お墓参りしやすい自然豊かな公園墓地とは?おすすめ7選もあわせて紹介
「公園墓地とは、どのようなお墓なのだろう」
「公園墓地はどんな人に向いているのだろう」
「お墓参りしやすい公園墓地を知りたい」
公園墓地を検討している方の中には、このような疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、公園墓地の特徴、そこで選べるお墓の種類、メリットとデメリット、申し込みまでの流れを整理しています。
あわせて、関西エリアでおすすめしたい公園墓地を7か所紹介します。
終活を進めている方、公園墓地の利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
公園墓地とは?知っておきたい4つの特徴

公園墓地とは、従来の寺院墓地のイメージとは異なり、公園のように整備された明るい雰囲気の中にある墓地のことです。
緑に囲まれた環境でお墓を探している方にとって、候補のひとつになる墓地といえるでしょう。
ここでは、公園墓地に見られる4つの特徴を紹介します。
1:自然が豊かで公園のように過ごせる
公園墓地は、墓地としての役割に加えて、公園としての機能を兼ね備えている点が特徴です。
敷地内に植木や季節の草花が植えられ、緑にあふれている公園墓地も多く、お墓参り以外の目的で自然を楽しみに訪れる人もいます。
たとえば、並木道に腰掛けて休憩できるベンチや東屋が設けられていたり、お墓参りを兼ねてハイキングを楽しめたり、春にはお弁当を持参してお花見ができたりと、公園のような感覚で過ごせる場所もあります。
2:宗教・宗派を問わないところが多い
一般的な寺院墓地では、その寺院の宗派でなければお墓を建てられない場合があるため、特定の宗派を持たない方はお墓探しに迷うこともあるでしょう。
公園墓地は、地方公共団体や、認可を受けた民間の運営者が管理しているところが多く、宗教・宗派を問わずに申し込めるケースが多くみられます。そのため、宗旨宗派を定めていない方にも検討しやすい点が特徴です。
ただし条件は墓地ごとに異なるため、申し込み前に確認しておくと安心です。
3:敷地が広く園内の移動手段が整っている
寺院墓地などと比べて敷地が広いため、お墓参りの際は車で移動したり、墓地内を通る路線バスを利用したりすることもあります。
敷地の中に広場が設けられていることも多く、地域の行事やイベントが催されるなど、人々の憩いの場になっている公園墓地もあります。
4:公営墓地だけではなく民営墓地もある
公園墓地のうち、主に地方公共団体が運営しているものは「公営墓地」、認可を受けた企業や宗教法人などが運営しているものは「民営墓地(民間墓地)」と呼ばれています。
民営墓地は、公営墓地と比べてデザイン性の高い施設が多い点が特徴です。ヨーロッパ風の建物や庭園を取り入れたり、バラ園のような区画を設けたりと、それぞれに個性があるため、ご家族の希望に近い雰囲気を選びやすいでしょう。
また、民営墓地は一般墓・樹木葬・永代供養墓など選べるお墓の種類が幅広く、居住地や遺骨の有無といった申し込み条件も公営墓地ほど厳しくないことが多い傾向です。「公営墓地の募集を待つ時間がない」「今の希望に合う区画から選びたい」という方は、民営の公園墓地もあわせて比較しながら検討するとよいでしょう。
・公営霊園の樹木葬ってどんなもの?メリットや費用についても解説
公園墓地で選べるお墓の種類
お墓にはいくつかの種類があり、家族に合ったお墓を選ぶには、お墓の形や遺骨の納め方など、それぞれの特徴を把握しておくことが大切です。
ここでは、公園墓地で選べることが多い永代供養墓・樹木葬・一般墓の3種類について見ていきましょう。民営の公園墓地では、複数の種類を同じ園内で比較できる場合もあります。
永代供養墓:継承者がいなくても供養を任せられるお墓

永代供養墓とは、将来お墓を継ぐ人がいなくなった場合でも、寺院や霊園が遺骨を管理し、供養を続けてくれるお墓のことです。承継者がいなくなっても無縁墓になる心配が少ないため、子世代にお墓の管理負担を残したくない方や、お墓の承継に不安がある方などに選ばれています。
遺骨の納め方は、最初から合祀されるタイプ、一定期間は個別に安置してから合祀されるタイプなどさまざまです。一般的なお墓と比べると、全体の費用を抑えられる場合があります。
・永代供養についてわかりやすく紹介!費用や選び方なども詳しく説明
樹木葬:樹木をシンボルにした自然志向のお墓

樹木葬とは、墓石の代わりにシンボルとなる樹木を植え、その周辺に遺骨を埋葬するお墓のことです。
比較的新しい埋葬方法ですが、季節の草花を植えたガーデン型のものや、ペットと一緒に入れるものなど、選択肢に幅があるのが特徴です。
遺骨を納めるスペースが小さく、墓石を建てないことが多いため、一般的なお墓と比べて費用を抑えられるケースが多いでしょう。
一般墓:代々受け継いでいく従来のお墓

一般墓は、家族や親族が代々継承していく従来のかたちのお墓です。亡くなった方の名前や没年月日などを刻んだ墓石を建て、家族や親族が継承・管理していきます。墓石代がかかる分、永代供養墓や樹木葬と比べると費用は高くなる傾向にあります。
一方で、多くの方がイメージしやすい馴染み深いお墓であるため、家族や親族の同意を得やすいという面もあるでしょう。
公園墓地を選ぶメリット

家族が納得できるお墓選びをするためには、公園墓地のメリットとデメリットの両方を知っておくことが大切です。
ここでは、公園墓地の主なメリットを3つ紹介します。公園墓地に関心のある方は、検討材料として参考にしてください。
宗教や国籍を問わず申し込めるところが多い
公園墓地は、信仰する宗教や国籍を問わずに利用できるところが多く、家族の状況に合わせて選びやすい点がメリットです。
宗派が限定されている寺院や霊園では、家族がそれぞれ別の宗教を信仰している場合、同じお墓に入れないことがあります。
その点、公園墓地であれば、家族で信仰が異なっていても一緒に納骨できる場合が多いでしょう。とくに民営の公園墓地は、宗旨宗派を問わない区画を用意しているところが多いため、条件を確認しながら検討するとよいでしょう。
明るく開放的でお墓参りしやすい
一般的な墓地に対して「暗くて怖い」という印象をお持ちの方もいるかもしれません。公園墓地は自然が多く、明るく開放的な空間である点が大きな魅力です。
休憩所やベンチなどが整えられ、園内で行事が催されることもあるため、小さなお子さまと一緒でも気軽にお参りしやすい環境だといえるでしょう。
バリアフリー設計で高齢の方もお参りしやすい
車いすでもスムーズに移動できるよう、段差を少なくしたバリアフリー設計の公園墓地も多く、高齢の方や体の不自由な方でも負担を抑えてお参りができます。
墓地によっては、車いすの貸し出しや車いす対応のトイレを備えているところもあります。設備の内容は施設ごとに異なるため、事前に確認しておくと安心です。
公園墓地を選ぶ前に知っておきたいデメリット

公園墓地には前述のようなメリットがある一方、気をつけたい点もあります。お墓の購入を検討する際は、両方を知っておくと比較がしやすくなります。
ここでは、移動・管理料・交通の便という3つの観点から解説します。
敷地が広く園内の移動に負担がかかる場合がある
敷地の広さは公園墓地の特徴のひとつですが、その分、入り口や駐車場からお墓のある区画まで距離がある場合もあります。
そのような場合は、お参りの荷物やお花を持って歩く時間が長くなることがあります。お盆の暑い時期などは移動の間に体調を崩してしまうこともあり、高齢の方には負担が大きくなりやすいでしょう。
また、敷地の広い公園墓地には園内バスが用意されていることもありますが、運行時間に合わせて行動する必要があるため、不便に感じる方もいるかもしれません。駐車場から区画までの距離は、見学時に実際に歩いて確かめておくと安心です。
年間の管理料が必要になる
多くの公園墓地では、墓参道、樹木や草花、トイレなどの各種設備を維持・管理する費用として、年に1回墓地管理料を支払います。設備が充実している公園墓地では、年間管理料がやや高めに設定されている場合もあります。
条件によっては、寺院墓地よりトータルの費用がかさむ可能性もあります。一方で、寺院墓地のように不定期にお布施を納める必要がない点は、費用の見通しを立てやすい面ともいえるでしょう。金額は墓地によって異なるため、見学時に確認しておくと安心です。
郊外にあり交通の便が良くない場合がある
自然豊かで広い土地を必要とする公園墓地は、郊外にあるケースが多く見られます。そのため、交通の便によっては、近くに住んでいる方以外はお墓参りに行きづらくなることもあります。
公園墓地を検討する際は、自分や親族の家からお参りしやすい場所にあるかという点も大切な判断材料です。契約後の交通手段も考え、車だけでなく公共交通機関が利用できるかどうかも確認しておくとよいでしょう。
公園墓地の利用が向いていると考えられる人

ここまで公園墓地の特徴やメリット・デメリットを紹介しましたが、すべての方に合うわけではありません。次のような希望を持つ方には、公園墓地が選択肢になりやすいでしょう。
・明るい雰囲気の中でお墓参りをしたい方
・宗教・宗派にこだわらずに選びたい方
・自然が多い環境のお墓を探している方
・管理料などの費用も含めて検討できる方
従来の墓地とは異なる、自然豊かで明るい雰囲気のお墓を希望する方に合いやすい選択肢といえるでしょう。
公園墓地の利用が向きにくいと考えられる人

一方で、次のような希望をお持ちの場合は、公園墓地以外も含めて検討したほうが納得しやすいこともあります。
・菩提寺の寺院墓地にお墓を建てたい方
・費用をできるだけ抑えたい方
・お墓参りを短時間で済ませたい方
・すでにお墓を所有している方
公園墓地は敷地が広いことが多く、お参りにある程度の時間がかかります。年間の管理料なども必要になるため、時間や費用が気になる場合は、納骨堂など他の選択肢もあわせて比較しながら検討するとよいでしょう。
公園墓地を選ぶ4つのステップ|情報収集から申し込みまで
公園墓地を利用するまでに、どのような手順を踏めばよいのか分からないという方も多いでしょう。ここからは、情報収集から申し込みまでの流れを4つのステップに分けて解説します。
墓地や自治体によって手順が異なる場合もあるため、目安として参考にしてください。民営墓地と公営墓地で進め方が異なる点にも触れていきます。
1:ホームページや広報紙で情報を集める

公園墓地探しをスムーズに進めるには、希望するお墓のイメージや場所をある程度決めておくとよいでしょう。
イメージが固まったら、ホームページや広報紙を確認していきます。民営墓地は、ホームページやパンフレットで区画の種類や費用の目安が紹介されていることが多く、比較しやすい傾向です。一方、公営墓地は募集の告知が目立ちにくいこともあるため、自治体の広報をこまめに確認しておくと見落としを防げます。
気になる公園墓地があれば、ホームページの資料請求フォームからパンフレットを取り寄せて、複数を比較してみましょう。
2:使用規定や申し込み資格を確認する
使用規定を確認せずに契約すると、取得後に思わぬトラブルにつながることもあります。区画の広さや墓石の規格、管理料の扱い、承継の手続きなどは、あらかじめ目を通しておくと安心です。
公営墓地では、市内に一定年数以上居住している、すでに納める遺骨がある、一定期間内にお墓を建てる、といった応募資格や条件が民営墓地より厳しい場合が多くみられます。民営墓地は条件が比較的ゆるやかなことが多いものの、規定の内容は施設ごとに異なります。気になる点は、担当者に確認しておきましょう。
3:現地を見学して雰囲気と設備を確かめる

気になる公園墓地を見つけたら、実際に現地へ足を運び、自分や親族の家から通いやすい場所にあるか、設備が整っているか、どのようなお墓があるのかを確かめましょう。
見学は、担当者から具体的な説明を聞けるうえ、その場で質問できる機会でもあります。年間の管理料などの費用面も含め、わからないことはその都度確認しておくと、ご家族で話し合うときの材料になります。民営墓地の多くは随時見学を受け付けているため、日程を相談しながら、複数の霊園を見比べてみるとよいでしょう。
4:必要書類をそろえて申し込みを行う
希望に合う公園墓地が見つかったら、必要書類を提出し、管理料などの初期費用を支払って申し込みを行います。
民営墓地では、空きのある区画から選んで随時申し込みができる場合が多く、検討した時期に合わせて手続きを進めやすい傾向です。
一方、公営墓地は申し込み期間が定められていることがあるため、自治体のウェブサイトや役所の窓口で募集時期を確認しましょう。人気の高い墓地では、応募者が多数の場合に抽選となることもあります。
公営墓地では、当選後に応募資格を満たしているかどうかの確認が行われ、身分証明書や戸籍謄本などの書類を提出して契約に進むのが一般的な流れです。手続きの詳細は施設や自治体によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
関西でおすすめしたい公園墓地7選

たくさんの公園墓地があるため、どこを選んで良いのか分からないという方も多いでしょう。ここでは、自然豊かなおすすめの公園墓地を7つ紹介しています。公園墓地選びの参考にしてください。
1:北摂池田メモリアルパーク(大阪府池田市)
北摂池田メモリアルパークは、大阪府池田市にあり、北摂の豊かな自然に囲まれた明るい雰囲気の公園墓地です。
車であれば大阪市内から約30分、高槻・三田方面から約30分と交通アクセスも良いため、阪神間や大阪北摂方面にお住まいの方が検討しやすい霊園です。
一般墓・樹木葬・永代供養墓の中から、希望に合ったお墓を選べます。法事・法要を行う施設をはじめ、広い駐車場や冷暖房を備えた休憩所などが整っているのも特徴です。
2:大阪北摂霊園(大阪府茨木市)
大阪北摂霊園は、大阪府茨木市の山間に広がる大規模な公園墓地です。公的な団体が管理・運営しており、緑に囲まれた園内には、芝生が広がる区画や見晴らしのよい区画などが整えられています。
公営の霊園にあたるため、使用者の居住地や遺骨の有無といった申し込み資格、募集の時期が定められている場合があります。検討する際は、募集要項を確認しながら準備を進めておくと安心です。
大阪市内や北摂方面から車でアクセスできる立地で、園内は広いため、駐車場から区画までの距離も見学時に確かめておくとよいでしょう。
3:ハピネスパーク交野(大阪府交野市)
ハピネスパーク交野は、大阪府交野市にある民営の公園墓地で、草花に彩られた明るい雰囲気が特徴です。宗教・宗派を問わずに申し込めるため、宗旨宗派を定めていない方も検討しやすいでしょう。
ガーデニング風に整えられた樹木葬や永代供養墓、一般墓など複数のタイプが用意されており、ご家族の希望や継承者の有無に合わせて比べられます。
京阪沿線や大阪市内、北河内方面からのアクセスも検討しやすい立地です。区画の種類や費用の目安は変更されることがあるため、資料請求や見学時に確認しておきましょう。
4:大阪メモリアルパーク(大阪府)
世界的建築家・安藤忠雄が設計・監修した大阪メモリアルパークは、穏やかなランドスケープと大阪市街を一望できる素晴らしい眺望が特徴の公園墓地です。また、車の場合は大阪市内から30分程度と、交通アクセスが良い点も嬉しいポイントです。
例年8月15日に開かれる夏の合同供養祭など、子供から大人まで楽しめるイベントが開催され、家族が集まる場にもなっています。
一般墓・樹木葬・永代供養墓・西洋スタイルのお墓など、ラインナップが豊富なため、ご家族のスタイルに合わせて選べます。
5:大阪市設 瓜破霊園(大阪市平野区)
大阪市設 瓜破霊園は、大阪市平野区にある市営の公園墓地です。市街地からのアクセスがしやすく、公共交通機関でお参りに通いたい方にも検討しやすい立地です。
公営の霊園にあたるため、申し込みは募集期間が定められており、使用者の居住地や遺骨の有無などの資格要件が設けられている場合があります。応募者が多い場合は抽選となることもあるため、募集要項を早めに確認しておくと安心です。
「まずは公営墓地の条件を知り、そのうえで民営の霊園とも見比べたい」という方は、募集時期と希望する納骨の時期を照らし合わせながら検討するとよいでしょう。
6:金剛生駒霊園(大阪府)
金剛生駒霊園は、大阪府内の自然に囲まれた環境にある公園墓地です。園内は緑が多く、四季の移ろいを感じながらお参りできる落ち着いた雰囲気が特徴です。
一般墓に加えて、永代供養墓や樹木葬といった、継承者がいない場合でも選びやすいお墓が用意されています。宗教・宗派を問わずに申し込めるため、幅広い方が検討しやすい霊園です。
南大阪や奈良方面からのアクセスも視野に入れやすい立地です。区画の空き状況や費用の目安は、資料請求や見学時に確認しておきましょう。
7:神戸三田メモリアルパーク(兵庫県神戸市)
神戸三田メモリアルパークは、兵庫県神戸市にある、緑豊かな環境に整えられた公園墓地です。神戸・三田方面からアクセスしやすく、車でのお参りを考えている方にも検討しやすい立地です。
一般墓のほか、樹木葬や永代供養墓など複数のタイプから選べるため、「継承者がいない」「管理の負担を軽くしたい」といった事情に合わせて比較できます。
園内には駐車場や休憩スペースなどが整えられています。実際の雰囲気や区画からの見晴らしは、現地で確かめてみるとイメージしやすいでしょう。
公園墓地の特徴を知り、家族に合うお墓を選びましょう

公園墓地は自然豊かで明るい雰囲気の中にあり、宗教を問わず利用しやすいことが特徴です。
一方で、敷地の広さによる移動の負担や年間管理料など、確認しておきたい点もあります。施設ごとに設備やサービス、費用は異なるため、いくつかの墓地を比べながら検討するとよいでしょう。
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