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おひとりさま老後の生活費は毎月7,723円の赤字?楽しくできる9つの節約術を解説!

おひとりさま老後の生活費は毎月7,723円の赤字?楽しくできる9つの節約術を解説!

老後2000万円問題が取り沙汰されるなか、老後の生活費は楽しく節約したいですよね。
 
人生100年時代と言われ、長く続く老後の暮らしですから、ムリなくエンドレスで続ける節約が、老人うつ痴呆症予防に役立ちます。
 
老後に抱く三大不安に挙がる「健康・孤独・生活費」、このなかでも最も確実に対策できる事柄が、老後の生活費です。
 
老後の生活費が安定すれば、健康対策もできますし、サークルなどで仲間を増やす余裕もできるでしょう。
今回はおひとりさま老後の一カ月の生活費と、楽しくできる9つの節約術をお伝えします。
 

おひとりさま老後の生活費は毎月7,723円の赤字?楽しくできる9つの節約術を解説!

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老後一人暮らしにかかる食費

老後一人暮らしにかかる食費

総務省が2020年に発表した「家計調査報告」によると、日本で65歳以上のおひとりさま老後世帯では、一カ月の生活費の平均額が144,687円(内非消費支出となる税金・社会保険が11,541円)でした。
 
対して公的年金などを含めた一カ月の収入平均額が136,964円毎月7,723円の赤字が出る計算です。
 

<おひとりさま老後、一カ月の生活費>
 
●支出
食費 36,615円
住まい 12,383円
光熱・水道費 12,915千円
保険・医療費 8,255円
教養娯楽費 12,915円
家具・家事用品 5,326円
被服・履物 3,196円
交通・通信 11,983円
その他 29,558円
(そのうち交際費15,311円)
税金・社会保険 11,541円
合計  144,687円
 
●収入
公的年金など 121,898円
その他(仕送り/内職など) 15,066円
合計 136,964円
 
総務省「家計調査報告」
65歳以上の単身無料世帯の家計の平均値・2020年度版より

 

これでも毎月7,723円(144,687円-136,964円)の赤字だとすると、65歳~75歳まで10年間暮らしたとして926,760円の赤字です。
 

「家計調査報告書」は平均値

ただこの数字はあくまでも「平均的な」おひとりさま老後世帯の生活費なので、この点は注意が必要です。
 
例えば上記の住居費は12,383円ですが、これでは賃貸マンションや住宅ローンを完済していない世帯では、より高くなりますよね。
 
ですから今回は平均的な65歳以上の単身無職世帯の平均値を参考に具体的な数字をお伝えしましたが、あくまでも自分の暮らしに合わせたムリのない節約術が必要です。
 

<自分の生活実態を把握する>
 
●おひとりさま老後世帯で、今後の生活費に不安がある場合には、まずは3ヶ月ほど、家計簿を付けて生活の実態を把握する必要があります。

 

また反対に現役で働いている世帯では、上記収入よりもずっと高いこともあるでしょう。
 

老後一人暮らしに役立つ節約術9選

老後一人暮らしに役立つ節約術9選

以上を踏まえたうえで、おひとりさま老後世帯が生活費を毎月7,723円以上節約するには、持続が何よりも大切です。
 
例えば携帯電話のキャリアを変えるなど、毎月何かを我慢したり、何もアクションを起こさなくても節約できるものや、楽しんでできるものがあれば、それに越したことはありません。
 

<続きやすい9つの節約術>
 
(1)外食は極力控える
(2)自炊する
(3)暮らしにあった住まい
(4)保険の見直し
(5)通信費の見直し
(6)の見直し
(7)お付き合いは整理する
(8)省エネ家電に切り替える
(9)新聞はホントに必要?

 

また、もともと1,000円だったものをいくら節約しても、その節約幅は最大1,000円です。
そのためできれば、多く費やしている項目の節約が叶ったほうが、効果的でしょう。
 
おひとりさま老後に置きやすい特徴のひとつとして、物が溜まりやすい点があります。
断捨離(だんしゃり)を行いスッキリとした後、「必要な物以外は買わない」暮らしがおすすめです。
 

(1)外食は極力控える

老後のひとり暮らしでは外食が増えてしまいがちですが、ランチでも1,000円/一食ほど掛かりやすく、それほど健康に気を配ったメニューばかりではありません。
 
食事を作る事が億劫で外食が増えるのであれば、宅配弁当はいかがでしょうか。
 

<代用できるお弁当宅配>
 
(1)外食…約800円~1,000円/1食
(2)宅配弁当…約390円~700円/1食

 

平日の昼に毎日、一カ月で20食をいただくとして、外食であれば16,000円~20,000円/月、宅配弁当であれば7,800円~14,000円/月となり、最大12,200円/月の節約です。
 
ただ外食に行くことを老後の趣味としている人もいますよね。
お出掛けは生活にハリも出るので、「月に○回しか行かない」と自分の中でルールを決めるのも一案です。
 

宅配弁当3つのメリット

高齢者世帯を対象としてお弁当の宅配サービスは、コープなど大手企業まで参入し、利用者は多くの選択肢に恵まれるようになりました。
 
毎日2食など、定期的に自宅まで配達してくれるお弁当の宅配サービスは、おひとりさま老後世帯にとって、一石二鳥・三鳥にもなります。
 

<宅配弁当3つのメリット>
 
健康面に配慮した食事
・配達員により見守り
安定した食費

 

コープのお弁当宅配や、高齢者世帯を対象としたお弁当宅配サービス「シルバーライフグループふれ愛」などでは、毎回の声掛けや手渡しによる配達により、孤独死を避けるよう、日々の見守りサービスを付加したものも多く見受けます。
 

 

…この他にも、大手では外食居酒屋グループ、ワタミによる「まごころスタッフ」などの宅配サービスもあるので、地元で希望に見合ったサービスを探すのも良いでしょう。
 

(2)自炊する

もちろん、おひとりさま老後で生活費を節約するなら、自炊を心掛けるのも良いです。
 
自炊をすることで、「今日の献立は何にしようかな?」「今日は何を食材にすると、安くできるかな?」と日々考えることで、脳のトレーニングにもなります。
 

<自炊をする3つのメリット>
 
脳のトレーニングになる
毎日出掛ける用事ができる
楽しみながら節約ができる

 

料理が根っから苦手な場合は、前述したような安価のお弁当宅配サービスが便利ですが、最初は節約を目的だったものの、毎日料理を作るうちに、料理が趣味になる体験談は多いです。
 
毎日食材の買い出しなど、出掛ける用事ができれば、暮らしにメリハリも産まれます。
楽しみながら自炊をして、老後の生活費が節約できれば、それこそ一石二鳥です。
 

家庭菜園をする

ちなみに老後に生活費を節約するために自炊をする家では、家庭菜園を始める人も少なくありません。
 
家庭菜園用の土地を借りるパターンもありますし、庭の一部を土地改良して毎日の家庭菜園に勤しむ声もあります。
 
またマンションであれば、ベランダでプランター菜園もできるので、思いの外気軽にはじめる事ができるでしょう。
 

デリバリーテイクアウトを止める

デリバリーやテイクアウトも自炊に切り替えるだけで大きな節約になるでしょう。
デリバリー広告は、みんな魅力的に映しているものです。
 
デリバリーやテイクアウトだけでも単品2,000円以上するものもあります。
ドリンク、デザートまで頼んでしまうと、3,000円程になってしまうこともしばしばです。
 
もし宅配サービスを利用する際は、出来るだけ宅配サービスの回数を抑えたり、安価なものを選ぶようにすると節約に繋がるでしょう。
 

保存術を極める

老後、一人暮らしになると野菜室の野菜を腐らせてしまって捨ててしまうということはありませんか?
 
よく野菜を腐らせて捨ててしまう方は、冷凍保存をしてみましょう。
 

(3)暮らしにあった住まい

おひとりさま老後の生活費を節約する場合、自宅を売却する方法もあります。
 
家族と暮らすために購入した戸建てであれば、ひとり暮らしでは使わないスペースも多々あるでしょう。
 

<住まいの切り替え>
 
(1)家を売却して住み替える
・賃貸住宅
・マンションなどを購入
 
(2)家を賃貸して住み替える
・賃貸住宅

 

大きすぎる住まいは、掃除の手間など管理に余計に金銭的・労力的ロスが生じます。
売却しておひとりさま老後に見合った、コンパクトな住まいに住み替えるのも一案です。
 
戸建て住宅を賃貸できれば、賃貸住宅の家賃を払っても、戸建て住宅の家賃で補填できるばかりか、黒字になることもあるでしょう。
 

(4)保険の見直し

おひとりさま老後では生活費以上に保険にロスを起こしているケースがあります。
 
現役時代から保険を掛けてきて、そのままになっている場合などです。
今では「昔掛けた保険は良いから…」と解約を戸惑っている声も聞こえます。
 

● けれども65歳を過ぎると、一定の医療は介護保険で賄ってくれるでしょう。

 

どのような状態でどこまで保障してくれるかを理解して、足らない部分を補填するとして、保険の断捨離します。
 
※介護保険については、下記をご参照ください。
【老後に破産しない資金計画】公的介護保険でどこまでできる?介護問題に備える5つの知識
 

(5)通信費の見直し

食事の次に、通信費の見直しをすると節約に効果的です。
 
近年では、格安SIMが販売されて、1ヶ月当たり3000円ほどで携帯を購入したりネット回線を楽しむことができます。
 

<通信費の見直し>
 
(1)3大キャリアは、格安SIMを検討
・au
・docomo
・SoftBank
 
(2)光回線の解約を検討

 

●3大キャリアは、格安SIMを検討

3大キャリアと呼ばれる・au・docomo・SoftBankは、いずれも格安SIMと比べて割高傾向にあります。
 
・キャリア独自のサービスはいらない
データ通信量がそれほどいらない
タブレットを利用したい
 
おひとりさま老後の生活費には、3大キャリアはロスになることが少なくありません。
 
家族との通話が頻繁であれば、LINEアプリを入れて無料通話に切り替えると良いでしょう。
また、おひとりさま老後で生活費を節約した事例では、タブレットの活用が多いです。
 
3大キャリアから格安SIMの変更で、10,000円以上節約できる可能性があります。
 

●光回線の解約を検討

「現役時代は、よくパソコンを使って仕事をしていた」という方も多いのではないでしょうか。
 
おひとりさま老後の生活費を節約するには、すでにほとんどパソコンを利用していない場合、光回線(置き型Wi-Fi)を手放す世帯は多いです。
 

<光回線の解約を検討>
 
・スマホだけで充分
スマホとタブレットの2台を利用
 
スマホ・タブレット+格安SIMで、通信費を節約します。

 

戸建てで置き型Wi-Fiを利用するだけでも月に、5000円程料金がかかります。
光回線を解約しただけでも5,000円浮く上に、3大キャリアから格安SIMへの切り替えまで済ませると、さらに10,000円の節約になる計算です。
 

(6)自転車や交通機関の利用

移動時は、車ではなく自転車や交通機関を利用することで、老後の生活費を十分に軽減できます。
 

<車の維持に必要な出費>
 
・ガソリン代
・駐車場代
・保険料
・車検代
・オイル交換代
・車の修理費
 
※年間で計算で約10万円以上の出費

 

そのため、思い切って自動車を手放すという選択肢も一つの手です。
 
自動車を手放したら、近場は自転車や歩き、遠方に行く場合は、電車やバスを利用することで、車を持っている頃に比べて節約に繋がるでしょう。
 

(7)お付き合いは整理する

おひとりさま老後の生活費を節約すると言うことは、自分の時間も整理することに繋がります。
 
残された時間、「自分だけのために」とは言いませんが、過ごしていて気持ちのいい時間を毎日送ろうと考え、人脈を整理する人は多いです。
 

<お付き合いの整理>
 
・結婚式
・飲み会
 
※出席する必要性、義理で行っていないか、返事の前に検討する。

 

結果的に、日々の飲み会冠婚葬祭のお金が節約される体験談は多くあります。
 

(8)省エネ家電に切り替える

おひとりさま老後の生活費節約では、省エネ家電に切り替えることも、楽チン節約に繋がるでしょう。
 
特に消費電力の多い家電から、少しずつ省エネ家電へ切り替えると、おひとりさま老後の生活費も、節約効果が顕著に表れておすすめです。
 
環境庁によると、省エネ家電に買い替えると、それぞれ下記の省エネ効果が期待できます。
 

<省エネ家電の切り替え効果>
 
・冷蔵庫…約-47%(10年前と比べて)
・エアコン…約-7%(10年前と比べて)
・照明器具…約-85%(LEDに切り替え)
・テレビ…約-29%(6年前と比べて)
・温水洗浄便座…約-28%(10年前と比べて)

 

そのため、従来の家電を使用するよりも、省エネ家電に切り替えた方が、年間の電気代を抑えることができるでしょう。
 
ただし、省エネ家電は高価なものが多いので電気屋さんに行った際に、値切り交渉をすると値引いた金額で安く買えるので、お得に買い物ができます。
 

こまめな電源のON/OFF

さらに、おひとりさま老後の生活費を節約するならば、こまめなコンセントのON/OFFも、少ない労力で有効な節約術です。
 

<こまめな電源のON/OFF>
 
●ただし、エアコンなどの室温関係はつけっぱなしがいいとされます。
→その他の使わない家電は全てOFFにしておきましょう。

 
こまめなスイッチのON/OFFでも数百円/月は節約できます。
 

(9)新聞はホントに必要?

おひとりさま老後世帯の生活費節約術として、新聞を辞めると言うのもあるでしょう。
 
昔ながらの習慣で新聞を取り続けている世帯も多いですが、若い世帯ではすでに新聞を取らない家が増えています。
 

<新聞はホントに必要?>
 
スマホやタブレットを使いこなす
・家にテレビがある

 

…などなどの世帯であれば、新聞を辞めてネットニュースで日々の事柄を確認しても良いです。
 
最近ではネガティブな報道や番組が多いとして、テレビも辞めてスマホやタブレットのみで過ごすおひとりさま老後世帯も少なくありません。
 

最後に

いかがでしたでしょうか、以上がおひとりさま老後で生活費を節約するに当たり、日々の努力がそれほどいらず、ムリなく続けられる方法です。
 
ただし車は地域によって必須となることもあるでしょう。
けれども高齢になると反射神経など、気付かぬうちに鈍くなるのも事実です。
 
実際に車を手放した体験談では、子どもが送迎してくれるようになり、一時期はすっかり無くなった会話の機会が増えたと喜ぶ声もあります。
 
また新聞など「昔から取っているから…」など、整理をせずになぁなぁでお金を払い続けている項目も少なくありません。
 
おひとりさま老後の生活費を節約するならば、3ヶ月ほど家計簿を出したうえで、「本当に必要なのか?」を検討し、生活費の断捨離を進めてみることをおすすめします。
 

 

まとめ

おひとりさま老後、生活費の節約術

(1)外食は極力控える
(2)自炊する
・家庭菜園
・デリバリーを辞める
(3)暮らしにあった住まい
・買い替え
・家を賃貸
(4)保険の見直し
(5)通信費の見直し
・格安SIM
・光回線の見直し
(6)車の見直し
(7)お付き合いは整理する
(8)省エネ家電に切り替える
・こまめな電源のON/OFF
(9)新聞はホントに必要?

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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