
2025年の厄年(前厄・本厄・後厄)は何歳・何年生まれ?大阪最強の厄払い神社・寺院

「そもそも厄年ってどんな年?」
「2025年の厄年は何歳・何年生まれ?」
「厄年はどうやって過ごすの?」
「厄年の厄払いに人気の神社・寺院は?」
厄年とは事故・病気・ケガなどの災害・厄害に出会いやすい年回りです。2025年も厄年に厄除け・厄払いの御祈祷を神社や寺院で受ける人々は多いですよね。
本記事を読むことで2025年に厄年を迎える人々の生まれ年や、厄年の過ごし方やタブー、大阪近郊で厄除け・厄払いに人気の神社・寺院が分かります。
そもそも厄年とは何か?前厄・本厄・後厄についても詳しく解説していますので、どうぞ最後までお読みください。
厄年とは?

「厄年」とは事故・病気・ケガなどの厄災に見舞われやすい年とされます。源氏物語には厄年の記載があったことから、平安時代にはすでに厄年の概念があったのでしょう。
厄年の由来は陰陽道、人の人生が大きく変化する時期とされます。男性であれば社会的に大きな「役」を担い立場が上がる時期、女性はかつて結婚・出産・子育ての過渡期にあたる年とされました。
また男性の厄年42歳は「死に(しに)」・女性の厄年33歳は「散々(さんざん)」など、語呂合わせによる縁起の悪い数字も厄年のひとつにカウントされています。
①前厄とは?
「前厄(まえやく)」とは厄年にあたる「本厄」の前年です。厄年に訪れる災難は全てが突然のように訪れるものではありません。
厄年の前年「前厄」から少しずつ厄年の予兆が訪れるとされます。そのため前厄でも厄払いを行い、注意をしながら日々を過ごすようにしましょう。
②本厄とは?
「本厄(ほんやく)」は厄年、災いや災難に最も遭いやすい年とされますが、これは人生の大きな転換期であり、節目にあたる人ともされてきました。
そのため本厄を事前に意識して過ごすことで賢く対応できて困難を上手にすり抜けられるともされます。なかでも特に注意をしたい厄年が、男性42歳・女性33歳で訪れる「大厄(たいやく)」です。
③後厄とは?
「後厄(あとやく)」とは本厄の翌年、厄が少しずつ和らいで通常に戻っていく1年間となります。それでも全ての厄が落される訳ではないので、充分に注意をして過ごします。
ただ後厄は前厄・本厄で被った災害・災難による痛手を癒す時期であり、1年を通して徐々に運勢の調子を戻していく時期と捉えると良いでしょう。
2025年|男性の厄年は何歳・何年生まれ?

厄年は男性・女性で異なります。厄年が広まった平安時代には男性・女性それぞれに人生の流れが異なるため、大きな転機が訪れる時期も異なるためです。
七五三とは違い厄年は一律数え年で数えます。年が明けると一斉に厄年になるため、早生まれは関係がありません。
①2025年|男性の前厄
男性の前厄は・24歳(満23歳)・41歳(満40歳)・60歳(満59歳)、徐々に本厄が訪れる年として心構えを行い慎重に物事に対処します。常に冷静に大局を見る、俯瞰して見る事がポイントです。
・24歳(満23歳)…平成14年生(2002年)
・41歳(満40歳)…昭和60年生(1985年)
・60歳(満59歳)…昭和41年生(1966年)
本厄の時期は体調の変化も起きやすい時期です。体調に気を使ったり、日々の生活習慣を見直して堅調に過ごすとされます。一方でネガティブに捉えすぎて塞ぎ込むなど、恐れすぎることのないよう冷静に過ごすことが大切です。
②2025年|男性の本厄
男性の厄年は数え年で・25歳(満24歳)・42歳(満41歳)・61歳(満60歳)になる1年間を中心として前厄・後厄を加えて3年間、大厄が42歳(満41歳)となります。
前厄~本厄の時期は周囲の人々をもてなしたり、贈り物やご馳走を振る舞うなどをすることで、災難を被る前に代償が祓われるともされてきました。
・25歳(満24歳)…平成13年生(2001年)
・42歳(満41歳)…昭和59年生(1984年)
・61歳(満60歳)…昭和40年生(1965年)
本厄の時期は神社や寺院へ厄払いへ行くとともに、厄払いをしたことを周囲にも伝えると良いでしょう。厄除けのお守りを日頃から身に付け、災難を代わってもらうともされます。
③2025年|男性の後厄
後厄は災難が少しずつ過ぎ去っていく時期なので、あまり深く考えすぎないことがポイントです。過去2年間の前厄・本厄で災難に遭ったならば、ここで厄を全て祓ったと考えて「自分は運のない人間だ」と思ってしまうことは、気付いたらすぐに止めましょう。
・26歳(満25歳)…平成12年生(2000年)
・43歳(満42歳)…昭和58年生(1983年)
・62歳(満61歳)…昭和39年生(1964年)
過去は過ぎ去ったこととして早々の切り替えが後厄を乗り切るコツになります。さらに運気を下げることなく、抗わずに静かに1年が過ぎるのを待ちましょう。そして来る来年・再来年の復調に向けて、水面下で準備を整えます。
2025年|女性の厄年は何歳・何年生まれ?

女性の厄年は数え年で・19歳(満18歳)・33歳(満32歳)・37歳(満36歳)・61歳(満60歳)になる1年間を中心として前厄・後厄を加えた3年間、大厄が33歳(32歳)です。
男性よりも女性の方が厄年は多く、前厄・本厄・後厄を合わせると30代で6年間もの厄年が訪れます。ただ女性であれば誰もが平等に厄年を迎えていることも理解し、ひとつの人生の節目として冷静に厄年を迎えましょう。
①2025年|女性の前厄
女性の前厄は・18歳(満17歳)・32歳(満31歳)・36歳(満35歳)・60歳(満59歳)、前厄の時期には健康診断を行って対策を取ると良いでしょう。
特に女性の場合は、結婚・出産・更年期障害などの節目も訪れるため、女性ホルモンによる体調の変化にも気を配ります。
・18歳(満17歳)…平成20年生(2008年)
・32歳(満31歳)…平成6年生(1994年)
・36歳(満35歳)…平成2年生(1990年)
・60歳(満59歳)…昭和41年生(1966年)
現在は男性・女性の格差や役割分担も軽減されてきましたが、社会的立場の変化も起こりやすいのが厄年です。社会的立場の変化によりストレスもたまりやすいため、適切な発散方法を見つけておくと良いでしょう。
②2025年|女性の本厄
女性の本厄は・19歳(満18歳)・33歳(満32歳)・37歳(満36歳)・61歳(満60歳)、平安時代から続く厄年ですが、かつては数え年19歳の頃には結婚・出産を終えている女性がほとんどでした。
そして大厄にあたる33歳には子育てがひと段落した頃です。このような人生の妻・母親としての「役」の変化が女性の厄年に影響しているともされます。
・19歳(満18歳)…平成19年生(2007年)
・33歳(満32歳)…平成5年生(1993年)
・37歳(満36歳)…昭和64年生/平成元年生(1989年)
・61歳(満60歳)…昭和40年生(1965年)
ただし現代は医療技術も進み、結婚・出産年齢も幅広くなりました。なかには結婚や出産をしない人生の選択肢もあるでしょう。厄年はあくまでも古くから伝わるひとつの節目であることを理解し、あまり悲観的になり過ぎずに過ごします。
③2025年|女性の後厄
女性の後厄は・20歳(満19歳)・34歳(満33歳)・38歳(満37歳)・62歳(満61歳)です。女性は30代に二度も厄年が訪れるため38歳の後厄では気持ちに緩みも出てきます。
少しずつ厄年の影響が薄れて行く後厄ですが、気を緩めずに1年間を過ごし次の運勢に備えましょう。
・20歳(満19歳)…平成18年生(2006年)
・34歳(満33歳)…平成4年生(1992年)
・38歳(満37歳)…昭和63年生(1988年)
・62歳(満61歳)…昭和39年生(1964年)
後厄では厄払いを行うとともに、3年間の厄年を無事に過ごせたことへの感謝を捧げると尚良いです。3年間の厄年が過ぎて疲れやすいこの時期、自分を第一に体調を万全に過ごします。
2025年厄年の過ごし方

厄年は平安時代の昔から伝わる習わしですが、科学的な根拠はありません。
陰陽道が由来ともされますが、民間伝承では厄年の年齢もさまざまです。陰陽家の見解とは必ずしも一致しません。
そのため厄年だからといって深刻になり過ぎず、できるだけ冷静に俯瞰して過ごします。安心して厄年を過ごすためにも、前厄・本厄・後厄を通して厄払いを行うと良いでしょう。
①厄除け・厄払い
厄年には神社や寺院で厄除け・厄払いの祈祷を行います。厄年の厄払いにいつ行くかに決まり事はありませんが、一般的には元旦~節分の時期までに済ませる家が多いでしょう。
前厄で厄払いを神社・寺院でお願いしたら、できるだけ同じ場所で祈祷を依頼すると吉です。3年間を通してご縁が深まり、より御守護が期待できるためです。
そして後厄では年末に感謝の参拝をすると良いでしょう。
②振る舞う・もてなす
厄年に周囲の人々へご馳走を振る舞ったり、おもてなしをすると災難の代償が前倒しで払われるとされます。災難の代償が先に払われるため、厄から逃れることができるのです。
感謝を込めて周囲の人々へプレゼントを渡す、ご馳走を振る舞うなどをしてみましょう。特にこれから本厄が訪れる前厄で、周囲の人々をもてなすことをおすすめします。
③健康診断を受ける
厄年に根拠はありませんが人生の転機が訪れやすい厄年の時期には、社会的な役を与えられた責任やプレッシャー、ストレスなどによる体調の変化も起きやすいです。
厄年に訪れる災難のなかには病気やケガもあります。前厄・本厄・後厄の3年間はこまめに健康診断を受けると良いでしょう。体調の微細な変化にも敏感になり、こまめな診察も有効です。
2025年厄年のタブー

厄年は「普段はしないことをすると良い」とされますが、一方で結婚や転職などの大きな決断は避ける時期とも言われます。
前厄では災難を避けるために家を建てる・大金を払うことをすすめる説もありますが、大きな買い物をタブーとする考え方もあるので注意が必要です。
厄年では常に冷静に事態を把握して「今はどのような運勢にあるのか?」を判断しながら決断・行動に移すことが必要になるでしょう。
①大きな環境の変化を避ける
厄年では大きな環境の変化を伴う事態は避けるとされます。厄年はストレスをためやすく、大きな環境変化は心身ともに負担が大きいためです。
転勤など外部からの影響であれば避けられない側面もありますが、結婚・引っ越し・転職などコントロールできる範囲の変化は極力さけます。
②目立つことをする
厄年は金銭問題や人間関係のトラブルに注意をする時期です。目立つことを推し進めることで、さらにトラブルの種を増やしてしまいます。
厄年の時期は周囲の人々へふるまうことが吉です。周囲の人々のサポーターに回ることで、この先に訪れる幸運の波に乗ることができるでしょう。時期を見て動くことがポイントです。
③遠くへの旅行
遠くへの旅行も厄年にタブーとされます。海外では医療環境も大きく違いますよね。厄年の災難や病気・ケガのリスクを最小限に抑えるためにも、遠方への旅行はさけるとされます。
その代わりにストレスをためないよう、近場の温泉などでこまめにリラックスできる旅行がおすすめです。ストレスのない快適な旅行を目安に計画を立てましょう。
2025年大阪で厄払い|神社・寺院は?

2025年に厄年を迎える人々は厄除け・厄払いを行うと安心して過ごすことができるでしょう。前厄・本厄・後厄の3年間、いずれの時期も厄除け・厄払いの効果はあります。
元旦~2月3日頃の節分までが厄除け・厄払いに良い時期とされますが、節分の時期が過ぎても1年を通して厄除け・厄払いを受け付けてくれる神社・寺院は多いでしょう。
・厄除け…厄・邪気を避ける寺院での御祈祷
・厄払い…災厄を祓う神社での御祈祷
・厄落とし…自ら災厄の代償を先に行い本厄を避けること
厄除けと厄払いはほとんど同じ役割を果たしますが、祈祷を行う先が異なります。また厄落としは自分でもできる厄年対策です。小さな不運が起きた時に「厄落としになった」とも言いますね。
①大阪天満宮
「大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)」は言わずとしれた大阪で有名な神社です。1000年以上の歴史があり地元の人々には「天満の天神さん」として愛されています。
毎年節分には厄払い行事「節分祭」が催されるため、この時に厄払いの祈祷を依頼する厄年の人々も少なくありません。とは言え、厄払いのご祈祷は毎日受け付けています。
<大阪天満宮> | |
[住所] | 〒530-0041 大阪市北区天神橋2-1-8 |
[TEL] | 06-6353-0025 |
[祈祷時間] | 9:00~16:30 (予約不要) |
[初穂料] | 6,000円~(要確認) |
[最寄り駅] | ・大阪メトロ 谷町線 ・堺筋線 南森町駅 ・JR東西線 大阪天満宮駅 |
駐車場も完備しているので車でのアクセスも可能です。今では人気の御朱印も受け付けてくれます。
大阪天満宮には学問の神「菅原道真」が祀られているため、受験生など多くの学生にも頼りにされているでしょう。
②石切劔箭神社
「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」は、どんな岩も切り裂き貫く力があるとされる剣と矢がご神体として祀られており、「厄を剣で切り離す」厄除け・厄払いのご利益が広く知られる神社です。
<石切劔箭神社> | |
[住所] | 〒579-8011 大阪府東大阪市東石切町1-1-1 |
[TEL] | 072-982-3621 |
[祈祷時間] | ・9:00~11:30 ・13:00~15:30 |
[初穂料] | 3,500円~(要確認) |
[最寄り駅] | ・近鉄奈良線 石切駅(徒歩約15分) |
地元では「石切さん」とも呼ばれていますね。駐車場完備、御朱印も受け付けてくれます。
この他、癌封じや病気平癒のご利益「でんぼの神様」でも有名です。ご家族で病気や体の不調を抱えているご家族にも、石切劔箭神社は頼られています。
③成田山不動尊
お寺の厄除けでは「成田山不動尊(なりたさんふどうそん)」も人気です。もともとは京阪電鉄の線路が大阪の鬼門にあたるとして、寝屋川市成田西町に建立されました。
厄除けの他にも「鬼門除け」が知られていて、2月に入ると「節分祭」「厄除け祈願大祭」「星まつり」など、さまざまな行事が開催されます。
<成田山不動尊> | |
[住所] | 〒572-8528 大阪府寝屋川市成田西町10-1 |
[TEL] | 072-833-8881 |
[祈祷時間] | ・7:30~15:30 (ご祈祷開始時刻の15分程前まで) |
[初穂料] | 5,000円~(要確認) |
[最寄り駅] | ・京阪本線 香里園駅(徒歩約15分) |
この他、日本で初めて人と車の交通安全を祈念した寺院として有名です。交通安全祈願に訪れるドライバーも数多くいるでしょう。
2025年|八方塞がり・十三参り

2025年の厄年についてお伝えしましたが、似たようなものに「八方塞がり」「十三参り」があります。八方塞がりも十三参りも神社・寺院で祈祷をしてもらいます。
八方塞がりは方位除け・厄除けを行う行事です。一方で十三参りは、数え年13歳で十二支を1周するとして厄払いを行います。
①2025年の八方塞がり
「八方塞がり」は、陰陽道や九星占いから由来する方位の吉凶です。八方塞がりの年はどの方角にも障りがあり、物事が順調に進みにくい年回りを指します。
「八方」とは、東・西・南・北・南東・南西・北西・北東の「八方位」です。
●二黒土星
[生まれ年]
・昭和19年・昭和28年・昭和37年・昭和46年・昭和55年
・平成元年・平成10年・平成19年・平成28年
・令和7年
9年ごとに訪れる八方塞がりは、新しい物事、転職・結婚・出産・引越しなどの環境変化に向いていません。厄年と同じく、八方塞がりの年にも神社・寺院で厄を払いましょう。
・2025年八方塞がりの年齢は?大阪近郊で八方塞がりの方位除けができる神社・寺院とは
②2025年「十三参り」
「十三参り」は数え年13歳になった男女が、虚空蔵菩薩に成長・感謝の気持ちを示し祈祷する行事です。写経に代えて1文字の文字を書いて捧げる「一文字写経」も行います。
平安時代に清和天皇が数え年13歳で成人式を京都の法輪寺で行ったことが始まりです。発祥は今日とですが、今では世界中に広がっています。
●数え年13歳(満12歳)
[生まれ年]2013年(平成25年)
[干支]巳年
早生まれの場合は翌年の中学入学に近い時期が一般的です。
十三参りは一般的に旧暦3月13日もしくは新暦4月13日の頃の祈祷が多いでしょう。正装で十三参りの御祈祷を受けます。
まとめ:2025年厄年には厄払いをしましょう

厄年を快適に過ごすためのポイントはストレスをためないことです。じっとしていても環境や体調に変化が訪れやすい時期ですから、常に自分を労わる気持ちで自愛を心がけて過ごしましょう。
厄年は自分から大きな環境変化を起こすことは避ける期間ですので、厄年を基準に人生計画を立ててしまうのも一案です。厄年が訪れる前に遠出の旅行、新しく挑戦したい事柄は済ませておくと良いでしょう。
また厄年で不調が続くと冷静な判断も失われがちです。衝動買いなども起こりやすくなるので、大きな買い物に迷う時にはひと呼吸おいて熟考することをおすすめします。
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