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永代供養ナビTOP永代供養コラム【大阪の終活】相続財産が少ない家ほどよく揉めるってホント?子ども達を仲違いさせない対策とは

【大阪の終活】相続財産が少ない家ほどよく揉めるってホント?子ども達を仲違いさせない対策とは

【大阪の終活】相続財産が少ない家ほどよく揉めるってホント?子ども達を仲違いさせない対策とは

大阪の終活では、しばしば「相続で揉めるほど財産は多くないから大丈夫!」なんて声を、多く聞きますよね。けれども近年では、相続財産が少ない家ほど揉める傾向にあることは、ご存知でしょうか。
 
ひと昔前までは、「長男が家督を継ぐ」と言う考え方もありましたが、法定相続分としては、相続額はそれぞれ平等です。
 
そこで子どもが平等に相続財産を継ぐ時代になった今、二次相続(子どもが両親の財産を相続すること)時点で揉める種になりがちな事柄が、「家」と「お墓」となっています。
 
今回は大阪の終活で、相続によって子ども達が揉めることのないよう、親がしたい事柄についてお伝えします。
 

【大阪の終活】揉める相続にしないために、二次相続前に親がしたい事柄とは

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揉めるのは財産が多い家って本当?

揉めるのは財産が多い家って本当?

まず大阪の終活で相続に関して理解しておきたいのは、「揉める相続は二次相続」が多いと言うことです。
 
一次相続は配偶者が亡くなった時の相続、二次相続は夫婦が共に亡くなり、子ども達が夫婦の財産を相続することを差しますが、一次相続では例え子ども達が相続放棄をしたとしても、そうそう揉める事態にはなりません。
 
…と言うのも、そもそも両親が二人で築いた財産であることと、配偶者の財産を相続する時、相続税が多くのケースで掛からないよう、減税措置がなされていることが背景にあります。
 
ですから大阪の終活で相続対策を行うのは、一次相続の後(配偶者を亡くした後)でも問題はありません。
 
…ここで大阪の終活現場では、「家は相続財産が少ないから大丈夫!」と言う声を良く聞くのですが、実際のデータを検証すると、むしろ相続財産の少ない家族にこそ、二次相続で揉め事が多い傾向にあります。
 

【 大阪の終活☆相続財産が少ないほど揉め事も多い? 】
 
● 2013年の司法統計からデータを見ると、5,000万円以下の相続財産と5,000万円以上の相続財産で、裁判所(調停)段階まで揉め事が発展したケースは下記の件数でした。
 
(1)相続財産が5,000万円以上のケース … 1,684件
(2)相続財産が5,000万円以下のケース … 6,700件
 
→ 単純計算で約3.9倍と、圧倒的に5,000万円以下の家による相続トラブルが多いことが数字上で分かります。

 

…ここでさらに大阪の終活現場では、「相続財産は5,000万円もないよ!」と言う方もいるのですが、ここで言う相続財産は預貯金ばかりではありません。
 
不動産財産も含まれますので「実家」が相続財産に含まれますが、不動産は3,000万円、4,000万円と評価額が付けられる物件も多くあるでしょう。そう考えると、多くの大阪の家庭で、相続財産は5,000万円前後は残ることになります。
 

相続財産が少ないほど揉めているのはどうして?

相続財産が少ないほど揉めているのはどうして?

大阪の終活で相続トラブルのイメージを聞くと、大富豪や後家など、ドラマのようなイメージを持つ方々も多いのですが、実はごくごく一般的な家庭です。
 
ただ基本的に、もともとそんなに仲が悪い兄弟ではないものの、大人になってからは、あまり関わりがないなど、お互いに配慮が少ない兄弟は多いのかもしれません。
 
けれどもそればかりではないことを理解して、大阪の終活では、親が賢く相続トラブルの種を摘み取り、親亡き後も兄弟が助け合って行けるように配慮をしたい方が多いです。
 
…では、大阪の終活で親が理解したい、相続財産が少ないほど揉めるからくりは、どのようなものなのでしょうか。
 

【 大阪の終活☆相続財産が少ないほど揉める理由 】
 
● 全てのケースには当てはまりませんが、5,000万円以下の相続財産で裁判の調停まで発展した事例では、下記のようか傾向があります。
 
(1)親が相続対策をしていなかった
 
… 相続財産が少なかったからこそ、親が遺言書を書いていない、自分の遺志を伝えていない(エンディングノートや生前の言葉など)ことで、子ども達の想像により意見が食い違うケースがありました。
 
(2)相続財産のほとんどが不動産(実家)
 
… 不動産は預貯金(現金)と違い、分配が難しいため相続トラブルの種になりやすいです。平等に分配できない、と言う理由ばかりではなく、築年数が古い家屋の場合、そもそも売却をするかどうか、どのような形で売却するか、などでも揉めやすいでしょう。
 
(3)祭祀財産の継承の譲り合い
 
… 「祭祀財産とともに家督を継ぐ」とされなくなった現代、お墓は負の遺産とも言われます。両親を想い供養をしたくても、現実的に経済的な側面から継承が難しい子どもも増えました。また、実家と同じようにお墓の対処を巡り揉めることも多いです。

 

このような大阪の終活で、親が相続対策ができるケースの他には、兄弟それぞれの感情的な側面も多く見受けます。結果的には相続財産の分配として表に出ますが、よくよく個々の意見を伺うと、感情的な側面だったりもします。
 

【 大阪の終活☆相続トラブルで感情が伴うケース 】
 
(1)親の生前にメインで介護を行ってきた場合
 
… 親の介護を行うと相続時に「寄与分」が配分されますが、体力的・精神的な日々の労力に比べると、寄与分は微々たる金額です。そこで金銭面以上に、介護を手伝ってこなかった兄弟に対して、「不平等だ!」とトラブルに発展するケースは多く見受けます。
 
(2)生前の親の援助に偏りがあった
 
… 両親としてはそのつもりがなかったとしても、孫への援助や教育費、結婚時の援助など、生前の援助が不平等だったとして、相続時に揉めるケースは多いです。

 

どちらも表面的には相続財産の配分上のトラブルとして浮かび上がりますが、意外なことに大阪の終活で相続配分について、親が理由を添えて明確な意思を示すこと、子ども達それぞれにメッセージを残したり、感謝を添えるだけで、トラブルに発展するケースが軽減されます。
 

家とお墓を明瞭にすると、トラブルは激減!

家とお墓を明瞭にすると、トラブルは激減!

大阪の終活で、相続トラブルを失くす対策を進めるためは、家とお墓はセットだと考えた方が良いでしょう。
 
超高齢化社会となった今、50代になってから二次相続の機会が訪れたとしても、その時には子どもはマイホームを購入して独立し、家庭を築いていることが多いです。そうなった時に実家を相続しても、空き家になってしまうケースも多いでしょう。
 
一方、お墓には相続税は掛かりませんが、お墓を継承することで年忌法要なども施主として主催しなければなりませんし、毎年のメンテナンスコストなども掛かり、経済的にも精神的にも負担が多いうえに、相続財産がその分増える訳でもありません。
 
親としては寂しいと感じる方もありますが、経済的にも余裕が少なくなりつつある昨今、より子どもに負担を少なくできるよう、大阪の終活では相続対策を進める方が多いです。
 

【 大阪の終活☆家とお墓の相続トラブル対策 】
 
(1) 家 … 旧耐震基準時代に建てられた築年数が古い家であれば、相続発生後3年以内の売却で譲渡所得より3,000万円までの特別控除特例を受けることはできますが、それ以前であれば、生前にリフォームを済ませるなど、売却しやすい状態にしておくと良いです。
 
→ 不動産経費は生前に支払うことで、相続税対策に繋がります。評価額を出す時を考えると、測量も終えておくと良いでしょう。
 
※ 最近では生前に売却してしまい、コンパクトで掃除がしやすい賃貸の部屋に住むケースもあります。
 
(2) お墓 … お墓やお仏壇などの祭祀財産には相続税は掛かりませんが、古いお墓はメンテナンスを含め維持費も掛かりやすいです。また、祭祀財産の継承は一人と決められているため、兄弟で継承することはできません
 
→ そのため二次相続時に継承者で揉めることのないよう、予め継承者がいなくても良い永代供養を追加する、もしくは墓じまいをするなどしておくと安心です。
 
※ また、現代でも生前にお墓の話をタブーとする家がありますが、大阪で終活を進めながら、相続とともにお墓の継承について子どもの意思を確認することをおすすめします。

 

大阪で終活を進める際、相続トラブル対策としては、親の遺志を示すエンディングノートや遺言書がありますが、家やお墓などの祭祀財産に関しては、子どもの情緒的な問題にも配慮してください。
 
両親を失った哀しみが子どもには残りますから、例えば実家であれば、「空き家になって固定資産税もメンテナンスコストも掛かるけれど、何とか残したい」と経済的負担を抱えながら売却できない事例も見受けます。
 
一方、お墓であっても旅立つ親としては、「私の遺骨は海に撒いて…」などの遺言書も多く見受ける一方、子どもの立場としては「親を供養する場所が欲しい」との相談も多いです。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は大阪の終活で親が相続トラブルを軽減するために進めたい事柄をお伝えしました。
 
大阪の終活現場では、「相続トラブル=金銭トラブル」のイメージが強い傾向にありますが、実はよくよく個々の話を聞いてみると、感情的な問題だったりもします。
 
生前は両親への関心を集めたい子ども心は、情緒的な部分に繋がっていきますが、すでに親亡き後、その行き場のない心が「少しでも多く相続を受ける」方向へと進むケースも多いでしょう。
 
ですから生前から子ども達と円満にみんなで相談しながら、大阪では終活を進め、相続時にはモヤモヤもなくスッキリと済ませるケースも増えました。
 
※家じまい、墓じまいについては別記事「【大阪の終活】相続税の対策は一次相続より二次相続☆家じまいと墓じまいのタイミング」でも詳しくお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
 

まとめ

子どもの相続トラブル対策

・5,000万円以下の相続にトラブルは多い
 
●5,000万円以下に見るトラブル事例
 
・親が相続対策をしていなかった
・相続財産のほとんどが不動産
・祭祀財産の継承の譲り合い
・介護の労力に寄与分が合わない
・生前の親の愛情に偏りを感じて
 
●家とお墓の相続対策
 
・家に出すお金は生前に払う
・お墓に永代供養を付ける

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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