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大阪で納骨式を行う時期はいつ頃が良い?納骨式までに喪家が行う準備や費用目安を解説!

大阪で納骨式を行う時期はいつ頃が良い?納骨式までに喪家が行う準備や費用目安を解説!

大阪では一般的に納骨式を四十九日法要の後に行いますよね。けれども四十九日は故人が亡くなってからまだ日も浅く、特にお墓がない家では間に合わないことは多いです。
 
とは言え、(無宗教が増えたものの)仏教としては、自宅に遺骨を安置している時期は忌中に当たり、故人はあの世とこの世を行ったり来たり、彷徨うとされてきました。
 
忌中とは故人が亡くなってから四十九日までの、裁判を受ける時期です。そのため大阪では早く納骨式を済ませて、故人にもホッとしてもらいたい…、とする声もあります。
 
今回は、大阪で一般的に納骨式を行う時期の目安を、大阪で遺族が納骨式までに進めなければならない準備、大阪の納骨式で掛かる費用目安までお伝えします。
 

大阪で納骨式を行う時期はいつ頃が良い?納骨式までに喪家が行う準備や費用目安を解説!

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そもそも納骨とは?

そもそも納骨とは?

遺骨は「納骨」の他にも「収蔵」「埋葬」などとも言いますよね。それでは「納骨」とは性格にはどのような事柄を差しているのでしょうか。
 

【 大阪で納骨式を行う時期。「納骨」とは 】
 
● 「納骨」とは、火葬にした後に骨壺に収容された遺骨を「納める」事を意味し、一般的に大阪では、納骨と同時に「納骨式」を行います。

 

他方、「収蔵」は屋内型の納骨堂などに遺骨を納める時に用いる言葉で、「埋葬」は「埋める」の漢字のまま、お墓など地中へ納める時に用いる言葉です。
 
…では、大阪で一般的に納骨式を行う時期は、いつ頃が好ましいとされているのでしょうか。現実的にはお墓が建った時点で納骨をすれば良いのでしょう。
 
ただ、現在では無宗教も増えましたが、全国的にも檀家制度が根付いていた日本では、人々の心の奥にも仏教の教えが根付いているため、「善いタイミングで納骨を」とする家が多いです。親族とのスムーズな法要準備のためにも、良い時期を見計らう傾向にあります。
 

【 大阪で一般的に納骨式はいつ行う? 】
 
● 一般的に大阪では納骨式を、四十九日の法要または一周忌法要に合わせて行います。
 
→ このタイミングを逃した場合、三周忌など周忌法要と合わせて、大阪では納骨式を行う家が多いです。周忌法要と合わせることで、参列者も準備が一度で済みます。

 

ただ、実は納骨をしない場合も近年では増えているのも事実です。特にグリーフケアを目的として手元供養などのケースに多く、この他「お墓を持たない」葬送の選択として、散骨などを選ぶ場合も大阪では納骨式を行いません。
 
けれども海に遺骨を撒く「散骨」などの場合、大阪では納骨式を行わない代わりに、親族で海に行き「散骨セレモニー」を行うケースも増えました。
 

【 納骨をしなくても大丈夫? 】
 
● 檀家制度が根付く大阪では納骨式を行い仏様に成仏してもらうとして、手元供養や散骨などの選択に対し「成仏しないのでは?」「納骨をしなくても大丈夫?」という声もありますよね。
 
→ けれども無宗教の自由葬(読経供養のない音楽葬など)や葬送(散骨や手元供養など)が注目されるようになった今、「納骨しないと成仏しない」との考えも薄れつつあります。

 

ただし仏教の教えを信仰するのも真実です。どちらも正しい選択ですので、大阪での納骨式の選択は、故人の生前の生き方や、残された家族親族とともに選ぶと良いでしょう。
 

大阪で納骨式までに行う事柄

大阪で納骨式までに行う事柄

基本的な事柄ですが、まず大阪では納骨式を行う前に「どこに埋葬するか」を決めます。…と言うのも、昔のように「お墓に埋葬」と一様に進めるのではなく、現代ではさまざまな納骨の選択肢があるためです。
 
ご葬儀に対する考え方・方法が一般葬から家族葬へと変化しているように、様々な考え方がある現代において、埋葬も様々な方法があるでしょう。
 

【 大阪で納骨式。どこに埋葬するか 】
 
(1) お墓に納める … 古くから行われており現代でも、もっとも行われている埋葬方法です。代々受け継がれていることがほとんであり、古くからの歴史を感じることができます。
 
→ 大阪でお墓に埋葬する場合、納骨式までに石材店に字を掘ってもらいましょう。
 
※ ただし現代では少子化が進み、継承者がいなくなってしまうこともあり、大阪では納骨式をせずに、墓じまいを選択する方も少なくありません。後々の継承者まで考慮して選ぶ必要があります。
 
(2) 散骨 … 海や山、空など自然に返す埋葬方法です。お墓の手入れが不要なため継承者が不在の場合や、自然が好きな方に選ばれています。
 
→ 現代では散骨の専門業者があるため、専門業者へ依頼してください。里山散骨など山林であれば、寺院墓地などで受けている場合もあります。
 
※ 散骨の場合、分骨をして一部を自宅の小さな骨壺やペンダントなどにすることも可能です。散骨をしてしまうと遺骨は0になってしまうので、分骨まで考慮して選んでください。
 
(3) 永代供養 … 「永代供養」とは、霊園や寺院などに代わりに管理と供養をしてもらい、納骨する方法です。継承者が必要なくなり、無縁仏になるリスクがほとんどありません。
 
→ 永代供養はひとつのサービスですので、お墓や合葬墓、集合墓など形はさまざまです。
・継承者が不在
・先祖代々あるお墓は遠方にある
(お墓参りを定期的にできない)
・寺院とのお付き合いに困難
 
… などのケースで、墓じまい後に選ばれています。
 
(4) 樹木葬 … 納骨場所の周りに草木を植え、樹木をシンボルとして納骨をする方法です。自然が好きな方に選ばれています。
 
→ 樹木葬にも永代供養が付いているものがほとんどです。自然に還るをコンセプトにしているので、一度埋葬すると遺骨を取り出すことはできません。
 
(5) 納骨堂 … 屋内型施設で遺骨を個別スペースに納めることができます。それぞれの契約したスペースに骨壺を入れ管理する方法です。
 
→ 管理がしやすい、天候に左右されずにお参りに行けるのもポイントです。自宅には置くことができないけれど、目に見える形で納めたい方に選ばれています。

 

…このように現代の大阪では、そもそも納骨式までに「遺骨の葬送方法をどのようにするか」に迷う家が増えているのも事実です。
 
その背景には遠方にあるお墓の管理が困難になり、今後のお墓の継承に不安を抱く家が増えていることがあるでしょう。そのため今の大阪では納骨式の準備をきっかけに、家墓の今後を家族親族で話し合い、墓じまいに至る事例が少なくありません。
 

大阪で納骨式までに準備すること

大阪で納骨式までに準備すること

現代の大阪では納骨式を近しい身内のみで行う家が多いでしょう。特に2020年のコロナ襲来以降から、大阪では納骨式の規模はぐっと小さくなり、親兄弟とその家族、伯父伯母(叔父叔母)ほどに留める家が増えています。
 
ですから現代大阪の納骨式は準備が楽にはなりましたが、例え家族だけで行う納骨でも、行政手続きは行わなければなりません。
 

【 大阪で行う納骨式の準備 】
 
(1) 埋葬許可書の準備
 
… 納骨に絶対必要になるのが「埋葬許可書」となります。「埋葬許可証」は、葬儀前に役所へ死亡届を提出する際に受け取る「火葬許可書」に、火葬場で捺印を押してもらった書類です。
 
(2) 納骨式を行う場所を決める
 
… 大阪では納骨式を行う際に、お墓や納骨堂などに納骨式の日程を事前に予約する必要があります。
 
(3) 読経供養の依頼 … 納骨式で読経供養を行う場合は、早めに僧侶の予定を事前に確認しておきましょう。
 
(4) 参列者の選定
 
… 納骨式は身内のみの場合が多いですが、身内以外の参列者がいる場合は招待状を出すと丁寧です。
 
(5) 料理やお茶の準備
 
… 大阪の納骨式では、法要後に会食を行う流れが一般的でした。今ではコロナ禍もあり会食を控えるケースも増えましたが、もしも会食を行う場合は早めに手配をすると安心です。
 
※ また近年コロナ禍の大阪で多い「会食なし納骨式のみ」の場合でも、お茶菓子を用意しておくと印象は良いです。
 
(6) お供え物の準備(仏教の場合) … 菓子や果物・お酒などのお供え物を用意します。供え花は、香りの強いお花は避けるようにしてください。

 

最初にお伝えした「埋葬許可証」ですが、一周忌や三周忌など、故人が亡くなってから月日が経っている大阪の納骨式では、「うっかり失くしてしまった」ケースが後を絶ちません。
 
埋葬許可証を紛失した場合、死亡届を提出した市町村で再発行手続きが求められるため、より手続きが複雑になりますが、申請ができるのは死亡届を提出した人または故人直系親族・祭祀継承者のみです。
 
より手続きが複雑になるため、ぜひ注意をして保管してください。遺骨の袋のなかに一緒に保管しておく家が多いでしょう。
 

大阪で行う納骨式、当日の流れ

大阪で行う納骨式、当日の流れ

以上の準備を行い当日を迎えてからも、広く親族を迎えた大阪の納骨式になると、施主は一般的な法要に乗っ取った段取りで進めることになります。
 
家族のみで行う納骨式はごくカジュアルで問題ありませんが、広く親族が参列する大阪の納骨式では、施主挨拶なども求められます。
 

【 大阪で行う昔ながらの納骨式 】
 
● そのため、ここでは昔ながらのフォーマルな、大阪の納骨式手順をお伝えします。次のように進める流れが一般的ですので、施主は挨拶などを準備しておくと安心です。
 
(1) 施主挨拶
(2) 納骨
(3) 読経
(4) 焼香
(5) 施主挨拶
(6) 会食

 

フォーマルな大阪の納骨式では、まず施主が参列者に向けて挨拶をすることから始まります。その際には、参列のお礼や会食の案内をしてください。
 
次に納骨される場所へ遺骨が納められます。…納骨が終わった後、僧侶が読経供養を始めると同時に、参列者が焼香を行う流れです。最後に僧侶や参列者に会食をしていただき終了です。
 

大阪で行う納骨式の費用相場

大阪で行う納骨式の費用相場

大阪では一般的に納骨式で読経供養を依頼するため、主に支払う先は僧侶と石材業者です。
 
納骨自体は個人でもできないことはないですが、お墓のカロート(遺骨を納める場所)を開くには重いですし、見た目にも不安定ですので、石材業者へお願いする選択が一般的ではないでしょうか。
 

【 大阪で行う納骨式の費用相場 】
 
(1) 僧侶へ
  
・お布施代 → 3万円ほど
…お布施は僧侶への謝礼であり、読経料とも呼ばれます。
 
・お車代 → 5千円から1万円ほど
…僧侶に移動をお願いする場合、お車代も準備をしてください。
 
・御膳料 → 5千円から2万円ほど
…僧侶が会食の出席を遠慮する場合は代わりに御膳料を払います。
 
・卒塔婆供養 → 3千円/1基ほど
…宗派によって卒塔婆が必要な場合がありますが、1基3千円ほど、大阪の納骨式では10万円ほどの予算でお願いする家が多い傾向です。
 
(2) 石材店へ
 
・納骨料金 → 2万円から3万円ほど
…大阪で納骨式当日にお墓を開けて納骨をしてもらう料金です。
 
・追加彫刻料金 → 3万円から5万円ほど
…もともとあるお墓に故人の名前を追加で彫刻をした場合の料金となりますので、新しく建墓をした場合や永代供養など、彫刻を依頼していない場合は掛かりません。
 
(3) 会食代金 → 5千円から8千円/1人ほど
…会食の場合、地域によっては仕出し料理を提供するのみで終わるケースもありますが、一般的にはお食事処やレストランを予約します。

 

以上が大まかに大阪の納骨式で掛かる費用です。大阪では法要後に納骨式を行うケースが多いですので、この場合には会食代金などはひとつの法要として節約されるでしょう。
 
一方、大阪で法要後に納骨式を行った場合のお布施(読経料)は、回数が増えますので1.5倍から2倍の金額を包む家が一般的です。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は大阪で行う納骨式の流れや費用目安を、施主が進める事前準備とともにお伝えしました。
 
今では家族のみで行うカジュアルな大阪の納骨式も増えましたが、昔ながらの大阪の納骨式では、多くが法要後に行われたこともあり、フォーマルなスタイルでした。
 
カジュアルな大阪の納骨式ではジーンズなど私服姿で行う様子も見受けますが、広く親族や参列者が集まる大阪の納骨式では、喪服とまでは行かずとも平服で行うのが一般的です。(平服とは、濃紺などのダークスーツや、地味な色目でシンプルなツービース、ワンピースなどを差します。)
 
詳しくは別記事「大阪の納骨式に参列する時の服装とは。納骨のタイミングや規模、状況によって違うマナー」でお伝えします。
 
 

まとめ

納骨式の時期、準備と費用目安
●時期に決まりはない
・四十九日、一周忌、三周忌など法要後
 
●納骨式の準備
 
(1)埋葬許可書
(2)納骨場所を決める
(3)読経供養の依頼
(4)参列者の選定
(5)料理やお茶の準備
(6)お供え物の準備(仏教の場合)
 
●納骨式の流れ
 
(1) 施主挨拶
(2) 納骨
(3) 読経
(4) 焼香
(5) 施主挨拶
(6) 会食
 
●納骨式の費用目安
 
(1)僧侶へ
 
・お布施 3万円ほど
・お車代 5千円から1万円ほど
・御膳料 5千円から2万円ほど
・卒塔婆供養 3千円/1基(全10万円)ほど
 
(2)石材店へ
 
・納骨料金 2万円から3万円ほど
・追加彫刻料金 3万円から5万円ほど
 
(3)会食代金 5千円から8千円/1人ほど

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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