亡き魂以上に、生きている人々の心の拠り所でもあります。
 
生きていた時代が重なることのない、御縁の少ないご先祖様であれば、大阪の終活をきっかけに墓じまいをして、そのまま他のご遺骨と一緒に合祀墓に合祀供養をしても、それほど後々後悔する心配はないかもしれません。
 
けれども、だからと言ってご自身の遺骨も「お墓はいらないから海に撒いて」と言われて、二つ返事で「はいはい」とは行かない家族が多いのも事実です。
 
そのため大阪の終活では、墓じまい後の自身のご遺骨に関して、ご家族と相談をしながら慎重に進めると良いでしょう。
 
ただ昨今では「自然に還りたい」「好きだった海に遺骨を撒きたい」などの希望もありますよね。
 

最後の(3)永代供養付きの個人墓を選ぶと、お墓の形は残る方法として改葬（お墓の引っ越しなど）を行う選択肢ですが、継承負担は少なくなります。一人で入る個人墓の他、夫婦墓などでも同じです。
 
子や孫への負担を心配して、大阪の終活で墓じまいを希望する場合、「より負担の少ないお墓の形」へ改葬する解決策と言えるでしょう。
 

大阪の終活では墓じまい後「お墓のない葬送」などとも言いますが、海洋葬などの遺骨が残らない「散骨」があります。
 
散骨の注意点は、一度散骨してしまうと墓標が残らないことです。ただ施設によってさまざまですが、遺骨は残らないものの記念プレート作成のサービスや、記念碑に氏名を彫刻するサービスなどを見受けます。
 
大阪の終活で墓じまい後の選択として人気の散骨は、近年は種類も増えました。
 

大まかな費用目安までお伝えしましたが、特に後半の宇宙葬やバルーン葬、空中散骨などはプランによって価格幅が広いので、ご注意ください。
 
大阪の終活では墓じまい後「お墓のない葬送」として人気がありますが、前述したように散骨をしてしまうと、後々遺骨が残らないので、家族で話し合いのうえ生前契約をする方が、亡き後に揉めずに済みます。
 
話がまとまらないようでしたら、分骨なども検討すると良いでしょう。
 

大阪の終活で墓じまい後、最も人気が高い葬送方法が自然葬です。ただ「自然葬」とひと口に言っても、その内容はさまざまです。
 
まずは最初から他の遺骨と一緒に合祀供養される自然葬を選ぶか、一定期間は個別に埋葬される植樹タイプなどの樹木葬を選ぶのか…、家族の意向まで話し合って決めてみてはいかがでしょうか。
 

…などがあります。自然葬は遺骨が土に還るよう埋葬させる葬送ですから、こちらも一度埋葬すると、後々改葬（お墓の引っ越し）のために個別の遺骨を取り出すことは不可能なプランが多いです。
 
ただ、なかには一定期間個別に埋葬される公園型の自然葬も増え、その間は契約を見直したり、遺骨を取り出すことができる墓地もあります。
 

一定期間が過ぎて契約更新などもない場合、施設内の合祀墓などに埋葬され、他の遺骨とともに合同供養による永代供養をする施設が多いでしょう。
 

最後に大阪の終活で墓じまい後の選択肢として、手元供養があります。特に夫婦で終活を行う方々に多い選択ですが、こちらもご家族で相談をして決めると良いでしょう。
 
手元供養は粉骨に3万円～5万円ほど、お仏壇の価格幅はさまざまですが、ステージと仏具、小さな骨壺まで含めて10万円前後から揃えることができます。
 

家に残された遺骨の処理まで、決断を家族に任せてしまうのは酷でもあるでしょう。夫婦の遺骨の行方を決め、生前契約を進めることで、残された家族の精神的負担も少なくなります。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は大阪で人気の終活により墓じまいをした後、「自分達の遺骨はどうするか…」、いくつかの選択肢をお伝えしました。
 
夫婦で進める大阪の終活では、墓じまい後に手元供養を選ぶとともに、夫婦で入る永代供養付きの納骨堂や集合墓、夫婦墓などの生前契約を並行して行うケースも多くあります。
 
この場合は先に亡くなった妻や夫が先に埋葬（収蔵）され、後に亡くなった妻や夫が後から埋葬（収蔵）される流れです。
 
永代供養付きですので、一定期間個別に埋葬（収蔵）された後、夫婦共々施設内の合祀墓に埋葬され合祀供養される流れが多いです。
 
ただ本文でお伝えしたように「一定期間」の年数は施設により幅は広く、残された家族の契約更新や改葬（お墓の引っ越し）の選択肢もあるでしょう。
 

まとめ

墓じまい後、自分達の遺骨はどうする？
●家族が納得できる葬送を選ぶ
・永代供養
・分骨
・永代供養付きの個人墓
 
●散骨
・海洋散骨
・山里散骨
・宇宙葬
・バルーン葬
・空中散骨
 
●自然葬
・シンボルツリー型
・個別埋葬型（植樹型/公園型）
・山林散骨
 
●手元供養