
ガラスのお墓で永代供養はできるの?特徴とメリット・デメリットや費用を紹介

「お墓の素材って選べるの?」
「ガラスのお墓ってどんなもの?」
「ガラスのお墓のメリット・デメリット両方知りたい!」
このように、お墓を新しく建てようと考えている方の中には疑問や不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか。本記事では、ガラスのお墓での供養方法や人気の理由などの基本情報に加え、メリット・デメリット両方の解説や納骨までの簡単な流れを紹介します。
この記事を読むことで、お墓選びの際に役立つ基本知識や納骨方法、用意しておいた方がよいものを知ることができるでしょう。
また、現代のお墓のあり方や新しいお墓の形であるガラスのお墓について理解を深めることができるため、不安や疑問を抱いている方でも納骨までのイメージがしやすくなります。
お墓を立てようと考えている方は、この記事をチェックしてみてください。
永代供養とはどのような供養方法
永代供養とは、お墓参りやお墓の管理をすることが難しくなった遺族や継承者の方に代わり、墓地や霊園の管理者または寺院が、お墓の管理・供養を行ってくれる埋葬方法のことです。
近年は少子高齢化や核家族化、地方の過疎化が進んでいることから、永代供養を選ぶ方も増えてきています。
ガラス素材のお墓で永代供養が人気
従来の石で建てられたお墓のように、ガラスで作られたお墓でも墓地や霊園に建てることは不可能ではありません。
ガラス素材のお墓で永代供養を行うプランを持つ施設もあり、近年ではガラス素材のお墓の人気が高まっています。
ガラスの永代供養墓の特徴
ガラスの永代供養墓の特徴の1つにカスタマイズが簡単で、オリジナリティを持たせやすいことが挙げられます。
通常の石で作られたお墓とは異なり、ガラスのお墓は透明です。夜間のライトアップが可能であったり、様々な形のガラスを選んだりすることもできます。
また、ガラスの色の種類も多く、柄などの装飾を加えることで個性を生かしたお墓を立てることも可能です。
従来の石で作られたお墓にガラスを付け加えることも可能なため、全てをガラスにする勇気がない方でも選びやすいでしょう。
ガラスの永代供養墓のメリット
ガラスのお墓は、バリエーションが豊富である点が魅力ですが、他に様々なメリットがあります。ここからは、ガラス素材のお墓のメリットを紹介しますので参考にしてください。
- 強度があり、劣化・風化しにくい
- 手入れが簡単
- 明るく美しいイメージ
強度があり、劣化・風化しにくい
ガラス素材は、石と比べて割れやすいのではないかと不安を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ガラス素材は石と比べて強度が高く、長い年月が経っても劣化・風化がしにくい素材です。
手入れが簡単
朝日や夕日、時間や季節によって様々に様相を変化させるガラスのお墓ですが、お手入れが簡単というメリットもあります。
自宅にある鏡や窓と同様、ガラスのお墓も簡単な拭き掃除で汚れを落とすことができます。特別なお手入れが必要なく、管理しやすいお墓と言えます。
明るく美しいイメージ
ガラスのお墓は自然光を取り込み、柔らかな光に包まれるため、美しい姿を生み出します。 多彩なカラーバリエーションがあるため、故人が好きだった色を用いることができるなど、遺族の心も明るくすることが可能です。
ガラスの永代供養墓のデメリット
近年増えてきているガラスのお墓ではありますが、まだ主流ではないため従来のお墓と異なる点も多く、デメリットが存在することも事実です。
ここからは、ガラスを用いた永代供養墓のデメリットについて解説します。メリット・デメリットそれぞれを参考にしてお墓選びに役立ててください。
- デザインをカスタマイズするほど費用がかかる
- ガラスのお墓を霊園や墓地が受け入れ可能か確認が必要
デザインをカスタマイズするほど費用がかかる
ガラスのお墓は色々な形やカラーバリエーションがあるため、より個性的なものにしようとすると費用がかさんでしまいます。 また、彫刻する内容や柄によってはさらに値段が高くなる可能性もあるでしょう。
墓地や霊園でお墓を立てる場合には、墓碑だけでなく墓石の土台や管理費が上乗せされるため、あらかじめどのくらいの費用がかかるのか問い合わせるようにしましょう。
ガラスのお墓を霊園や墓地が受け入れ可能か確認が必要
ガラス素材は、お墓の素材としてまだ一般的でないのが現実です。
墓地や霊園のHPやパンフレットにガラスのお墓に関する記述がない場合は、ガラスのお墓の受け入れ態勢ができているのか、建立することは可能なのか事前に問い合わせする必要があるでしょう。
永代供養墓の申し込みから納骨までの5つの流れ
ここからは、ガラスのお墓も多く採用されている永代供養墓の申し込みから納骨までの手順を紹介します。
ガラスのお墓ならではの手続きもあるため、注意が必要です。事前に情報を得ておくことで実際に手続きを行う際もスムーズに進めることができるでしょう。
1:情報収集・現地見学
申し込み・契約締結をする前に、候補地の情報収集や現地見学が必要です。
情報取集の手段としてHPを見るのもいいですが、資料請求ができる場所も多くあるため色々な手段を用いて情報を集めるようにしましょう。
現地見学では供養方法の種類やアクセスの利便性、管理体制などをチェックしそれぞれに合った墓地や霊園を選びましょう。
2:申し込み・契約
希望の場所が見つかったら、申し込み・契約の手続きを進めましょう。契約をする前に今一度、利用条件や契約内容、費用について確認しておくことが大切です。
また、既にお墓を所有している方は、別途で墓じまいに関する手続きがあるため注意が必要です。
3:彫刻などの打ち合わせ
永代供養墓でガラスのお墓を用いて供養する場合、彫刻内容や、デザイン、カラーなどを打ち合せする必要があります。 遺族全員が納得できるようなお墓にするためにも、話し合いを重ねるようにしましょう。
4:納骨日時の相談・決定
次に納骨日時を親族やお墓の管理者と話し合い、決定します。 納骨をする際は納骨式が行われますが、一般的には読経を行う僧侶のほか、遺族や故人と親しかった友人を招いて行われます。
5:納骨式
納骨式は基本的に納骨する施設の中で行われます。式の中で、納骨・開眼供養が行われ、所要時間は一般的に1時間程度です。
開眼供養とは、墓前で住職にお経を読んでもらい、お墓に魂を入れる儀式のことで、「入魂式」とも言います。
永代供養墓の納骨時に必要なもの
永代供養墓に納骨する際には、火葬許可証(証明書)の原本を持参しましょう。改葬の場合は、改葬許可証が必要です。
上記の書類のほか印鑑、お骨、納骨回向料、お供え物、戒名の写しの忘れずに持参しましょう。また、読経の謝礼として僧侶に支払うお布施も必要です。
独自の魅力的な供養ができるガラスでの永代供養を検討してみよう
ガラスのお墓は自由にカスタムができ、自分だけのデザインを施すことが可能です。 初期費用がかかるものの、手入れが簡単というメリットもあります。
この記事を参考に、ガラスのお墓で永代供養を検討してみてはいかがでしょうか。
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