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墓石の種類を産地別に紹介!選ぶときの注意点や品質を保つためのポイントも解説

墓石の種類を産地別に紹介!選ぶときの注意点や品質を保つためのポイントも解説

「お墓の墓石はどのように選べばいいの?」
「墓石にはどのような種類や特徴があるの?」
「お墓を建てたいけれどどのようなことに注意したらいい?」
このようにお墓を建てたいと考えている方は、墓石を選ぶ際の注意点など知りたいことがたくさんあるのではないでしょうか。

 

この記事では、最適な墓石の選び方や国産や外国産墓石の種類や特徴などの基本情報に加えて、墓石を購入する際の注意点や墓石の品質を保つためのポイントなどを紹介しています。

 

この記事を読むことで、最適な墓石材や墓石の産出先、種類、購入目的にかなう墓石の種類などがわかります。また、墓石に対する一層の理解が深まり、納得できる墓石の選択ができるでしょう。

 

墓石の情報や選ぶときの注意点、品質を保つためのポイントをくわしく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

墓石に最適な石材とは?

墓石は雨や風雪に耐えながらご先祖様をお守りしています。また、お墓のシンボルとしての役割を担っているのも墓石です。

 

お墓は何回も建替えることはできないため、墓石に使う石材には耐久性や光沢、艶の持続性が求められます。

 

墓石に最適な石材には3つの要素があります。ここからはそれぞれの要素について見ていきましょう。

見かけ比重が重い

見かけ比重は粉粒体の単位体積当たりの質量のことで、かさ比重とも言います。墓石では墓石の体積あたりの重さを示すものです。

 

見かけ比重は墓石の耐久性に大きく関係しています。見かけ比重が重いということは墓石の密度も高くなっているため、耐久性も増しています。

 

このように、見かけ比重が重い石材は墓石として最適なものとなっており、墓石の選択には欠かせない要素です。

吸水率が低い

石は長年の風雨など自然の力によって劣化していく傾向にあり、墓石も例外ではありません。そのため、墓石は水分を吸収しにくいものが最適とされています。

 

吸水率は石が水分を吸う値を示す指標です。吸水率が低い墓石は雨などの水を吸いづらく、墓石の劣化を防ぐ効果があります。

圧縮強度が高い

墓石は、自然環境のさまざまな影響を受けるため頑丈でなければなりません。少しの力が加わるだけで墓石が倒壊してしまっては、安全の観点からも問題となってしまいます。

 

圧縮強度は石がどれくらいの力に耐えられるかを示す指標です。墓石も圧縮強度が高いものが最適な石材とされています。

 

さまざまな影響を受ける自然環境の中で、安全性を担保する圧縮強度の高さは、最適な墓石の重要な要素のひとつです。

墓石に使用される代表的な石材の種類

墓石はその産地や採掘時期などによって材質や色、耐久性などが異なります。お墓の所在地によって使われる墓石も変わってくるでしょう。

 

「安山岩」、「花崗岩」、「閃緑岩」、「斑れい岩」が代表的な石材の種類です。ここからは代表的な4種類の石材を紹介します。墓石を選ぶ際の参考にしてください。

安山岩(あんざんがん)

安山岩は国内でも採掘されており、産地によってさまざまな種類がある火山岩です。安山岩の中でも本小松石が有名で、ブランド石とされています。神奈川県の真鶴山麓でのみ採掘され、希少価値も高くなっています。

 

最初の段階では淡い緑色ですが、年月の経過とともに落ち着いた色合いになる趣のある墓石です。また、甲州小松も山梨県で産出される希少価値の高い石です。

花崗岩(かこうがん)

花崗岩は、御影石とも呼ばれ日本国内で産出されています。茨城県や福島県、山梨県などが主な産地です。また、近年では中国やインド、南アフリカからも輸入されています。

 

花崗岩は耐久性や風雨などの劣化に強いうえ、磨くと光沢がでる良質な石材です。花崗岩の墓石としては「稲田石」や「羽黒石」などが有名で、それぞれ産地の名称がつけられています。

閃緑岩(せんりょくがん)

閃緑岩はマグマが冷えて固まった岩が元になっており、花崗岩と同様に御影石と呼ばれています。御影石は複数の種類の石の総称で、閃緑岩も御影石です。

 

御影石の中でも閃緑岩は石の色が薄めの黒色であるため、黒御影石とされています。国内での産出量が少ないため、希少価値がある墓石です。

斑れい岩(はんれいがん)

斑れい岩が元になる石材も御影石と呼ばれています。斑れい岩は黒やグレー系の墓石で、磨くと光沢が出てきます。良質な黒御影石として広く使われている石材です。

 

代表的な石材としては福島県で産出される浮金石や中山石、外国産ではインドやスウェーデンで産出されます。

【国産】墓石に使用される主な石材の種類

墓石に使用される代表的な石材として「安山岩」、「花崗岩」などを紹介してきました。この代表的な石材はマグマが冷やされ固まってできた火山岩です。

 

全国にはこの火山岩を元にしたいろいろな石材があります。産出された地域や成分によって石材の種類も多様ですが、いずれも墓石の石材としては最適なものです。ここからは、墓石に使用される主な国産石材を紹介します。

浮金石(うきがねいし)

浮金石はその名称の通り、ちりばめられた金粉が浮き出ているような石です。福島県などで産出され、斑れい岩に分類される高級石材とされています。

 

貴重な国産高級黒御影石としても知られており、黒みかげとも呼ばれています。墓石の他に東京駅や上野駅などの建築材としても使用されている石材です。

庵治石(あじいし)

庵治石は香川県庵治町と牟礼町の境に接する五剣山で産出され、花崗岩に分類される石材です。産出される庵治町の地名に由来しています。

 

庵治石を構成する石英や雲母などの結晶は小さく、磨くと艶が出てきます。さらに、磨いた表面にまだら模様の光沢がでるのも庵治石の特徴で、最高級の墓石のひとつとして知られています。

大島石(おおしまいし)

大島石は、愛媛県今治市伊予大島で産出される花崗岩です。青みを帯びた美しい色調であり、墓石の石材として必須となる堅牢な石質が評価されています。墓石として使用される以外にも、建築材やモニュメントなどで使われています。

 

大島石は西日本を代表する高級石材として使用実績も高く、庵治石と同様に全国に知れわたった石材です。

本小松石(こまついし)

本小松石は神奈川県真鶴町で産出される石です。安山岩に分類され、色はグレーや青が主となっています。

 

この石はふたつに分類され、真鶴町の山側で産出されるものを本小松石、海側で産出されるものは新小松石と言われています。いずれの石も高級な墓石の石材として、落ち着いた色合いと合わせて広く知られている石材です。

万成石(まんなりいし)

万成石は岡山県の万成町で産出され、花崗岩に分類されます。淡い紅色が美しさを際立たせ、やさしい印象をあたえる石です。この特徴的な色調から、著名人のお墓の墓石としても利用されています。

 

また、墓石の他にも全国各地のモニュメントや記念碑などの建築材として使われています。美しい色だけでなく、墓石としての重要な要素である吸水率の低さや圧縮強度の高さを兼ね備えており、全国で人気がある石材です。

紀山石(きざんせき)

紀山石は福島県いわき市の上三坂地区で産出され、花崗岩に分類されます。均一な細かい粒子が特徴で、深みのある色合いが落ち着いた印象をあたえる石です。この美しい色目から全国的にも人気が高く、ブランド石のひとつとなっています。

 

また、墓石の石材として欠かせない風化にも耐えられる粘りのある石質が特徴です。産地では長期的な安定生産を続けており、銘石の価値を持続させています。

吹雪石(ふぶきいし)

吹雪石は福島県岩引町で産出され、花崗岩に分類されます。濃い青色が特徴で、白や黒、グレーが中心の墓石の中では珍しい色の石です。白い長石の模様が吹雪のように入り混じっている様子から、吹雪石と呼ばれています。

 

吹雪石は計画性をもって採掘されているため、安定的に供給されています。吸水率が低く色むらや傷はほとんどありません。墓石の他には公共の建築物にも使用されている石です。

【中国産】墓石に使用される主な石材の種類

墓石材も外国からの輸入が増加しています。その背景は、国産墓石材の産出量の減少や外国産墓石材の安さなどが要因です。また、墓石材の輸入だけではなく製品化された墓石を輸入する傾向もあります。

 

世界中から輸入していますが、特に中国からの輸入が多数を占める傾向です。ここからは、中国産の墓石材の特徴などを紹介します。

北大青

北大青は中国山西省で産出される御影石です。色調はダークグレーのような色合いで、落ち着きのある雰囲気を醸し出しています。墓石としての要件である吸水率の低さや高い高度を備えた種類の石です。

 

見た目は高級感がありますが、値段は安価な部類に入る墓石です。墓石の他には外柵や石塔の石材としても使用されています。

 

北大青は「ほくだいあお」と読みますが、「ペーターチン」と読むこともあります。

河北山崎

中国の河北省を原産地とする御影石です。日本国内にも山﨑石と呼ばれる高級銘石がありますが、産出量が少なく、この山﨑石に似ていることから河北山﨑と呼ばれています。

 

グレー系の色合いと、繊細な石目が特徴です。日本においても長く使われており、安価な割には見た目が良いと言われている種類の墓石です。現在は採掘終了しているため、供給は不安定です。

新八光(G623)

新八光は中国福建省が原産地で、採石場は都心の近くの海岸部です。色合いはピンク色の結晶が混ざっているため、桜御影石と呼ばれています。採石場が港に近いため、コストも安く抑えられています。

 

錆が出ることなく経年劣化も少ないため、墓石として最適の要件を備えている種類の石材です。主に墓石や外柵に使われていますが、洗面台などの建材として使用されるなど用途の多い石です。

K-12

K-12は中国の黒竜江省で産出される黒龍石です。黒竜江省で採掘されることから、その名前がつけられました。

 

色はグレーや青みがかかった艶のある石で、吸水率が低く経年劣化も少ない種類の石材とされています。

【インド産】墓石に使用される主な石材の種類

インド産の墓石は中国に次いで種類もたくさんあります。以前は、中国よりも多くの墓石の石材を輸入していました。高度が高く、艶も良いため墓石には最適ですが、安定的な供給に欠けており、中国に比べて輸入は減少傾向にあります。

 

ここからは、インド産の墓石材の特徴を紹介します。

銀河(ぎんが)

銀河はインドのカルナカタ州で産出される御影石です。インド銀河とも呼ばれており、宇宙の銀河を彷彿させる白い玉の模様が入っています。色は白色のグレー系で、白系のお墓を建てたい方に人気があります。

 

墓石の要件である硬度の高さや吸水率の低さを備えており、錆やコケも生えにくく耐久性もあることが特徴です。墓石の他には外柵としても使え、価格も国産と同レベルの墓石です。

アーバングレー

アーバングレーはインドのカルナタカ州で産出され、花崗岩、グレー系の御影石に分類されます。ガラスのような透明感を醸し出すのが特徴です。吸水率は低く、粘りある材質で風化しにくいため、寒冷地でも使用できます。

 

以前から日本でも使用されており、価格も手ごろな実績のある墓石材です。和型、洋型、デザイン墓など、どの様式の墓にもフィットします。

クンナム

クンナムは世界でもっとも硬い黒御影石と言われています。硬いうえに耐久性に優れているため、経年劣化がない石です。花崗岩、黒系小目御影石に分類され、艶もちも良く変色も見られません。

 

採掘場の閉鎖が続くなど供給に不安定な面もありますが、インドを代表する高級石材として高い評価を得ています。

【その他の産地】墓石に使用される主な石材の種類

ここまで輸入の多数を占める中国産やインド産の墓石材を紹介してきました。しかし、墓石材はこの他の国からも輸入されています。

 

輸入量は多くはありませんが、どの石も特色があってすばらしいものばかりです。ここからは、ヨーロッパやアメリカなどから輸入されている墓石材を紹介します。

ファイングレイン

ファイングレインはスウェーデンを原産地とする黒御影石で、ブラックファイングレインやスウェーデン黒とも呼ばれます。

 

この石は花崗岩の黒目系小目御影石で、目が細かいのが特徴です。また、吸水率は低く硬度が高いという墓石の特性をもち、経年劣化にも強くなっています。

 

供給量が少ないため希少価値が高く、最高級品として世界からも評価を受けています。

スウェーデンマホガニー

スウェーデンマホガニーはスウェーデンが原産で、高級木材マホガニーのような色合いから、スウェーデンマホガニーと呼ばれています。また、ブラウンを基調として多様な色を放つことから、マルチカラーをもつ石とも言われています。

 

耐久性があるため床材としても使われ、墓石では洋風墓に使われている石材です。

耐久性を重視したい人におすすめの墓石の種類

お墓は何回も建て替えられるものではないため、経年劣化が少なく耐久性のあるお墓にする必要があります。前述しているように、長持ちする墓石の要件は吸水率の低さと高い硬度です。

 

耐久性を重視したい人は、数ある石材の中でも大島石や庵治石、真壁石などの国産の墓石がおすすめです。

価格を抑えたい人におすすめの墓石の種類

墓石の価格を抑えたい人は、中国産の墓石材がおすすめです。全般的に中国産を始めとする外国産の墓石材は国産よりも安価です。その反面、吸水率がやや高いため経年の変化はあります。

 

中国産の墓石材では北大青やG623、AG-98などがおすすめです。

色に拘りたい人におすすめの墓石の種類

お墓を建てる場合には特に墓石の色には決まりはありません。落ち着きのある色やシックな色など人によって好みはさまざまです。

 

ここからは、墓石の色別の特徴やおすすめの墓石の種類について紹介します。お墓の色に拘りたい人は参考にしてください。

グレー系の墓石

グレー系の墓石は一般的で、全国に普及しています。グレー系といっても石材にはいろいろな鉱物が混ざっており、採掘される場所によってもその構成が異なります。

 

安めの価格では中国産のG654やG603、価格が普通のものではインド産のインド銀河や国産の吹雪石、高めの価格では大島石、庵治石などがおすすめです。

黒系の墓石

黒系の墓石は、黒色の深成岩を称して黒御影石と呼んでいます。世界各地で産出されており、インドや中国、スウェーデンなどの石が有名です。経年によって変化して錆がでたり、艶がなくなったりするため、選択するには難しい種類の墓石と言えます。

 

安いものでは中国産の山西黒や河北山崎、高いものでは国産の浮金石や能勢石などがおすすめです。

白系の墓石

白系の石には鉱物が多く含まれている場合が多いため、経年によって汚れや錆が出ることもあります。白系であっても真っ白ということではなくグレー系の色です。白御影とも言われており、その明るい色目から洋型の墓石に適しています。

 

安いものでは中国産のG603、高いものでは庵治石などがおすすめです。

青系の墓石

青い御影石は青御影石と呼ばれています。代表的な国産青御影石には庵治石や大島石などがありますが、供給量が少ないため希少価値が高いです。

 

流通している青系の墓石は中国産が主流となっていますが、日本での使用実績が多くないため、経年による変化はこれから判明するでしょう。

 

比較的安い中国産の河北山﨑、高いものでは国産の羽黒青糠目石がおすすめです。

緑系の墓石

緑系の墓石は落ち着いた深みのある石材から作られ、洋風のお墓には使うことが多いです。

 

国産では本小松石や荻野石、外国産ではフィンランドのフィンランドグリーンやインドのアーバングレーなどが代表的となっています。緑系の石材で安価なものは少なく、高いものが多い傾向にあります。

ピンク・赤系の墓石

ピンク・赤系の石はもともと建築資材として使用されていたものが多いため、主に洋型の墓石やオリジナルの墓に適しています。

 

墓地によっては墓石の色味に制限が設けられている場合があるため、ピンク・赤系の墓石を使用する際は、霊園やお寺に聞いてみましょう。

 

安い部類では中国マホガニー、高い部類ではインドのマルチカラーレッドなどがおすすめです。

お墓のデザインも墓石選びには重要

お墓のデザインにはいろいろなものがあり、近年では和型・洋型だけでなくオリジナルのデザインのお墓など、故人の思いを込めたお墓が多くなっています。

 

お墓のデザインによって墓石も適合したものでなければなりません。そのため、デザインによっては使用する墓石の量や材質も変わってきます。

和型のお墓

和型墓石は、伝統的な墓石の形です。「お墓」といえば、この形をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

 

地域や宗派により形に違いはありますが、竿石、上台、中台、下台(芝台)で構成される4段のものが一般的に用いられています。石は上から「天」「人」「地」をあらわしており、この和型墓石の形は江戸時代に生まれたと言われています。

 

竿石や上台に装飾を加えた墓石も存在します。

洋型のお墓

洋型墓石は、四角く、和型墓石に比べて背の低い洋風の墓石デザインです。海外を思わせるモダンな印象で、近年では広く選ばれる墓石の形だと言えます。

 

石塔の文字やイラストの彫刻、また石種の選択など、さまざまなデザインが馴染みやすいことが特徴です。

その他のお墓

和型や洋型以外にも、故人の思いを反映したさまざまなデザインのお墓があります。芝生の上にお墓を並べる芝生墓地や、墓石を低くして墓石を安定させた低床型のデザイン墓地、オリジナルのデザインによる彫刻などを施したデザイン墓地などです。

 

ここで紹介したお墓以外にもさまざまなデザインを施したお墓があります。このように故人や家族の思いを施したお墓は増えつつあり、そのデザインも多様になってきています。

墓石を選ぶときの注意点

墓石は高価なものであるため何回も買い替えることはできません。また、墓石を選んで購入しても、後になって自分のイメージとは違う墓石や劣化が目立つなどトラブルが生じます。

 

ここからは、墓石を選ぶ際の注意点を4点紹介します。これらを参考にして墓石を選んでください。

墓石の品質と値段は一致しない

墓石は石によって値段に大きな幅がありますが、値段が高い墓石が長持ちするとは限りません。外国産の墓石にも、値段が安いものや国産と変わらないものもありますが、使用実績が少ないため石の質を十分に見極められません。

 

また、墓石にはさまざまな種類があり、国産と外国産の違いがよくわからず、ブローカーや悪質業者に付け込まれる場合もあります。墓石購入の際には十分に注意してください。

色見本と模様が違うことがある

石は自然界に存在しているため、その模様や構造もさまざまです。墓石も同様で、同じ墓石はありません。

 

このように違いが出る原因は、墓石が採掘される場所や時期、地層などによって色や石目が違うからです。そのため、石材店などで見せられる色見本と実際の模様が異なることがあります。このことを十分に理解して墓石を選ぶようにしましょう。

石材店にしっかり要望を出す

お墓を建てるときには石材店に依頼します。墓石の手配から墓石の設置や外構の工事だけでなく、墓石の破損などがあった場合の修繕やメンテナンスなども依頼しなければなりません。

 

お墓を建てるには多額の費用がかかるため、石材店にしっかり要望を出しましょう。また、複数の石材店や設置業者などから見積もりを出してもらうことも大切です。

経年劣化した墓石の状態を見せてもらう

自分の希望通りに建てた新しいお墓は、きれいで満足のいくものでしょう。しかし、お墓は屋外にあるため、風雨にさらされて長い年月が経つと変化していきます。

 

そのため、新しい墓石を見ることも大切ですが、経年劣化した墓石の状態を見せてもらうことも重要です。墓石の劣化を見ることで維持管理の大切さだけでなく、墓石の本質を理解できるでしょう。

墓石の品質を保つためのポイント

墓石は屋外に設置されるため、墓石の清掃や定期的なメンテナンスが不可欠です。お彼岸やお盆、故人の命日などのお墓参りの際には清掃するようにしましょう。

 

また、墓石を設置した業者によるメンテナンスも墓石の品質維持につながります。いつもお墓のこと気にかけ、お墓のメンテナンスをすることが大切です。

墓石の種類や特徴を知っておこう

墓石を選ぶ際は、墓石に最適な条件である見かけ比重の重さや低い吸水率、高い圧縮強度だけでなく、墓石の材質や特徴を理解しなければなりません。

 

墓石は何種類もあり、それぞれ材質や特徴が異なります。また、産出される地域や時期、国産や外国産など産別による違いもあります。

 

これらの基本的な違いを踏まえたうえで故人や自分の思いを整理して、業者に相談しながら墓石を選びましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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