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永代供養ナビTOP永代供養コラム【大阪のお墓】赤色(朱色)の名は生きている人、亡くなったら赤色(朱色)はどうなる?

【大阪のお墓】赤色(朱色)の名は生きている人、亡くなったら赤色(朱色)はどうなる?

【大阪のお墓】赤色(朱色)の名は生きている人、亡くなったら赤色(朱色)はどうなる?

大坂の終活では「お墓にある赤色(朱色)の文字は何?」との質問も多いですよね。
これは大阪では終活に多い、お墓の生前契約により建てたお墓です。
 
生きているうちからお墓を建てた時、生前に戒名をいただく「生前戒名」を行い、名前まで彫刻する選択が増えています。
 
このようなケースによって、大阪のお墓には赤色(朱色)の戒名を見受けるのですが、「では、亡くなった後はどうなるの?」との質問も多いです。
 
そこで今回は、大阪で増えたお墓の赤色(朱色)の文字について、どのような意味合いがあるのか…、亡くなった後の流れをお伝えします。
 

【大阪のお墓】赤色(朱色)の名は生きている人、亡くなったら赤色(朱色)はどうなる?

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大坂で増えたお墓の赤色(朱色)文字

大坂で増えたお墓の赤色(朱色)文字

大坂のお墓で赤色(朱色)の名前がある場合、主に生前契約による「生前戒名」、若しくは建立者の名前であることが多いです。
 
そもそも日本で人が亡くなった時に授かる「戒名(かいみょう)」は、仏様に弟子入りした時にいただく名前なので、実は生前でももらえます。
 
仏陀の教えを守るものの名前が戒名なので、お坊さんや尼さんは戒名がありますよね。
一般の人でも、生前から戒名をいただくことはでき、これを「生前戒名」と言います。
 

<大阪のお墓、赤色(朱色)文字>
・生前に建てたお墓…まだ生きている人のお墓
・建立者…お墓を建てた人

 
ではなぜ、生前戒名を与えられた人や建立者の名前は、大阪のお墓で赤色(朱色)文字になるのでしょうか。
 

(1)生前戒名を与えられたから

生前戒名を与えられると、仏教の考えで「仏門に入った」証(あかし)です。
 
生前に戒名を与えられる場合に、大阪のお墓では赤色(朱色)文字で名前が掘られます。
そして死没後は、戒名部分は赤色(朱色)文字ではなく、黒く掘る流れです。
 
ただし宗教や地域によっては、赤字ではなく別の色の場合もあるでしょう。
気になる場合は、菩提寺や石材店へ確認してください。
 

(2)建立者が生存しているから

建立者の名前が赤文字彫られているのは「お墓を建てた人が生きている証」です。
 
大阪のお墓では「赤色(朱色)文字=生きている人」として広がっているため、建立者も赤字で掘るお墓を多く見受けます。
 

建立者の彫刻は仏教の教えとは関係がないため、実は赤字である必要はありません。

 
大坂でお墓を建てると「建立者を赤色(朱色)文字で掘らなかったけど、大丈夫ですか?」などの質問もありますが、実際には、必ず赤色(朱色)文字にするものではないので、安心してください
 
反対に「赤色(朱色)文字は不気味なイメージがある」として、人によっては敢えて避ける建立者もいます。
 

赤色(朱色)文字の人が亡くなった時

赤色(朱色)文字の人が亡くなった時

大坂のお墓では生前墓の場合、赤色(朱色)文字で「生前戒名」を彫ることをお伝えしましたが、そこで多い質問が、赤色(朱色)文字で掘った人が亡くなった時の流れです。
 
やはり、大阪でお墓に生前戒名を赤色(朱色)文字で掘った人は、亡くなった時に赤色(朱色)文字を抜かなくてはなりません。
 

●前述したように生前戒名とは、仏教の教えで「仏門に入った」ことを意味しています。
…亡くなった場合は「正真正銘仏の弟子となる」として、黒字に塗りかえてきました。

 
大坂のお墓で赤色(朱色)文字に掘る「生前戒名」は生前に与えられた戒名です。
亡くなった場合は、赤字を抜き「黒字」にする必要があります。
 

建立者は赤字を抜く必要がない

ただ大阪のお墓では、赤色(朱色)文字で掘られた建立者名のなかには、亡くなっても赤色(朱色)が残ったままのお墓も見受けます。
これは生前戒名と違い、仏教的な所以ではないためでしょう。
 

●赤字を抜くても良いですし、抜かなくても良いとされます。
…2の選択肢があるので、それは個人の自由で判断して問題はありません。

 
ですから大阪のお墓では、赤色(朱色)文字の建立者名を黒く塗り替えることもあります。
…では、赤文字を消したい方は一体どのようなことをすればいいのでしょうか。
 

赤字を消す方法はあるの?

赤字を消す方法はあるの?

大坂のお墓では、赤色(朱色)文字の名前を黒くする場合、石材業者に相談する家が多いでしょう。
 
今では寺院墓地・民間霊園限らず、ほとんどの墓地で提携する石材業者があるので、まずは墓地管理者に石材業者を紹介してもらう流れがスムーズです。
(公営墓地の場合、自分達で石材業者を選ぶことになるでしょう。)
 
…ただ、大阪ではお墓の赤色(朱色)文字を自分達で黒くする家もります。
 

<大阪のお墓、赤色(朱色)文字を消す>
(1)表面の汚れを落とす
(2)剥離剤を文字に塗る
(3)歯ブラシなどで剥離剤を擦る

 
大坂ではお墓の赤色(朱色)文字のほとんどが、剥離剤(はくりざい)で剥がれる塗料で塗られているものです。
 
掘られているので擦り取る時に細かく大変ではありますが、個人でも剥がせないものではありません。
 

(1)表面の汚れを落とす

大坂のお墓で赤色(朱色)文字を消す前に、まず、表面の汚れを綺麗に洗い流しましょう。
 

●文字周辺に長年蓄積されているので、急に剥離剤を使用しても取れにくいです。
雑巾などを利用して、丁寧に洗い取ります。

 
表面の汚れを落とすことにより、剥離剤の効き目がよくなります。
よりスムーズに、綺麗に文字を落とすことができるため、ここで念入りに掃除すると良いでしょう。
 

(2)剥離剤を文字に塗る

汚れを取ったら、剥離剤を文字に浸透させるように塗りますが、この工程は慎重に進めることがポイントです。
 

●剥離剤の成分で、墓石を傷めたり変色させてしまう恐れがあります。

 
墓石が変色したり、傷めたことにより劣化が進むと、お墓のリフォームや建て直しの可能性もあるでしょう。
そのため剥離剤は周りに付着しないように丁寧に行います。
 

(3)歯ブラシなどで剥離剤を擦る

剥離剤を塗り終えたら、次に歯ブラシなどで赤色(朱色)文字を擦り取ってください。
 

●剥離剤が浸透するまでの時間目安は、約30分〜1時間ほどです。
時間を掛けて浸透させてから、あまり固くない、柔らかい歯ブラシなどを使用します。

 
歯ブラシは彫刻の細かな部分までしっかり入り便利です。
ただ、激しく擦ると墓石を傷めてしまいがちなので、注意をしてください。
 

※大阪のお墓で赤色(朱色)文字を消した後、掃除を行う家も多いですね。
お墓掃除のポイントは下記に詳しです。
秋のお彼岸で行うお墓掃除6つのポイント☆老朽化を防ぐ注意点と7つの掃除道具を解説!

 

最後に

今回は大阪の終活に多い「お墓の赤色(朱色)文字はなに?」の質問と、「赤色(朱色)文字の人が亡くなったらどうするの?」の質問に回答しました。
 
特に近年、終活が増えた大阪ではお墓の生前契約も増え、赤色(朱色)文字の生前戒名が墓地で目立つようになりました。
 
そこで多い質問は「独り身だけど、自分が亡くなったと、赤文字を黒くしてもらうには、どうしたら良いの?」と言うものです。
 
大坂ではおひとりさま終活も多いですが、このような独り身の死後処理については、近しい親族がいなくても、「死後事務委任契約」などで依頼することができます。
 

※詳しくは下記記事に詳しいので、コチラをご参照ください。
【大阪おひとりさま終活】死後を託す人がいない場合の納骨方法

 

まとめ

お墓の赤色(朱色)文字はなに?

・生きている人の戒名や名前
・亡くなると赤を消す
・建立者名は赤文字のままもある
・石材業者に相談して消す家が多い
・自分達で消すこともできる
・剥離剤を使用する
・消す前には汚れを取ると取りやすい

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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