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大阪で建てるお墓、誰が・何人まではいれるの?お墓に入れない時、5つの対処法を紹介

大阪で建てるお墓、誰が・何人まではいれるの?お墓に入れない時、5つの対処法を紹介

大阪の一般的なお墓は、誰が何人まで入れるのでしょうか。
先祖代々墓のご遺骨を納骨するスペースであるカロートは、一般的に約8柱~10柱の骨壺が入るものが多いです。
 
もちろんご遺骨がいっぱいになった時には、古いご遺骨をまとめる・土に還すなどの対処法もありますが、先祖代々の古い大阪のお墓であれば、誰が何人まで入るのか(自分は入るのか?)は気になるでしょう。
 
今回は、先祖代々伝わる大阪のお墓には、誰が・何人まで入るのか、そしてお墓に入れない時の対処法まで、詳しくお伝えします。
 

大阪で建てるお墓、誰が・何人まではいれるの?お墓に入れない時、5つの対処法を紹介

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大阪の一般的なお墓は何人まで入る?

大阪の一般的なお墓は何人まで入る?

大阪の一般的なお墓には、何人まで入るのでしょうか。
冒頭で大阪の一般的なお墓には、約8柱~10柱ほどの骨壺が入るとお伝えしましたが、これは骨壺を納めるカロートの広さの問題です。
 

<大阪のお墓は何人まで?カロート>
 
●反対に言えば、カロートさえ広いならば、大阪のお墓では何人でもご遺骨を納めることができるとも言えるでしょう。
 
→そのため実際に、カロートがいっぱいになった時の対処法として、お墓のカロート部分を拡張するリフォームも多いです。

 
また「骨壺」が収まるスペースをお伝えしているので、例えば骨袋粉骨した状態など、骨壺以外の状態で納められた場合には、さらに多くのご遺骨が納骨できます。
 

法的な人数制限はない

大阪の一般的なお墓に「何人まで入るのか?」については、前述したようにあくまでもカロートのスペースによるもので、法的な人数制限はないので安心してOKです。
 
お墓の法律は「墓地埋葬法」となり、墓地埋葬法ではご遺骨を埋葬する場所については決められていますが、人数制限はありません
 
ただ近年、一定年数のみご遺骨が個別に安置され、年数を過ぎると合祀墓などに合祀埋葬される「永代供養」が付いた納骨堂や集合墓では、1スペースごと/1柱ごとの契約も多いです。
 

<人数制限がある場合>
・集合墓
・納骨堂
・永代供養墓

 
1スペースごとでは「2柱まで/家族3柱まで」などの規約がある施設が多く、安置する柱数で契約していることから、必然的に人数制限が起きてきます。
 
ちなみに集合墓は屋外に設置された納骨堂のように、マンションのように上下左右にご遺骨の収蔵スペースが並ぶスタイルです。
 

大阪の一般的なお墓には何人まで入る?

では大阪の一般的なお墓には何人まで入るのでしょうか。
 
冒頭でお伝えしたように、約6柱〜8柱ほどとされ、納骨スペースが広い大阪のお墓では、約10柱以上の納骨も可能でしょう。
 
ただしこの約6柱~8柱は骨壺ベースです。
そのため骨壺から出して骨袋のみでの納骨など、違う形になれば、それだけ多くの人を埋葬することも可能でしょう。
 

骨壷のスペースは空く?

ただし以前はお墓のカロート部分は一段でしたが、最近では、お墓のカロート(納骨室)が二段に分かれているものも登場しました。
一段であれば約6柱~8柱が納骨できますが、二段になればその倍です。
 
近年の大阪では先祖代々墓でご遺骨の納骨スペースを広げるために、二段へのリフォームを検討する家も増えています。
 

大阪では誰が、先祖代々墓に入れるの?

大阪では誰が、先祖代々墓に入れるの?

また大阪の先祖代々墓に多い相談が、「誰が入れるの?」と言うものです。
 
ただ法的には「親族以外が一緒に入ってはいけない」などの法律はありません
これは霊園などで大勢の人々が合祀埋葬される、合祀墓や供養塔を見ても分かるでしょう。
 

<誰が先祖代々墓に入れるの?>
(1)菩提寺による見解
(2)慣習による見解
(3)霊園の規定
(4)墓主の判断
(5)法的には決まり事はない

 
…大阪のお墓で入る人の関係性に言及するものは、上記5点ですが、主に注意すべきは慣習による見解墓主の判断ではないでしょうか。
 
菩提寺は先祖代々墓が建つ寺院墓地を管理する寺院で、基本的に寺院墓地に先祖代々墓が建っているならば、何でも菩提寺のご住職にご相談することになるでしょう。
 
霊園の規定では「第三親等まで」などと記されている施設もあるので、契約時に確認をしておくと安心です。
 

慣習による見解

慣習では先祖代々墓は長男が代々継承し、長男家族が埋葬されてきました。
 
・長男/長男家族…先祖代々墓を継承し埋葬される
・次男以降/次男以降の家族…独立し新しくお墓を建てる
・娘…嫁いだ家のお墓に入る
 
以上が大阪で慣習からみた先祖代々墓に入れる人です。
ただし生涯独身の次男や娘も増えてきましたよね。
近年では生涯独身の次男以降の兄弟や娘も先祖代々墓に入る事例が多いです。
 
また生涯独身の場合、永代供養付きの納骨堂などを生前契約すれば解決に繋がります。
 

墓主の判断

前述した「お墓に入れる人」はあくまでも古くからの慣習です。
法的には赤の他人でも、一緒のお墓に入ることは裁かれる事柄ではありません。
 
ただしお墓は代々継承されるものですので、墓主がいます。
そのため「墓主の許可があるならば」の前提です。
 
反対に言えば墓主が良しと判断する限り、そのお墓には誰でも入ることができます。
(ただし、墓地の規定により入れない事例はあるでしょう。)
 

カロートに空きスペースがない場合

カロートに空きスペースがない場合

このようなことから大阪の一般的なお墓は、誰でも何人まででも入れると言えますが、永代に渡り続く先祖代々墓ですので、いずれご遺骨を納骨するスペースであるカロートは、骨壺でいっぱいになります。
 
カロートの空きスペース問題で、新しいご遺骨を納骨できない場合には、どのような対処をすればいいのでしょうか。
 

<空きスペースがない時の対処法>
(1)土に還す
(2)合祀墓や納骨堂
(3)お墓のリフォーム
(4)粉骨
(5)お墓の建て替え

 
合祀墓や納骨堂に古いご遺骨を移す方法では、樹木葬などの選択肢もあるでしょう。
 
お墓のリフォームや建て替えは、それぞれ予算があれば後々までとても便利な方法ですが、お墓事は何かとお金が掛かります
 
粉骨などの方法でスペースを広げながら、将来に向けて根本的な解決策を親族間で相談する流れが良いかもしれません。
 

(1)土に還す

大阪のお墓では何人でも入れるよう、カロートの底を土に面した状態で建て、古いご遺骨から土に還すものも多いです。
 
また最初から骨壺から出して合祀埋葬をしたり、土に還る骨袋やサラシにご遺骨を巻いて埋葬するお墓も見受けます。
 
サラシは時間をかけて、微生物に分解されやがて土に還ります。
ご遺骨も分解されて土に還るため、ご遺骨でいっぱいになることがほとんどありません。
 
また遺骨が早く土に還るように粉骨や骨を砕く場合もあります。
その際には、親族にも確認を取ってから実行するのが良いでしょう。
 

(2)合祀墓や納骨堂

古い遺骨を合祀墓や納骨堂にまとめる選択も多いです。
ただし合祀墓を利用すると一度埋葬すると、個別に取り出すことはできません。
 
そのため決定権がある墓主であっても、後々悔恨を残さぬよう、合祀墓を利用する場合は家族とよく話あって決めるのが良いでしょう。
 
ただし今の家族とは遠い、何代も昔の古いご遺骨である場合、親族一致で合祀墓を利用する家が多いです。
 

 

(3)お墓のリフォーム

お墓をリフォームして納骨スペースを増設する方法です。
前述したご遺骨を納骨するカロートを一段から二段にする方法も、お墓のリフォームに当たります。
 
ただしお墓をリフォームするため、お墓のリフォーム費用まで考慮して決定しなくてはなりません。
 
●お墓のリフォームの費用目安…約10万円以上
 
ただしお墓の建て直しや新しくお墓を建てる選択よりも、費用が安く抑まります。
お墓を一基建てるのに平均的には約165万円ほど~、一般的には200万円~300万円が相場ですので、予算を比較検討しながら選択すると良いでしょう。
 

(4)粉骨

ご遺骨を骨壺から取り出して粉骨し骨壷を小さくすることで、カロートのスペースを増やす方法です。
 
小さな骨壺にして柱数を増やす方法でも良いですし、古いご遺骨を粉骨してひとつの骨壺にまとめ、新しいご遺骨は大きな骨壺のまま納骨する方法も良いでしょう。
 
近年では最初から粉骨して埋葬し、自然と土に還る葬送方法も見受けます。
このような事情と手元供養が増えたことから、粉骨業者も増えました。
 
ご遺骨サポートこころ
清和電気産業株式会社
愛の手
 
一般的な業者での費用は約2万円~3万円ですが、先祖代々墓に納骨されたご遺骨を取り出して粉骨するためには、石材業者へカロートの開閉を依頼した方が良いでしょう。
 
カロート開閉には約3万円~5万円/一回ほど、ご遺骨の取り出しとして1柱ごとの料金体系の場合もあるので、霊園を通じて石材業者に確認、見積を取ってみてください。
 

(5)お墓の建て替え

お墓の建て替えでは、全く新しくお墓を建てる家も見受けます。
それは現代の大阪でお墓を建て返るのも、新しくお墓を建てるのも、費用は同じくらい掛かるためです。
 

<建墓や建て替えの費用相場>
・お墓の建て替え…約200万円~300万円
・建墓…約200万円~300万円

 
2021年に実施された「【第12回】お墓の消費者全国実態調査(2021年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向」によると、一般墓の平均購入価格が約169万円でした。
 
そのため今の先祖代々墓よりも大きく立派なお墓に建て替えをするよりも、新しくコンパクトなお墓を建ててしまった方が予算的には楽、…との考え方もあるでしょう。
 
ただし新しくお墓を建てる場合には、お墓が二基になることを考慮しなければなりません。
 
墓主はお墓が二基になり、管理維持費も二倍になりますし、お墓掃除など労力的にも負担が大きくなります。
 

最後に

今回は大阪で一般的なお墓に何人まで入れるのか、また誰が入れるのかについて解説しました。
 
誰が入れるのか」については、法的には何も縛りはありませんが、霊園では「三親等まで」などの縛りがある施設もありますので、規約を改めて確認したり、施設管理者やご住職への確認は必要でしょう。
 
けれども決定権はお墓の名義人である墓主にありますから、基本的には墓主が許可をするならば、誰でもそのお墓に入ることができます。
 
そのため、例えば夫婦それぞれの両親がひとつのお墓に入る選択もあり、この場合には「○○家の墓」の「○○家」を削り、「愛」などの抽象的な言葉に掘りかえる対処法が増えました。
 
またこれをきっかけに、和墓から洋墓へお墓の建て替えやリフォームを行う事例も多く見受けます。
 

 

まとめ

お墓には何人まで、誰が入れる?
●カロートさえ広ければ何人でも入れる
・法定な決まり事はない
・一般墓では6柱~8柱が目安
・永代供養では1柱ごとの契約もある
 
●誰が入れる?
・法的な決まり事はない
・霊園の規約を確認
(第三親等まで、の規定も見受ける)
・墓主が許可すれば入れる
・慣習としては長男とその家族
 
●カロートがいっぱいの時の対処法
・土に還す
・合祀墓や納骨堂
・お墓のリフォーム
・粉骨
・お墓の建て替え

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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