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永代供養ナビTOP永代供養コラム【不動産の相続】相続した実家が売れない!買い手がつくための5つの対策とは

【不動産の相続】相続した実家が売れない!買い手がつくための5つの対策とは

【不動産の相続】相続した実家が売れない!買い手がつくための5つの対策とは

相続した実家がなかなか売れない場合、3ヶ月~6ヶ月ごとに何らかの対策を取り、変化を付けることで、買い手が付きやすくなります。
 
築年数の古い相続した実家が売れないならば、状況によって2割以上値段を下げる可能性もありますが、空き家として相続した実家は売れないままだと、固定資産税も割高ですし、維持管理費用だけでも経済的な負担は大きいです。
 
何より相続した実家を維持するための費用負担をきっかけに、兄弟間トラブルにもなり兼ねません。相続した実家を売却すると決めたならば、定期的にできる対策を取って、早めに現金化したいところです。
 

【不動産の相続】売れない相続した実家を売却したい!買い手がつくための5つの対策とは

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相続した実家が売れない3つの理由

相続した実家が売れない3つの理由

相続した実家が売れない時、まず販売価格が適正価格かどうかを見極める必要があります。
 
仲介不動産会社に査定を依頼し、査定額を元に販売価格を決めますが、あくまでも仲介不動産会社が決めた査定額であって、最終的な金額を決めるのは買い手だからです。
 
反対に言えば、買い手が高値を提示してくれるなら、どんなに古いボロ屋でも売却できますが、なかなかそうはいきません。
 

【 相続した実家が売れない3つの理由 】
 
・物件の状況が悪い(立地条件/家屋の状態)
・販売価格が割高
仲介不動産会社の影響

 

築年数が古い相続した実家は、売れない状況を見越して最初にリフォームを済ませる人が多いでしょう。そのため見学時にも見た目には申し分ない物件は、意外に多いです。
 
ただ、そもそも見学の問い合わせ自体が来ないなら、物件の立地条件に難がある可能性もあります。
 

物件の状況が悪い

築年数が古いなど建物自体がの状態が悪いのであれば、販売価格を下げたり、解体して更地にする選択肢もあるでしょう。
 
一方、物件の立地条件が悪い場合には空き家バンクなど、売却活動以外の方法を選ぶ選択肢も視野に入れる必要があります。
 
ただまずは自分に置き換え、買い手になったつもりで俯瞰で相続した実家が売れない理由を確認してください。
 

【 相続した実家が売れない☆立地条件 】
 
治安が悪い
・交通の便が悪い
周辺の騒音状況
・陽当たり環境
盆地など、豪雨に弱い立地

 
ただ交通の便が悪くても、あまり外に出ないシニア夫婦が購入した事例もありますし、販売価格を調整することで、買い手が決まる可能性もなくはありません。売却活動を進める対象を変える、と言うのも一案です。
 

販売価格が割高

思い入れのある相続した実家が売れない場合、販売価格が適正かどうかを改めて検討すると良いでしょう。
 
特に個性的な注文住宅だった場合、売り手は思い入れがあり販売価格を上げがちですが、買い手としては「個性的な家」よりも「住みやすい家」を求めている掛け違いは多いです。
 

【 相続した実家が売れない☆適正価格 】
 
● 同じエリア・築年数が近い物件をネットで複数検索するなど、自分なりにリサーチをして時価を見極めると良いでしょう。
客観的な視点で販売価格を設定できます。

 
仲介不動産会社としても、査定額を基準に販売価格を出しますが、売却額の数%が利益となるため、最初はできるだけ高く設定したいところです。
売りに出してから買い手の様子を見極めて、販売価格を調整する流れが多いでしょう。
 

仲介不動産会社の影響

相続した実家がいつまでも売れない場合、仲介不動産会社の影響も考えられます。
 
売却活動をひとつの仲介不動産会社に委任する「専任媒介契約」を交わした事例では、競合がいないため、仲介不動産会社が積極的に売りに出していない事例もありました。
 

【 相続した実家が売れない☆仲介不動産会社 】
 
● 3ヶ月~6ヶ月以上も見学の問い合わせがこない、動きがない場合、下記2点を検証してください。
 
・仲介不動産会社の種類(全国チェーン展開型/地元密着型)
媒介契約の種類(一般/専任/専属専任)

 
どちらが良いと言う訳ではなく、売却したい物件の状況に合わせて選択するものなので、売却状況によって柔軟に変更しても良いでしょう。
それぞれの種類については、後ほど詳しくお伝えします。
 

買い手が付くための5つの対策

買い手が付くための5つの対策

以上3つの理由を踏まえ、相続した実家がいつまでも売れない(3ヶ月~6ヶ月目安)場合、売れない理由の見極めとともに、妥協案まで、5つの対策を検討してはいかがでしょうか。
 

【 相続した実家が売れない☆5つの対策 】
 
仲介不動産会社を見直す
契約内容を見直す
販売価格を下げる
・家屋を取り壊して更地で販売
・不動産会社の買い取りサービスを利用する
空き家バンクに登録する

 
管理費や固定資産税が割高で維持できないなど、安くても良いから一日でも早く売却したい場合は、不動産の買い取りサービスを利用する人が多いです。
 

仲介不動産会社を見直す

前述したように相続した実家がいつまでも売れない場合、仲介不動産会社契約の種類を見直すと良いでしょう。3ヶ月~6ヶ月を契約更新とする仲介不動産会社が多いので、この時が見直しのタイミングです。
 

【 仲介不動産会社の種類 】
 
(1)全国チェーン展開型…全国に支店を持つ大手不動産会社
 
<メリット>全国で売却活動ができる
<デメリット>地元密着型ほど、地元との縁が深くない
 
(2)地元密着型…地元で運営する中小不動産会社
 
<メリット>地元との縁が深く、ピンポイントで売却活動ができる
<デメリット>全国的な影響力は少ない

 

複数の仲介不動産会社と媒介契約を交わすならば、全国チェーン展開型・地元密着型、両方とも契約をすると効果的です。
 
一社のみと媒介契約を交わし、じっくり売却活動を進めたいならば、見直しをきっかけに違う種類の仲介不動産会社と媒介契約を交わしてみてはいかがでしょうか。
 

契約内容を見直す

専任媒介契約を交わしていた場合、他の仲介不動産会社と媒介契約を交わすことができません。
そのため専任媒介契約で相続した実家が3ヶ月以上売れないならば、更新をきっかけに媒介契約の種類を見直すことをおすすめします。
 
媒介契約
 
ちなみに「レインズ(REINS)」とは、不動産流通機構が運営する、全国の不動産会社が利用する情報サイト(システム)です。
不動産会社がレインズ(REINS)に物件を登録することで、全国の不動産会社の目に留まります。
 

販売価格を下げる

相続した実家が売れない時、戸建てであれば最終的に2割以下まで下げると買い手が見つかりやすいです。
 
ただ仲介不動産会社のwebサイトに物件情報がアップされている場合、50万円ずつなど、少しずつ販売価格を下げて行く方法もあります。
 
少しずつ販売価格を下げてアップしなおすことで、買い手にとってはいつでも新しい物件と思われたり、物件情報の上の方に掲載され、人の目に留まりやすいなどのメリットがあるでしょう。
 

家屋を取り壊して更地で販売

築年数の古い相続した実家がなかなか売れない場合、特に見学者が時々来るのに売買契約までたどり着けない物件であれば、更地にして土地を販売するのも一案です。
 
家屋の解体費用も掛かりますし、土地として維持する場合は、不動産が建っている土地よりも固定資産税は高いのですが、より早いタイミングで売却できる可能性が出てきます。
 

早々に売却できる可能性
・家屋の維持費が節約できる(修理修繕費用や保険料など)
地盤調査などが入りやすい

 
築年数の古い相続した実家は、見た目で売れない可能性も高いため、解体費用が掛かるならば(家屋の状況によって違いますが)、リフォームも検討すると良いかもしれません。
 

不動産会社の買い取りサービスを利用する

築年数が20年以上で空き家になった相続した実家が売れない場合、ともかく早々に売却したいのであれば、不動産会社の買い取りサービスを利用すると良いでしょう。
 
売却活動を経ずに現金化できるので、相続財産の分割の他、相続税が払えない人にも助かる対策です。
 
ただ、相続した実家を計画的に売却できる一方、一般的に売却価格は70%~80%とも言われています。
 
ともかく早く売却して現金化するか、じっくり販売活動をして少しでも高い売却価格で販売するか、どちらかを選ぶことになるでしょう。
 

まとめ

相続した実家がなかなか売れない時、「もう諦めてのんびり細々と、自分で売りに出していこう…」と考えるのであれば、地方の物件なら空き家バンクへの登録もひとつの方法です。
 
空き家バンク」とは、空き家を売却したい人と、空き家を購入・利用したい人のマッチングサイトで、地方自治体が運営しています。
 
自治体の運営で営利目的ではないため、特に築年数が古い地方の空き家でも、出会いによっては買い手が付いたり、賃貸などの利用者が現れたりもしますが、あくまでもマッチングサイトです。
 
交渉などは売り手が自分で進めますので、不安があれば仲介不動産会社と媒介契約を結んだ方が良いかもしれません。
 

 
 
まとめ

相続した実家が売れない!5つの対策

・仲介不動産会社を見直す
・契約内容を見直す
・販売価格を下げる
・家屋を取り壊して更地で販売
・不動産会社の買い取りサービスを利用する
・空き家バンクに登録する

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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