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無宗教と一般的な納骨の違いは?供養する方法やお墓選びで注意すべきことも紹介

無宗教と一般的な納骨の違いは?供養する方法やお墓選びで注意すべきことも紹介

「無宗教だと供養する方法に違いがあるの?」
「無宗教の場合は、一般的な納骨と違うのかな?」
「無宗教で供養するにはどんな方法がある?」
このように、無宗教における供養に関してさまざまな疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。終活について考えている方の中には、無宗教の方もいることでしょう。

 

この記事では、無宗教の場合の供養方法、無宗教のお墓選びの注意点などを紹介します。

 

この記事を読むことで、無宗教の納骨と一般的な納骨の違い、無宗教のお墓選び、無宗教でも納骨堂は利用できるのかについてなど、無宗教の供養に関する知識が深まるでしょう。

 

無宗教での納骨方法に興味がある方、無宗教で終活を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

無宗教について

無宗教とは、信仰している特定の宗教がない、という意味の言葉です。宗教は、自然や人間の力を超えた存在(神や仏など)への思想体系やそれを心の拠り所とすることを言います。無宗教の場合は、そういったものがないことになります。

無宗教と一般的な納骨の違い

納骨とは、火葬後、引き取った遺骨を骨壷に入れ、それをお墓などに埋葬することを言います。無宗教の場合、一般的な宗教の納骨とはどのように違うのか気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、無宗教と一般的な納骨の違いについて紹介します。

無宗教の納骨の場合

無宗教の納骨の場合は、亡くなった人を弔った後に火葬するところまでで葬儀が終了となります。納骨のスケジュールについても、無宗教のため決まりはありません。親族の都合によって好きなときに納骨できます。

一般的な納骨の場合

仏教の納骨の場合、故人が亡くなった後、死亡診断書の作成があり、その後に、葬儀社と菩提寺に連絡をして、通夜と葬儀について決めていきます。

 

その後、所在地の市役所や区役所に死亡届を役所に提出する、という形が一般的です。無宗教の場合は、この順番を気にする必要はありません。

 

キリスト教の納骨の場合は、火葬後すぐに納骨はしません。カトリックは死亡した日の30日目の追悼ミサのタイミングに、プロテスタントは1ヶ月目に当たる召天記念日に納骨します。

 

出典|参照:死亡届|法務省

無宗教で供養する方法

続いては、無宗教で供養する方法について紹介します。無宗教の利点は、さまざまなお墓の形式から自分の好みに沿ったものを選択できることでしょう。

 

無宗教の方は具体的な供養方法を把握して、検討材料にしてみてください。

宗旨宗派不問の霊園・墓地へ埋葬する

宗旨宗派不問の霊園・墓地もあるため、無宗教の方でも埋葬先として選べますが、宗派を厳格に守る寺院の場合だと、納骨を拒まれることもあります。そのため、埋葬先を探す際には確認をしっかりしましょう。

 

公営の墓地であれば、宗教の決まりはないため、無宗教でも問題なく埋葬先として選べます。ただ、費用も安いことから公営の墓地は人気が高い点がデメリットとして挙げられます。

宗旨宗派不問の納骨堂・永代供養墓へ埋葬する

納骨堂とは、遺骨を納める建物のことを指します。納骨堂は、一般的に宗教の指定などなく無宗教でも利用可能なことが多いでしょう。屋内にあるため、天候に左右されずにお参りできる点が大きなメリットです。

 

永代供養墓は、霊園や寺院側が管理してくれる墓所で、墓の跡継ぎがいない、子や孫に迷惑をかけたくない、無縁仏になりたくないなどの理由から人気です。こちらも無宗教で利用できる場所が多いでしょう。

 

ただ、納骨堂も永代供養墓も決められた期間を過ぎると、他の人の骨壷と一緒に供養されることがあるため注意が必要です。期間に関しては契約する際、忘れずに確認しましょう。

樹木葬にする

樹木葬は、遺骨を地中に納骨してその上に樹木を植えるものです。植えた木が墓標になります。

 

墓石は石のため硬く、冷たいイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、樹木は生命力や温かみがあるため人気です。

 

ただ、樹木葬のデメリットとして、遺骨のまま土中に埋めた場合、後で取り出すことが不可能になります。仮に残された家族が一緒に入るお墓を購入しても、それが叶わなくなるということです。

 

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散骨する

散骨とは、パウダー状まで細かくした遺骨を海に撒く方法です。すべての遺骨を海に撒くか、一部だけ手元に残して供養するか選べます。

 

自然に返す、という意味から散骨は人気の供養方法と言われています。お墓に埋葬しないため、維持費や宗教的なしきたりを必要としない点も人気の理由として大きいでしょう。

無宗教でも納骨堂は利用可能?

納骨堂は、宗旨や宗派を問わないことが一般的で、どのような宗教に入っていても利用可能です。「無宗教だから納骨堂は利用できないかもしれない」と、不安になる必要はないでしょう。

檀家にならなければ利用できないケースもある

注意点として、寺院が運営している納骨堂を使いたい場合は、檀家にならなければ利用できないこともあります。あらかじめ寺院に確認しておきましょう。

 

檀家になる必要性が出てきた場合、無宗教ではいられず、その寺院の信徒になり、会費やお布施を払うことになるでしょう。費用の大きさは寺院によって異なるため、確認はしっかりと行いましょう。

無宗教のお墓選びで注意すべきこと

あなた以前の代まで決まったお寺に法要を依頼していたり、先祖代々のお墓があったりする場合、あなたが無宗教を選択すれば、そういったものをあなたの代で辞めることになります。

 

長男の身であったり、代々続く家系であったりするケースでは、形式を変えることに親族や周りの人が反対する可能性も出てくるでしょう。

 

供養そのものに対する認識も、無宗教と一般的な宗教とでは、認識に差が出てくることもあります。認識の差が、親族間でトラブルの原因になることも少なくありません。

無宗教での納骨方法を知ろう

仏教など一般的な宗教であれば、供養の方法はある程度決まっているため、決まりに従えばスムーズな面はありますが自由度は低くなります。しかし、無宗教であれば、葬儀内容や供養方法の選択肢は豊富なため、希望する形で納骨してもらうことも可能です。

 

ただ、無宗教を選択する場合は、親族と意見が合わなくなる可能性もあるため、関係する周囲の人とは事前によく話し合っておくと良いでしょう。

 

この記事を参考に、無宗教での納骨方法を知って、最期を迎えた後の形はどのようなものがよいか、この機会に検討してみてください。

永代供養ナビ編集長
株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】 1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

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