図解!2026年12月の縁日カレンダー|納めの観音・終い天神はいつ?
・「縁日」とは?お祭りとは違うの?
・2026年12月の縁日はいつ?
・年末の「納め参り」とは?
「縁日」とは、神仏の誕生日や、この世に現れた日など、神仏にゆかりのある日です。
縁日にお参りすると、普段よりも大きなご利益があるといわれます。
●12月の縁日は、その年最後の縁日として「納めの○○」「終い○○」と呼ばれます。
…2026年は、納めの観音が12月18日(金)、終い天神が12月25日(金)です。
本記事では、縁日の意味と、2026年12月の縁日カレンダー、1年の感謝を伝える「納め参り」を解説します。
※本記事は、供養を通じて多くのご家族に寄り添ってきた「霊園・墓石のヤシロ」が執筆しています。
なお、記事内にはヤシロの霊園・樹木葬・納骨堂サービスへのご案内を含む場合があります。(2026年10月更新)
縁日とは
◇縁日とは、神仏の誕生日やこの世に現れた日など、神仏にゆかりのある日です
縁日にお参りすると、普段よりも大きなご利益があるといわれ、毎月同じ日にお参りを続ける人もいます。
縁日にお参りする習わしは古くからあり、平安時代後期の『今昔物語集』には、毎月24日の地蔵菩薩の縁日に、欠かさず地蔵を念じてきた男の話が残っています。
縁日の決まり方には、大きく分けて次の3つがあります。
| <縁日の決まり方> | |
| [神仏ゆかりの日] | ・観音菩薩は18日、地蔵菩薩は24日など ・毎月同じ日に巡ってくる |
| [十二支の日] | ・寅の日は毘沙門天、巳の日は弁財天など ・12日ごとに巡ってくる |
| [30日の割り当て] | ・1か月の毎日に神仏を割り当てた「三十日秘仏」「三十番神」 |
観音様やお地蔵様、お不動様など、身近な神仏の縁日を知っておくと、お参りの目安になります。
※参考
縁日とお祭りは違うの?
◇縁日は神仏とご縁を結ぶ日で、お祭りは神仏をまつる行事です
今では縁日というと、屋台が並ぶお祭りを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし本来、縁日とお祭りは別のものです。
| <縁日とお祭りの違い> | |
| [縁日] | ・神仏にゆかりのある日 ・お参りして、神仏とのご縁を結ぶ |
| [お祭り] | ・神仏をまつり、祈りや感謝を捧げる行事 ・豊作の祈願や収穫への感謝など、地域ごとに行われる |
縁日には多くの人がお参りに訪れるため、その人たちを目当てに、神社やお寺の周りに市や露店が立つようになりました。
こうして、縁日に「お祭り」のような賑わいのイメージが定着していきました。
●浅草寺の「羽子板市」も、もとは観音様の縁日に立つ市です。
…毎年12月17日〜19日に開かれ、ご本尊の観音菩薩の縁日である18日をはさんで行われます。
十二支の日に巡る縁日【2026年12月】
◇十二支の日に巡る縁日は、寅の日の毘沙門天や巳の日の弁財天など、12日ごとに訪れます
暦では、日にも十二支が割り当てられています。
その十二支の日を縁日とする神仏もいます。
| <十二支の縁日(2026年12月)> | ||
| [十二支] | [神仏] | [12月の日付] |
| 寅(とら)の日 | 毘沙門天 | 6日(日)・18日(金)・30日(水) |
| 巳(み)の日 | 弁財天 | 9日(水)・21日(月) |
| 午(うま)の日 | 稲荷明神 | 10日(木)・22日(火) |
| 亥(い)の日 | 摩利支天 | 3日(木)・15日(火)・27日(日) |
| 庚申(こうしん)の日 | 帝釈天 | 12日(土) |
| 甲子(きのえね)の日 | 大黒天 | 16日(水) |
●十二支の日は12日ごとに巡るので、毎月同じ日にはなりません。
…庚申と甲子は、十干と十二支を組み合わせた60日に一度の日です。
家庭の神棚や床の間に、大黒天や弁財天をお祀りしている地域もあります。
そうした家では、縁日にお赤飯などを特別にお供えして手を合わせる習わしもあります。
[スタッフのマメ知識]
2026年12月21日(月)は、弁財天の縁日の巳の日と、弘法大師の縁日の21日が重なる日です。
1年の締めくくりに、両方の神仏へ感謝を伝える日にしてみてはいかがでしょうか。
毎日に神仏を割り当てた「三十日秘仏」と「三十番神」
◇三十日秘仏と三十番神は、1か月の毎日に、仏さまや神さまを割り当てたものです
1日から30日までのどの日にも、その日を守る神仏がいるという考え方です。
| <三十日秘仏と三十番神> | |
| [三十日秘仏] | ・毎日に仏さまや菩薩さまを割り当てたもの ・10世紀ごろの中国で始まり、日本に伝わったとされる ・例:18日は観音菩薩、24日は地蔵菩薩、30日は釈迦如来 |
| [三十番神] | ・30の神さまが1日交代で、国や法華経を守るとされるもの ・天台宗の円仁が始めたと伝わるが、起源ははっきりしない ・日蓮宗で特に篤く信仰されてきた ・例:1日は熱田大明神、10日は天照皇太神、22日は稲荷大明神 |
今もよく知られる観音菩薩の18日や地蔵菩薩の24日は、三十日秘仏の割り当てと重なっています。
●お不動様の28日のように、三十日秘仏とは別に定着した縁日もあります。
…28日は、台所の守り神とされる三宝荒神の縁日でもあります。
地域によっては、台所に三宝荒神をお祀りし、縁日に家庭で手を合わせる習わしも残っています。
師走の縁日に参拝する「納め参り」とは?
◇納め参りとは、12月の縁日にお参りして、1年の感謝を伝えることです
1年間見守っていただいた神仏に、「今年もありがとうございました」と感謝を伝えます。
| <納め参りと初詣の違い> | |
| [納め参り] | ・年末の縁日にお参りする ・1年の感謝を伝える |
| [初詣] | ・新年にお参りする ・新しい1年の無事を祈る |
12月の縁日は、その年最後の縁日として「納めの○○」「終い○○」と呼ばれ、多くの人がお参りに訪れます。

| <2026年12月の納め参り> | |
| [12月5日(土)] | ・納めの水天宮 |
| [12月8日(火)] | ・納めの薬師 |
| [12月13日(日)] | ・納めの虚空蔵 |
| [12月15日(火)] | ・納めの阿弥陀 |
| [12月18日(金)] | ・納めの観音 |
| [12月21日(月)] | ・終い大師(終い弘法) |
| [12月24日(木)] | ・納めの地蔵 |
| [12月25日(金)] | ・終い天神 |
| [12月28日(月)] | ・納めの不動 ・納めの大日如来 |
| [12月30日(水)] | ・納めの釈迦 |
関西でも、年末の縁日は師走の風物詩として親しまれています。
●関西の主な納め参り
・東寺(京都):12月21日の「終い弘法」
・北野天満宮(京都):12月25日の「終い天神」
・四天王寺(大阪):12月21日の大師会(その年最後の大師会)
四天王寺では、毎月21日に弘法大師の縁日の「大師会」が行われ、境内に露店が並んで賑わいます。
12月21日は、その年最後の大師会にお参りできる日です。
かつては、地域の神社やお寺に祀られる神仏を、暮らしの守り神として大切にしてきました。
年末の縁日にお参りするのは、1年お世話になった神仏へ年の瀬のごあいさつに伺う気持ちだったのかもしれません。
[ライターの体験談]
「夫はサービス業で、毎年元旦から松の内まで忙しい日が続きます。
その中で、就学前の子ども3人を連れて初詣に行くのは、とてもパワーが必要でした。
大勢の人が参拝するので、子どもが迷子にならないか心配で、ストレスも多かったです。
納め参りの風習を知ってからは、年末に納め参りをして、年始は夫が落ち着いた頃に初詣をする習慣に切り替えました。
すると年末年始に余裕ができて、穏やかな1年のスタートを切れるようになりました。」
納め参りの帰りに立ち寄る「歳の市」
◇年末の縁日には、お正月飾りを売る「歳の市」や「羽子板市」が立ちます
納め参りの帰りに、新年の縁起物をそろえるのも、師走ならではの楽しみです。
| <浅草寺 羽子板市(歳の市)> | |
| [日程] | 例年12月17日〜19日(2026年は木〜土) ・納めの観音(18日)に合わせて開かれる |
| [場所] | 浅草寺(東京都台東区) |
| [TEL] | 03-3842-0181 |
| [HP] | https://www.asakusa-toshinoichi.com/ |
| <薬研堀不動院 歳の市> | |
| [日程] | 例年12月26日〜28日(2026年は土〜月) ・納めの不動(28日)に合わせて開かれる |
| [場所] | 薬研堀不動院(東京都中央区) |
| [TEL] | 03-3866-3706 |
| [HP] | https://www.yagenborihudoin.com/ |
関西で商売繁盛の縁起物をそろえるなら、年明け1月の十日戎もあわせてチェックしておきましょう。
よくある質問
◇縁日と納め参りについて、よくある疑問にお答えします
日付やお参りのしかたなど、迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
2026年12月の主な縁日はいつ?
◇納めの観音は18日(金)、終い大師は21日(月)、終い天神は25日(金)、納めの不動は28日(月)です
このほか、5日(土)の納めの水天宮や、24日(木)の納めの地蔵などがあります。
日付は、本文の2026年12月の縁日カレンダーで確認できます。
終い天神・終い弘法とは?
◇京都の北野天満宮と東寺で、その年最後の縁日に開かれる市のことです
北野天満宮では毎月25日の天神さまの縁日に「天神市」、東寺では毎月21日の弘法大師の縁日に「弘法市」が開かれます。
12月の市は、それぞれ「終い天神」「終い弘法」と呼ばれ、年の瀬の風物詩になっています。
縁日は必ずお参りしないといけないの?
◇縁日は、必ずお参りしなければならない日ではありません
ご縁のある神仏に、節目として感謝を伝える機会と考えるとよいでしょう。
行けるときに、無理なくお参りするのが一番です。
納め参りは家でもできる?
◇神社やお寺に行けないときは、家のお仏壇や神棚に手を合わせるだけでも十分です
静かに手を合わせ、1年を無事に過ごせた感謝を伝えましょう。
まとめ:2026年12月の縁日に納め参りをして、1年の感謝を伝えよう
◇12月の縁日は、1年お世話になった神仏に感謝を伝える「納め参り」の日です
初詣で新年の無事を祈るように、年末の縁日には1年の感謝を伝えましょう。
●2026年12月の主な納め参り
・12月18日(金):納めの観音
・12月21日(月):終い大師(終い弘法)
・12月24日(木):納めの地蔵
・12月25日(金):終い天神
・12月28日(月):納めの不動
初詣が主流になった今も、年末と年始の両方で、縁日に合わせてお参りする人がいます。
年始のお参りも縁日を目安にすると、三が日の混雑を避けやすくなります。
年の瀬は、ご先祖さまに1年の感謝を伝える、お墓参りの時期でもあります。
お墓や供養のことでお悩みがあれば、霊園・墓石のヤシロまでお気軽にご相談ください。
[2027年1月の年中行事カレンダー]
【執筆・監修:永代供養ナビ編集長】
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長 藤橋 靖雄
1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍中。
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