
【2024年7月の年中行事カレンダー】2024年土用の丑の日はいつ?新暦盆も到来!

・2024年7月の年中行事は何がある?
・2024年、土用の丑の日はいつ?
・2024年、7月の新暦盆やお祭りは?
2024年7月の年中行事では、7月7日「七夕(たなばた)」がありますが、この他にもウナギをいただく「土用の丑の日」や、関東地方の一部では新暦盆(7月盆)が訪れます。
新暦盆はお中元の送り始めでもあり、また7月には祇園祭など夏を盛り上げるお祭りも楽しめるでしょう。
本記事を読むことで、祇園祭や七夕、土用の丑の日や新暦盆など、2024年7月の年中行事がカレンダーとともに分かります。

2024年7月の年中行事カレンダー

◇2024年7月には祇園祭や七夕、新暦盆があります!
2024年7月のお祭りと言えば、7月1日~1ヵ月を通して行われる祇園祭が有名です。
また2024年7月1日(月)は半夏生(はんげしょう)と言い、夏至から11日目の太陽黄径100度地点を指します。
農耕が盛んだった時代には、この半夏生を目安に田植えを済ませました。
<2024年7月:年中行事カレンダー> |
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[日にち] | [年中行事] |
●年中行事 | |
①7月1日(月) | ・半夏生 |
②7月1日(月)~31日(水) | ・祇園祭 |
③7月7日(日) | ・七夕 |
④7月13日(土)~15日(月/祝) | ・新暦盆 (七月盆) |
⑤7月15日(月/祝) | ・海の日 |
⑥7月16日(火) | ・藪入り |
●夏土用 | |
①7月19日(金) | ・夏土用の入り (夏土用の間日) |
②7月24日(水) | ・土用の丑の日 |
③7月26日(金) | ・夏土用の間日 |
④7月27日(土) | ・夏土用の間日 |
⑤7月31日(水) | ・夏土用の間日 |
●二十四節気 | |
①夏至(げし) | ・6月21日(金)~7月5日(金) |
②小暑(しょうしょ) | ・7月6日(土)~7月21日(日) |
③大暑(たいしょ) | ・7月22日(月)~8月6日(火) |
夏休みが始まる7月は、7月15日には海の日も訪れ、梅雨は明け夏に入ります。
海水浴やレジャーを楽しみにする子ども達も多いですが、早い段階から熱中症や夏バテ対策を進めましょう。
また女性は紫外線対策も必要になりますね。
また新暦盆を迎える7月13日~15日頃からはお中元や暑中御見舞いの季節です。
7月に入って早々から、手配を進めると良いでしょう。
・喪中にお中元やお歳暮は送ってもいい?故人に毎年贈っていたお中元は?のしや表書きは?
2024年7月1日の年中行事①半夏生

◇農耕が盛んだった時代、半夏生を目安に田植えを終えました
「半夏生(はんげしょう)」とは、夏至から11日目、太陽黄径100度にあたる日です。
この日は梅雨の終盤にあたり、湿気が多く地盤が緩んでいたり、気候も不安定になります。
半夏生にはさまざまな言い伝えや風習があり、農耕が盛んだった時代は、半夏生の1日の天候を見て、その年の豊作を占ってきました。
<半夏生の風習> |
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[言い伝え] | ・毒草「半夏」が生える (地面が陰毒を吸収する) ・妖怪「ハンゲ」が徘徊する ・天から毒気が降る ・半夏生に降る雨は大雨になる |
[全国各地の風習] | ・半夏生までに田植えを済ませる ・井戸に蓋をする ・うどんを振る舞う(香川) ・タコを食べる(関西) ・半夏生の天候で豊作を占う |
半夏生の頃に生える毒草「半夏」は「烏柄杓(カラスビシャク)」と呼ばれる薬草です。
確かに烏柄杓に含まれるシュウ酸カルシウムは、茎を折って出る汁に含まれ、かぶれが起きやすい毒性があるため注意は必要でしょう。
2024年7月の年中行事②祇園祭

◇毎年7月には1か月間に渡り、祇園祭が開催されます
毎年7月に開催されるお祭りと言えば、京都府京都市の祇園祭ですよね。
日本の三大祭りにも数えられ、平安時代の疫病祓いの行事が始まりとされます。
祇園祭は7月1日から31日に「夏越祭」が行われるまで、1ヵ月間に渡り開催されますが、観光客が訪れる祇園祭のハイライトは、宵山・山鉾巡行です。
<例年のスケジュール> |
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[宵山] (よいやま) |
・前祭…7月14日~16日 ・後祭…7月21日~23日 |
[山鉾巡行] (やまほこじゅんこう) |
・前祭…7月17日 ・後祭…7月24日 |
京都市京都府の祇園祭では大きな町ごとの山車(だし)「山鉾」が、京都市内を巡行します。
なかには12トンを超える山鉾もあるとされ、一件の価値はあるでしょう。
・祇園祭山鉾連合会
2024年7月の年中行事③七夕
2024年7月の年中行事④新暦盆

◇7月13日~15日は新暦盆です
毎年7月13日~15日は関東地方の一部地域でお盆が行われます。
このお盆は「7月盆」「新暦盆」などと呼び、昔の暦に合わせて行うお盆です。
お盆は現代のグレゴリオ暦(太陽暦・新暦)よりも前に設定されていた、月の暦(太陰暦・旧暦)の時代から年中行事として行われてきました。
昔は旧暦7月13日~15日がお盆日程でしたが、毎年違うものの、新暦と旧暦では大まかに1ヵ月ほど時期がずれます。
現代、全国的に企業がお盆休みを取るのは8月13日~16日ですので、全国的なお盆は「月遅れ盆」です。
関東地方では、新暦盆が行われる7月13日~15日を目安にお中元を送る地域も多いでしょう。
・2024年のお盆はいつ?お盆休みは最大9連休!地域で違う3つのお盆、全国のお盆行事
2024年7月の年中行事④海の日

◇海の日は、海の恩恵に感謝をする日とされます
もともと海の日は明治時代の1876年(明治9年)、明治天皇が無事に帰港された日が由来です。
当時は海の記念日として知られていましたが、正式に祝日となったのは1995年(平成7年)となります。
明治天皇が無事に帰港された日は7月20日であり、長く海の日は7月20日でした。
けれども2001年(平成13年)に祝日法改正があり、海の日は「7月の第3月曜日」になります。
2024年の海の日は7月15日(月)、7月の第3日曜日です。
2024年7月の年中行事⑤藪入り
2024年7月の年中行事●土用の丑の日

◇2024年の土用の丑の日は7月24日(水)です
2024年の土用の丑の日は、7月24日(水)・8月5日(月)にあたります。
もともと土用は季節が始まる4つの節気、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を指し、土用期間の丑の日を「土用の丑の日」です。
そのため正しくは「土用の丑の日」は夏だけではありません。
2024年であれば、1月26日(金)・4月19日(金)・5月1日(水)・7月24日(水)・8月5日(月)・10月28日(月)の6回となります。
土用の丑の日には何をする?
◇土用の丑の日にはウナギをいただきます
土用の丑の日にウナギを食べるようになったのは、平賀源内の提案です。
江戸時代に平賀源内がウナギ屋さんから相談を受け、お店が繁盛するよう、「土用の丑の日にウナギを食べて精力を付けよう!」とキャンペーンを行ったことが、きっかけとされます。
けれども全国的に夏バテにならぬよう、精力を付けるためにウナギをいただく日とされるため、土用の丑の日は夏のイメージが強いでしょう。
「土用」とはどんな日?
まとめ:2024年7月の年中行事は七夕や、土用の丑の日があります

2024年7月の年中行事は七夕に始まり、新暦盆(7月盆)・海の日と続いた後、7月24日(水)にはウナギをいただいて夏バテを防止する「土用の丑の日」が訪れる、夏の始まりを感じる1ヵ月です。
また京都では日本の三大祭「祇園祭」が開催され、多くの観光客で賑わうでしょう。
二十四節気も夏至から小暑、大暑と真夏の暑い時期へと突入します。
そのため暑い夏に健康を気遣うお中元や、暑中見舞いを送る時期でもあるでしょう。
お中元や暑中見舞いは、立秋の8月7日以降になると「残暑見舞い」です。
早めに準備を進めることをおすすめします。
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