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大阪で「ペットと一緒に入るお墓」が思っていたのと違った!解約や返金に応じてくれる?

大阪で「ペットと一緒に入るお墓」が思っていたのと違った!解約や返金に応じてくれる?

今、大阪ではペットと一緒に入るお墓が注目されていますよね。特に大阪の終活現場では、ペット可のお墓を探して生前契約を結ぶケースが増えています。
 
飼い主夫婦とペット」と言う形の家族で契約した体験談や、無事に子どもを育てた後に離婚をしてひとり身になった飼い主が、一緒にお墓に入るパートナーとして、ペットを選ぶケースもありました。
 
ただ全国的にも大阪でも、ペットと入るお墓はまだまだ未開発分野であり少数派です。そのため勘違いによるトラブルも見受けられます。
 
今回は、大阪でペットと一緒に入るお墓を契約した体験談のなかから、勘違いによるトラブル事例をいくつかお伝えします。
 

大阪で「ペットと一緒に入るお

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「思ったお墓と違った!」体験談

「思ったお墓と違った!」体験談

敦美さん(仮名)は、大阪で「ペットと一緒に入るお墓」のフレーズを新聞の折り込み広告に見つけて、すぐに生前契約をします。
 
けれども契約後によくよく確認したところ、スペース内にペット専用の合葬墓(他の遺骨とともに埋葬される合同墓)があり、自分(人)のお墓は別の区画に建っていました。
 
そこで敦美さんは「想っていたお墓と違う!」として、霊園にお墓の解約と返金を求めたと言います。
 

【 大阪でペットと一緒に入るお墓☆解約・返金はできるのか? 】
 
● ただこの場合、敦美さんは契約時に霊園により提出された規約を確認していないまま、契約を済ませてしまった可能性があるでしょう。
 
→ まだ少数派であるため、現代大阪でペットと一緒に入るお墓を扱う霊園では、ほとんどが勘違いやトラブル回避のために、細やかな規約が記載されているケースが多い傾向です。
 
※ 飼い主にとって家族にも等しいペットとお墓に入る霊園は少ないですから、飛びついてしまう気持ちもありますが、契約前に冷静になって規約を確認してください。

 

そのため敦美さんのケースでも、解約はできるものの返金は難しい状況でした。けれども敦美さんの場合、丁度ペット用合葬墓のすぐ隣の区画が空いていたため、オプション料金を追加で支払い、墓地の区画を変更して解決をしています。
 

ペットと入るお墓には2つのタイプがある

ペットと入るお墓には2つのタイプがある

大阪ではまだまだペットと一緒に入るお墓は少数派です。そのため、規約の内容を理解しながら、丁寧に確認を進めるためにも、理解しておきたいポイントがあります。
 
まだまだ未開発の分野である大阪のペットと一緒に入るお墓は、主に民営墓地で販売をしているでしょう。公営墓地はもちろん、寺院墓地でもなかなか見掛けることがありません。
 
民営墓地であっても、大阪のより地方エリアではペットと一緒に入るお墓を扱う霊園は少ないため、より都心部で探すことになるでしょう。また、まだまだレアなタイプだけに、価格帯も一般的なお墓よりも割高傾向です。
 

【 大阪でペットと一緒に入るお墓☆2つのタイプ 】
 
● 現在、大阪でペットと一緒に入るお墓には、2つのタイプがあります。自分が求めるお墓、そして見つけたお墓がどちらのタイプになるのか、確認してから決めてください。
 
(1) 飼い主(人)とペットが同じお墓(区画)に入る
 
…こちらが敦美さんが求めていたタイプです。永代供養付きのお墓が多く、埋葬ではなくお墓の収蔵スペースに収蔵して、一定年数が過ぎた頃にそれぞれ永代供養されます。
 
(2) 霊園内で専用の広場を設け、そこに人区画とペット区画を設ける
 
…こちらが敦美さんのケースで霊園が提供していたお墓です。ペットとは別々になるものの、専用広場内の墓地に入ることができます。

 

大阪でペットと同じお墓に入るタイプであっても、一定年数(5年・10年など施設によってさまざま)が過ぎると、遺骨はペット用の合葬墓・人用の合葬墓に分けて永代供養される流れが一般的です。
 
実は飼い主(人)とペット(動物)の遺骨は、法的にも扱いが異なるため、なかなか合葬墓まで一緒に永代供養されることはできません。現状、このような霊園はないでしょう。(2022年4月現在)
 

大阪でペットと一緒に入るお墓に多い勘違い

大阪でペットと一緒に入るお墓に多い勘違い

大阪でペットと一緒に入るお墓を生前契約したい場合、前項でお伝えした2つのタイプを理解することで、契約前に確認しやすくなるでしょう。
 
けれどもこれ以外にも、大阪ではペットと入るお墓について、勘違いによるトラブルが起きた事例がいくつかありました。
 

【 大阪でペットと一緒に入るお墓☆多い勘違い 】
 
(1) 霊園の墓地全てがペット可だと勘違いして契約
 
… 大阪で「ペットと入るお墓」のフレーズを見つけて勢いで契約したところ、契約した墓所は一般墓の区画だったため、ペットと一緒に入ることができなかった。
 
→ 現状では大阪で「ペットと入るお墓」を提供している霊園でも、専用区画を設けて販売しています。全てのお墓がペットと入れることは、ほとんどありません。
 
(2) ペットを先に納骨しようと思ったら、断られた
 
… 大阪のペットと入るお墓のなかには、一緒に入れるものの、ペットだけを先に納骨することはできない規約も見受けます。
 
※ この場合、先にペットが亡くなると遺骨を手元供養にして、飼い主が亡くなった時に一緒に入る流れが一般的です。

 

大阪でペットと一緒の区画で入るお墓には、飼い主(人)とペット用のものもあれば、家族用も見受けます。例えば「飼い主夫婦+ペット」などです。
 
反対に「何匹(何人)でも一緒に入れると思ってた…」と契約後に驚くケースもありました。大阪でペットと入るお墓を契約する時には、人とペット、それぞれ何人(何匹)まで一緒に入れるのかも、確認しておくと良いでしょう。
 
 

いかがでしたでしょうか、今回は大阪でペットと一緒に入るお墓を契約した体験談や相談に多い、勘違いによるトラブル事例をいくつかお伝えしました。
 
まだ少数派で広く根付いていない、大阪のペットと入るお墓ですから、一番の予防策は規約次項を丁寧に確認することです。分からない部分があれば、契約時に多少「しつこいかな…」と思っても、質問をすると良いでしょう。
 
大阪でペットと一緒に入るお墓を選択した場合、本文中にもあるように、なかにはペットの手元供養を生前に行う家も多いです。この時、骨壺のまま供養もできますが、粉骨などをして可愛いペット用祭壇を設ける方が増えました。
 

※ペットの手元供養の後、一緒のお墓に入った母親の体験談については、「大阪でペットと入るお墓を契約した体験談。介護犬だったペットの遺骨と一緒に行う納骨式」でお伝えします。

 
 
まとめ

ペットと入るお墓に多い勘違いやトラブルとは
●ペット可のお墓には2タイプある
・同じ広場にペットのお墓と人のお墓がある
・同じ区画にペットと飼い主が入るお墓
 
●ペット可のお墓で見た勘違い事例
・同じ区画のお墓に入れなかった
(どちらのタイプかを確認する)
・霊園全てのお墓がペット可と勘違い
(ペット可の広場を設ける霊園が一般的)
・ペットを先に納骨できなかった
(ペットの遺骨を先に納骨できない施設も多い)

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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