
【大阪でおひとりさま終活】「デジタル遺品」とは?デジタル終活のメリットと5つの手順

大阪ではデジタル遺品を生前に整理する「デジタル終活」も終活現場で重視されています。
「デジタル遺品」とは、パソコンやスマホに記録された個人情報の持ち主が亡くなり残された状態です。
大阪ではデジタル遺品の存在自体を知らないまま放置されている状態の他、パスワードの解読ができずに残された家族が困る事例もあります。
今回は、大阪の終活で重視されるデジタル遺品のしまい方「デジタル終活」について、お伝えします。

大阪で増えた「デジタル遺品」とは?

●「デジタル遺品」とは、デバイス(スマホやパソコン)に残った個人情報が、遺品として残された状態です。
大阪の終活で整理されるデジタル遺品は、大きく分けると下記3つの種類が代表的なものになっています。
・写真
・テキスト
・アプリ
思い出が詰まった写真を取り出すことができないなどであれば、残念ではあるものの、大きな損失やトラブルにはなりません。
ただ現代ではネットバンキングやネット上での資産運用の可能性もあります。
・故人の知人友人へ葬儀や法要の案内ができない
・貴重な写真や記録が取り出せない
・ブログなど個人情報が永久に放置されてしまう
・定額支払いのアプリの解除ができない
・資産運用による損失の恐れ
後ほど、実際の体験談による具体的な事例もお伝えしますが、ご遺族はもちろん、終活をしている人々の大阪の人々の間で、デジタル遺品の整理は必須と考えられるようになりました。
意外に知られていないデジタル遺品
大阪では「これもデジタル遺品だったの?」と驚く声もありますが、実は人が亡くなると、さまざまなものがデジタルに残されています。
例えば、下記のようなものが驚かれることが多いです。
・SNS
・ブログ
・メール
・ネットバンキング
亡くなった後に申請して確認できる情報もありますが、なかには本人でなければ分からないものもあります。
また前述したように、本人が家族に内緒でブログを書いていた場合など、そもそもその存在自体を知らないまま放置される事例も多いです。
そのため大阪の終活では、特にデジタル遺品は生前に整理しておく必要があるものとして、優先的に進める人も多いでしょう。
大阪のデジタル遺品トラブル例
大阪ではデジタル遺品の整理をしていなかったために、相続関係でトラブルが起きた事例がいくつかあります。
大阪でデジタル遺品によるトラブルが増えた理由は、パソコンやスマートフォンのロック機能でしょう。
パスワードを解読しない限り、ご遺族は確認できません。
・スマートフォンが開かず、危篤時に知人友人に連絡手段が取れなかった
・放置されたままのSNSが乗っ取られた
・遺族が知らない月契約の支払い請求が来た
などなどがあります。
●後から故人の葬儀を知って連絡が来たトラブルもありました。
スマートフォン内にある知人友人の連絡先が分からないと、危篤時はもちろん、葬儀へのご案内からも漏れてしまいがちです。
遺族が知らない知人友人
●このようなトラブルにならないために、別の場所にパスワードを記載しておきます。
・エンディングノート
・メモ用紙などにパスワードを書いて、通帳などに挟んでおく
大阪のデジタル遺品の整理では、通帳などに挟む人も多いです。
通帳など、財産相続に必要な物は遺族の目に留まりやすいでしょう。
大阪の終活で多い、デジタル遺品の問題点
●現代の大阪では「デジタル遺品の整理ができない」との高齢者の相談が多くあります。
その理由は、「パスワードが分からない(忘れた)」と言うものです。
一般的な大阪のデジタル遺品整理では、下記のような事柄が行われます。
・契約事は解約する
…などですが、高齢になると判断能力が鈍ってしまう点が問題視されてきました。
●現代の大阪では、このデジタル遺品の放置が原因で、遺族がデータを把握できないまま、相続トラブルを起こしてしまった事例もあります。
デジタル遺品の生前対策の5つの手順

大阪の終活で行われるデジタル遺品の生前対策では、5つの流れで進めます。
(1)パスワードの共有
(2)アカウントの書き出し
(3)定額制のアプリなどの解除
(4)ハードディスクの削除
(5)スマートフォンのデータ削除
・iphone(アイフォン)のデータ削除
・Android(アンドロイド)のデータ削除
以下、それぞれ順番に詳しくお伝えします。
(1)パスワードの共有
データを保存しているハードディスクは、パスワードを共有させておくと良いでしょう。
例えばスマホ2台所有している場合、同じパスワードにしておくことで、自分が亡くなった時に同一のパスワードで有れば簡単に解くことができるからです。
遺族のことを考えて生前対策を行うので有れば、まずは簡単なものからチャレンジすると、進めやすいです。
中身を見られたくない場合はメモ帳などに記入して、トラブルの発展を回避します。
(2)アカウントの書き出し
アカウントの書き出しをしておくことで、亡くなった後でも、クラウドサービスは管理画面から解約が可能です。
金銭が絡んでくるため、大阪のデジタル遺品整理では優先事項になっています。
生前に対策を施しておくのがベストです。
①アカウントの書き出し方
大阪のデジタル遺品整理では、メモ帳やエンディングノートに、下記のように記載しています。
①サービス名
②アカウント名
③アカウントパスワード
④登録時のメールアドレス
⑤携帯電話の番号
⑥メールアドレスのログインパスワード
⑦パスワードを忘れたときの秘密のことば
⑧クレジットカード及び口座情報
注意点としてシニア世代による大阪の終活現場では、デジタル遺品整理において「パスワードが正確ではなかった」と言うトラブルも少なくありません。
●特にアカウントパスワードは、大文字小文字、英数字混合で設定するものも多いです。
大文字小文字まで確認して、ハッキリ書いておくことが重要です。
(3)定額制のアプリなどの解除
スマホの解約で定額制アプリも自動的に消えると勘違いをしている人も多くいます。
けれども支払い情報などそのまま残している限り、支払いを続けることになってしまうので注意しましょう。
定額制のアプリには、下記のようなものがあります。
・天気予報
・プリクラ
・Hulu(フールー)
・Amazonプライム(アマゾンプライム)
・Netflix(ネットフリックス)
大阪の終活現場でデジタル遺品整理を進める場合、このような定期制アプリは必要なもののみに断捨離して、契約内容を明瞭にしておく流れが一般的です。
不要なものは解約をしておくと、ご遺族に迷惑をかけなくて済みます。
(4)ハードディスクの削除
見られたくないデジタル遺品に限りますが、ハードディスクに保存されているデータは削除できないようになっています。
ゴミ箱を空にしたものの、復元できてしまう可能性があるためです。
対処法としては、何度もデータを上書きすることや、物理的にハードディスクを破壊するなどの処置をとる必要があります。
(5)スマートフォンのデータ削除
スマートフォンはiphone(アイフォン)とAndroid(アンドロイド)などの機種がありますが、機種によって、注意点や特徴が異なりますので注意をしてください。
①iphone(アイフォン)のデータ削除
●iphone(アイフォン)のデータは、一度削除してもパソコンに繋いだことがあるiPhoneで有れば全てのデータが復元できるようになっています。
大阪の終活現場ではデジタル遺品の整理において、「データ削除をするには早すぎるのでは…」との声も少なくありません。
iphone(アイフォン)であれば、いざと言う時に復元できるように、一度パソコンに繋いでおくのもひとつの手段です。
②Android(アンドロイド)のデータ削除
Android(アンドロイド)のパスワードの解読は、案外簡単な事例が多いですね。
そのためご遺族の体験談では「故人のパスワードを何とか解読して、知人友人を葬儀に案内した」などの事例もありました。
・パターンパスワード
・ナンバーパスワード
パターンパスワードの場合は、何通りかあるパターンを、順に解読していくことでパスワードは解けるでしょう。
番号タイプのパスワードがわからない時でも、パターン入力に変更されるので、比較的ロック解除ができます。
最後に
今回は大阪で注目される、デジタル遺品終活の5つの手順をお伝えしました。
・故人の知人友人へ葬儀や法要の案内ができない
・貴重な写真や記録が取り出せない
・ブログなど個人情報が永久に放置されてしまう
・定額支払いのアプリの解除ができない
・資産運用による損失の恐れ
…などなどが大阪ではデジタル遺品の見過ごしにより起きているトラブルです。
特に個人がネットを利用して資産運用をしていたり、ネットバンキングを積極的に活用している場合、後々になって大きな損失が生じたり、支払い請求が起きる恐れがあります。
今では大阪の遺品整理業者でデジタル遺品を扱うところも増えてきました。
不安があるご遺族は、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
まとめ
大阪のデジタル遺品終活、5つの手順
(1)パスワードの共有
(2)アカウントの書き出し
(3)定額制のアプリなどの解除
(4)ハードディスクの削除
(5)スマートフォンのデータ削除
・iphone(アイフォン)のデータ削除
・Android(アンドロイド)のデータ削除
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