今さら訊けない「永代供養」お悩み、疑問がスッキリ解決!
永代供養ナビTOP永代供養コラムお墓を購入する流れとは?費用相場と選び方のポイント、お墓が建つまで6つの手順を解説

お墓を購入する流れとは?費用相場と選び方のポイント、お墓が建つまで6つの手順を解説

お墓を購入する流れとは?費用相場と選び方のポイント、お墓が建つまで6つの手順を解説

お墓の購入するなら「6つの流れ」を知っておくと後悔もなくスムーズです。

 

・お墓を購入したいけど、何から始めればいいの?
・お墓を購入する費用相場はどのくらい?
・お墓の購入から建つまでの期間や流れは?

 

お墓を購入する流れを知らないと、墓地見学で流されるまま契約し、後々後悔することもあります。

 

本記事では、後々後悔しないお墓購入5つの流れ、予算に合わせて選ぶお墓の費用相場、お墓購入から完成までの流れをご紹介します。

 

本記事を読むことで、後々まで満足できるお墓の購入を、流れよくスムーズに進めることができるでしょう。納骨式スケジュールに合わせたお墓購入の流れも実現しますので、ぜひ最後までお読みください。

なごみ霊廟特設ページへ

お墓購入の流れは、納骨から逆算する

お墓購入の流れは、納骨から逆算する

◇お墓を購入するタイミングは1周忌です

 

納骨するお墓がすでにある故人の遺骨は、四十九日法要の後に納骨式を行う流れが多いですが、お墓がない場合は1周忌を目安にお墓を購入し、1周忌で納骨する流れが多いです。

 

お墓を購入した後、墓石を選び建立するまで2ヶ月~4ヶ月は要するため、納骨式の3ヶ月~4ヶ月前には、契約を済ませると良いでしょう。

<お墓の購入から完成までの流れ>
  [内容] [期間] [2023年12月納骨の場合]
1. 墓地探し 1ヶ月~3ヶ月 2023年5月~8月
2. 墓石選び 1ヶ月~2ヶ月 2023年8月~10月
3. 施工工事 1ヶ月~2ヶ月 2023年10月~11月

特に個性的なデザイン墓など、既製品ではなくオリジナルのお墓を建てる予定があれば、6ヶ月以上は余裕を持って進めたいところです。

 

お墓を購入する流れは、1周忌・3回忌など法要を目安に逆算して進めることで、法要と合わせた納骨式ができます。

 

お墓の購入まで、遺骨はどうする?

◇お墓を購入するまでは、遺骨を自宅安置か、納骨堂などで安置します

 

納骨先のない故人の遺骨は、お墓を購入するまで遺骨を安置しなければなりません。現代では手元供養も広がり、納骨式まで自宅で遺骨を安置する家族も増えました。

 

<お墓を購入する流れ:遺骨はどうする?>

自宅安置

納骨堂

・菩提寺に預ける

 

もともと納骨堂はお墓を建てるため、一時的に安置する施設でした。現代でもロッカー式納骨堂の一部では、一時的な安置場所として機能しています。

 

●納骨堂一時預かりの費用相場

・年間契約…約1万円~3万円

・月間契約…約1千円~3千円

 

公営納骨堂などでは一時預かりも受け付けてくれますが、納骨時に保証金が必要な施設もあるため確認をしてください。 保証金は平均的に約3万円~5万円ほど、遺骨を出す時には全額返金してくれる納骨堂が一般的です。

 

樹木葬と納骨堂どっち?

お墓を購入する6つの流れとは?

お墓を購入する6つの流れとは?

◇お墓を購入する6つの流れは、①事前調査→②現地見学(チェック)→③契約時の打ち合わせ、です

 

お墓を購入する流れの第一歩は「どのようなお墓を建てたいか」イメージすることですが、現代は一般的なお墓だけではなく、庭園型の樹木葬など種類も豊富になりました。

 

まず資料請求やHPを見ながら、興味のあるお墓がある墓地や霊園へ問い合わせる方法もあるでしょう。

<お墓を購入する6つの流れ>
1. [計画]どんなお墓を建てるか決める ・予算を立てる
・お墓をイメージする
・家族と相談をする
・予算と理想のお墓を調整する
2. [情報収集]墓地・霊園を探す ・ネットやチラシで探す
・資料請求
・墓地・霊園の比較検討
3. [見学]墓地・霊園を見学する ・立地(交通)確認
・環境の確認
・宗旨宗派の条件はないか
4. [契約]墓地を決める ・継承者がいるか
・墓地・霊園の規定
・年間管理料の確認
5. [お墓]お墓の形式・デザインを決める ・宗旨宗派の条件はないか
・石材店に指定はないか
・希望の墓石は建つか
6. [施工]お墓を建てる ・職人へお礼
・開眼供養

墓地や霊園の種類によっては、宗旨宗派や墓石デザインの規制がある、継承者を必ず必要とする規定もあるので確認が必要です。

 

お墓を購入する5つの流れ、それぞれの手順のなかで丁寧に確認事項をチェックすることで、お墓購入後の思わぬトラブルを防ぎます。

 

\あなたにピッタリの永代供養墓探し!/

 

お墓購入の流れ①どんなお墓を建てるか決める

お墓購入の流れ①どんなお墓を建てるか決める

◇2017年に行われた調査結果では、全国的な建墓費用の平均は167.3万円でした

 

けれども既製品のコンパクトなお墓など、お墓のデザインによっては約50万円~80万円など、100万円以下で購入できるお墓も増えています。庭園型樹木葬や集合墓になると50万円以下など、価格帯は多様です。

<お墓購入の流れ①種類と費用相場>
[集合墓] 約20万円~50万円
年間管理料約5千円~2万円
・個別スペースを提供
[庭園型樹木葬] 約30万円~200万円
・花々が溢れる庭園区画内
・ワンプレート型墓石が多い
[個別墓(規格墓)] 約150万円~300万円
年間管理料約5千円~3万円
・墓地区画に既成の墓石を建てる
[デザイン墓] 約300万円~600万円
年間管理料約5千円~3万円
・墓地区画にオリジナルの墓石を建てる

墓地や霊園の種類によっては、宗旨宗派や墓石デザインの規制がある、継承者を必ず必要とする規定もあるので確認が必要です。

 

お墓の種類や特徴、費用相場は下記コラムをご参照ください。

お墓を建てる費用はどれくらい?平均的な費用と内訳、安く抑える方法まで|永代供養ナビ

 

お墓購入の流れ:費用の内訳

◇お墓を購入する費用は「墓地+墓石+年間管理料(+永代供養料)」です

 

お墓の購入時に墓地の料金は「永代使用料」として請求されます。「永代使用料」とは、契約した墓地を永代に渡り使用できる権利です。

 

住宅とは違い環境整備が求められる墓地・霊園では、契約をしても墓地を所有することができません。年間管理料を毎年支払い、滞納すれば墓地管理者が一定の経緯を踏んだ後、墓じまいできます。

<お墓購入の流れ:費用の内訳>
[項目] [対象] [内容]
永代使用料 墓地区画 永代に渡り使用できる権利
年間管理料 墓地施設 施設全般の維持管理料
墓石料 お墓 お墓の施工費用
永代供養料 ご遺骨 永代に渡り供養・管理する費用

「永代供養料」とは、継承者など墓守がいないお墓に対して、墓地・霊園施設管理者が、家族に代わり永代に渡って遺骨を管理・供養してくれるサービスです。 そのため全ての契約に対して永代供養料を支払う訳ではありません。

 

※墓地を使用する権利「永代使用料」と「永代供養料」は全く違う項目です。

お墓購入の項目「永代使用料」ってなに?永代供養料や管理費とは違うの?|永代供養ナビ

お墓購入の流れ②墓地・霊園を探す

お墓購入の流れ②墓地・霊園を探す

◇墓地・霊園探しでは、経営母体による3つの種類を知っておくことがポイントです

 

人の遺骨は墓埋法により、知事が認定する墓地・霊園で埋葬しなければなりません。そのため納骨できる墓地・霊園は3つの経営母体に限られ、それぞれ注意点や特徴があります。

<お墓購入の流れ:墓地・霊園の種類>
[種類] [経営母体] [特徴]
寺院墓地 ・宗教法人 檀家制度を設けている
(宗旨宗派が規制される)
・ご住職との付き合い
民営墓地(霊園) ・財団法人
・民間企業
宗旨宗派を問わない
・費用は割高傾向
・指定の墓石業者がある
公営墓地

・自治体

費用が割安傾向
・抽選により決まる
・墓石業者を自分で探す

民営墓地(霊園)でも宗教法人が運営しているケースはありますが、民間企業も協力しているケースが多いです。

 

寺院墓地は基本として、お墓が建つ寺院を家で信仰する「檀家」になることが義務付けられますが、現代では檀家制度を設けない寺院墓地も登場しました。

お墓購入の流れ:公営墓地の注意点

◇公営墓地は、納骨予定の遺骨がないと墓地の購入ができません

 

自治体が運営する多くの公営墓地で、納骨予定の遺骨が手元にないと墓地を購入できないので、終活には向いていません。また墓地を購入してからお墓を建てるまでの期限を設けた公営墓地も見受けます。

 

公営墓地はもともと、経済的な事情などにより遺骨を納骨できない家族のために設けられた墓地なので、規約をよく確認してから応募してください。

 

霊園の種類によるメリット・デメリットは下記コラムに詳しいです。

【大阪のお墓】寺院墓地・公営墓地・民営墓地を選ぶには?それぞれのメリットデメリット

お墓購入の流れ③墓地・霊園を見学する

お墓購入の流れ③墓地・霊園を見学する

◇墓地・霊園を見学する時には、公共機関を利用するとより安心です

 

お墓を購入すると長く使用しますよね。今は車でお墓参りができても、高齢になると公共機関を利用したお墓参りが欠かせません。

 

そのため墓地・霊園を見学する時には、将来的な交通の便も考慮して、実際に行くお墓参りを想定した見学がポイントです。

<お墓購入の流れ:霊園見学のチェックリスト>
[項目] [チェックリスト] [確認]
交通・立地

●徒歩
・家から霊園までの時間
・公共交通機関での乗り換え回数
・最寄り駅からの交通の便

●車
・駐車場の台数
・周辺の渋滞環境

●その他
・災害の可能性(浸水、地崩れなど)

公共部分 ・清掃状況
・掃除道具の貸し出し(桶や柄杓など)
・水場までの距離
・陽当たり、痛風環境
・トイレ施設
・管理事務所
規約を確認

・特定石材店との提携の有無
(他の石材店を選べるか)
・墓石に関する規制はないか

年齢や体力にもよりますが、1日に何件も墓地・霊園見学をするならば3件までや目安とされます。3件以上を1日で回ると、最初の墓地・霊園の印象が薄れてしまい、正確な判断がしにくくなるためです。

 

帰宅後の比較検討をするためにも、カメラやスマホを常備して写真を撮りながら見学をすると良いでしょう。写真で見学時のことを思い出します。

 

墓地・霊園見学でのチェック項目は下記コラムにも詳しいです。

【大阪のお墓】墓地見学でよく見たい場所はどこ?確認したい4項目のチェックポイント

墓地購入の流れ④墓地を決める

◇墓地・霊園見学をして区画を決めたら、墓地購入の契約です

墓地を購入する時には、契約前に下記の点を改めて確認してください。
菩提寺のご住職に出張して読経供養を依頼したくても、墓地・霊園で規制があれば依頼できません。後々まで後悔のないよう、契約の印を押す前に確認をします。

<お墓購入の流れ:霊園見学のチェックリスト>
[項目] [チェックリスト] [確認]
規制事項

・宗旨宗派に規制はないか?
・石材店は自由に選べるか?
・お墓に埋葬する人に範囲はあるか?
・遺骨のない生前契約はできるか?
・僧侶は自由に選べるか?

契約事項 ・永代使用料の料金、支払い方法
・年間管理料の料金、支払い方法
・永代供養の更新手続きの有無
・永代使用権を譲渡できるか?
・墓じまいに至る条件

また寺院墓地でお墓を購入する場合には、将来的な墓じまいや改葬(お墓の引っ越し)時のトラブル回避も考慮し、離檀料の有無を確認する人もいます

 

ご住職のお人柄や関係性によって、切り出すことは難しいところですが、将来的に改葬などの可能性があれば、それとなくお伝えしておくのも一案です。

 

お墓購入の流れ:予算調整のポイント

◇お墓購入の予算と折り合いが付かない場合は、下記の項目で調整をします

 

お墓購入の流れでは、墓地区画の契約時に墓石まで含めた大まかな予算は把握しておくと安心です。予算内で収まらない時には、霊園内の立地や墓地の大きさなどで調整できます。

 

<お墓購入の流れ:予算調整のポイント>

地域や立地(首都圏近郊→郊外など)

墓地の大きさ

墓石の価格

・霊園の設備やサービス

 

墓地の大きさが小さくなれば、それだけ使用する墓石も小さくなるため、費用も大幅に抑えることができるでしょう。優先順位を決めながら調整してください。

 

最初に墓地・霊園や墓石業者へ予算を提示する方法も一案です。

お墓購入の流れ⑤デザインを決める

お墓購入の流れ⑤デザインを決める

◇お墓には規格墓とデザイン墓(注文墓)があります

 

規格墓であれば墓地・霊園や石材店が提案するお墓をそのまま購入すれば良いのですが、オリジナルのお墓を購入する流れでは、細かな打ち合わせが必要です。

<お墓購入の流れ④デザインを決める>
[手順] [チェックリスト]
1.墓石のデザイン

・和墓(三段墓)
・洋墓
・五輪塔墓
・デザイン型

2.墓石を選ぶ ・硬度
・柄(模様)
・石材のランク
・色
3.彫刻

・家名「○○家の墓」
・御本尊「南無阿弥陀仏」
・抽象的「ありがとう」

石材やお墓のデザインによってお墓の費用は大幅に上がります。墓石や年間管理料には消費税が掛かるので、税込み金額で予算立てをしましょう。

1.墓石のデザイン

◇墓石のデザインは、シンプルなほど費用も安いです

 

そのため最近ではより複雑な和墓(三段墓)よりも、シンプルな洋墓を選ぶ人が増えました。彫刻も複雑になればなるほど費用が割高になります。

<お墓購入の流れ:墓石デザイン>
[種類] [特徴]
・和墓(三段墓)

日本ではスタンダードなお墓
棹石(さおいし)
上台石
中台石
芝石(しばいし)
の4つの石から成る、縦型のお墓です。

・洋墓 公園型霊園などで人気
・シンプルなプレート型
・費用を抑える
・五輪塔墓

主に先祖代々墓で用いられる
・和墓(三段墓)の隣りに建てる

・デザイン型

和墓・洋墓に捉われない
・故人が好きだったものの形
(ピアノなど)
・個性的なお墓が目立つ
・割高傾向

さらに花々に囲まれた公園型樹木葬では、規格品の墓石プレートに彫刻を施すのみで、費用を抑えたお墓も見られるようになりました。

2.墓石を選ぶ

◇墓石にはランクがあり、使用する墓石のランクによって費用幅が広いです

 

良い墓石は固く水を侵入させないため、劣化が進みにくくメンテナンスがしやすいメリットがありますが、墓石ランクが上がると費用がグンと上がるので、注意をしてください。

主に墓石は、ランク・色・性質・柄(模様)などで選びます。

<お墓購入の流れ:墓石を選ぶ>
[項目] [特徴]
・硬度

・硬度が高いと吸水性が低く長持ちしやすい
艶があると価格も高い

・柄(模様) ・マーブル状など独特な模様がある
研磨した時の表情
・経年後の姿まで考慮する
・墓石のランク

同じ墓石(御影石など)でもランクがある
・産地
・硬度など

・色

グレー、ブラック
・レンガ、ピンク、
・緑など

お墓は削るので、削った時の表情や将来的な経年劣化による色の変化まで考慮をして選ぶと良いです。そのため墓石業者のスタッフに相談し、頼りながら予算と調整すると良いでしょう。

 

簡裁のお墓は関東と比べ、同じグレーでも明るい色目が人気があります。

お墓購入の流れ⑥お墓を建てる

◇打ち合わせを済ませたら、お墓の完成を待つのみです

 

冒頭でお伝えしたように、お墓の施工工事には1~2ヶ月掛かります。お墓が完成する前に様子を見に行く時には、缶コーヒーなどちょっとした差し入れを持参するのも良いでしょう。

 

新しく建てたお墓は「開眼供養」によって魂が入ります。お墓が完成したら僧侶をお呼びして、読経供養による開眼供養を依頼しましょう。
納骨式と同日に開眼供養を行っても問題はありません。

納骨の半年前にはお墓を購入しましょう

納骨の半年前にはお墓を購入しましょう

お墓を購入する流れは、建てるお墓をイメージすることから始まります。家族が気持ちよくお参りができるお墓を建てるなら、流れの最初に家族でイメージを共有することが大切です。

 

終活により生前に契約する寿陵墓を建てる場合でも、自分亡き後にお墓参りをするのは家族ですから、家族と相談しながら進めます。できれば家族とともに墓地・霊園見学ができると良いでしょう。

 

本記事でお伝えしたお墓購入6つの流れと、その時々でチェックする事柄をぜひ参考にして、後々まで満足できるお墓を建ててください。

なごみ霊廟特設ページへ
ヤシロの永代供養墓の
ご見学、資料請求はお気軽に
  • 見学予約オンラインでも可能です
  • 資料請求

お電話でも受け付けております

0120-140-8469:15~17:30(年中無休)
ヤシロの永代供養墓の
ご見学、資料請求はお気軽に
  • 見学予約オンラインでも可能です
  • 資料請求

お電話でも受け付けております

0120-140-8469:15~17:30(年中無休)
永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

  • 永代供養墓の選び方
  • エリアで探す
  • 納骨堂
  • ヤシロの墓じまい
  • 仏壇・仏具COCOテラス
  • ヤシロのお葬式
  • 火葬・埋葬ペット供養
pagetop
永代供養の選び方