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お墓・墓石の手入れや掃除の方法とは?

お墓・墓石の手入れや掃除の方法とは?

普段あまりお墓参りに行かない方は、お盆やお彼岸等にお墓へ行かれた時に墓石の汚れや墓地の雑草等を目にして驚かれる方もいらっしゃると思います。

 

長期間お参りに行かないと墓地には雑草が生い茂り、墓石に付着した汚れが雨水で浸透してシミになっていたり水垢がついていたりと、折角のお墓が大変悲しい状況になっている場合もあります。

 

そこで皆さんを悩ますのがそんなお墓の手入れの仕方です。特にお盆や夏のお墓参りでは暑さとの戦いもプラスされるので、ことのほか大変な重労働となってしまいます。

 

お墓の手入れは大きく分けて二つ。墓所(敷地)内の手入れとお墓(墓石)の手入れです。

墓所(敷地)内の手入れ

墓所(敷地)内の手入れ

墓所内の手入れといえばなんといっても大変なのは雑草の処理です。除草剤を使用したり、草の生えない土に入れ替えたり、表面を左官で覆ってしまったりと根本処置をして手入れをしないようにする方法も有りますが、なかなか難しいのが現実です。

 

そうすると残すところは人力となってしまいますが、ここで活躍するのが道具です。
最も実用的なのが軽量のハンドタイプの草引きフォークやツメと呼ばれる草を引っ掛けて梃子のようにして引き抜く道具とこちらもハンドタイプの熊手です。この二つの便利アイテムがあれば雑草手入れが楽チンになります。
あと特に女性の方にお勧めしておくのがゴム手袋です。土を触ると汚れももちろんですが怪我の防止にもなるので必ず用意してください。

 

■草引きの便利アイテム

  • 草引き用ハンドフォーク

  • 草引き用ハンディ熊手

  • ゴム手袋

 

お墓内に敷き詰めた砂利の手入れの仕方も大変なのですが、こちらは別の機会にご紹介させていただきますね。

お墓(墓石)の手入れ

お墓(墓石)の手入れ

次にご紹介するお墓のお手入れの方法は墓石の手入れです。
と、その前に皆さんはお墓参りの時どのようにしてお参りしてますか?

 

よくTVでお墓の一番上の石に上から柄杓を使って水を掛けてお参りしている風景を見かけますが、お墓のお掃除の時に水をかけるのは実はNGです。そもそも石材に水や水分は品質保持上は天敵となります。

 

ぴかぴかに見える墓石も表面は凹凸があって人と同じように呼吸もしているので水と一緒に付着した汚れも吸収し、汚れやシミの原因となります。また水を吸いやすい石等は一度吸収してしまった水分をなかなか放出できずに一見したら変色したように見える場合もあります。

 

“ちょっと寄り道、ここだけの話”

気温が氷点下になる寒冷地等では特に注意が必要です。石に傷等があって、傷口に多くの水分を吸収してしまった場合等、気温が氷点下になると水分が凍って膨張し、なんと石を割ってしまうこともあるのです。

 

さて本題。
言いたかったのは水を直接掛けるようなお墓の手入れの仕方は辞めようということでした。
水を掛けない手入れの方法としてはまず、乾いた雑巾等のやわらかめの布で墓石を一面ずつ乾拭きし表面の埃を取り除いてください。次に水でぬらした雑巾(しっかり絞る)スポンジ こびりついた汚れをふき取り ます。

 

墓石は表面が磨かれていますので、ほとんどの汚れはこれで取れます。間違っても固めのたわしやスチールたわしは使用しないでください。墓石の表面に傷を付けて品質を低下させる原因となります。

 

表面の手入れはこれで充分だと思いますが、彫刻部分はこうは簡単には行きません。
彫刻部分には埃も水もたまりやすく汚れが表面の比ではありません。また彫刻部分は表面と違って磨いているわけでもなく、汚れが付着しやすくなっています。

 

ここで登場するのがなんと歯ブラシです。ブラシ部分は程よい硬さと長さ、密度があり、持ちやすく、彫刻部分の掃除には最適な便利アイテムとなっています。ちょっとしつこい汚れもこれを使えば簡単にとることができます。

 

歯ブラシにはもう一つ別の使い方もあります。
それは水垢落しです。墓石と墓石の継ぎ目等にこびりついた水垢は正直、歯ブラシでも簡単には取れませんし、長年掛けてついてしまった汚れや水垢にはそもそも取れないものもあります。しかし、ちょっとした水垢やしつこい汚れは歯ブラシで充分取れますので試してみてください。

 

長々と書いてしまいましたが、雑草も墓石の汚れも手入れが大変になるまで放置しないのが一番の方法です。
年に一度や二度ではなく、しつこい汚れや雑草だらけになる前に、まめにお墓参りに行って、普段から大変にならないように手入れしていれば、上に書いた方法で充分綺麗にお墓を保てるし、故人様のご供養にもなるではないでしょうか。

 

■墓石手入れの便利アイテム

  • 歯ブラシ

  • スポンジ

 

“ちょっと寄り道、ここだけの話”2

家庭用洗剤や墓石用と謳われた洗剤も極力使用しないほうが無難です。成分によっては石材との相性も悪くシミの原因となったり、研磨剤等が入っている場合は折角のぴかぴかに磨かれた表面をざらざらにしかねません。

 

また最近ではコーティング剤等も市販されていますが、正直墓石の品質に影響のない保証はありません。なるべく使用しないようにするのが無難です。

まとめ

まとめ

墓石は高額で綺麗に保ちたいのは山々ですが、家に持って帰ることはできません。
経年変化や風化もします。できる範囲の丁寧な手入れで気持ちよくお参りができて、自然の中で、家族と同じ四季を感じ過ごしてもらえれば良いのではないでしょうか。

 

その為にも毎月とは言いませんが、年末年始、お盆、春秋のお彼岸、命日、やっぱりこれくらいはお墓参りにいかれてはいかがでしょうか。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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