
【家族が亡くなったら】大阪で広がる家族葬。ホテル葬や自由葬6つのスタイル|永代供養ナビ

大阪では家族葬のニーズが高まっていますが、現代の大阪で家族葬は身内のみで執り行う葬儀ではなく、一般葬よりも規模の小さな葬儀を差すケースが増えました。
さらに大阪では家族葬のニーズが高まるに連れ、リビング葬や自由葬など、さまざまなスタイルがうまれています。
参列者が少ない小規模な大阪の家族葬だからこそできるスタイルもありますよね。
今回は、現代の大阪でニーズが高い家族葬、6つのスタイルについて解説します。

家族葬と一般葬はどう違うの?

大阪で家族葬が注目されていますが、現代の大阪で「家族葬」は、必ずしも言葉の通り「家族で執り行う葬儀」とも限りません。
どちらかと言えば、①葬儀の規模や②参列者の受け入れ範囲によって、一般葬と家族葬を呼び分ける傾向にあります。
(1)一般葬…規模の大きな葬儀
・約50人以上で100人以上のものも多い
・広く参列者を受け入れる
(2)家族葬…規模の小さな葬儀
・約10人以下から30名ほど、50人以下が多い
・参列者を限定してご案内する
そのため一般葬では新聞の訃報欄に通夜や葬儀の情報を掲載することもありますが、家族葬では参列者のみに情報を知らせる場合が多いです。
その他の知人友人、会社関係者の人々には、「家族のみで執り行います」と参列を辞退したり、全ての葬儀を済ませた後に、事後報告で訃報ハガキを出す判断も増えました。
大阪で注目される6つの家族葬

冒頭でもお伝えしたように、参列者が少ない大阪の家族葬は、一般葬と比較しても比較的自由度が高い傾向です。
そのため生前の故人を知るご遺族の意向や、エンディングノートなどに記された故人の遺志により、大阪ではさまざまな家族葬を見受けます。
(1)リビング葬
(2)ガーデン葬
(3)自由葬
(4)音楽葬
(5)自宅葬
(6)レストラン・ホテル葬
…このように大阪ではさまざまな家族葬スタイルが増えていますが、注意したいポイントは、「家族葬=割安」とも限らない点です。
現代の大阪では家族葬を選ぶのに、葬儀費用を抑える理由もありますが、ご遺族の意向や御香典辞退の有無などによって、負担は一般葬とあまり変わらないケースもあります。
(1)リビング葬

自宅葬は時間を気にせず、ご遺族や参列者が故人を囲んで偲ぶことができる点が魅力ですが、通夜や葬儀に向けてスペースを空け、掃除などの準備を整えなければなりません。
その点、リビング葬は建物から部屋のなかまで、新築に住んでいるかのような気分にさせてくれます。
・建物自体を貸し切る
・ゆっくり時間を掛けて故人をお別れできる
・自宅葬のように掃除などの手間暇が掛からない
・参列者の会葬時間が分散され、感染リスクを軽減できる
・参列者への対応など、ご遺族の負担が軽減できる
一般葬では「親族への挨拶や、参列者への気遣いで疲れてしまう」とのご遺族の声も多いですが、大阪の家族葬でリビング葬スタイルは、まるで家にいるような感覚です。
また通常の葬儀会場(斎場)では、何組もの葬儀が行われるため慌ただしくなります。
一方リビング葬なら建物を一棟貸し切るため、時間に追われることもなく、不特定多数の人々との接触を控えて、感染リスクを軽減できる点もメリットです。
(2)ガーデン葬

葬儀社が提供するガーデン(ホテルの庭など)の他、自宅の庭で執り行うケースもあります。
自宅の庭で執り行う大阪の家族葬の場合、自宅葬同様に会場使用料が掛かりません。
・屋外で執り行う葬儀
・ホテルなどの庭を貸し切って行うケース
・自宅の庭で執り行うケース
・自宅の庭の場合、使用料が掛からない
・明るい雰囲気のなか、故人を送り出す
大阪の家族葬でガーデン葬を選ぶケースでは、故人がアウトドアを好きだったケースや、ガーデニングや畑仕事が好きだったなど、自然を愛していたケースなどが多いです。
●例えば、故人がガーデニングが趣味でずっと庭にいた、大好きな庭で葬儀をあげたいという、故人の思いを尊重することができます。
(3)自由葬

宗旨宗派不問の民間霊園が増え、寺院墓地から改葬(お墓の引っ越し)をして、特定の寺院の信家から離れる「離檀(りだん)」が増えてことも背景にあります。
それでも現代の日本では、全体の8割が仏式の葬儀を執り行っていますが、自由葬では特定の宗旨宗派に捉われない葬儀スタイルです。
・宗教的な儀式を行わない
・読経供養なども行わない葬儀が多い
・御香典ではなく会費制にするケースもある
・「無宗教葬」とも呼ばれる
・埋葬方法(葬送)も自由な選択が多い
大阪の家族葬で「自由葬」と言うと、音楽葬が代表的です。
・故人が好きだった音楽を流して見送る
・樹木葬や海葬などの自然葬で葬送する
・ホテルなどで故人の思い出を語り合い見送る
…などなど、故人が生前に人が好きで明るい人だった場合などは、参列者でゲームに講じる葬儀もあったほどです。
(4)音楽葬
音楽は遠くまで響くので、故人が好きだった音楽を流しながら、「天国まで見送る」葬送をイメージしています。
・故人が好きだった音楽を流す
・音楽とともに在りし日の映像を流す
・出棺の時にも音楽を流して「天国まで見送る」
・立食式も多く、参列者が自由に語り合うことができる
・生演奏などの演出をしたケースもある
…などなど、音楽は故人の在りし日が蘇りやすく、集まった人々が音楽を聴きながら、故人を偲び思い出話に花を咲かせる葬儀が多い傾向です。
故人が生前に毎日のように聞いていた曲があれば、「出棺の時までその曲で故人を見送ろう」と音楽葬を選ぶケースが多いでしょう。
(5)自宅葬

以前の大阪では家族葬より以前に、自宅葬が一般的でしたが、近年ではさまざまな住宅事情から、葬儀会場(斎場)を借りて執り行う葬儀が大半を占めています。
・長期入院だった故人を、住み慣れた家に帰したい
・故人の想いを大切にしたい
・故人のたくさんの思い出とともに見送りたい
・時間を気にせず、故人を見送りたい
・通夜の日も、一晩中、故人と共にいたい
・時間的制約なく、参列者を迎え入れたい
・故人と最期の時間まで一緒にいることができる
大阪の家族葬で自宅葬を選ぶケースでは、「病気で入院生活を余儀なくされ、自宅に帰れずに病院で息を引き取った故人を家に帰してあげたい」と言うものです。
実際に「家に帰りたい」「帰ってゆっくりしたい」と、最期の時まで家族に言う人も少なくありません。
●少しでもご遺族の後悔やグリーフを軽減することが、できるかもしれません。
家族の故人への意見を、より尊重できる葬儀スタイルです。
(6)レストラン・ホテル葬

一般的なお葬式のように形式やマナーに捉われることなく、集まった参列者が各々に故人を偲ぶスタイルが多いでしょう。
また「故人が生前に食事が好きだった」などの理由で選ばれることもあります。
・故人を思い出す料理を振る舞う
・思い出のレストランやホテルで行う葬儀
・結婚式など、楽しかった思い出がある場所で行う
・明るい雰囲気のなか、葬儀を進めたい
・故人の思い出を語り合う
・御香典ではなく、会費制にする
…などなどの事例がありました。
前項でお伝えした音楽葬と、レストラン・ホテル葬を融合した葬儀スタイルも多くあります。
例えば、故人が生前に好きだった音楽を流し、生前の動画や写真を集めた映像などを見ながら、参列者は飲食をしながら同窓会のような雰囲気で、各々に思い出を語り合う葬儀スタイルなどです。
●レストランやホテルによって対応できることは限られていますが、火葬後に行う骨葬だけ可能な場合がほとんどです。
最後に
今回は大阪でニーズが急増する家族葬のなかでも、多様に広がる葬儀スタイルについて、特に人気が高い6つのスタイルを解説しました。
いずれも昔ながらの形式にこだわることなく「故人のお別れを心置きなく、後悔のないお見送りがしたい」と願うご遺族がほとんどです。
ひと昔前の大阪では、「より大きな規模の葬儀を行うことが故人への弔い」と言う感覚もありましたが、現代の大阪では家族葬など、参列者が「心から故人を偲び供養する」葬儀が選ばれています。
まとめ
現代の大阪で増える6つの家族葬スタイル
(1)リビング葬
(2)ガーデン葬
(3)自由葬
(4)音楽葬
(5)自宅葬
(6)レストラン・ホテル葬
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