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公営霊園の樹木葬ってどんなもの?メリットや費用についても解説

「公営霊園でも樹木葬はできるの?」
「公営霊園と寺院墓地の樹木葬にかかる費用ってどのくらい違う?」
「樹木葬を選ぶメリットが知りたい」
このように樹木葬について興味があり、さまざまな疑問や不安を持っている方は多いでしょう。

 

この記事では公営霊園の樹木葬とはどのようなものなのかを解説しながら、樹木葬を選ぶメリットや費用の相場について紹介していきます。

 

この記事を読むことで、公営霊園が民営墓地や寺院墓地とどう違うのか、どの程度費用が変わってくるのかわかります。また、樹木葬を検討する際に注意したいポイントも紹介していくため、実際にお墓を選ぶときの参考になるでしょう。

 

公営霊園や樹木葬について知りたい方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

そもそも公営霊園(公営墓地)とは?

公営霊園とは、都道府県や市区町村などが運営している霊園のことです。霊園によっては、地方自治体から委託された企業や団体が管理、運営する場合もあるでしょう。

 

公営霊園を選ぶメリットには、自治体が運営する安心感に加えて宗教や石材店の制限がないことが挙げられます。さらに1区画の面積が大きめの霊園も多くあり、解放感や墓石にこだわりたい方にもおすすめです。

 

申し込みや募集については、各都道府県や市区町村の規定があるため手続きが煩雑だと感じる方もいるでしょう。また、人気が高いため抽選で決まる場合も多くあります。公営霊園を希望する場合には、応募資格や募集などの情報収集といった事前準備が大切です。

樹木葬について

樹木葬とは樹木を墓標に見立てたお墓で、サクラやカエデ、ハナミズキなどのシンボルツリーの元に遺骨を埋葬します。

 

樹木葬の埋葬の種類には、すべての遺骨が1か所に埋葬される集合型や合祀型、1本の樹木の元に区画を設けて1柱ずつ埋葬する個別型などがあります。

 

また、自然の山を利用した里山型や庭園のように設けられたガーデン型、公園型など立地によって雰囲気が変わるのも樹木葬の特徴でしょう。

 

樹木葬はペットと一緒に入れるお墓も多いため、亡くなったペットと一緒に眠りたいという方にも人気です。

公営霊園の樹木葬を選ぶメリット

公営霊園はすでに満杯だったり、募集があっても抽選が行われたりするほど人気のお墓です。募集内容によっては埋葬する形が決まっており、樹木葬を希望しても選択できない場合もあるでしょう。

 

ここからは、公営霊園が人気の理由や樹木葬を選ぶメリットを紹介していきます。

  • 経営が安定している
  • 宗旨宗派を問わない場合が多い
  • 費用を安く抑えられる
  • 遺骨を自然に還すことができる

経営が安定している

公営霊園は「公営」と名の付く通り、都道府県や市区町村などの自治体が大本にあるため経営が安定しています。

 

民間会社が運営、管理する霊園や納骨堂では、経営破綻する可能性があります。寺院が運営する墓地であっても、檀家の減少や後継者の問題から廃寺となる可能性があるでしょう。

 

一方、自治体が破綻するリスクは低いと考えられるため、安定したお墓の管理が期待できるのです。

宗旨宗派を問わない場合が多い

公営霊園は、宗教法人による運営でないため宗旨宗派を問わないところがほとんどです。改宗の必要がないことはメリットと言えるでしょう。

 

また、その自治体の地域に住んでいるかどうかが公営霊園の基本的な申し込み条件となっています。そのため、宗教に加えて国籍の制限がない霊園も多いでしょう。

費用を安く抑えられる

ほかのお墓の形態と比べて、費用が抑えられることも公営霊園を選択するメリットになります。

 

樹木葬は墓標に墓石を必要としない場合も多く、公営霊園であれば無宗教のお墓であるため永代供養料がかかりません。お墓にかかる使用料や管理料は、民営墓地より公営霊園の方が安い傾向があります。

 

しかし、住んでいる地域や霊園の立地、お墓の区画など条件によっては金額に違いがあるため、あくまで目安にとどめておきましょう。

遺骨を自然に還すことができる

樹木葬の場合、遺骨をそのまま、あるいは自然に還る素材の納骨袋や骨壺に納めて埋葬することが可能です。

 

遺骨が自然に土に混ざる自然回帰を希望する方にとって、希望にかなったお墓の形の1つと言えるでしょう。

 

ただし、樹木葬で埋葬した場合には改葬できないことがほとんどです。親族の理解が得られず後にトラブルになる可能性があるため、事前に話し合いなどをきちんとしておきましょう。

樹木葬にかかる費用の比較

樹木葬は比較的最近始まった埋葬の形態であるため、費用相場は定まっていないのが現状です。霊園や墓地の立地や埋葬方法、管理する団体のサービスによっても価格に大きな違いがあるでしょう。

 

ここからは、樹木葬にかかる費用について紹介していきます。

民営墓地の場合

民営墓地の樹木葬にかかる費用には、墓標代と霊園使用料、永代供養料、埋葬料、年間管理料があります。墓標はオプションになっていることが多く、置かなかったりこだわりの強いものを設置したために高額になったりと費用が大きく変わる項目です。

 

費用相場は、約5万円~100万円です。これは埋葬方法によって相場が変わるためで、合祀型では約5万円~20万円、集合型は約15万円~50万円、個別型が約20万円~100万円となっています。

寺院墓地の場合

寺院墓地の樹木葬にかかる費用には、永代使用料、管理料、墓石代などがあります。寺院の檀家となるための入檀料や護持会費、個別法要を頼むときにはお布施がかかることもあるでしょう。

 

しかし、寺院によっては永代供養付きで年間管理費、護持会費がかからない墓地もあります。

 

費用相場は、約10万円~100万円です。寺院墓地では、石材店の指定や墓石のデザインに決まりがあるなどの理由から、費用がほかと比べて高くなる傾向があるでしょう。寺院墓地の場合も個別型と比較して、合祀型や合同型の方が費用は抑えられます。

公営(市営)墓地の場合

公営霊園にかかる費用は、管理費と永代使用料、墓石です。場所によっては墓石を用意しなくても良い霊園もあるでしょう。

 

費用相場は、約5万円~20万円です。合祀型で埋葬することが多いことも、費用が抑えられる理由の1つです。

 

しかし、地域の一等地など立地条件によっては永代使用料が数百万円になる公営霊園があります。民営や寺院の霊園の方が、かえって費用がかからないケースもあるでしょう。

公営の樹木葬を検討する際の留意点

コストや管理の面などの安心感から、公営霊園の樹木葬を希望する方も多いでしょう。しかし、公営霊園の樹木葬の選択にはデメリットもあります。

 

ここからは、公営霊園の樹木葬を検討する際に気を付けておきたいポイントを紹介します。

全国的に公営の樹木葬自体が多くない

樹木葬は比較的新しい埋葬の形であることから、一般的なお墓より霊園が少ない傾向があります。公営霊園の樹木葬も増えてきつつありますが、まだまだ少ないのが現状です。

 

そのため、公営霊園の樹木葬を希望しても住んでいる地域の霊園に樹木葬がない可能性があるでしょう。

競争率が高い場合が多い

先ほども紹介したように、費用が抑えられ宗教や国籍を問わないなどのメリットがあるため、公営霊園は人気が高いお墓です。さらに、樹木葬に対応している霊園が少ないことから競争率は高くなることが多いでしょう。

 

公営霊園では、応募者が多かった場合には抽選によって使用者が決まるのが一般的です。亡くなった方をすぐに埋葬してあげたくても、抽選に外れたら次の募集を待つかほかの霊園や墓地を探さなくてはならないため、時間がかかります。

申し込みの条件や期間が定められている

公営霊園の使用申し込みは、通年受付をしていません。募集が出るのは年1回または数年に1回で、申し込み期間は1か月程度に設定されているところがほとんどです。

 

また応募条件に関しても、その地域での数年間の居住が必須となっているところが多くあります。

 

しかし、霊園によっては隣接する地域に住んでいても対象となることがあるため、近隣の市区町村の公営霊園を含めて探すのがおすすめです。募集要項をよく確認しましょう。

公営霊園の樹木葬について知っておこう

ここまで、公営霊園の樹木葬とはどのようなものなのか、費用や特徴について紹介してきました。

 

もともと人気が高い公営霊園は、樹木葬のある霊園が少ないため募集が出ても抽選で決まることが多くあります。しかし、費用や将来的な運営を踏まえて検討すると安心して管理を任せられるお墓と言えるでしょう。

 

希望のお墓に入るためには、公営霊園の申し込み条件や募集の有無など事前の情報収集が大切です。この記事を参考に、公営霊園の樹木葬について知識を深めておきましょう。

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永代供養ナビ編集長

株式会社霊園・墓石のヤシロ 営業本部長藤橋 靖雄

【経歴・プロフィール】

1998年入社。お墓販売、商品企画を経て、多様化する供養の形に応えるサービス・霊園プロデュースだけでなく、営業企画、WEBマーケティングなど幅広い埋葬、葬送事業を担当。
また、墓じまいや終活に関する各地域の終活イベント・セミナーにも講師として登壇し、終活のお悩みごとを解決するトータルアドバイザーとしても活躍。

【掲載メディア・登壇イベント】

株式会社エイチームライフデザイン運営

【保有資格】

終活カウンセラー 2級

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