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永代供養ナビTOP永代供養コラム2023年(令和5年)の酉の市はいつ、どこで開催される?三大酉の市の場所や日程は?

2023年(令和5年)の酉の市はいつ、どこで開催される?三大酉の市の場所や日程は?

2023年(令和5年)の酉の市はいつ、どこで開催される?三大酉の市の場所や日程は?

・2023年(令和5年)の酉の市はいつ?
・2023年(令和5年)の酉の市はどこで開催される?
・「三大酉の市」とは?

 
酉の市は毎年11月の「酉の日」に大鳥神社など、酉にまつわる神社寺院で開催される縁日です。
 
2023年(令和5年)の酉の市は11月11日(土)が一の酉
2024年(令和6年)の商売繁盛、収入向上・安泰を祈願し、縁起熊手を求める人で賑わいます。
 
本記事を読むことで、2023年(令和5年)の酉の市の日程、開催される神社やアクセス方法が分かります。
関東の酉の市だけではなく、大阪で酉の市が開催される堺市大鳥神社も紹介しますので、どうぞ最後までお読みください。
 

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2023年(令和5年)の酉の市はいつ?

2023年(令和5年)の酉の市はいつ?

◇2023年(令和5年)の酉の市は、11月11日(土)・11月23日(木)です
 
「酉の市」は、毎年11月の「酉の日」に行います。
「酉の日」とは、日に当てられた十二支です。
 
暦には子・丑・寅・卯…と、毎日干支の日取りが取られています。
11月の暦で「酉」に当たる日に行います。
 
そのため毎年酉の日は変わるので、毎年11月〇日と同じ日にちではありません。
2023年11月の酉の日は、下記2日です。
 

<2023年(令和5年)の酉の市:日程は?>
①一の酉 ・2023年11月11日(土)
②二の酉 ・2023年11月23日(木)

 
「酉の日」は十二支ですから、12日ごとに訪れるのですが、タイミングによっては三の酉までの年もあります。(2022年が三の酉まででした。)
 
三の酉まである年は火事が多いとも言われますが、これはその昔、庶民の間で「宵に鳴かぬ鶏が鳴くと火事が出る」と言われていたためでしょう。
 
寒さが増す冬に向けて火事が増えるため火の用心の意味合いや、祭りごとが多い分だけ、火事になる可能性が高まる背景もあります。
 

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2023年(令和5年)酉の市はどこで行う?

2023年(令和5年)酉の市はどこで行う?

◇酉の市は関東圏の「酉の市三大神社」が有名です
…けれども大阪でも、堺市大鳥神社で開催されます
 
酉の市は、東京浅草の鷲神社が有名です。
発祥の地としては、東京都足立区の大鷲神社(おおとりじんじゃ)とされています。
 
全国的に鳥にまつわる神社や寺院で行われていますが、全国的には関東のお祭りのイメージが強いかもしれません。
 

<2023年(令和5年)酉の市はどこで行う?>
[エリア] [神社] [住所]
①大阪 ・大鳥神社 ・大阪堺市西区
②東京都 ・大鷲神社 ・東京都足立区
③酉の市三大神社 ・鷲神社 ・東京都大東区
・花園神社 ・東京都新宿区
・大國魂神社 ・東京都府中市
④静岡県 ・大安寺 ・静岡県静岡市
⑤名古屋市 ・長福寺 ・名古屋市中区
・素盞男神社 ・名古屋市中村区

 
仏教としては11月の酉の日に、浅草は鷲在山長國寺で、「おとりさま(鷲大明神)」と民衆に親しまれる鷲妙見大菩薩が現れたことが起源とされます。
 
ただ民衆信仰としては農耕儀礼のひとつとして、今年の収穫を報告し、来年の更なる収穫を祈願する収穫祭がはじまりと言われてきました。
 
この収穫祭で、集落の神社へ民衆が鶏を奉納してきたことが起源ともされ、これが鳥とゆかりのある神社で酉の市が行われる所以です。
 

大阪の酉の市、大鳥神社はどこ?

大阪の酉の市、大鳥神社はどこ?

◇大阪の大鳥神社は、鳥信仰の総本山です
…数こそ少ないものの威厳のある神社です
 
全国的には関東圏のお祭りというイメージが強い酉の市ですが、大阪でも堺市の大鳥神社で年中行事として、酉の市が開催されます。
 
御祭神である日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の亡骸が白鳥となり、いくつかの土地を点々とした後に最後に留まった地とされる「大鳥神社と白鳥伝説」が残っています。
 

<大阪酉の市:大鳥神社>
①酉の市(大鳥神社)
[住所] 〒593-8328大阪府堺市西区鳳北町1-1-2
[TEL] 072-262-0040
[HP] https://www.ootoritaisha.jp/

 
自動車では、阪神高速堺出口を直進し、国道26号線・浜寺南町3丁目の交差点を左折した突き当りです。
 
電車ではJR阪和線鳳駅西出口階段、バス停は光明池方面の鳳北口バス停、もしくは石津川駅前行き 大鳥神社前バス停からアクセスできます。
 

関東の三大酉の市とは?

関東の三大酉の市とは?

◇関東の三大酉の市は東京浅草の鷲神社が、全国的に知られます
 
関東の三大酉の市は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る鷲神社で、主に商売繁盛、開運の現世利益を御利益とする神社です。
 
そのため主に商売人が金銭の神として、商売繁盛を祈願しに毎年訪れ、金銭や招福をかき集める「縁起熊手」を購入して帰ります。
 

<関東の三大酉の市とは?>
①浅草酉の市(鷲神社)
[住所] 〒111-0031東京都台東区千束3丁目18-7
[TEL] 03-3876-1515
[HP] http://www.otorisama.or.jp/
②花園神社酉の市(花園神社)
[住所] 〒160-0022東京都新宿区新宿5丁目17-3
[TEL] 03-3209-5265
[HP] http://www.hanazono-jinja.or.jp/
③大國魂神社酉の市(大國魂神社)
[住所] 〒183-0023 東京都府中市宮町3丁目1
[TEL] 042-362-2130
[HP] https://www.ookunitamajinja.or.jp/

 
以上が関東圏で有名な酉の市ですが、この他にも関東圏はもちろん、全国の大鳥神社や酉にまつわる神社で開催されます。
 

酉の市で熊手を買う「商談」とは?

酉の市で熊手を買う「商談」とは?

◇酉の市で熊手を買う時は、「値切るほど縁起が良い」とされます
 
値切り文化のない関東ですが、酉の市の熊手だけは別です。
 
酉の市で熊手を買う時には、値切れば値切るほど縁起の良い熊手とされ、「勝負に勝つ」とされます。
これが「熊手の商談」です。
 

<酉の市名物「熊手の商談」>
お客さん:「これください」
熊手商:「2万円!」
お客さん:「1万8千円!」
熊手商:「1万9千円!」



熊手商:「1万5千円!」
お客さん:「買った(勝った)!」
熊手商:「(値段を)まけた(負けた)!」

 
最終的に「買った(勝った)!」「まけた(負けた)!」と締めるのがポイントです。
 
この時、お客さんが言う「買った!」は「勝った!」に掛けていて、熊手商が言う「まけた!」は「負けた!」に掛けているため、縁起の良い買い物とされます。
 

酉の市名物、熊手の買い方

◇ただし縁起熊手の購入時には、最初の値段を支払うのがマナーです
 
酉の市では縁起熊手を値切って購入しますが、実は買う時には最初に熊手商が言った値段を支払います。
 

●値切った分のお金は、熊手商へのお祝儀だからです。

 
値切りの商談を楽しみながら、帰りは「ほらよ!」と値段通りに支払い、お祝儀とするのが、粋な熊手の買い方とされてきました。
 

酉の市で、縁起熊手の値段はどのくらい?

◇一般的な家庭用の縁起熊手は、3千円ほどからあります
 
酉の市の縁起熊手の値段はピンキリです。
10万円以上の熊手も多く並びますが、一般的な家庭用の熊手では、5千円~1万円台の熊手が多く購入されているでしょう。
 

<手締めを行う縁起熊手は?>
●酉の市名物「熊手の手締め」を経験したいなら、1万円以上です!

 
はい、三本締め!」などと手締めをしてくれるので、これも風物詩のひとつとして、多くの人々が楽しんでいます。
 

酉の市の熊手は、毎年大きくする?

◇酉の市では「前年の熊手よりも小さくしない」風習があります
 
酉の市で購入する縁起熊手は、前年に買ったものよりも小さくしない風習があるため、最初は小さい熊手を選ぶと良いでしょう。
 

<酉の市の縁起熊手:運を大きくする>
[縁起熊手の御利益] ・運やお金をかき集める
[毎年大きくする] 毎年少しずつ大きい熊手を選ぶ
・少しずつ家運も大きくなる
(順調に繁栄する)

 
酉の市では熊手を奉納できる場所があるので、毎年昨年の熊手を持って訪れ、奉納した後に昨年と同じか、少し大きめのものを選ぶと良いでしょう。
 

 

酉の市で楽しみたい、縁起物

酉の市で楽しみたい、縁起物

◇酉の市では縁起熊手の他にも、縁起物があります
 
酉の市では縁起熊手の他にも、さまざまな縁起物にあやかることができるでしょう。
 

<酉の市の縁起物>
①八頭(やつがしら)
②小金餅(こがねもち)
③熊手守り

 
熊手守りは酉の市を開催する神社や寺院で配られます。
八頭や小金餅は出店で販売しているお菓子や芋の食べ物です。
 

①「八頭」とは?

◇一個のお芋からいくつもの頭(発芽)が出ているお芋です
 
頭の芋」とも言われます。
頭(かしら)として「出世する芋」と扱われてきました。
 
ただ現代は、八頭を販売する出店も少ないかもしれません。
縁起物なので見つけたらぜひ、購入してみてはいかがでしょうか。
 

②「黄金餅」とは?

②「黄金餅」とは?

◇「粟餅(あわもち)」です
 
粟で作ったお餅で、その色が黄色の黄金色をしているので、金運を招く縁起物として販売されてきました。
 

<酉の市にある縁起菓子>
・粟餅
・餅菓子

 
同じく厄除けや「商売が上手く回るように」と、山椒・砂糖・上新粉で作った餅菓子も縁起物として販売されます。
 
山椒に捨てる部分がないことから、「全てを活用できる=商売が上手く回る」と言う、語呂合わせです。
 
樹木葬と納骨堂どっち?
 

③「熊手守り」とは?

◇小さな竹製のお守りです
 
熊手商が販売する熊手「縁起熊手」ではありません。
熊手守りは酉の市を開催する神社や寺院が授与する守りで、手元に入るほどの小さなもので、竹製の熊手にお札や稲穂が付いています。
 

<熊手守り:愛称>
・かっこめ
・はっこめ

 
酉の市に馴染み深い人々の間で熊手守りは、このような名前でも親しまれているでしょう。
この名前の所以も「かき集める」「かきこむ(招福)」から付けられました。
 

まとめ:2023年酉の市は二の酉まであります

まとめ:2023年酉の市は二の酉まであります

酉の市は商売繁盛の縁日で、全国の商売人や経営者が商売繁盛を祝い賑わうお祭りでしたが、現代は一般家庭でも収入アップを祈願し訪れます。
 
酉の市で熊手を購入したら、熊手を高く持ち上げて帰るのも、昔ながらの風習です。
 
もともとは人だかりのなか、熊手が崩れないように行ったのでしょうが、今ではひとつの風物として、あちこちで熊手を持ち上げて歩く姿を見受けます。
 

 
まとめ

2023年酉の市いつどこで行う?
●2023年酉の市の日程
・11月11日(土)…一の酉
・11月23日(木)…二の酉
 
●酉の市を行う神社
(全国の鳥にまつわる神社)
・大鳥神社(大阪堺市西区)
・大鷲神社(東京都足立区)
・鷲神社(東京都大東区)
・花園神社(東京都新宿区)
・大國魂神社(東京都府中市)
・大安寺(静岡県)
・長福寺(名古屋市中区)
・素盞男神社(名古屋市中村区)
…など
 
●酉の市での熊手の買い方
・まず、値切る
・最初の値段で支払う
・値切った分は熊手商へのお祝儀
・帰りは熊手を持ち上げて帰る
・1万円以上で柏手を打つ
・家庭の熊手は5千円~1万円台が多い
 
●縁起熊手以外の酉の市名物
・八頭(やつがしら)
・小金餅(こがねもち)
・熊手守り

 

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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