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納骨する場合の水子供養の費用相場は?それ以外の場合やマナーも解説

納骨する場合の水子供養の費用相場は?それ以外の場合やマナーも解説

「水子供養ってどういうもの?」
「水子供養を行う場合、どのくらいの費用がかかるの?」
「水子供養に関するマナーにはどんなものがある?」
このように、水子供養にどのくらいの費用がかかるのか知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

 

本記事では、そもそも水子供養とはどのようなものなのか、水子供養にかかる費用の相場などを解説しています。本記事を読むことで、水子供養ではどのくらいの費用がかかるのか把握することができるでしょう。

 

また、水子供養に関するマナーや水子供養を行う際の注意点なども紹介しているため、気をつけておきたい点も事前に知ることができます。

 

水子供養の費用相場について知りたい人は、ぜひ本記事をチェックしてみてください。

そもそも水子供養とは?

水子供養とは、生まれることができなかった子どもを供養することです。流産や死産となってしまった場合に、子どもの冥福を祈る目的で行われます。

 

現在では生まれることができなかった子どものことを「水子」と呼びますが、水子は「水子地蔵」と呼ばれる地蔵によって天へと導かれます。供養という概念は仏教の言葉であるため、水子供養は神社ではなく、お寺で行われるものです。

 

そのため、水子供養を依頼する場合はお寺にお願いするようにしましょう。

【状況別】水子供養にかかる費用の相場

水子供養とひと口に言っても、供養の方法はさまざまです。また、どのような供養を行うのかによっても費用は異なります。

 

費用は基本的にお布施となりますが、読経に対して支払うお布施、戒名や位牌を受け取るために支払うお布施などがあります。ここでは、状況別の水子供養にかかる費用の相場をご紹介します。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

遺骨がありお墓に納骨をする場合

赤ちゃんの遺骨がある場合は納骨を行うことになります。一般的な納骨は先祖代々のお墓に遺骨を納めることが多いですが、水子供養の場合はお墓の墓地の区画内に水子地蔵の石仏を建てて、赤ちゃんの遺骨を納めるケースが多いです。

 

赤ちゃんの遺骨はお墓ではなく水子地蔵の石仏に納骨することで、お地蔵様に守ってもらうという意味があります。もちろん、お墓に納骨しても問題ありません。

 

納骨する場合、墓前供養のためのお布施が1万~5万円、納骨作業代として1万円ほど、石仏を建てる場合は10万~20万円の費用がかかります。

永代供養を行う場合

永代供養とは、家族の代わりに霊園や寺院などが永代に渡って遺骨を供養、管理することです。永代供養はお墓の継承者がいない場合などに選ばれるケースが多いです。

 

水子供養の場合も、赤ちゃんの供養を行う人がいなくなることを踏まえて、永代供養を選択するケースもあるでしょう。永代供養を行う場合、お寺によっても供養の方法が異なるため、費用は3万~20万円と差があります。

塔婆を立てて供養をする場合

次に、塔婆を立てて供養をする場合です。塔婆とは、供養のために立てられる長い木の板のことを指します。

 

水子地蔵に塔婆をお供えする場合の費用としては、5千~3万円になるでしょう。塔婆には赤ちゃんの名前を記しますが、名前をつける前に亡くなった場合は「○○家水子之霊」というように記載して、水子地蔵の側に立てかけます。

石仏を奉安して供養をする場合

水子供養として、石仏を作成してお寺に奉安し、供養するという方法があります。このように石仏地蔵尊造仏で供養を行う場合、費用として8万~30万円はかかることになるでしょう。

戒名をつけてもらう場合

水子供養として赤ちゃんに戒名をつけてもらう場合の費用としては、3万~5万円になるでしょう。戒名とは、仏教において仏門に入った証となる名前です。

 

一般的に、仏教で人が亡くなった場合、僧侶に戒名をつけてもらうケースが多いです。水子供養で戒名をつけてもらう場合も、位牌を作成して供養を行ってもらいます。

読経をしてもらう場合

水子供養として僧侶に読経をしてもらう場合、相場としては1万~3万円になるでしょう。水子供養では読経までは上げてもらわないケースも多いため、通常の法要と同様に読経を上げる方法は、非常に丁寧な供養方法だと言えます。

葬儀を行う場合

水子供養で葬儀を行うケースもあります。ただし、一般的な葬儀のように葬儀会館を借りて行うということではなく、お寺の本堂で読経を上げてもらう形式になるでしょう。

 

葬儀を行う場合の費用としては、3万円ほどになるでしょう。

自宅で手元供養をする場合

遺骨を納骨せずに、自宅など身近な場所に置いて供養することを「手元供養」と呼びます。生まれてくることができなかった赤ちゃんの遺骨を、自分の手元に置いておきたいと考える人も多いでしょう。

 

手元供養の方法としては、ミニ骨壺に入れて自宅に置いておいたり、遺骨ペンダントに入れて肌身離さず持っておいたりなど、さまざまな方法があります。手元供養する場合の費用としては、5千~10万円が目安となるでしょう。

水子供養に関するマナー

葬儀に参列した経験はあっても、水子供養においてのマナーがわからないというケースは多いのではないでしょうか。水子供養の場合、必ずしも喪服を身につけなければいけないということはありません。

 

正しく水子供養を行うためにも、基本的なマナーを押さえておきましょう。

服装について

水子供養の場合、服装は喪服である必要はないため、平服でも問題ありません。女性の場合はワンピースなど、男性の場合はスーツなどでよいでしょう。

 

お参りを行うだけという場合は、スーツである必要もありません。ただし、水子供養という場をわきまえた服装であることが大切です。

 

黒やグレーなどを基調として服装を心がけ、あまり華美な印象にならないようにしましょう。

お布施の渡し方について

前述したように、水子供養を行う場合は僧侶にお布施を包みます。供養料はお寺ごとに金額が設定されているため、その金額を包むようにしましょう。

 

お布施には新札は使わないようにしましょう。封筒は無地のもの、水引が印刷されたものどちらでも問題ありませんが、二重封筒はNGです。表書きには薄墨を使用し、上段に「御布施」、下段にはお母さん、お父さんの名前を記します。

 

また、封筒はそのままではなく、袱紗やお盆などを使って渡すのがマナーです。渡すタイミングは、故人での供養であれば供養が始まる前か終わった後、複数の家族が合同で供養する場合は係りの人に渡すようにしましょう。

必要な持ち物について

お布施と数珠を持参するようにしましょう。また、持ち物は黒などのバッグに入れておき、ハンカチなどと一緒に持っておきましょう。

 

また、赤ちゃんにお供えするお花やお供え物も用意しておく必要があります。エコー写真などがある場合は一緒に供養してもらえるため、準備しておくとよいでしょう。

供養をする時期について

時期については特に決まりはありません。いつまでに葬儀や法事を行わなければいけないというルールはないため、気持ちが落ち着いたタイミングで行うとよいでしょう。

 

また、定期的に供養を行いたいという場合も、特に時期の決まりはありません。多くの場合、赤ちゃんの命日に執り行われています。

 

水子供養を行っているお寺には水子地蔵があるため、水子地蔵の祀られているお寺を把握しておくとよいでしょう。

水子供養を行う際の注意点

前述したように、神社では水子供養を行いません。また、お寺であっても宗派によっては行わない場合がある点には注意が必要です。

 

たとえば、浄土真宗の場合は行いません。水子供養を行う宗派のお寺であっても、お寺によっては行わないケースがあります。

 

しかし、水子供養を行っていないお寺であっても、お願いすれば行ってくれるケースもあるでしょう。そのため、水子供養をお願いしたい場合は、普段からお世話になっているお寺に頼んでみるとよいでしょう。

納骨をする場合やそれ以外の水子供養にかかる費用について知っておこう

水子供養とは、生まれてくることができなかった子どものための供養です。水子供養には明確な時期はないため、気持ちが落ち着いたタイミングで行うとよいでしょう。

 

ぜひ本記事で紹介した費用の相場やマナーなどを参考に、水子供養についての理解を深めてみてください。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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