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【大阪でペット供養】愛するペットが死んだら、まず何をすれば良い?火葬方法までを解説

【大阪でペット供養】愛するペットが死んだら、まず何をすれば良い?火葬方法までを解説

自宅で愛するペットが死んだら、具体的にどんなことをすればいいでしょうか?家族のようなペットが死んだら、多くの家族がショックを受けて、思考停止状態になりがちです。
 
けれども看護師が率先してケアをしてくれる病院とは違い、自宅でペットが死んだら、多くの飼い主は哀しみのなかでも自分でその後の処置を進めなければなりません。そんななかでも丁寧に見送りたいと思うと、事前の知識が役立ちます。
 
ペットが死んだら、その体はどのように安置するのが良いでしょうか?葬式を頼める業者はどこですか?埋葬はどうしたらいいですか?死亡報告が必要ですか?などなどが、相談内容には多いでしょう。
 
そこで今回は、ペットが死んだら飼い主や家族は、まず何をすれば良いのか…、その後の処置や対処法、体を清潔に保って見送るためにすぐ行うべき事柄などをお伝えします。
 
想像すると辛い部分もありますが、大切なペットを後々まで後悔なくお見送りするためにも、ぜひ参考にしてください。
 

【大阪でペット供養】愛するペットが死んだら、まず何をすれば良い?火葬方法までを解説

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ペットが死んだときに最初にすること

ペットが死んだときに最初にすること

自宅でペットが死んだら、まずは体が硬くなる前に楽な姿勢に整えてあげながら、火葬まで体をきれいに保つための処置を進めなければなりません。
 
その流れは(1)姿勢を整える(2)体をキレイにする(3)体を冷やす(4)体を冷たく保つ環境を作る…、と言った流れです。ここではそれぞれについて詳しくお伝えしていきます。
 

姿勢を整える

自宅でペットが死んだらまず姿勢を整えることが先決ですが、特に手足が丸くなるように、姿勢を内側に曲げてあげてください。
 

【 ペットが死んだら。手足を丸める 】
 
● ペットが死んだら、その後2~3時間ほどで死後硬直が始まると言われます。ですからその前にペット手足を内側に折りたたんで上げて、姿勢丸くなるように整えてください。
 
→ 体を丸くすることで、その後のペット用棺や箱に気持ちよく収まってもらえます。
 
※ 亡くなってから死後硬直が始まるまでの時間は、体の大きさや季節によっても異なりますので、早いに越したことはありません。

 

また、手足を丸い姿勢で整えるとともに、姿勢で気になった場所も併せて心地よい姿勢へ整えてあげましょう。特に目を開いているならば、そっと目を閉じてあげてください。
 

体をキレイにする

湿ったタオルで汚れた部分を拭き、ブラシをかけます。また、口、鼻、臀部などに体液が漏れる場合がありますので、お手入れをしてください。
 

体を冷やす

哀しいことですが、ペットは死んだらその時から体の腐敗が進みますので、急いで冷やしてあげると良いでしょう。ドライアイスなどはすぐに調達できるものではありませんから、まずは保冷剤などを体に添わせてあげてください。
 
やはりキレイな姿で虹の先へ送り出してあげたいですよね。そのためにも、特に火葬場に連れて行くまでに時間が掛かるようでしたら、できるだけ冷たく冷やして、腐敗の進行を止めます。
 

体を冷たく保つ環境を作る

自宅でペットが死んだら、多くの家でペットの体は暫くは自宅安置されます。保冷剤は長くても6時間と言われますが、実際に冷たい状態はさらに僅かです。ですから、時間が掛かることが予想されるほど、より冷たい環境を作ってあげなければなりません。
 
また火葬場までペットの体を移送する方も多いでしょう。そのためには箱内に保冷環境を整えてあげる必要があります。ペット用棺もありますが、そうそうすぐに入手できるものでもありませんので、まずは自宅にある適切な箱を準備してください。
 

【 ペットが死んだら。保冷環境を整える 】
 
● 体を冷たく保つ環境を整えた箱は、人で言うところの「霊安室」です。この環境を整えるためには、下記のようなものを揃えると便利でしょう。
 
<「霊安室」を整える>
体に適切な箱
・体をくるむタオル
・布団や敷物になるようなタオルなど
ドライアイス
 
<体のケア>
・鼻や口、肛門を覆う脱脂綿
 
※ ここですぐに用意するのに難しいものが、体に適切な箱ドライアイスではないでしょうか。箱は、ペットの体格に対して大きすぎず、小さすぎないものを選ばなければなりません。
 
…と言うのも、ペットの体に対して大きすぎると冷却効果が低下し、小さすぎると窮屈な状態になるためです。

 

自宅でペットが死んだら、夜中は多少大きさにムリがあっても仕方がないですが、適切な保冷環境を保つためにも、できればペット用棺を調達するのも良いでしょう。
 
それでは、ドライアイスはどのようにして調達すれば良いのでしょうか?下記より扱いの難しい、ドライアイスについてお伝えしていきます。
 

ドライアイスは入手が難しい

ドライアイスは入手が難しい

ペットが自宅で死んだら、飼い主や家族が火葬までペットの体をできるだけ冷たく安置しなければなりません。ただそれには、保冷剤は不十分です。保冷剤はあくまでも応急処置として考え、ドライアイスで体を冷やす必要があります。
 

【 ペットが死んだら。ドライアイスと保冷剤の違い 】
 
● これは市販の保冷剤では冷却力が小さく、冷却時間も6時間と短いことから、着実に腐敗が進むためです。

 

ドライアイスは約-79℃の優れた冷却力を持ち、保冷剤の約4倍の24時間保冷しますので、必ずドライアイスで冷やしてください。
 

体を清潔で涼しく保つ方法

ペットが死んだら自宅で箱のなかに「霊安室」を作りますが、しっかりと体を冷やす環境を整えるには、背中と体の腹部の両方にドライアイスを挟む方法が一番です。
 
さらにドライアイスを挟んだペットの体を、その上からバスタオルで包んで上げてください。この処置を行うことで保温効果が向上し、保冷時間が長くなります。
 

ドライアイスの入手方法

ただドライアイスはそんなにどこでも入手できるものではありませんよね。ドライアイスは取り扱いが危険なため、ホームセンターやコンビニエンスストアではご利用いただけません。
 
一部のスーパーやアイスクリーム店ではドライアイスを購入できますが、この場合もその店で商品を購入して同梱するだけなので、少量しか入手できないでしょう。
 

【 ペットが死んだら。ドライアイスの入手方法 】
 
● ドライアイスはアイスショップで販売されています。
 
→ スマホやパソコンなどネット環境にあるならば、「アイスショップエリア名」を検索すると、近くのアイスショップを見つけることができます。
 
※ 近くにアイスショップがない場合は、オンラインショッピングも試してみてください。最近では当日発送や指定日時配達サポートをしている業者もあるので、購入先に困ったら聞いてみる価値はあるでしょう。

 

ただしドライアイスの同日配達は大阪では大阪市、尼崎市の他、全国的にも東京都23区、関東地方エリアに限定する業者が多い傾向です。
 

葬儀/火葬業者を選ぶ

葬儀/火葬業者を選ぶ

自宅でペットが死んだら、以上のようにして体を冷たくしてキレイに保ちながら、同時にペット専用の葬儀/火葬業者を探すのが一般的です。
 
ペットは人と違い、法的には火葬しなくても良い(そのまま庭に埋葬してお墓を作るなど)のですが、今では家族のようなペットですから、死んだら人と同じように火葬場で火葬、葬送を進める家が多いでしょう。
 

【 ペットが死んだら。葬儀/火葬業者を選ぶ 】
 
● この時、ペットの火葬方法は大きく分けて(1)共同火葬と(2)個別火葬があり、(2)個別火葬は、さらに3種類(任意/訪問/立ち合い)に分かれます。

 

それでは、以降からそれぞれの火葬内容を解説していきますので、葬送を選ぶ参考にしてください。
 

共同火葬

共同火葬

共同火葬は、すべての火葬と追悼式がペット火葬会社とペット霊園に委託されるタイプです。
共同火葬の場合、他のペットと共に火葬を行う流れが多いため、後々遺骨が戻されることはありません
 

【 ペットが死んだら。業者による共同火葬のタイプ 】
 
(1) ペット火葬業者に依頼する … 業者が自宅までペットを迎えに行き、飼い主や家族はペットを手渡して、以後の葬送を委託します。そのため、この時がペットとの別れの時ですので、事前に家族で弔って上げてください。
 
※ ペット火葬業者で引き取った後、業者は他のペットと共同で火葬します。その後墓地等に埋葬し、追悼式を行う流れになるでしょう。
 
(2) ペット霊園に依頼する … ペット霊園へ火葬からお願いする場合は、霊園によって飼い主や家族がペットを自ら移送する場合と、霊園業者がペットを迎えに来てくれる場合、2通りです。
 
※ ペット霊園業者でも、同じく他の動物と一緒に火葬され、霊廟と追悼式に埋葬されます。

 

共同火葬は、ペット葬送のなかでも費用を抑えてお願いできること、追悼式までの時間が短いことが特徴です。具体的には体重1kg未満のペットの場合、約6,000円ほどから依頼できるでしょう。(ペットの体重によって価格が変わります。)
 
このような特徴から、特に忙しくて時間が取れないケースや費用を抑えながらもペットの葬送は火葬から丁寧に行いたいケースで選ばれる傾向です。
 

個別の火葬

個別の火葬

一方、個別火葬は、他のペットと一緒に共同で火葬埋葬されるのではなく、個別に火葬される葬送方法です。そのため個別火葬では遺骨が戻ってくるシステムが多いでしょう。
 
任意の個別火葬、訪問個別火葬、立ち合い個別火葬の3種類があると前述しましたが、ここではそれぞれの種類について、詳しく解説していきます。
 

任意の個別火葬

任意の個別火葬とは、火葬・骨上げまでペット火葬業者またはペット霊園に委託します。飼い主のペットのみを火葬し、骨上げまで業者で行う葬送です。その後、壷などに入れて自宅での追悼式になるでしょう。
 
ただし、任意の個別火葬では遺骨の返却を受け付ける業者が一般的ですが、なかには遺骨が返されない事例もあるため、最初に確認をしておくと安心です。
 
個別火葬3つの種類のなかでは、最も割安に個別火葬が実現します。(具体的な費用として、ペットの体重が1kg未満の場合、費用目安は約13,000円からです。)
 
このプランは、骨を戻したい方や個別に火葬したい方に適しています。
 

訪問個別火葬

訪問個別火葬とは、ペット火葬会社が自宅まで来て、自宅(もしくは近郊で)お別れ式を行う葬送です。
 
火葬機能を備えた車で訪問する業者が多く、車内での火葬が行われ、そのまま遺骨になって飼い主や家族の手元へ戻る形となります。
 
ほとんどの場合、火葬に立ち会うことができますが、念のため事前に確認してください。
時間がない方、骨を戻したい方、個別に火葬したい方に最適なプランです。
 

立ち合い個別火葬

立ち合い個別火葬は、飼い主や家族が火葬場に行く(もしくは迎えに行く)葬送方法で、飼い主や家族は火葬から骨上げまで立ち会うことができるでしょう。
 
全てのペット葬送のなかでも最も丁寧な供養の形ですので、人間のように惜しみなく葬儀や追悼式をしたい方におすすめです。
 
火葬時間は1時間から2時間、3時間ほどで、ペットの大きさに関係します。費用目安は約2万円から、全体のなかでも割高にはなりますが、火葬→骨上げ→追悼式まで立ち会って丁寧に供養をしたい方に最適です。
 

葬儀および火葬会社のまとめ

葬儀および火葬会社のまとめ

ここで少し、ペット葬送(火葬方法)の費用目安を比較検討できる表にしてみます。ただし、最も安い価格帯で一覧にしていますので、ペットの大きさや葬送方法、セレモニーサービスによって価格幅が広いです。
 
大まかな最安値の目安として、参考にしてください。
 

【 ペットが死んだら。ペット葬送の費用目安 】
 
● 個別火葬か共同火葬か
 
<個別火葬>
・個別に火葬する、返骨有り、費用15,000円〜
 
<共同火葬>
・他のペットと火葬、返骨無し、費用16,000円〜
 
● 3種類の個別火葬の特徴
 
<一任個別火葬>
・立ち合いできない、返骨は業者に確認、費用17,000円〜
 
<訪問個別火葬>
・立ち合いできる、返骨あり、費用16,000円〜
 
<立ち合い個別火葬>
・立ち合いできる、返骨あり、費用20,000円〜

 

ご家族の考え方や費用を参考にして、最も納得できる火葬方法で見送ってください。
 

犬が死亡した場合

犬が死亡した場合

ペットは人とは違いますが、犬がのペットが死んだら「死亡報告」をしなければなりません。亡くなってから30日以内に、犬を購入したときに通知した市町村または保健センターに提出してください。
 

【 ペットが死んだら。犬は死亡報告書を提出 】
 
(1)「死亡報告書」の提出 … 飼い主の住所、名前、犬の死亡日、登録番号を報告し、ドッグタグ、狂犬病注射バウチャー、および死亡報告書を添えます。
 
(2)血統登録をキャンセル … 犬が血統組織のメンバーである場合、血統登録から外す手続きが必要です。
 
(3)日本獣医師会に報告(マイクロチップ) … 犬の情報をマイクロチップに登録している飼い主も多いですよね。登録時の登録通知はがき(日本獣医師会発行)を添えて、日本獣医師会に報告します。

 

死亡診断書の提出では、「タグと狂犬病予防注射のバウチャーは手元に置いておきたいのだけど…」などの相談も多いです。このような時は、死亡報告書の提出先に相談してみてください。
 
また血統登録のキャンセルでは、血統書を血統組織に送付する必要がありますが、ここでもタグと一緒に保管したい方がいますよね。このような時にも組織に相談してみると良いでしょう。
 

猫が死亡した場合

ちなみに猫が亡くなった時には、「死亡報告」手続きを行う必要はありません。犬と違い猫は予防接種を打つ機会がないため、そもそも登録されていない猫が多いためです。
 

【 ペットが死んだら。猫はマイクロチップのみ 】
 
● ただし、猫のペットがマイクロチップに登録されている場合は、上記の日本動物保護管理協会に連絡をします。

 

2022年6月から改正動物福祉保護法に基づき、ペットの放棄や失踪を防ぐため、ペットショップやブリーダーには飼い主情報の登録とマイクロチップ装着の義務付けが始まりました。
 
今後は犬ばかりではなく猫のペットでも、マイクロチップ情報変更の手続きが必要になるでしょう。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は愛するペットが死んだら、後々まで納得できる葬送を進めるためにまず行いたい、飼い主や家族が進める事柄をお伝えしました。
 
ペット供養の選択肢はさまざまです。遺骨が戻って来た後、自宅で手元供養を行う飼い主も多くいますし、昔と同じように庭に遺骨を埋めてお墓を作る家族もいます。(最近では立派な墓石プレートも販売されるようになりました。)
 
またペット霊園のみならず、最近では人とペットが共に入るお墓も提供されるようになっています。同じ区画でありながら、ペットと人は別に埋葬されるお墓タイプの他、一つのお墓に家族とペットの遺骨が共に収蔵されるお墓も登場しました。
 
飼い主が生きている内は手元供養とし、飼い主亡き後にペットと共に入る事例も増えています。
 
 

まとめ

ペットが死んだら、まず飼い主が行うこととは

(1)手足を丸める
(2)体を冷やす
(3)箱に簡易霊安室を作る
(4)ドライアイスを調達する
(5)ペット火葬や霊園業界へ相談する
(6)ペット葬送の形を決める
(7)死亡報告など役所手続きを行う

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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